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4章(8)
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2014年11月6日
葬儀は確かに行なわれたはずだった。しかし、彩鳥の脳内にその記憶はない。10月31日に、警察署から夫である迅が銀行強盗に撃たれて亡くなったと知らせを受けた時から、彩鳥の記憶は曖昧になり、気づけば葬儀も火葬も終わっていた。腕には、いつ手にしたかも分からない骨壺が抱えられている。
すべての事柄が急速に色を失い、彩鳥は自分が薄い膜のようなもので覆われ、現実世界から隔絶されはじめていることに気づいた。なにを見ても、聞いても、食べても、その感覚はどこか遠い世界のできごとのように曖昧としていて、彩鳥の体に染み込んではくれない。
県警の本部長を名乗る男が先ほど彩鳥の前に現れ、迅が二階級特進で警部補になること、警察葬はまた日を改めて行なうことなどを話していったが、それすらも彩鳥の中に情報として蓄積されることはなかった。
骨壺の重みだけが、彩鳥をかろうじて現実に引き止めている。火葬に行く前、誰かにストッキングが断線していると言われたような気がするが、彩鳥は確認さえしなかった。けれど、穴が開いているのはきっと右足のふくらはぎの部分なのだろう。11月の冷たい風が吹きつけ、右のふくらはぎだけがやけに涼しい。
火葬場に、彩鳥の知り合いはほとんどいなかった。元々、人付き合いは苦手な方だし、結婚を報告するような友達や知り合いもいない。火葬場で話し込んでいるのは大方、警察関係者や迅の家族だけだ。義両親と仲が悪いわけではないが、結婚挨拶に伺って以来、これといって交流もなかったため、義両親は彩鳥にどう声をかけていいか分からず、遠巻きに眺めるだけだった。
ぼうっとその場に立ち尽くし、人々が話し込んでいるのを見るともなく見ていると、徐々にひとつの人影が近づいてきていることに気づいた。
その人影は眼鏡のサイズが合っていないのか、歩くたびに眼鏡を指で押し上げながら、こちらへやってくる。迅がここにいたなら、「歳を取ってもあんな体型だけにはなりたくない」とこぼすことが予想されるほど、腹だけが大きく突き出した典型的なビール腹の中年男性だった。
男はどんどん彩鳥に近づいてくる。やがて目の前までやってきた時、喪服からは煙草の煙たい香りが漂ってきた。
「機動隊を統括している警備部の宝井だ。このたびはご愁傷様です。将来有望な、若く優秀な添木君を失ったことに関して、我々も心を痛めている……」
口ではそう言うものの、宝井は頭を下げることはしなかった。彩鳥に最初に会いに来た本部長は、膝に頭がつくのではないかというほど、深々と頭を下げ、彩鳥にありとあらゆる言葉を尽くして謝罪をしてきたというのに。宝井の態度はまるで、自分には一切の落ち度がなかったと言っているようなものである。
彩鳥は返事をすることもできず、曖昧に頷いた。宝井の無遠慮な視線が、じろじろと彩鳥の顔や喪服を眺め回す。
「……なにか?」
彩鳥がかすかに唇を動かすと、宝井はこちらの機嫌を窺うような、控えめな笑みを見せる。
「いやね、見たところあなたはまだ若いでしょう? 添木君と同い年か?」
「夫より3つ年上です」
「驚いた、姉さん女房だったか」
そう言って宝井はなにが面白いのか、彩鳥の顔を見て笑う。こんなくだらない会話、早く終わらせてしまいたいが、火葬場から自宅へ帰るための送迎バスはまだこない。
宝井が腕を伸ばし、彩鳥の肩に手を置いた。じっとりと、汗で湿った体温が、喪服ごしに伝わり、思わず身を引きそうになる。
「添木君との間に子どもはいなかったんだろう? まだ若いんだし、早いとこ新しい男でも作って、新しい人生を歩むべきだと思うね。2年ちょっと結婚していただけの男のことなんて、男の手にかかればすぐに忘れられるだろう。なんなら私が慰めても――」
