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VSヴォーネス共和国(クラリス教団)
第134話 ペンジェンの街 スラム街
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教団にとって何か不都合な事なのかを考えながら街を探索していると、みつけたリンクル族達が居るスラム街だ。
通りからスラム街の方向をみると何人ものリンクル族がゴミの山に登って何かを探していた。TVの中でしか見た事の無かった光景が目の前に広がっていた。ゴミの山に近づこうとすると、こちらに気づいたリンクル族達に囲まれた。
「狐面の兄ちゃん見慣れぬ格好してるな、何かを捨てるならおいらにくれ」
「いや俺だ!俺にくれ!」
「いや私だ!」
皆顔や手だけじゃなく服も汚れたものを着ていた
我先にとゴミを貰おうとするリンクル族達を見ていると哀れに思えてならなかった。
「捨てるものは無いけど、このスラム街を束ねる者が居ればその人の所へ案内してくれないかな?」
「なんだ、捨てるものは無いのか……」
周囲に集まっていたリンクル族達が、ため息をついたりと皆がっかりしていた。
「まぁそれよりも、案内してくれれば、君たちにとっていいことが出来るかもしれないよ?」
「本当か!案内するだけでいい事してくれるのか!?」
救出するし、彼等にとっては今の状況から脱することが出来るからいい事だよな?とか思った。
「なら俺が、ダッス爺の所に案内してやる!」
「いや!私だ」
と、また我先にの戦いが始まった。この姿を見ていると本当に子どもを相手にしているようでほほえましくも思った。
「じゃあ、みんなで案内してくれる?」
「いいとも~」「いいよ~」
日本に居た頃、医師だった1人の友人がアフリカの現地でボランティア活動をしていた。彼は現地の子ども達に囲まれてみんな楽しそうな表情で歩いている姿の写真が送られてきた事があった。
あの頃の写真を思い出し懐かしい気持ちにもなったと同時に、彼らをちゃんとエスティアまで送り届けないと思った。
彼等の後について行くと、1軒のボロ小屋に案内された。
「ここかな?」
「そうだよ~」「んだ」「そだ」
「そっか、ありがとう」
そう伝えつつ、アイテムボックス内で生前から持ち込んだ飴玉を大量にコピーし彼らに与えて行った。
「これは?」「綺麗な宝石?」
飴玉をしらんのか、飴って高級品だったっけ?とか思いながら、自分も1つ口の中に放り込んだ。
「こうやって口の中にいれて舐めるんだ、咬まないようにね」
自分がやったのを見ていたリンクル族達が、皆一斉に口の中に放り込んでいた。
「甘い!」「美味しい~」「んま」
あちらこちらから、美味しいだの誉め言葉が飛んできた。
「喜んでもらえたならよかった」
そう伝えると、
「なんじゃ騒がしい」
案内されたボロ小屋から1人の白髪と白いひげのリンクル族が出てきた。
「どうも」
「ダッス爺に会いたいって言ってたから連れてきたんだ」
「ワシにか?」
「えぇ」
ダッス爺と呼ばれたリンクル族は怪訝な表情を見せた。
「まぁいい、入れ、皆の者はさっさと帰りなさい」
騒がしくしていたせいか少し怒っているような感じがあった。
「ぇ~おいらたちも何の話をするのか気になる~」
「必要あれば、後で皆に伝える」
「チェ~」
不満を漏らす者も居たが皆が家やゴミの山等に戻っていった。
「狭い所だが入りなさい」
ダッス爺について中に入ると、木の切れ端で作った台の様なものと大きなツボしかなかった。
「適当な所に座ってくれ」
地べたにか、とか思ったが見た感じ仕方ないかと思いながら腰を下ろした。
「名もなき青年、このような所に何の用だ?」
「ん?」
『このお爺さん鑑定持ちだから』
なるほど……、もう少し早く教えてくれてもいいんだよ?と思いながら自己紹介した。
「自分は秋津直人、ヴォーネス解放軍の者です」
そう言いつつ狐のお面を外した。
「ほう、その仮面は鑑定阻害効果でもあるのかな?」
仮面を外したと同時に偽装状態のステータスに戻したからな、直ぐに鑑定して判断したか?さすがに手の内を明かす必要はないと思っていたので適当に答えることにした。
「そんなところです」
「ふむ、先ほど解放軍の者といったな?リーダーは誰だ?」
「ヴィンザー殿です」
「ほぉ、先代のせがれか、奴は元気か?」
奴はというあたり知り合いなのか?
