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頂上決戦
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「・・・・・クッ!!」
クレアは呻き声をあげると同時にまたもやいろんなものを顕現し出す。
「『雷槌』。『斧鉞』。『竜巻』。」
空中に雷電が集まり一つの槌が形成されている。そして斧と鉞が俺、目掛けて迫り竜巻が俺の行手を阻む。
けどそんなこと俺には関係のないことだった。
俺は手を掲げ拳を握った。
「・・・・・消滅。」
クレアの顕現させて物が悉く消えていく。
「・・・・・な!?」
クレアは驚いていた。
そんなクレアに対して俺は嘲笑するかのように言った。
「話を聞いていたか?お前と俺では能力の相性が悪いんだよ。お前が俺に勝つことなんてできやしない。」
そんな冷酷なことを告げたのだが予想に反してクレアは笑った。
「アハハハハハハハハハハ!!!!」
その姿は不気味でならなかった。なぜ笑っていられるんだ?
笑いが止まりクレアを俺を見る。
「それでこそ『最強』だ。さぁ!!!!存分に殺し合おう!!!」
そしてクレアは再度、能力を発動する。先程とはパワーが違う。
「『神槍』。『死槍』。」
クレアの両手に淡く光る槍と先程の黒いモヤが形を成した槍が握られてあった。
そしてクレアは黒い槍を俺に向けて投擲した。
地面が抉れるほどの力。これを消すには少し時間がいる。消す前に直撃する可能性だってある。
俺はその槍を避けた。すると近くに生えていた雑草の近辺にその槍が突き刺さる。
すると雑草が枯れ瓦礫が塵になった。なるほど先程の『死』を槍に付与したのか。
ならば触れるのはまずい。能力を使い消してもすぐに再生するだろう。
この槍二つを消すのに時間がかかってしまうのであれば俺がすることはただ一つ。
能力の使用率を100%まで引き上げる。
他の奴らは能力の使用率を100%まで上げて戦ってしまうと体がもたないだろう。
だが俺なら。能力者をも圧倒したこの最強の肉体なら。負担に耐えてくれることだろう。
俺は能力使用率を100%まで上げた。
すると髪の毛が白銀に染まり体の内から力が溢れた。
この状態ならどんな物でも瞬時に消せるだろう。
俺は先程と同じように拳を上げ握る。
「・・・・・消滅。」
瞬く間に黒い槍が消えていく。残るは『神槍』と呼ばれる光っている槍だけだった。
その瞬間、俺の周りが白くなった。
そしてどこからともなくクレアの声が響いた。
「『空間』をお前を閉じ込める形で顕現させた。」
「プラスしてそこには『死龍』と『雷龍』そして『炎龍』を顕現させた。」
「せいぜい頑張るんだな・・・。」
声が聞こえなくなると同時に目の前に巨大な龍が三体出現した。
「さて。さっさと消滅させるか・・・・。」
全ての龍を消滅させた後、俺は『空間』そのものも消し元の世界に戻った。
すると目の前にネメシスの姿はない。
辺りを見渡していると後ろからとんでもない力を感じた。
振り向くとクレアが力を溜めている。
するとクレアの容姿が変わった。
先程までは髪の色が赤かったのに対して今は青色になっている。
パワーの向上に伴う容姿の変化。どうやらクレアも自身の限界を超えたらしい。
能力の使用率を100%までアップさせたのだ。
するとクレアは先程とは打って変わった冷静な表情で言った。
「『顕現』と『消滅』。この相反する二つの能力。さぁ斗真。最終決戦だ。」
おそらくこの世で最も強い能力者である俺とクレア。
その二人が能力をフルに使い激突する。
ここに最終決戦の火蓋が切られたのであった。
クレアは呻き声をあげると同時にまたもやいろんなものを顕現し出す。
「『雷槌』。『斧鉞』。『竜巻』。」
空中に雷電が集まり一つの槌が形成されている。そして斧と鉞が俺、目掛けて迫り竜巻が俺の行手を阻む。
けどそんなこと俺には関係のないことだった。
俺は手を掲げ拳を握った。
「・・・・・消滅。」
クレアの顕現させて物が悉く消えていく。
「・・・・・な!?」
クレアは驚いていた。
そんなクレアに対して俺は嘲笑するかのように言った。
「話を聞いていたか?お前と俺では能力の相性が悪いんだよ。お前が俺に勝つことなんてできやしない。」
そんな冷酷なことを告げたのだが予想に反してクレアは笑った。
「アハハハハハハハハハハ!!!!」
その姿は不気味でならなかった。なぜ笑っていられるんだ?
笑いが止まりクレアを俺を見る。
「それでこそ『最強』だ。さぁ!!!!存分に殺し合おう!!!」
そしてクレアは再度、能力を発動する。先程とはパワーが違う。
「『神槍』。『死槍』。」
クレアの両手に淡く光る槍と先程の黒いモヤが形を成した槍が握られてあった。
そしてクレアは黒い槍を俺に向けて投擲した。
地面が抉れるほどの力。これを消すには少し時間がいる。消す前に直撃する可能性だってある。
俺はその槍を避けた。すると近くに生えていた雑草の近辺にその槍が突き刺さる。
すると雑草が枯れ瓦礫が塵になった。なるほど先程の『死』を槍に付与したのか。
ならば触れるのはまずい。能力を使い消してもすぐに再生するだろう。
この槍二つを消すのに時間がかかってしまうのであれば俺がすることはただ一つ。
能力の使用率を100%まで引き上げる。
他の奴らは能力の使用率を100%まで上げて戦ってしまうと体がもたないだろう。
だが俺なら。能力者をも圧倒したこの最強の肉体なら。負担に耐えてくれることだろう。
俺は能力使用率を100%まで上げた。
すると髪の毛が白銀に染まり体の内から力が溢れた。
この状態ならどんな物でも瞬時に消せるだろう。
俺は先程と同じように拳を上げ握る。
「・・・・・消滅。」
瞬く間に黒い槍が消えていく。残るは『神槍』と呼ばれる光っている槍だけだった。
その瞬間、俺の周りが白くなった。
そしてどこからともなくクレアの声が響いた。
「『空間』をお前を閉じ込める形で顕現させた。」
「プラスしてそこには『死龍』と『雷龍』そして『炎龍』を顕現させた。」
「せいぜい頑張るんだな・・・。」
声が聞こえなくなると同時に目の前に巨大な龍が三体出現した。
「さて。さっさと消滅させるか・・・・。」
全ての龍を消滅させた後、俺は『空間』そのものも消し元の世界に戻った。
すると目の前にネメシスの姿はない。
辺りを見渡していると後ろからとんでもない力を感じた。
振り向くとクレアが力を溜めている。
するとクレアの容姿が変わった。
先程までは髪の色が赤かったのに対して今は青色になっている。
パワーの向上に伴う容姿の変化。どうやらクレアも自身の限界を超えたらしい。
能力の使用率を100%までアップさせたのだ。
するとクレアは先程とは打って変わった冷静な表情で言った。
「『顕現』と『消滅』。この相反する二つの能力。さぁ斗真。最終決戦だ。」
おそらくこの世で最も強い能力者である俺とクレア。
その二人が能力をフルに使い激突する。
ここに最終決戦の火蓋が切られたのであった。
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