世界は一瞬で、色を取り戻した。薄い膜に覆われ、漠然としていた視界が、音が、彩鳥の中によみがえる。
気づけば彩鳥は、宝井の薄くなった頭をめがけて骨壺を振り上げていた。離れたところから女性の悲鳴が上がる。
とっさのことで逃げることもできず呆けている宝井の顔を見て、彩鳥は自分よりも身長の高い相手の頭を破壊しようと、勢いをつけて骨壺を振り下ろす。
迅を失い、空っぽになった彩鳥の体内に注ぎ込まれたのは、明確な殺意だった。
彩鳥が振り下ろした骨壺が宝井の脳天を割ることはなかった。彩鳥が振り下ろすより早く、何者かが宝井を後方へ突き飛ばしたのだ。
空振りした骨壺はそのままの勢いで彩鳥の膝を打つかと思われたが、すんでのところで大きな手のひらによって受け止められた。
宝井が公務執行妨害だ、傷害だ、などと喚きながら、でっぷりと太った腹を揺らして猛然と走り去っていく。途中で眼鏡を落としたのか、地面からなにかを拾い上げようとして転んだところを部下らしき男たちに抱えられるようにして去っていった。
その中には本部長の姿もあり、本部長は一度、彩鳥の方を向いたが同情的な目で見つめてくるだけで、特になにかを言おうとする様子はなかった。
彩鳥は大きな手のひらに導かれるまま、骨壺を腕に抱え直す。骨と灰になった夫を使って人を殺そうとした自分が恐ろしくなった。しかし、彩鳥の体内には発散しきれなかった殺意が、赤々と燃えている。
高ぶった感情をやりすごすように、彩鳥は大きく深呼吸をした。そして、骨壺を支える手のひらを辿り、その手の持ち主を見る。
すらりとした長身で、喪服を着ている。彩鳥より頭2つ分ほど、身長が高い。そして頭にはなぜか、穴がふたつ開いた紙袋を被っていた。開けられた穴はおそらく、覗き穴だろう。穴から黒い瞳が、じっとこちらを見ている。
紙袋のせいで、顔は一切分からない。しかしなぜ紙袋? どうして火葬場で顔を隠す必要があるのだろう。
紙袋の穴は、宝井が去っていった方を一瞥し、なにも言わないまま彩鳥の手を引いた。
みんなが集まっている送迎バスの乗り場から、どんどん遠ざかっていく。彩鳥にはもはや抵抗する気力がなかった。黙って手を引かれるまま、骨壺を抱えて歩く。
3分も歩かないうちに、火葬場の外に出た。火葬場から街をつなぐ細い道路の路肩に、タクシーが止まっている。
彩鳥を導くように後部座席のドアが開き、紙袋を被ったままの人物と一緒にタクシーへ押し込まれることになった。乗ったそばからドアが閉まり、ゆるやかに発車する。運転手の男性は、紙袋を被った人間について一言も触れない。
「あそこには顔がバレるとまずい人間がいっぱいいたんだよ……」
唐突に、紙袋の中からくぐもった声が聞こえた。心地いい低音が彩鳥の耳へ滑り込んでくる。身長や喪服からなんとなく察していたが、どうやら男性のようだ。
彩鳥は骨壺を膝に置いたまま、紙袋の穴を覗き込む。深海のように深く、黒い瞳に、彩鳥の生気を失った顔が映っている。
おもむろに、紙袋はすっぽりと脱がれた。バニラのような濃く、甘ったるい香りがタクシーの中いっぱいに広がる。
彩鳥がなにより驚いたのは、紙袋を外した瞬間からこぼれ落ちてきた長い黒髪だった。一見するときれいな黒髪なのに、内側だけが紫に染められており、髪をかき上げると見事なツートンカラーになっている。
耳にはピアスがいくつか開いているが、奇抜な髪や男性的なファッションとは対照的に、顔は女性のような、中性的な美しさを備えていた。剃った髭の跡も一切見当たらない、つるりとしたなめらかな肌に、思わず目が引きつけられる。
切れ長の目が、彩鳥を値踏みするようにじっと見つめる。まるでモデルのような人だ。モデルでなければ、芸能人か、ホストクラブの従業員か。とにかく、彩鳥がこれまで縁のなかったタイプの人物なのはまちがいない。
男は思い出したように、喪服の内側を漁り出した。なにか、紙切れのようなものを取り出し、彩鳥の手に押しつけてくる。
