20 / 93
4.鬼頭 VS 姐さんのセクシー抗争、勝利はどちらに!?
1
しおりを挟む
昨日は任侠物語映画の事で、大いに盛り上がっちゃったわね。
ぴーぴー放送禁止用語連発映画になった事は、気にしない、気にしない!
任侠映画は、色々18禁要素含まれているから!
てなわけで今日の夜、シミュレーション通り鬼頭に攻撃しようかと思ったけれど、姐さんの立ち位置に爆上げして援護を貰いたいから、本日は我慢する事に。
組長の機嫌を最高にあげるべく、マイクロビキニを装備したお姉ちゃんを献上するのだ!
嫌がる姉を説き伏せ、超アブナイ下着を装備させた。うん。組長、鼻血ブーもんですわ。
これで機嫌が上がらなきゃ、男じゃないね!!
明日が楽しみーっ。
追加で買っておいたベビードールをお姉ちゃんに装備させて、組長にブツ(お姉ちゃん)は寝室に用意できてやすぜ、と言い残し、私は家に帰った。
さあーて。明日の夜、勝負よ! 鬼頭!!
今日の私は、枕を高くして眠れた。しかし、厳しく鬼にしごかれる夢を見てうなされ、目覚めは最悪だった。
朝。三成組に出勤だ。今日も修業をさせられる。はー。何時まで修業させんだよ、コラ、って思っちゃう。
銃(チャカ)の練習なら喜んでやるんだけどなぁー。一度でいいから、シティーハンターの冴羽様みたいな銃捌き、やってみたいの! 憧れる!!
悪者どもをバッタバッタなぎ倒し、頭スレスレを銃で撃って一部ハゲさせ、やっつけるの! 降参させて、頭をぐりぐり踏んづける!
ああー、楽しそう!
それはさておき。とりあえず昇級させて貰わなきゃ。末端の構成員→姐さんへのポジションチェンジ。早速組長の部屋に向かい、ゴンゴン、と大きくノックした。鍵はかかっていなかったので、さっと身を滑り込ませた。
「押忍! 組長、昨夜はお愉しみ頂けましたか?」
中に入って敬礼した。親分への挨拶は、必須!
「なんだ、朝から。まるでチンピラじゃねえか。先が思いやられる」はー、と重いため息を吐かれた。「一体、一矢様に何の用だ」
部屋の掃除をしていたらしい鬼頭に、開口一発嫌味を言われた上に、冷たくあしらわれた。「令嬢らしい振る舞いはどうした? 忘れたのか?」
「忘れてないわよ。令嬢の修業はこれから貴方と一緒にするし。日曜日だから今はお休み中よ」
鬼頭を討ち取る為に、こちとら準備中だっての!
「日曜だから休みなんて、面白い事言うな」
鬼頭が笑った。ずぎゃーんってハートを持っていかれそうになり、慌てて気を引き締めた。
「それより、またよからぬことを企んでいるんだろう。せいぜい俺を楽しませてくれよ?」
ニヤニヤ笑われた。
ちくしょー! 今に見てろよ、コラぁ。
今日行われる、セクシー抗争に敗れ去るがいいわ!!
「イチ君はどこ? 用事があるの」
昇級と援護射撃を頼まなきゃ!
「ここにはいない。お前のせいで、今日は朝寝坊でまだ寝室にいらっしゃる」
「はあぁ? 何で私のせいなのよ!」
「一晩中奥方とお愉しみだったようだぞ? 起きてこない」
「――っ!」
おのれ!
な・ん・て・こ・と!
ぴーぴー放送禁止用語連発映画になった事は、気にしない、気にしない!
任侠映画は、色々18禁要素含まれているから!
てなわけで今日の夜、シミュレーション通り鬼頭に攻撃しようかと思ったけれど、姐さんの立ち位置に爆上げして援護を貰いたいから、本日は我慢する事に。
組長の機嫌を最高にあげるべく、マイクロビキニを装備したお姉ちゃんを献上するのだ!
嫌がる姉を説き伏せ、超アブナイ下着を装備させた。うん。組長、鼻血ブーもんですわ。
これで機嫌が上がらなきゃ、男じゃないね!!
明日が楽しみーっ。
追加で買っておいたベビードールをお姉ちゃんに装備させて、組長にブツ(お姉ちゃん)は寝室に用意できてやすぜ、と言い残し、私は家に帰った。
さあーて。明日の夜、勝負よ! 鬼頭!!
今日の私は、枕を高くして眠れた。しかし、厳しく鬼にしごかれる夢を見てうなされ、目覚めは最悪だった。
朝。三成組に出勤だ。今日も修業をさせられる。はー。何時まで修業させんだよ、コラ、って思っちゃう。
銃(チャカ)の練習なら喜んでやるんだけどなぁー。一度でいいから、シティーハンターの冴羽様みたいな銃捌き、やってみたいの! 憧れる!!
悪者どもをバッタバッタなぎ倒し、頭スレスレを銃で撃って一部ハゲさせ、やっつけるの! 降参させて、頭をぐりぐり踏んづける!
ああー、楽しそう!
それはさておき。とりあえず昇級させて貰わなきゃ。末端の構成員→姐さんへのポジションチェンジ。早速組長の部屋に向かい、ゴンゴン、と大きくノックした。鍵はかかっていなかったので、さっと身を滑り込ませた。
「押忍! 組長、昨夜はお愉しみ頂けましたか?」
中に入って敬礼した。親分への挨拶は、必須!