「元気ですよ、知り合いなんですか?」
「よう知っとる、奴が生まれた時からな」
思っていた以上に古い知り合いだった。
「差し支えなければどのような関係か聞いても?」
「ワシは奴の教育係だったんじゃよ」
という事は、クーデター前からの知り合いという事か?
「先代の王に仕えていたのですか?」
「そうじゃ、そうかようやく動き出したか、お主がここに居るという事は、同胞の救出か?」
「そんなところです」
「ふむ、ならば皆を救ってやると良い」
その言い方だと自分は残るというように聞こえるんだが……
「ダッスさんは?」
「ここに残ろう、お主に相談がある」
「なんです?」
さっきまでとは違い、ダッスは真剣な表情に変わった。
「救出する日と手段が決まり次第ワシに教えてくれ」
ダッスは何かを考えているような雰囲気があった。
「構いませんが、今夜と思っていますが」
「ずいぶん早いな、して手段は?」
「従えている狼と、トライベッカファルコン達による救出ですね」
「狼とな?昨夜街中を狼たちが暴れていたと聞いたが……」
「自分の手の者達ですね」
「ふむ、港に居る者達は?」
「既にエスティアへ救出済みです」
「そうか、ならばあとは我々というわけか」
ん?領主邸の3人は?
「ここ以外にも領主邸に居ると聞いていますが……」
「奴らは裏切り者だ、気にせんでよい」
「そうですか」
ダッスが少々怒り気味だが、奴隷じゃなく領主邸に居るとなると何かがあるんだろうと思った。
「ところで青年、1つ頼みがある」
何を頼まれるのかと思った。
通りからスラム街の方向をみると何人ものリンクル族がゴミの山に登って何かを探していた。TVの中でしか見た事の無かった光景が目の前に広がっていた。ゴミの山に近づこうとすると、こちらに気づいたリンクル族達に囲まれた。
「狐面の兄ちゃん見慣れぬ格好してるな、何かを捨てるならおいらにくれ」
「いや俺だ!俺にくれ!」
「いや私だ!」
皆顔や手だけじゃなく服も汚れたものを着ていた
我先にとゴミを貰おうとするリンクル族達を見ていると哀れに思えてならなかった。
「捨てるものは無いけど、このスラム街を束ねる者が居ればその人の所へ案内してくれないかな?」
「なんだ、捨てるものは無いのか……」
周囲に集まっていたリンクル族達が、ため息をついたりと皆がっかりしていた。
「まぁそれよりも、案内してくれれば、君たちにとっていいことが出来るかもしれないよ?」
「本当か!案内するだけでいい事してくれるのか!?」
救出するし、彼等にとっては今の状況から脱することが出来るからいい事だよな?とか思った。
「なら俺が、ダッス爺の所に案内してやる!」
「いや!私だ」
と、また我先にの戦いが始まった。この姿を見ていると本当に子どもを相手にしているようでほほえましくも思った。
「じゃあ、みんなで案内してくれる?」
「いいとも~」「いいよ~」
日本に居た頃、医師だった1人の友人がアフリカの現地でボランティア活動をしていた。彼は現地の子ども達に囲まれてみんな楽しそうな表情で歩いている姿の写真が送られてきた事があった。
あの頃の写真を思い出し懐かしい気持ちにもなったと同時に、彼らをちゃんとエスティアまで送り届けないと思った。
彼等の後について行くと、1軒のボロ小屋に案内された。
「ここかな?」
「そうだよ~」「んだ」「そだ」
「そっか、ありがとう」
そう伝えつつ、アイテムボックス内で生前から持ち込んだ飴玉を大量にコピーし彼らに与えて行った。
「これは?」「綺麗な宝石?」
飴玉をしらんのか、飴って高級品だったっけ?とか思いながら、自分も1つ口の中に放り込んだ。
