142 / 195
VSヴォーネス共和国(クラリス教団)
第142話 ペンジェンの街 偽りの処刑
しおりを挟む
ダッスの元に行くため、ペンジェンに戻ってくると、門前の市場に人が集まっていた。
急ぎダッスの元に行くと、そこには40~50代位の見知らぬ男が居た。
「使徒殿来たか、紹介しよう彼が協力者のグリア・ランサルだ」
『彼はエルフ族だね』
「使徒様にお会いできて光栄です。グリア村のランサルと申します。よろしくお願いします」
なるほど、村の名前が苗字みたいな役割を果たしているのか、男が手を出してきたので、つけている仮面を外しこちらも手をだし握手をした。
「自分は秋津直人です。こちらこそよろしくお願いします」
「ランサルは先代の頃からヴォーネス国内を中心に動いている商会の人だ、信用しても構わんだろう」
握手している状態なので、信用してもいいか彼の記憶を探っていると、シモンズの記憶の中にも出てきた教会の関係者であるモンドという男と接触しリンクル族の現状を密告している事が分った。
神の手は便利だな……、ランサルは教会側のスパイだと判明した。
ならばと思い、これから行われようとしているダッスの偽りの処刑について聞いているか確認すると、やはりダッスからすでに詳細を聞かされていた。
この街に兵が居ない事、ベルガムの死、自分が狼衆を従えている事、そして自分の存在等も知られていたため、それらの事すべての記憶を消し、まだ彼が知らない、一部の兵の暴走により協定破棄したこと、その為、ヴェンダルがエスティアを攻め、エスティアが落ちた記憶だけを与えた。
とりあえずこれで良いだろう、ヴォーネス解放軍が動き始めている事を知られるのは遅い方がこちらにとっては都合がいい。
握手を解くと、
「それでは私はこれで」
あと子は不思議そうな表情を見せていた。当然だろう自己紹介して握手したはずなのにその相手がだれかが分からなくなっていたのだから。
「あぁ、いつもすまんな」
「いえ、では失礼」
それだけ言ってランサルは去っていった。自分はランサルの気配がなくなったのを確認した後、ランサルの正体をダッスに告げた。
「ダッスさん、彼は教会関係者の回し者ですよ」
「なぜそれが分る!?」
自分の言葉に対してすごく驚いていた。
「彼の記憶を覗きました。モンドという男と接触し、各町のリンクル族の状態を報告していました」
「モンド……教団のトップだな……、記憶を覗くとはどうやって?」
「あなたのダミーを作った力と同じですよ」
「ふむ……、今は使徒殿の言葉を信じた方が良さそうだな……、この後の話をしてしまったのだが……」
「偽りの処刑に関してなら記憶を消しているのでご心配なく」
「そんなことも出来るのか……」
ランサルを帰してから思った。
ランサルを利用して教会側へ誤情報を流すことが可能じゃないかと、これから積極的に接触し大いに役に立ってもらおう。
「ダッスさんそろそろ時間ですよね、行きましょうか」
「あぁそうだな」
「少し失礼をば」
ダッスの手に触れ、影渡りのスキルを与えた。
「これで影に潜れますよ」
「感謝する」
ダッスのダミーをだし、ダッスが今着ている服をダミーに着せ、ロープを使いぐるぐるに巻いた。そしてダッスには自分が生前使っていた服を与えた。
「この服履は着心地が良いな」
そりゃ裏地にふわふわ付きだからねと思った。ダッスのダミーをアイテムボックスに入れた。
「行きますか」
「あぁ」
「それじゃあ自分の影に潜ってください」
「わかった、邪魔するよ」
そう言うと、ダッスは自分の影に消えた。
隠密を使い急ぎ処刑の舞台となる街の入口に向かった。
街入口の門の上まで来ると、キャラバンが来ているからか中央通りにある市場がにぎわっていた。
確かに今見渡しても、城壁の上を巡回する者、街の入口を管理する者等兵士が1人も居ない事に気づいた。ランサルの記憶の中でも兵士が居ないとなっていたが、本当に居なかった。
こりゃさっさとヴィンザー達が来てくれないと治安が悪化していくだけだなと思いつつ、ダッスのダミーを設置し影が重なるようにベルガムの死体を設置した。
足の防具と靴下を削ぎ皮膚に直接触れられるようにした。
