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王都ヴェンダル
第84話 湖底遺跡中央部
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オスカーのハンドサインを元に奥に進むと、ようやく空気のあるところに出た。
テレビでは水中から出て直ぐに扉があったが、そのような扉は見当たらなかった。別ルートか?
『このルートで行ける?TVとは違うルートだよね』
『大丈夫』
ヒスイが大丈夫っていうなら大丈夫なんだろう、湖底遺跡なだけあって、空気が酷くカビ臭かった。大気魔法を使いたいが気づかれる可能性もあるから使わなかった。
『分かれ道とかも迷うことなく当たりルート進んでるよね?』
『そりゃ、ここ湿度高いからウンディーネにとっちゃそれ位はね』
なるほど、道案内してくれているのか、しばらく進むと、オスカーがこっちへ来いのハンドサインを出していた。
ん?と思いサイン通りオスカーの元に寄ると、中を指さした。中を覗くと視界に、ホルマリン漬けならぬ、エリクサー・ポーション漬けにされた子供が居た。
『可哀そうな事をする……、魂まで縛られている』
魂がその場にあるって事?
『それって蘇生出来るって事?』
『うん』
『何人いる?』
『6人、みんな同じ状態だね』
蘇生できるならまずはよしとしよう、
『オスカーが踏み込むって』
『んじゃ自分は子ども達の救出をすると伝えてくれる?』
『OK』
ヒスイ、アクア経由で伝わったのか、オスカーがこっちを見てGOODサインをだした。
それを見て自分は頷くと、オスカーがマシンガンを構え中に踏み込んだ。
「レベルトだな、手を上げろ!動くと撃つぞ!」
レベルトと思しき男がオスカーの方を見た。
「なんだ、…様は……ド……」
もしや、構音障害?リリィと同じ病か!?
レベルトが、オスカーの方に寄ろうと動きを見せた瞬間
“ダダッ”と銃声が響き渡った。
「グ……ッ……」
どうやら1発はレベルトの足を貫いたらしいく崩れ落ち悶絶していた。
「動くなと言っただろうが!直人早く子ども達を解放しろ!」
「あぁ……」
オスカーに言われた通り子ども達を解放していく、ガラスと思しきかなにかを斬り中の子どもを救出し、蘇生を繰り返した。
「OK、子どもの救出完了、全員蘇生できた。」
「蘇生な……、後で聞かせてもらおう、さてレベルトこれはどういうことだ?何のためにこんなことをしている?」
床に這いつくばり恨めしそうな目でオスカーを睨んでいる。
「オスカーさん、もしかしたらだけど、彼もリリィと同じ病かもしれない、さっきはっきりと喋ってなかったからね」
「なるほど……、で、どうする?」
「せめて普通に喋れるようにしてから、事情を聴こう」
「わかった。直人に感謝しろよ、変な動きをしたら殺すぞ!」
オスカーが、レベルトの元に歩み寄り、身体検査を始めた。検査が終わるとオスカーはレベルトの上に馬乗りになり、頭部に銃口を突き付けた。
「おかしな真似をしてみろ、頭に穴があくぞ!直人今のうちにやってやれ!」
レベルトの元に駆け寄り、足の傷を診ると、銃弾が骨を貫通していた。足首に触れ神の手発動、足の治療後、全身をチェックしてみるとやはりリリィと同じように首や胸周りの筋力が低下し、同じような状態になっていた。
リリィの時と同じように、身体の状態を正常化させていった。
「レベルトさん、これで普通に喋れるはずです。なぜこのような事をしたのか、ポーンタナで鬼人族の子を攫おうとしたのか教えてもらえませんか?」