男の体温がわずかに残る紙切れは、よくよく見ると名刺だった。一度雨に濡れたのを乾かしたように字が滲んでいる。
男の整いすぎた顔を見上げると、彼はゆっくりと唇に弧を描き、微笑んだ。死神のように。
「旦那が誰に殺されたのか、知りたくないか?」
葬儀は確かに行なわれたはずだった。しかし、彩鳥の脳内にその記憶はない。10月31日に、警察署から夫である迅が銀行強盗に撃たれて亡くなったと知らせを受けた時から、彩鳥の記憶は曖昧になり、気づけば葬儀も火葬も終わっていた。腕には、いつ手にしたかも分からない骨壺が抱えられている。
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骨壺の重みだけが、彩鳥をかろうじて現実に引き止めている。火葬に行く前、誰かにストッキングが断線していると言われたような気がするが、彩鳥は確認さえしなかった。けれど、穴が開いているのはきっと右足のふくらはぎの部分なのだろう。11月の冷たい風が吹きつけ、右のふくらはぎだけがやけに涼しい。
火葬場に、彩鳥の知り合いはほとんどいなかった。元々、人付き合いは苦手な方だし、結婚を報告するような友達や知り合いもいない。火葬場で話し込んでいるのは大方、警察関係者や迅の家族だけだ。義両親と仲が悪いわけではないが、結婚挨拶に伺って以来、これといって交流もなかったため、義両親は彩鳥にどう声をかけていいか分からず、遠巻きに眺めるだけだった。
ぼうっとその場に立ち尽くし、人々が話し込んでいるのを見るともなく見ていると、徐々にひとつの人影が近づいてきていることに気づいた。
その人影は眼鏡のサイズが合っていないのか、歩くたびに眼鏡を指で押し上げながら、こちらへやってくる。迅がここにいたなら、「歳を取ってもあんな体型だけにはなりたくない」とこぼすことが予想されるほど、腹だけが大きく突き出した典型的なビール腹の中年男性だった。
男はどんどん彩鳥に近づいてくる。やがて目の前までやってきた時、喪服からは煙草の煙たい香りが漂ってきた。
「機動隊を統括している警備部の宝井だ。このたびはご愁傷様です。将来有望な、若く優秀な添木君を失ったことに関して、我々も心を痛めている……」
口ではそう言うものの、宝井は頭を下げることはしなかった。彩鳥に最初に会いに来た本部長は、膝に頭がつくのではないかというほど、深々と頭を下げ、彩鳥にありとあらゆる言葉を尽くして謝罪をしてきたというのに。宝井の態度はまるで、自分には一切の落ち度がなかったと言っているようなものである。
彩鳥は返事をすることもできず、曖昧に頷いた。宝井の無遠慮な視線が、じろじろと彩鳥の顔や喪服を眺め回す。
「……なにか?」
彩鳥がかすかに唇を動かすと、宝井はこちらの機嫌を窺うような、控えめな笑みを見せる。
「いやね、見たところあなたはまだ若いでしょう? 添木君と同い年か?」
「夫より3つ年上です」
「驚いた、姉さん女房だったか」
そう言って宝井はなにが面白いのか、彩鳥の顔を見て笑う。こんなくだらない会話、早く終わらせてしまいたいが、火葬場から自宅へ帰るための送迎バスはまだこない。
宝井が腕を伸ばし、彩鳥の肩に手を置いた。じっとりと、汗で湿った体温が、喪服ごしに伝わり、思わず身を引きそうになる。
「添木君との間に子どもはいなかったんだろう? まだ若いんだし、早いとこ新しい男でも作って、新しい人生を歩むべきだと思うね。2年ちょっと結婚していただけの男のことなんて、男の手にかかればすぐに忘れられるだろう。なんなら私が慰めても――」
世界は一瞬で、色を取り戻した。薄い膜に覆われ、漠然としていた視界が、音が、彩鳥の中によみがえる。
気づけば彩鳥は、宝井の薄くなった頭をめがけて骨壺を振り上げていた。離れたところから女性の悲鳴が上がる。
とっさのことで逃げることもできず呆けている宝井の顔を見て、彩鳥は自分よりも身長の高い相手の頭を破壊しようと、勢いをつけて骨壺を振り下ろす。
迅を失い、空っぽになった彩鳥の体内に注ぎ込まれたのは、明確な殺意だった。
彩鳥が振り下ろした骨壺が宝井の脳天を割ることはなかった。彩鳥が振り下ろすより早く、何者かが宝井を後方へ突き飛ばしたのだ。
空振りした骨壺はそのままの勢いで彩鳥の膝を打つかと思われたが、すんでのところで大きな手のひらによって受け止められた。
宝井が公務執行妨害だ、傷害だ、などと喚きながら、でっぷりと太った腹を揺らして猛然と走り去っていく。途中で眼鏡を落としたのか、地面からなにかを拾い上げようとして転んだところを部下らしき男たちに抱えられるようにして去っていった。
その中には本部長の姿もあり、本部長は一度、彩鳥の方を向いたが同情的な目で見つめてくるだけで、特になにかを言おうとする様子はなかった。
彩鳥は大きな手のひらに導かれるまま、骨壺を腕に抱え直す。骨と灰になった夫を使って人を殺そうとした自分が恐ろしくなった。しかし、彩鳥の体内には発散しきれなかった殺意が、赤々と燃えている。
高ぶった感情をやりすごすように、彩鳥は大きく深呼吸をした。そして、骨壺を支える手のひらを辿り、その手の持ち主を見る。
すらりとした長身で、喪服を着ている。彩鳥より頭2つ分ほど、身長が高い。そして頭にはなぜか、穴がふたつ開いた紙袋を被っていた。開けられた穴はおそらく、覗き穴だろう。穴から黒い瞳が、じっとこちらを見ている。
紙袋のせいで、顔は一切分からない。しかしなぜ紙袋? どうして火葬場で顔を隠す必要があるのだろう。
紙袋の穴は、宝井が去っていった方を一瞥し、なにも言わないまま彩鳥の手を引いた。
みんなが集まっている送迎バスの乗り場から、どんどん遠ざかっていく。彩鳥にはもはや抵抗する気力がなかった。黙って手を引かれるまま、骨壺を抱えて歩く。
3分も歩かないうちに、火葬場の外に出た。火葬場から街をつなぐ細い道路の路肩に、タクシーが止まっている。
彩鳥を導くように後部座席のドアが開き、紙袋を被ったままの人物と一緒にタクシーへ押し込まれることになった。乗ったそばからドアが閉まり、ゆるやかに発車する。運転手の男性は、紙袋を被った人間について一言も触れない。
「あそこには顔がバレるとまずい人間がいっぱいいたんだよ……」
唐突に、紙袋の中からくぐもった声が聞こえた。心地いい低音が彩鳥の耳へ滑り込んでくる。身長や喪服からなんとなく察していたが、どうやら男性のようだ。
彩鳥は骨壺を膝に置いたまま、紙袋の穴を覗き込む。深海のように深く、黒い瞳に、彩鳥の生気を失った顔が映っている。
おもむろに、紙袋はすっぽりと脱がれた。バニラのような濃く、甘ったるい香りがタクシーの中いっぱいに広がる。
彩鳥がなにより驚いたのは、紙袋を外した瞬間からこぼれ落ちてきた長い黒髪だった。一見するときれいな黒髪なのに、内側だけが紫に染められており、髪をかき上げると見事なツートンカラーになっている。
耳にはピアスがいくつか開いているが、奇抜な髪や男性的なファッションとは対照的に、顔は女性のような、中性的な美しさを備えていた。剃った髭の跡も一切見当たらない、つるりとしたなめらかな肌に、思わず目が引きつけられる。
切れ長の目が、彩鳥を値踏みするようにじっと見つめる。まるでモデルのような人だ。モデルでなければ、芸能人か、ホストクラブの従業員か。とにかく、彩鳥がこれまで縁のなかったタイプの人物なのはまちがいない。
男は思い出したように、喪服の内側を漁り出した。なにか、紙切れのようなものを取り出し、彩鳥の手に押しつけてくる。
男の体温がわずかに残る紙切れは、よくよく見ると名刺だった。一度雨に濡れたのを乾かしたように字が滲んでいる。
男の整いすぎた顔を見上げると、彼はゆっくりと唇に弧を描き、微笑んだ。死神のように。
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