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一章~陸上部人生の始まり~
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「愛里紗はどれを見るの?短距離…はないか。」
短距離はやばいほど遅くて苦手。
「確かに。それはないね。」
「じゃ、長距離?それとも跳躍系?」
「あー。跳躍もあるのか。」
うちの高校は跳躍もなかなか強い。短距離もだ。
しかし、長距離はすごくない。
なぜかは知らない。なにしろ、興味がなかったからだ。
「長距離。とりあえず見ようかな。」
「確かに。それがいいよ!」
「うん。そうする。」
私はまだ跳躍よりかはいいと思い長距離にした。
「じゃ、私はこれで。」
真美が短距離の練習に行ってしまった。
「さてと、私も行くか!」
練習場までは近かった。
″集合ー!″
数分すると声がかかった。
ぞろぞろと集まってくる。
私も行かなくてはと思い、行く。
「今から新入生の体験生といろいろやる。みんな、ついてこいよな。」
先生はそう言い放った。
先生は体育の教員だ。
教員のくせに、若い。
27歳だって、若すぎる。
この学園の、新任らしい。
そしてかっこいいらしく、人気がある。
私は苦手なタイプだな…。
そこへ先輩たちがきて、私たちを教えてくれるらしい。
早速準備体操をし、走るのかと思いきや…。
ボールを持ってきた。
ん?
ここってなに部?
ボール?
そのボールはドッチボールほどの大きさだ。
???…!
お、重い…。重すぎる!
なんとそれは、メディシンというボールだった。
「先輩、重すぎます。なんですかこれ!?」
「びっくりした?これを使って、トレーニングをするの。」
ん?
トレーニング?
私は、頭の中がハテナだらけだ。
「これを投げるからキャッチしてねー!」
と、投げられた。
重い!と叫ぶとケラケラと笑われた。
「それは重いよう(笑)2キロもあるあらさ。」
「に、2キロですかー?」
「あ、3キロもあるよー!女の子だから、2キロでいいよ。」
2キロってこんなに重いのか。
それにしても…
ここ、陸上部だよね?
ナンダコレハ。
かた言になるぐらい私の頭ははてなだった。」
そのメディシンをいくつか投げるパターンがあり、それを投げ終わってからジョグをやるらしい。
「大変だ。」
「でも、それが強さの秘訣だよ~。」
軽々しく先輩は言う。
「ちなみに僕の名前は、荒川一馬(かずま)だよ!君と同じ一年生だよ。」
なんだ、君は1年生だったのか。
「よろしく。」
メディシンも投げ終わり、いざジョグをしようとすると…
身体が思ったよりも動かないことに気づく。
ああ、一馬が言ってたのはこのことかと気づく。
しかも、女子の先輩たちとジョグをしているはずなのに…速い。速すぎる!
とても、ついていけない。
こうして、1日目の体験は新鮮さと驚きの発見があった。
短距離はやばいほど遅くて苦手。
「確かに。それはないね。」
「じゃ、長距離?それとも跳躍系?」
「あー。跳躍もあるのか。」
うちの高校は跳躍もなかなか強い。短距離もだ。
しかし、長距離はすごくない。
なぜかは知らない。なにしろ、興味がなかったからだ。
「長距離。とりあえず見ようかな。」
「確かに。それがいいよ!」
「うん。そうする。」
私はまだ跳躍よりかはいいと思い長距離にした。
「じゃ、私はこれで。」
真美が短距離の練習に行ってしまった。
「さてと、私も行くか!」
練習場までは近かった。
″集合ー!″
数分すると声がかかった。
ぞろぞろと集まってくる。
私も行かなくてはと思い、行く。
「今から新入生の体験生といろいろやる。みんな、ついてこいよな。」
先生はそう言い放った。
先生は体育の教員だ。
教員のくせに、若い。
27歳だって、若すぎる。
この学園の、新任らしい。
そしてかっこいいらしく、人気がある。
私は苦手なタイプだな…。
そこへ先輩たちがきて、私たちを教えてくれるらしい。
早速準備体操をし、走るのかと思いきや…。
ボールを持ってきた。
ん?
ここってなに部?
ボール?
そのボールはドッチボールほどの大きさだ。
???…!
お、重い…。重すぎる!
なんとそれは、メディシンというボールだった。
「先輩、重すぎます。なんですかこれ!?」
「びっくりした?これを使って、トレーニングをするの。」
ん?
トレーニング?
私は、頭の中がハテナだらけだ。
「これを投げるからキャッチしてねー!」
と、投げられた。
重い!と叫ぶとケラケラと笑われた。
「それは重いよう(笑)2キロもあるあらさ。」
「に、2キロですかー?」
「あ、3キロもあるよー!女の子だから、2キロでいいよ。」
2キロってこんなに重いのか。
それにしても…
ここ、陸上部だよね?
ナンダコレハ。
かた言になるぐらい私の頭ははてなだった。」
そのメディシンをいくつか投げるパターンがあり、それを投げ終わってからジョグをやるらしい。
「大変だ。」
「でも、それが強さの秘訣だよ~。」
軽々しく先輩は言う。
「ちなみに僕の名前は、荒川一馬(かずま)だよ!君と同じ一年生だよ。」
なんだ、君は1年生だったのか。
「よろしく。」
メディシンも投げ終わり、いざジョグをしようとすると…
身体が思ったよりも動かないことに気づく。
ああ、一馬が言ってたのはこのことかと気づく。
しかも、女子の先輩たちとジョグをしているはずなのに…速い。速すぎる!
とても、ついていけない。
こうして、1日目の体験は新鮮さと驚きの発見があった。
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