「ッ、姉さんの為だよ!良いか同じ人種でも共通部分があったり違う部分があったりする。だったら何が違う?どこかに違いが分かる何かが、人の身体を作る設計図の様なものがあるはずなんだ!それさえ分かれば姉さんの病気を治せる可能性があるんだ!」
「直人、それって遺伝子の事じゃないのか?」
「ですね」
医療が未発達なこの世界で、人の身体を作る設計図があるはずと確信をもって言えるのは凄い事だと思った。
ある種の才能だろう、そしてそれが解れば治せるかもしれないという事まで考えに至っている時点で本当に凄いと思った。
正直自分の中では、医療の発展は、人の道を踏み外し、生きている人間や死体の身体を観察したり、解剖したり、様々な人体実験等を先人達が行ってきたからこそ、自分が居た時代の医療があると思っている。彼の行為が許されない物と思える一方、この世界の医療技術の歩みを進めるものだと思ったら、何とも言えない気持ちになった。
惜しいな、この行為さえなければ、彼を自分の弟子として取ったかもしれないのに、このような事態になる前に、もっと早く出会えていれば、それだけが本当に悔しかった。
「おい、直人……、泣いているのか?」
「すいません、こんなことになる前にもっと早く彼と出会えていればと思って……」
「だろうな、遺伝子の存在に気付ける才能は十分だよな……」
本当に残念だよ。
「貴様らは何か知ってるのか!?イデンシとはなんだ!?」
「そうだな、まずお前の姉リリィだよな?」
「そうだ!」
「それなら、お前の身体を治したように、直人が治療済みだ」
「んだと!?」
「それから、お前の言う設計図とやらだが、存在するよ、俺たちの世界じゃ遺伝子と呼ばれていたものだ」
「イデンシ……、俺たちの世界?」
「そうだよ、俺らは使徒と呼ばれる存在だよ。」
「ッ!」
オスカーがレベルトとのやり取りに一区切りついたのかこっちを見た。
「どうするこいつ?」
「相応の罰は受けるべきだと思います。」
「だろうな、おそらく死罪だろうが」
やっぱりそうか、この世界には更生させるという概念は無いように思っていたが、彼の才能が本当に惜しと思った。
「悩むなら、教会に行けば?ネア様が相応に裁いてくれるはずだよ。」
「私も同感です。ネア様に判断してもらってはどうでしょうか?」
気づけば、ヒスイが姿を現し、アクアも姿を現していた。
アクアの姿は人魚にヒレ耳に槍を持った女の子だった。しかも声が落ち着いた大人の女性という少しアンバランスな気がした。
「教会か~自分はあまり行きたくないんだよね……」
正直また病人がいっぱいいて治療せずにはいられなくなると言うのが本音だった。
「訳アリか?なら俺が連れていこう」
「助かります」
「子ども達は目覚めるのか?」
「対応が決まり次第意識を戻しますよ」
「そうか、なら戻るか、ほれ!立て!子供たちはどうする?」
オスカーがレベルトに一括入れて立たせこっちに質問してきた。
どうするか、一度赤子にするか、レベルトを含め1人2人抱きかかえていけばいけるだろう。
「子ども達は1度赤子にします。それなら1人2人抱えて行けるでしょ?」
「なるほどな、それでいくか、レベルトも手伝え!」
「っ……」
6人の子ども達を1度赤子の姿に変えていき、それぞれ抱きかかえた。レベルトも少々嫌そうであったが、赤子の寝顔をみたらその気も失せたのだろうか2人目は進んで抱きかかえていた。
その後、来た道を戻り、湖の畔まで戻ってきた。
辺りを見回すと既に夕暮れ時だった。
「ふぅ、収穫祭前に帰ってこれたな、この後どうするか」
オスカーが車から降り、身体を伸ばしていた。
やらなきゃいけない事は、6人の子ども達の今後の事、レベルトを教会へ連れていくこと、リリィとチェルシーに事の報告だろうか?
