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アーライ神国へ

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アーライ神に呼ばれたミリアは、
ムスティには知らせずにひとりで兄を説得するつもりでいたのだが

ムスティが姫様お供します!というのでふたりでアーライの王宮に向かった。

聖女の正装をして気合いを入れるミリアを見たムスティは思わず呟く‥

「姫様‥ご立派になられて‥わたしがお世話していたお転婆姫が‥三大聖女のひとりになるなんて‥」

「ムスティ‥一応、他に着る物なかったから着ただけだよ?馬子にも衣装ってやつだからね!それと‥私、聖女やめるし!」

「姫様‥聖女続ける気はないんですか?」

「全くない!私にむいてないってよーくわかったから!」

ミリア‥

ちゃんと話せるのかな?

お兄様はまだ怒ってないけど‥

ムスティとふたりで来た理由聞いたらお怒りになる可能性大だね。







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