私と婚約者のあなた

空宇海

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全部、隠すのは両親とにぃ、に似てないから。

それを周りに言われてたから。

目のことを隠したかった。


月と海?

うーん

月と花

明日、本屋と散歩がてらブラブラしよう。

花があったら写真を撮ろう!


軽い朝食を食べて本屋に向かった。

けど、いいのがなくブラブラした。

とてもいい匂いがして

「うわぁーっ!綺麗!」

素敵!
すごい!
綺麗に育てられてる。

「あら?」

「あ、すみません!とてもいい匂いがしたので来てみたらとても素敵なお花だったので……」

「ふふ。いいのよ?主人と息子は花に興味がないのよ。あなたはお花が好きなの?」

とても綺麗な奥様。

こんな立派な家に住んでるんだからとてもすごい人なんだと思う。

「はい。花を見てると癒されます」

「ふふ。よかったわ」

何気ない話しや花の話しをしてた。

お昼をご馳走になった。


「ただいま。母さんこんなところに……!」

え!

月島さん!

「あら?2人ともお知り合いなの?」

「父さんから聞いてない?婚約者の話しを」

「名前を言ってませんでした。一ノ瀬藍です。今日はとても楽しい時間をありがとうございました」

失礼なことをした。

帰ろう。

「私も楽しかったわ。夕飯食べてかない?」

「あ、いえ。そろそろ帰ります。お邪魔しました」

庭から出た。

ふぅ……

まさか、月島さんの家だったなんて知らなかった。
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