教会へはオスカーに任せて、今夜は自分が子どもたちの面倒をみるか、チェルシーたちへの報告はトランシーバーでいい気がした。
「オスカーさん、チェルシーさん達にはトランシーバーを使って報告でいいんじゃないでしょうか、子ども達は今夜自分が預かります」
「それなら俺は、こいつを教会に連れていくか」
子どもたちを預かりつつ、記憶を探り出自を探っておけばこの後の事が楽になるだろう。
「決まりですね、それじゃあ自分の家まで送ってくれません?」
「いいぞ、それじゃあ直人んちに向かうか」
「へい」
後ろをちらっと見たが、レベルトはずっと下を見て何かを考えている様子だった。
テレビでは水中から出て直ぐに扉があったが、そのような扉は見当たらなかった。別ルートか?
『このルートで行ける?TVとは違うルートだよね』
『大丈夫』
ヒスイが大丈夫っていうなら大丈夫なんだろう、湖底遺跡なだけあって、空気が酷くカビ臭かった。大気魔法を使いたいが気づかれる可能性もあるから使わなかった。
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『可哀そうな事をする……、魂まで縛られている』
魂がその場にあるって事?
『それって蘇生出来るって事?』
『うん』
『何人いる?』
『6人、みんな同じ状態だね』
蘇生できるならまずはよしとしよう、
『オスカーが踏み込むって』
『んじゃ自分は子ども達の救出をすると伝えてくれる?』
『OK』
ヒスイ、アクア経由で伝わったのか、オスカーがこっちを見てGOODサインをだした。
それを見て自分は頷くと、オスカーがマシンガンを構え中に踏み込んだ。
「レベルトだな、手を上げろ!動くと撃つぞ!」
レベルトと思しき男がオスカーの方を見た。
「なんだ、…様は……ド……」
もしや、構音障害?リリィと同じ病か!?
レベルトが、オスカーの方に寄ろうと動きを見せた瞬間
“ダダッ”と銃声が響き渡った。
「グ……ッ……」
どうやら1発はレベルトの足を貫いたらしいく崩れ落ち悶絶していた。
「動くなと言っただろうが!直人早く子ども達を解放しろ!」
「あぁ……」
オスカーに言われた通り子ども達を解放していく、ガラスと思しきかなにかを斬り中の子どもを救出し、蘇生を繰り返した。
「OK、子どもの救出完了、全員蘇生できた。」
「蘇生な……、後で聞かせてもらおう、さてレベルトこれはどういうことだ?何のためにこんなことをしている?」
床に這いつくばり恨めしそうな目でオスカーを睨んでいる。
「オスカーさん、もしかしたらだけど、彼もリリィと同じ病かもしれない、さっきはっきりと喋ってなかったからね」
「なるほど……、で、どうする?」
「せめて普通に喋れるようにしてから、事情を聴こう」
「わかった。直人に感謝しろよ、変な動きをしたら殺すぞ!」
オスカーが、レベルトの元に歩み寄り、身体検査を始めた。検査が終わるとオスカーはレベルトの上に馬乗りになり、頭部に銃口を突き付けた。
「おかしな真似をしてみろ、頭に穴があくぞ!直人今のうちにやってやれ!」
レベルトの元に駆け寄り、足の傷を診ると、銃弾が骨を貫通していた。足首に触れ神の手発動、足の治療後、全身をチェックしてみるとやはりリリィと同じように首や胸周りの筋力が低下し、同じような状態になっていた。
リリィの時と同じように、身体の状態を正常化させていった。
「レベルトさん、これで普通に喋れるはずです。なぜこのような事をしたのか、ポーンタナで鬼人族の子を攫おうとしたのか教えてもらえませんか?」
「ッ、姉さんの為だよ!良いか同じ人種でも共通部分があったり違う部分があったりする。だったら何が違う?どこかに違いが分かる何かが、人の身体を作る設計図の様なものがあるはずなんだ!それさえ分かれば姉さんの病気を治せる可能性があるんだ!」
「直人、それって遺伝子の事じゃないのか?」
「ですね」
医療が未発達なこの世界で、人の身体を作る設計図があるはずと確信をもって言えるのは凄い事だと思った。