これで準備は整った。
「ダッスさん良いですか?」
「あぁ、わしはワシの影に隠れればよいな?」
自分の影からダッスの応えが帰ってきた。
「そうしてください」
「わかった」
移動してくれたと信じて、自分はベルガムの影にもぐりこんだ。
左手でベルガムの足を握り、右足を伸ばしてダッスのダミーに触れそれぞれを操作することにした。大気魔法を使い声が遠くまで届くようにしこれで準備は完了だ、あとはダッスの演説とやらに期待しよう。
「皆の者よく聞け!」
第一声はベルガムだ、台本が欲しい、ダッスと打ち合わせしたがあまり覚えていないのが現状だった。
おそらくだが、近くに居る者達は門の上を見上げた事だろう、見ることが出来ないので確認が出来ないが、門の下が騒がしくなっているのが分った。
「昨日この街は狼と鳥共に襲われた!本日その主犯格を捕らえた!この者は!狼が街の中に入ってこれるように手引きし、皆を襲わせた!よってこれより処刑を執行する!何か言い残すことはあるか?」
「ふん!同胞達よ、よく聞け!クラリス教団はついに創造神ネア様から見放された!すでに知ってる者も居よう!エスティアの先にある岬の建物を!そしてエスティアがすでにヴェンダルに占領されていることを!御使い様が来たのだ!我々リンクル族を助けるために!」
自分はダッスのダミーを適当に口をパクパクさせ、前後左右揺さぶるだけの簡単な操作をした。
「ふん!」
そして、クラリス教団の都合の悪くなる話に入ると、ベルガムが剣を抜き、まだ演説途中のダッスの首をはねた。
ザシュ!という音共にベルガムをアイテムボックスに収納し、自分とダッスは首の影を追いかけた。
「同胞達よ!立ち上がれ!既にヴォーネス解放軍は動き出している!祖国を取り戻そうぞ!」
ダッスの首モドキを操り口パクと睨みを利かせた。
こんなんでいいのだろうか?確かに胴体を離れたのにしゃべり続けた首は恐怖のあまり見ていた者達の記憶に焼き付いただろう。
自分とダッスは打ち合わせ通り、城壁沿いの影を移動し、街の外に出た。
辺りに人が居ないのを確認し、影から外に出た。
「ダッスさん大丈夫ですよ」
「すまんな」
そう言うとダッスも影から出て気が。
「ノン」
「は~い」
自分の影からノンが出てきた。返事のしかたからみてノンで間違いないのが良く分かる。
「ダッスさんをエスティアに」
「は~い」
「場所は分かるよね?」
「ん~?知らないかも~」
この子の雰囲気はな、人選ならぬ狼選誤ったかな?
「この道真っすぐ行くと道沿いに街が有るはず、分らなかったら海沿いを走って」
「は~い」
大丈夫かな?
「シャドーウルフか」
「ですよ、影渡り返してもらいますね」
「あぁ、本当に何もかもすまんな」
彼の手を取り、ノンの背中に乗る手助けをし、影渡りを回収した。
「ノンいっていいよ」
「いってきます~」
ノンはエスティア方面へ駆け出した。
さて残っているダッスのダミーを回収するか、門の上の胴体はすぐに回収できたが、ダッスの首は、多くのリンクル族達が囲んで泣いていた。
騙しているからか少し申し訳ない感じがした。
ふと思った。教会の回し者のランサルがダッスの処刑の事をリンクル族に話すか?もしかしてダッスの処刑って意味がなかった?そんなことを思ってしまった。
急ぎダッスの元に行くと、そこには40~50代位の見知らぬ男が居た。
「使徒殿来たか、紹介しよう彼が協力者のグリア・ランサルだ」
『彼はエルフ族だね』
「使徒様にお会いできて光栄です。グリア村のランサルと申します。よろしくお願いします」
なるほど、村の名前が苗字みたいな役割を果たしているのか、男が手を出してきたので、つけている仮面を外しこちらも手をだし握手をした。
「自分は秋津直人です。こちらこそよろしくお願いします」
「ランサルは先代の頃からヴォーネス国内を中心に動いている商会の人だ、信用しても構わんだろう」
握手している状態なので、信用してもいいか彼の記憶を探っていると、シモンズの記憶の中にも出てきた教会の関係者であるモンドという男と接触しリンクル族の現状を密告している事が分った。
神の手は便利だな……、ランサルは教会側のスパイだと判明した。