「こうやって口の中にいれて舐めるんだ、咬まないようにね」
自分がやったのを見ていたリンクル族達が、皆一斉に口の中に放り込んでいた。
「甘い!」「美味しい~」「んま」
あちらこちらから、美味しいだの誉め言葉が飛んできた。
「喜んでもらえたならよかった」
そう伝えると、
「なんじゃ騒がしい」
案内されたボロ小屋から1人の白髪と白いひげのリンクル族が出てきた。
「どうも」
「ダッス爺に会いたいって言ってたから連れてきたんだ」
「ワシにか?」
「えぇ」
ダッス爺と呼ばれたリンクル族は怪訝な表情を見せた。
「まぁいい、入れ、皆の者はさっさと帰りなさい」
騒がしくしていたせいか少し怒っているような感じがあった。
「ぇ~おいらたちも何の話をするのか気になる~」
「必要あれば、後で皆に伝える」
「チェ~」
不満を漏らす者も居たが皆が家やゴミの山等に戻っていった。
「狭い所だが入りなさい」
ダッス爺について中に入ると、木の切れ端で作った台の様なものと大きなツボしかなかった。
「適当な所に座ってくれ」
地べたにか、とか思ったが見た感じ仕方ないかと思いながら腰を下ろした。
「名もなき青年、このような所に何の用だ?」
「ん?」
『このお爺さん鑑定持ちだから』
なるほど……、もう少し早く教えてくれてもいいんだよ?と思いながら自己紹介した。
「自分は秋津直人、ヴォーネス解放軍の者です」
そう言いつつ狐のお面を外した。
「ほう、その仮面は鑑定阻害効果でもあるのかな?」
仮面を外したと同時に偽装状態のステータスに戻したからな、直ぐに鑑定して判断したか?さすがに手の内を明かす必要はないと思っていたので適当に答えることにした。
「そんなところです」
「ふむ、先ほど解放軍の者といったな?リーダーは誰だ?」
「ヴィンザー殿です」
「ほぉ、先代のせがれか、奴は元気か?」
奴はというあたり知り合いなのか?
「元気ですよ、知り合いなんですか?」
「よう知っとる、奴が生まれた時からな」
思っていた以上に古い知り合いだった。
「差し支えなければどのような関係か聞いても?」
「ワシは奴の教育係だったんじゃよ」
という事は、クーデター前からの知り合いという事か?
「先代の王に仕えていたのですか?」
「そうじゃ、そうかようやく動き出したか、お主がここに居るという事は、同胞の救出か?」
「そんなところです」
「ふむ、ならば皆を救ってやると良い」
その言い方だと自分は残るというように聞こえるんだが……
「ダッスさんは?」
「ここに残ろう、お主に相談がある」
「なんです?」
さっきまでとは違い、ダッスは真剣な表情に変わった。
「救出する日と手段が決まり次第ワシに教えてくれ」
ダッスは何かを考えているような雰囲気があった。
「構いませんが、今夜と思っていますが」
「ずいぶん早いな、して手段は?」
「従えている狼と、トライベッカファルコン達による救出ですね」
「狼とな?昨夜街中を狼たちが暴れていたと聞いたが……」
「自分の手の者達ですね」
「ふむ、港に居る者達は?」
「既にエスティアへ救出済みです」
「そうか、ならばあとは我々というわけか」
ん?領主邸の3人は?
「ここ以外にも領主邸に居ると聞いていますが……」
「奴らは裏切り者だ、気にせんでよい」
「そうですか」
ダッスが少々怒り気味だが、奴隷じゃなく領主邸に居るとなると何かがあるんだろうと思った。
「ところで青年、1つ頼みがある」
何を頼まれるのかと思った。
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