ある種の才能だろう、そしてそれが解れば治せるかもしれないという事まで考えに至っている時点で本当に凄いと思った。
正直自分の中では、医療の発展は、人の道を踏み外し、生きている人間や死体の身体を観察したり、解剖したり、様々な人体実験等を先人達が行ってきたからこそ、自分が居た時代の医療があると思っている。彼の行為が許されない物と思える一方、この世界の医療技術の歩みを進めるものだと思ったら、何とも言えない気持ちになった。
惜しいな、この行為さえなければ、彼を自分の弟子として取ったかもしれないのに、このような事態になる前に、もっと早く出会えていれば、それだけが本当に悔しかった。
「おい、直人……、泣いているのか?」
「すいません、こんなことになる前にもっと早く彼と出会えていればと思って……」
「だろうな、遺伝子の存在に気付ける才能は十分だよな……」
本当に残念だよ。
「貴様らは何か知ってるのか!?イデンシとはなんだ!?」
「そうだな、まずお前の姉リリィだよな?」
「そうだ!」
「それなら、お前の身体を治したように、直人が治療済みだ」
「んだと!?」
「それから、お前の言う設計図とやらだが、存在するよ、俺たちの世界じゃ遺伝子と呼ばれていたものだ」
「イデンシ……、俺たちの世界?」
「そうだよ、俺らは使徒と呼ばれる存在だよ。」
「ッ!」
オスカーがレベルトとのやり取りに一区切りついたのかこっちを見た。
「どうするこいつ?」
「相応の罰は受けるべきだと思います。」
「だろうな、おそらく死罪だろうが」
やっぱりそうか、この世界には更生させるという概念は無いように思っていたが、彼の才能が本当に惜しと思った。
「悩むなら、教会に行けば?ネア様が相応に裁いてくれるはずだよ。」
「私も同感です。ネア様に判断してもらってはどうでしょうか?」
気づけば、ヒスイが姿を現し、アクアも姿を現していた。
アクアの姿は人魚にヒレ耳に槍を持った女の子だった。しかも声が落ち着いた大人の女性という少しアンバランスな気がした。
「教会か~自分はあまり行きたくないんだよね……」
正直また病人がいっぱいいて治療せずにはいられなくなると言うのが本音だった。
「訳アリか?なら俺が連れていこう」
「助かります」
「子ども達は目覚めるのか?」
「対応が決まり次第意識を戻しますよ」
「そうか、なら戻るか、ほれ!立て!子供たちはどうする?」
オスカーがレベルトに一括入れて立たせこっちに質問してきた。
どうするか、一度赤子にするか、レベルトを含め1人2人抱きかかえていけばいけるだろう。
「子ども達は1度赤子にします。それなら1人2人抱えて行けるでしょ?」
「なるほどな、それでいくか、レベルトも手伝え!」
「っ……」
6人の子ども達を1度赤子の姿に変えていき、それぞれ抱きかかえた。レベルトも少々嫌そうであったが、赤子の寝顔をみたらその気も失せたのだろうか2人目は進んで抱きかかえていた。
その後、来た道を戻り、湖の畔まで戻ってきた。
辺りを見回すと既に夕暮れ時だった。
「ふぅ、収穫祭前に帰ってこれたな、この後どうするか」
オスカーが車から降り、身体を伸ばしていた。
やらなきゃいけない事は、6人の子ども達の今後の事、レベルトを教会へ連れていくこと、リリィとチェルシーに事の報告だろうか?
教会へはオスカーに任せて、今夜は自分が子どもたちの面倒をみるか、チェルシーたちへの報告はトランシーバーでいい気がした。
「オスカーさん、チェルシーさん達にはトランシーバーを使って報告でいいんじゃないでしょうか、子ども達は今夜自分が預かります」
「それなら俺は、こいつを教会に連れていくか」
子どもたちを預かりつつ、記憶を探り出自を探っておけばこの後の事が楽になるだろう。
「決まりですね、それじゃあ自分の家まで送ってくれません?」
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