ならばと思い、これから行われようとしているダッスの偽りの処刑について聞いているか確認すると、やはりダッスからすでに詳細を聞かされていた。
この街に兵が居ない事、ベルガムの死、自分が狼衆を従えている事、そして自分の存在等も知られていたため、それらの事すべての記憶を消し、まだ彼が知らない、一部の兵の暴走により協定破棄したこと、その為、ヴェンダルがエスティアを攻め、エスティアが落ちた記憶だけを与えた。
とりあえずこれで良いだろう、ヴォーネス解放軍が動き始めている事を知られるのは遅い方がこちらにとっては都合がいい。
握手を解くと、
「それでは私はこれで」
あと子は不思議そうな表情を見せていた。当然だろう自己紹介して握手したはずなのにその相手がだれかが分からなくなっていたのだから。
「あぁ、いつもすまんな」
「いえ、では失礼」
それだけ言ってランサルは去っていった。自分はランサルの気配がなくなったのを確認した後、ランサルの正体をダッスに告げた。
「ダッスさん、彼は教会関係者の回し者ですよ」
「なぜそれが分る!?」
自分の言葉に対してすごく驚いていた。
「彼の記憶を覗きました。モンドという男と接触し、各町のリンクル族の状態を報告していました」
「モンド……教団のトップだな……、記憶を覗くとはどうやって?」
「あなたのダミーを作った力と同じですよ」
「ふむ……、今は使徒殿の言葉を信じた方が良さそうだな……、この後の話をしてしまったのだが……」
「偽りの処刑に関してなら記憶を消しているのでご心配なく」
「そんなことも出来るのか……」
ランサルを帰してから思った。
ランサルを利用して教会側へ誤情報を流すことが可能じゃないかと、これから積極的に接触し大いに役に立ってもらおう。
「ダッスさんそろそろ時間ですよね、行きましょうか」
「あぁそうだな」
「少し失礼をば」
ダッスの手に触れ、影渡りのスキルを与えた。
「これで影に潜れますよ」
「感謝する」
ダッスのダミーをだし、ダッスが今着ている服をダミーに着せ、ロープを使いぐるぐるに巻いた。そしてダッスには自分が生前使っていた服を与えた。
「この服履は着心地が良いな」
そりゃ裏地にふわふわ付きだからねと思った。ダッスのダミーをアイテムボックスに入れた。
「行きますか」
「あぁ」
「それじゃあ自分の影に潜ってください」
「わかった、邪魔するよ」
そう言うと、ダッスは自分の影に消えた。
隠密を使い急ぎ処刑の舞台となる街の入口に向かった。
街入口の門の上まで来ると、キャラバンが来ているからか中央通りにある市場がにぎわっていた。
確かに今見渡しても、城壁の上を巡回する者、街の入口を管理する者等兵士が1人も居ない事に気づいた。ランサルの記憶の中でも兵士が居ないとなっていたが、本当に居なかった。
こりゃさっさとヴィンザー達が来てくれないと治安が悪化していくだけだなと思いつつ、ダッスのダミーを設置し影が重なるようにベルガムの死体を設置した。
足の防具と靴下を削ぎ皮膚に直接触れられるようにした。
これで準備は整った。
「ダッスさん良いですか?」
「あぁ、わしはワシの影に隠れればよいな?」
自分の影からダッスの応えが帰ってきた。
「そうしてください」
「わかった」
移動してくれたと信じて、自分はベルガムの影にもぐりこんだ。
左手でベルガムの足を握り、右足を伸ばしてダッスのダミーに触れそれぞれを操作することにした。大気魔法を使い声が遠くまで届くようにしこれで準備は完了だ、あとはダッスの演説とやらに期待しよう。
「皆の者よく聞け!」
第一声はベルガムだ、台本が欲しい、ダッスと打ち合わせしたがあまり覚えていないのが現状だった。
おそらくだが、近くに居る者達は門の上を見上げた事だろう、見ることが出来ないので確認が出来ないが、門の下が騒がしくなっているのが分った。
「昨日この街は狼と鳥共に襲われた!本日その主犯格を捕らえた!この者は!狼が街の中に入ってこれるように手引きし、皆を襲わせた!よってこれより処刑を執行する!何か言い残すことはあるか?」