「なんだ、朝から。まるでチンピラじゃねえか。先が思いやられる」はー、と重いため息を吐かれた。「一体、一矢様に何の用だ」
部屋の掃除をしていたらしい鬼頭に、開口一発嫌味を言われた上に、冷たくあしらわれた。「令嬢らしい振る舞いはどうした? 忘れたのか?」
「忘れてないわよ。令嬢の修業はこれから貴方と一緒にするし。日曜日だから今はお休み中よ」
鬼頭を討ち取る為に、こちとら準備中だっての!
「日曜だから休みなんて、面白い事言うな」
鬼頭が笑った。ずぎゃーんってハートを持っていかれそうになり、慌てて気を引き締めた。
「それより、またよからぬことを企んでいるんだろう。せいぜい俺を楽しませてくれよ?」
ニヤニヤ笑われた。
ちくしょー! 今に見てろよ、コラぁ。
今日行われる、セクシー抗争に敗れ去るがいいわ!!
「イチ君はどこ? 用事があるの」
昇級と援護射撃を頼まなきゃ!
「ここにはいない。お前のせいで、今日は朝寝坊でまだ寝室にいらっしゃる」
「はあぁ? 何で私のせいなのよ!」
「一晩中奥方とお愉しみだったようだぞ? 起きてこない」
「――っ!」
おのれ!
な・ん・て・こ・と!
0
お気に入りに追加
120
あなたにおすすめの小説
【女性向けR18】性なる教師と溺れる
タチバナ
恋愛
教師が性に溺れる物語。
恋愛要素やエロに至るまでの話多めの女性向け官能小説です。
教師がやらしいことをしても罪に問われづらい世界線の話です。
オムニバス形式になると思います。
全て未発表作品です。
エロのお供になりますと幸いです。
しばらく学校に出入りしていないので学校の設定はでたらめです。
完全架空の学校と先生をどうぞ温かく見守りくださいませ。
完全に趣味&自己満小説です。←重要です。
【R18】カッコウは夜、羽ばたく 〜従姉と従弟の托卵秘事〜
船橋ひろみ
恋愛
【エロシーンには※印がついています】
お急ぎの方や濃厚なエロシーンが見たい方はタイトルに「※」がついている話をどうぞ。読者の皆様のお気に入りのお楽しみシーンを見つけてくださいね。
表紙、挿絵はAIイラストをベースに私が加工しています。著作権は私に帰属します。
【ストーリー】
見覚えのあるレインコート。鎌ヶ谷翔太の胸が高鳴る。
会社を半休で抜け出した平日午後。雨がそぼ降る駅で待ち合わせたのは、従姉の人妻、藤沢あかねだった。
手をつないで歩きだす二人には、翔太は恋人と、あかねは夫との、それぞれ愛の暮らしと違う『もう一つの愛の暮らし』がある。
親族同士の結ばれないが離れがたい、二人だけのひそやかな関係。そして、会うたびにさらけだす『むき出しの欲望』は、お互いをますます離れがたくする。
いつまで二人だけの関係を続けられるか、という不安と、従姉への抑えきれない愛情を抱えながら、翔太はあかねを抱き寄せる……
托卵人妻と従弟の青年の、抜け出すことができない愛の関係を描いた物語。
◆登場人物
・ 鎌ヶ谷翔太(26) パルサーソリューションズ勤務の営業マン
・ 藤沢あかね(29) 三和ケミカル勤務の経営企画員
・ 八幡栞 (28) パルサーソリューションズ勤務の業務管理部員。翔太の彼女
・ 藤沢茂 (34) シャインメディカル医療機器勤務の経理マン。あかねの夫。
それは、あくまで不埒な蜜戯にて
奏多
恋愛
設楽一楓は、高校生の頃、同級生で生徒会長だった瀬名伊吹に弱みを握られて一度だけ体の関係を持った。
その場限りの約束のはずが、なぜか彼が作った会社に働くことになって!?
一度だけのあやまちをなかったことにして、カリスマ的パワハラ悪魔に仕えていた一楓に、突然悪魔が囁いた――。
「なかったことに出来ると思う? 思い出させてあげるよ、あの日のこと」
ブラック企業での叩き上げプログラマー兼社長秘書
設楽一楓
(しだら いちか)
×
元同級生兼カリスマIT社長
瀬名伊吹
(せな いぶき)
☆現在番外編執筆中☆
みられたいふたり〜変態美少女痴女大生2人の破滅への危険な全裸露出〜
冷夏レイ
恋愛
美少女2人。哀香は黒髪ロング、清楚系、巨乳。悠莉は金髪ショート、勝気、スレンダー。2人は正反対だけど仲のいい普通の女子大生のはずだった。きっかけは無理やり参加させられたヌードモデル。大勢の男達に全裸を晒すという羞恥と恥辱にまみれた時間を耐え、手を繋いで歩く無言の帰り道。恥ずかしくてたまらなかった2人は誓い合う。
──もっと見られたい。
壊れてはいけないものがぐにゃりと歪んだ。
いろんなシチュエーションで見られたり、見せたりする女の子2人の危険な活動記録。たとえどこまで堕ちようとも1人じゃないから怖くない。
***
R18。エロ注意です。挿絵がほぼ全編にあります。
すこしでもえっちだと思っていただけましたら、お気に入りや感想などよろしくお願いいたします!
「ノクターンノベルズ」にも掲載しています。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
エッチな下着屋さんで、〇〇を苛められちゃう女の子のお話
まゆら
恋愛
投稿を閲覧いただき、ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)
『色気がない』と浮気された女の子が、見返したくて大人っぽい下着を買いに来たら、売っているのはエッチな下着で。店員さんにいっぱい気持ち良くされちゃうお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる