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それから一か月が経った。
我が家には変わらぬ日常が戻り、お姉様は正式にセルヴィン先生と婚約することが決まった。
お義兄様はと言うと、あれからさほど変化はない。
これからどうなってしまうのだろうと慌てたけれど、お義兄様はこれまでと変わらず私に接してくれた。
そのことに私はほっとしていた。けれどどこかで違う感情があった。
肩透かしをくらったような、寂しいような、そんな気持ちを自覚してしまって、私はそれを持てあましていた。
「やあ、シェイラ。気分転換にお茶に付き合ってくれないかな?」
いつもならそう言ってお義兄様が現れる頃なのに、今日はまだノックの音が聞こえてこない。
お義兄様は宰相補佐というお仕事に加えて、公爵としての仕事をお父様から引き継ぐために毎日忙しくしている。
それでもお茶の時間だけは私を誘ってくれたのに。
お義兄様はいつも他愛無い話をして、私を楽しませてくれた。
疲れているのはお義兄様の方なのに、私がお義兄様の疲れをとってあげたいのに。
そうだ。
もしかしたら倒れているのかもしれない。
急にそんなことが心配になって、私は読んでいた本を傍らに置き、部屋を出た。
・・・◆・・・◇・・・◆・・・
お義兄様は幼い頃から眉目秀麗で、女の人にもとてもモテたけれど、お義兄様がそれに応えたのは見たことがない。
だからお義兄様もてっきりあまり恋なんてしない人だと思っていた。
『そんなの、ずっとシェイラのことが好きだったからに決まってるじゃない。気づかないシェイラが鈍いのよ』
呆れたように半眼になったお姉様にそんなことを言われて、顔から火が出るかと思った。
恥ずかしいけれど、嬉しいと思ってしまう。
相変わらずお義兄様は優しいし、大事にしてくれていることも身にしみてよくわかっている。
それでも私はまだ自分の気持ちをはっきりさせられずにいた。
殿下から私を守ってくれたお義兄様。
とてもかっこよかった。助けにきてくれて嬉しかった。
けれどそれが吊り橋効果というものなのか、ただ整った顔にどきどきしてしまっているだけなのかがわからなかったから。
この嬉しい気持ちや、好きだと思う気持ちは、兄妹としてではなく恋心なのだと、どうしたらわかるのだろう。
執務室の扉をコンコンとノックすると、答えはなかった。
部屋にはいないのか、それともやはり倒れてでもいるのか。
心配になってそっと扉を覗き込めば、お義兄様は机に突っ伏していた。
慌てて駆け寄り、息を確かめれば、すうすうと規則正しい寝息が繰り返されていた。
ほっとして、ぼんやりと疲れの残るお義兄様の顔を眺める。
ずっと傍にいてくれたお義兄様。
いつかは私もこの家を出て、どこかへとお嫁に行くのだと思っていた。
けれど今そう考えると、心の底から「嫌だ」という声が沸いた。
恋なんてよくわからない。
そう思っていたけれど、今もよくわからないけれど、私はもうお義兄様以外をその相手として考えることはできなくなっていた。
お義兄様がいい。
お義兄様じゃないと嫌。
何故だかこの時、痛烈にそう思った。
気づけばお義兄様の頬に手を伸ばしていて。
その手をぱっと掴まれてどきりとする。
ぼんやりと開いたお義兄様の目が私を捉えると、柔らかく笑んだ。
「どうしたの、シェイラ」
まだ寝ぼけているらしい。その目も声もなんだかとても甘い。
お義兄様は机に伏して腕を枕にした格好のまま、私の指を弄び始めた。
くすぐったくて、手をひっこめようとしても何故だか動かない。
強く握られているわけでもないのに。
「いえ、その。お茶の時間になってもお義兄様がいらっしゃらなかったから、倒れているのではないかと心配になって」
「ああ、もうそんな時間か。ごめんね、心配をかけて」
「起こしてしまってごめんなさい。夜もあまり眠れていないんでしょう?」
「ううん。ちゃんと寝ているよ」
いつもは見上げてばかりのお義兄様が、今は子供みたいな瞳で私を見上げている。
気付くとお義兄様は、私の指をおもちゃにするみたいに自分の指を搦めていた。
「お義兄様、あの、くすぐったいです……」
「そう?」
絶対に寝ぼけている。
私の耳が赤いことに気が付いたのか、まだ微睡んだ瞳のお義兄様は、くすくすと笑った。
指を弄ぶのはやめてくれたけれど、その手は搦めるようにしてぎゅっと握られていた。
その瞳が切なげに私の手を見る。
「なんだかシェイラが遠くへ行ってしまいそうな気がしてね。変な夢でも見たかな」
お義兄様の声はどこか寂しげで、私は思わず声を返していた。
「そんなことはありません。私はここにいます」
「でも、いつかはシェイラも答えを見つけてこの家を出て行く時が」
「いいえ。私は、ずっと、お義兄様の傍に――」
お義兄様の言葉の先を奪うようにして言い出したのに、恥ずかしくなってしまって続けられなかった。
けれどお義兄様は驚きに目を見開くと、それからゆっくりと笑みを象った。
「ずっと、傍にいてくれる?」
優しい瞳にまっすぐに見つめられれば、自然とこくりと頷いていた。
「はい――」
答えは簡単だった。
誰よりも大切で、誰よりも傍にいたい人。
難しく考える必要はなかったのだと気が付いた。
はっきりと返した私に、お義兄様はこれまでに見たことがないほどに優しく笑った。
そうして頭を起こすと、捕らえたままの私の指にそっと口づけた。
「やっと手に入った」
その言葉に、全身が赤く染まるのがわかった。
顔が熱い。
「もう『兄妹』はやめてもいい?」
「……はい」
「もう逃がさないけど、いい――?」
はい、と呟いた声は、自分の耳にも届かないくらいの小さなもので。
答えを口にした瞬間、立ち上がったお義兄様に優しく腕を引かれ、優しく抱きしめられた。
どきどきした。けれどお義兄様の腕の中はとても心地よかった。
何も考えられなくなった私の耳元で、お義兄様がふっと笑った気配がした。
「――『押して駄目なら引いてみろ』、って本当だね。我慢して待った甲斐があったよ」
「え?」
その言葉の意味を理解したのは、しばらく経ってからのことだった。
私はお義兄様に嵌められたのだ。
だけどそれを嫌だとは思わなかった。
お義兄様を嫌いになったりはしなかった。
耳元でくすくすと笑うお義兄様に、私は心の中で決意した。
きっと私はこれからもお義兄様に翻弄され続けるんだろう。
それは少し悔しい。
だからきっといつか、お義兄様に仕返しをしよう。
勇気が出たその時に。
お義兄様を驚かせる方法ならもう知っている。
お義兄様がどんなときに顔をくしゃくしゃにして嬉しそうに笑うのかも。
その時を楽しみにして、今はただ、それは嬉しそうに私を抱きしめるお義兄様の腕の温かさを堪能していようと思う。
我が家には変わらぬ日常が戻り、お姉様は正式にセルヴィン先生と婚約することが決まった。
お義兄様はと言うと、あれからさほど変化はない。
これからどうなってしまうのだろうと慌てたけれど、お義兄様はこれまでと変わらず私に接してくれた。
そのことに私はほっとしていた。けれどどこかで違う感情があった。
肩透かしをくらったような、寂しいような、そんな気持ちを自覚してしまって、私はそれを持てあましていた。
「やあ、シェイラ。気分転換にお茶に付き合ってくれないかな?」
いつもならそう言ってお義兄様が現れる頃なのに、今日はまだノックの音が聞こえてこない。
お義兄様は宰相補佐というお仕事に加えて、公爵としての仕事をお父様から引き継ぐために毎日忙しくしている。
それでもお茶の時間だけは私を誘ってくれたのに。
お義兄様はいつも他愛無い話をして、私を楽しませてくれた。
疲れているのはお義兄様の方なのに、私がお義兄様の疲れをとってあげたいのに。
そうだ。
もしかしたら倒れているのかもしれない。
急にそんなことが心配になって、私は読んでいた本を傍らに置き、部屋を出た。
・・・◆・・・◇・・・◆・・・
お義兄様は幼い頃から眉目秀麗で、女の人にもとてもモテたけれど、お義兄様がそれに応えたのは見たことがない。
だからお義兄様もてっきりあまり恋なんてしない人だと思っていた。
『そんなの、ずっとシェイラのことが好きだったからに決まってるじゃない。気づかないシェイラが鈍いのよ』
呆れたように半眼になったお姉様にそんなことを言われて、顔から火が出るかと思った。
恥ずかしいけれど、嬉しいと思ってしまう。
相変わらずお義兄様は優しいし、大事にしてくれていることも身にしみてよくわかっている。
それでも私はまだ自分の気持ちをはっきりさせられずにいた。
殿下から私を守ってくれたお義兄様。
とてもかっこよかった。助けにきてくれて嬉しかった。
けれどそれが吊り橋効果というものなのか、ただ整った顔にどきどきしてしまっているだけなのかがわからなかったから。
この嬉しい気持ちや、好きだと思う気持ちは、兄妹としてではなく恋心なのだと、どうしたらわかるのだろう。
執務室の扉をコンコンとノックすると、答えはなかった。
部屋にはいないのか、それともやはり倒れてでもいるのか。
心配になってそっと扉を覗き込めば、お義兄様は机に突っ伏していた。
慌てて駆け寄り、息を確かめれば、すうすうと規則正しい寝息が繰り返されていた。
ほっとして、ぼんやりと疲れの残るお義兄様の顔を眺める。
ずっと傍にいてくれたお義兄様。
いつかは私もこの家を出て、どこかへとお嫁に行くのだと思っていた。
けれど今そう考えると、心の底から「嫌だ」という声が沸いた。
恋なんてよくわからない。
そう思っていたけれど、今もよくわからないけれど、私はもうお義兄様以外をその相手として考えることはできなくなっていた。
お義兄様がいい。
お義兄様じゃないと嫌。
何故だかこの時、痛烈にそう思った。
気づけばお義兄様の頬に手を伸ばしていて。
その手をぱっと掴まれてどきりとする。
ぼんやりと開いたお義兄様の目が私を捉えると、柔らかく笑んだ。
「どうしたの、シェイラ」
まだ寝ぼけているらしい。その目も声もなんだかとても甘い。
お義兄様は机に伏して腕を枕にした格好のまま、私の指を弄び始めた。
くすぐったくて、手をひっこめようとしても何故だか動かない。
強く握られているわけでもないのに。
「いえ、その。お茶の時間になってもお義兄様がいらっしゃらなかったから、倒れているのではないかと心配になって」
「ああ、もうそんな時間か。ごめんね、心配をかけて」
「起こしてしまってごめんなさい。夜もあまり眠れていないんでしょう?」
「ううん。ちゃんと寝ているよ」
いつもは見上げてばかりのお義兄様が、今は子供みたいな瞳で私を見上げている。
気付くとお義兄様は、私の指をおもちゃにするみたいに自分の指を搦めていた。
「お義兄様、あの、くすぐったいです……」
「そう?」
絶対に寝ぼけている。
私の耳が赤いことに気が付いたのか、まだ微睡んだ瞳のお義兄様は、くすくすと笑った。
指を弄ぶのはやめてくれたけれど、その手は搦めるようにしてぎゅっと握られていた。
その瞳が切なげに私の手を見る。
「なんだかシェイラが遠くへ行ってしまいそうな気がしてね。変な夢でも見たかな」
お義兄様の声はどこか寂しげで、私は思わず声を返していた。
「そんなことはありません。私はここにいます」
「でも、いつかはシェイラも答えを見つけてこの家を出て行く時が」
「いいえ。私は、ずっと、お義兄様の傍に――」
お義兄様の言葉の先を奪うようにして言い出したのに、恥ずかしくなってしまって続けられなかった。
けれどお義兄様は驚きに目を見開くと、それからゆっくりと笑みを象った。
「ずっと、傍にいてくれる?」
優しい瞳にまっすぐに見つめられれば、自然とこくりと頷いていた。
「はい――」
答えは簡単だった。
誰よりも大切で、誰よりも傍にいたい人。
難しく考える必要はなかったのだと気が付いた。
はっきりと返した私に、お義兄様はこれまでに見たことがないほどに優しく笑った。
そうして頭を起こすと、捕らえたままの私の指にそっと口づけた。
「やっと手に入った」
その言葉に、全身が赤く染まるのがわかった。
顔が熱い。
「もう『兄妹』はやめてもいい?」
「……はい」
「もう逃がさないけど、いい――?」
はい、と呟いた声は、自分の耳にも届かないくらいの小さなもので。
答えを口にした瞬間、立ち上がったお義兄様に優しく腕を引かれ、優しく抱きしめられた。
どきどきした。けれどお義兄様の腕の中はとても心地よかった。
何も考えられなくなった私の耳元で、お義兄様がふっと笑った気配がした。
「――『押して駄目なら引いてみろ』、って本当だね。我慢して待った甲斐があったよ」
「え?」
その言葉の意味を理解したのは、しばらく経ってからのことだった。
私はお義兄様に嵌められたのだ。
だけどそれを嫌だとは思わなかった。
お義兄様を嫌いになったりはしなかった。
耳元でくすくすと笑うお義兄様に、私は心の中で決意した。
きっと私はこれからもお義兄様に翻弄され続けるんだろう。
それは少し悔しい。
だからきっといつか、お義兄様に仕返しをしよう。
勇気が出たその時に。
お義兄様を驚かせる方法ならもう知っている。
お義兄様がどんなときに顔をくしゃくしゃにして嬉しそうに笑うのかも。
その時を楽しみにして、今はただ、それは嬉しそうに私を抱きしめるお義兄様の腕の温かさを堪能していようと思う。
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