「ふん!同胞達よ、よく聞け!クラリス教団はついに創造神ネア様から見放された!すでに知ってる者も居よう!エスティアの先にある岬の建物を!そしてエスティアがすでにヴェンダルに占領されていることを!御使い様が来たのだ!我々リンクル族を助けるために!」
自分はダッスのダミーを適当に口をパクパクさせ、前後左右揺さぶるだけの簡単な操作をした。
「ふん!」
そして、クラリス教団の都合の悪くなる話に入ると、ベルガムが剣を抜き、まだ演説途中のダッスの首をはねた。
ザシュ!という音共にベルガムをアイテムボックスに収納し、自分とダッスは首の影を追いかけた。
「同胞達よ!立ち上がれ!既にヴォーネス解放軍は動き出している!祖国を取り戻そうぞ!」
ダッスの首モドキを操り口パクと睨みを利かせた。
こんなんでいいのだろうか?確かに胴体を離れたのにしゃべり続けた首は恐怖のあまり見ていた者達の記憶に焼き付いただろう。
自分とダッスは打ち合わせ通り、城壁沿いの影を移動し、街の外に出た。
辺りに人が居ないのを確認し、影から外に出た。
「ダッスさん大丈夫ですよ」
「すまんな」
そう言うとダッスも影から出て気が。
「ノン」
「は~い」
自分の影からノンが出てきた。返事のしかたからみてノンで間違いないのが良く分かる。
「ダッスさんをエスティアに」
「は~い」
「場所は分かるよね?」
「ん~?知らないかも~」
この子の雰囲気はな、人選ならぬ狼選誤ったかな?
「この道真っすぐ行くと道沿いに街が有るはず、分らなかったら海沿いを走って」
「は~い」
大丈夫かな?
「シャドーウルフか」
「ですよ、影渡り返してもらいますね」
「あぁ、本当に何もかもすまんな」
彼の手を取り、ノンの背中に乗る手助けをし、影渡りを回収した。
「ノンいっていいよ」
「いってきます~」
ノンはエスティア方面へ駆け出した。
さて残っているダッスのダミーを回収するか、門の上の胴体はすぐに回収できたが、ダッスの首は、多くのリンクル族達が囲んで泣いていた。
騙しているからか少し申し訳ない感じがした。
ふと思った。教会の回し者のランサルがダッスの処刑の事をリンクル族に話すか?もしかしてダッスの処刑って意味がなかった?そんなことを思ってしまった。
38
お気に入りに追加
2,921
あなたにおすすめの小説
転生社畜、転生先でも社畜ジョブ「書記」でブラック労働し、20年。前人未到のジョブレベルカンストからの大覚醒成り上がり!
nineyu
ファンタジー
男は絶望していた。
使い潰され、いびられ、社畜生活に疲れ、気がつけば死に場所を求めて樹海を歩いていた。
しかし、樹海の先は異世界で、転生の影響か体も若返っていた!
リスタートと思い、自由に暮らしたいと思うも、手に入れていたスキルは前世の影響らしく、気がつけば変わらない社畜生活に、、
そんな不幸な男の転機はそこから20年。
累計四十年の社畜ジョブが、遂に覚醒する!!

元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。

転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。

最底辺の転生者──2匹の捨て子を育む赤ん坊!?の異世界修行の旅
散歩道 猫ノ子
ファンタジー
捨てられてしまった2匹の神獣と育む異世界育成ファンタジー
2匹のねこのこを育む、ほのぼの育成異世界生活です。
人間の汚さを知る主人公が、動物のように純粋で無垢な女の子2人に振り回されつつ、振り回すそんな物語です。
主人公は最強ですが、基本的に最強しませんのでご了承くださいm(*_ _)m
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
転生をしたら異世界だったので、のんびりスローライフで過ごしたい。
みみっく
ファンタジー
どうやら事故で死んでしまって、転生をしたらしい……仕事を頑張り、人間関係も上手くやっていたのにあっけなく死んでしまうなら……だったら、のんびりスローライフで過ごしたい!
だけど現状は、幼馴染に巻き込まれて冒険者になる流れになってしまっている……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる