国を追い出された悪女は、隣国を立て直す

スウェント公爵の娘、ジュリエンヌは隣国の王太子に嫁ぐことになった。
念願かなったとほくそ笑んでいたが、嫁いでみたら実は十二番目の側妃。
ゆくゆくは王妃となり、王太后となり、王宮を牛耳りたいジュリエンヌは「どうしてこうなった!」と愕然とする。
妹を追い落として奪った第二王子の婚約者という立場からのし上がったと思っていたのに。
 
しかしそこでめげるようなジュリエンヌではなかった。
 
これは、あくどく生き抜くジュリエンヌの戦いの物語である。


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「無能だと捨てられた王子を押し付けられた結果、溺愛されてます」
(https://www.alphapolis.co.jp/novel/465693299/435442705)
のお姉様のお話です。
舞台も主人公も違いますので、独立して読めます。

※無断転載・複写はお断りいたします。
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