55 / 95
お祖父様とデート
しおりを挟む
リカルド様は起きていないのに、お祖父様からのお迎えの馬車が来てしまいました…
側近さん達が無理やり起こしますか?と私に確認してきたのですが、リカルド様の扱いが雑ではないでしょうか?
私だけ出かけるから旦那様が起きたら拗ねないようにお相手しておいてね!とお願いをして別荘を出たのですが…
大丈夫でしょうか?
お祖父様とのモーニングはきっとシャルマン商会の今後の展開についての話になると思うのでリカルド様が退屈するといけないので私ひとりがよいのかな?と勝手に判断したのですが…
後から置いていった事を謝る事にしましょう。
お祖父様が迎えによこした馬車は最新式なのか、座り心地がとてもよいのですが…
これは、王都で走らせたらきっと注文が舞い込みますよ?
流石はお祖父様ですね。
こちらで色々な取引先を開拓されたようです!
私も見習わなくては!
◇◇◇◇◇◇◇
考え事をしているうちに、お祖父様との待ち合わせ場所に着いたようです。
どの位、時間がかかったのでしょうか?
後で聞いてみないと!
乗り心地の良い馬車だと快適に移動が出来るのですね…
王都で乗り合い馬車の事業を始めたくなりました。
◇◇◇◇
すっかり頭の中が仕事モードになっているレナです。
レナが案内されたのは、とある別荘の中庭でした。
中庭にテーブルが並んでいて、お祖父様が既に座って待っていました。
「レナ!よく来たね。どうだい?私が買った別荘は?」
「お祖父様…また別荘を買いましたの?」
「ここは貸し出し用の別荘じゃよ?別荘に滞在するゲスト以外にも中庭やゲストルームを開放して食事を出せるようにする予定だよ?」
「まぁ!流石はお祖父様ね。貴族以外でも借りられるような料金システムにするおつもりね?」
「レナは察しがよいな!
海開きまでにこの別荘をリフォームしてひとりでも借りられるようにするんじゃよ」
「それなら、平民でも安心して借りられますわ!避暑地の別荘に長期滞在となると費用がかかりますもの…
きっと、需要がありますわ。私も、新たに別荘を買いたくなりました!」
「レナ…短期滞在型の食事は一切出さないタイプにしたらどうかな?」
ふたりは、モーニングを楽しむ事も忘れ仕事の話に夢中になっております!
ふたりは仕事の虫なのです…
側近さん達が無理やり起こしますか?と私に確認してきたのですが、リカルド様の扱いが雑ではないでしょうか?
私だけ出かけるから旦那様が起きたら拗ねないようにお相手しておいてね!とお願いをして別荘を出たのですが…
大丈夫でしょうか?
お祖父様とのモーニングはきっとシャルマン商会の今後の展開についての話になると思うのでリカルド様が退屈するといけないので私ひとりがよいのかな?と勝手に判断したのですが…
後から置いていった事を謝る事にしましょう。
お祖父様が迎えによこした馬車は最新式なのか、座り心地がとてもよいのですが…
これは、王都で走らせたらきっと注文が舞い込みますよ?
流石はお祖父様ですね。
こちらで色々な取引先を開拓されたようです!
私も見習わなくては!
◇◇◇◇◇◇◇
考え事をしているうちに、お祖父様との待ち合わせ場所に着いたようです。
どの位、時間がかかったのでしょうか?
後で聞いてみないと!
乗り心地の良い馬車だと快適に移動が出来るのですね…
王都で乗り合い馬車の事業を始めたくなりました。
◇◇◇◇
すっかり頭の中が仕事モードになっているレナです。
レナが案内されたのは、とある別荘の中庭でした。
中庭にテーブルが並んでいて、お祖父様が既に座って待っていました。
「レナ!よく来たね。どうだい?私が買った別荘は?」
「お祖父様…また別荘を買いましたの?」
「ここは貸し出し用の別荘じゃよ?別荘に滞在するゲスト以外にも中庭やゲストルームを開放して食事を出せるようにする予定だよ?」
「まぁ!流石はお祖父様ね。貴族以外でも借りられるような料金システムにするおつもりね?」
「レナは察しがよいな!
海開きまでにこの別荘をリフォームしてひとりでも借りられるようにするんじゃよ」
「それなら、平民でも安心して借りられますわ!避暑地の別荘に長期滞在となると費用がかかりますもの…
きっと、需要がありますわ。私も、新たに別荘を買いたくなりました!」
「レナ…短期滞在型の食事は一切出さないタイプにしたらどうかな?」
ふたりは、モーニングを楽しむ事も忘れ仕事の話に夢中になっております!
ふたりは仕事の虫なのです…
0
お気に入りに追加
288
あなたにおすすめの小説
距離を置きましょう? やったー喜んで! 物理的にですけど、良いですよね?
hazuki.mikado
恋愛
婚約者が私と距離を置きたいらしい。
待ってましたッ! 喜んで!
なんなら物理的な距離でも良いですよ?
乗り気じゃない婚約をヒロインに押し付けて逃げる気満々の公爵令嬢は悪役令嬢でしかも転生者。
あれ? どうしてこうなった?
頑張って断罪劇から逃げたつもりだったけど、先に待ち構えていた隣りの家のお兄さんにあっさり捕まってでろでろに溺愛されちゃう中身アラサー女子のお話し。
×××
取扱説明事項〜▲▲▲
作者は誤字脱字変換ミスと投稿ミスを繰り返すという老眼鏡とハズキルーペが手放せない(老)人です(~ ̄³ ̄)~マジでミスをやらかしますが生暖かく見守って頂けると有り難いです(_ _)お気に入り登録や感想、動く栞、以前は無かった♡機能。そして有り難いことに動画の視聴。ついでに誤字脱字報告という皆様の愛(老人介護)がモチベアップの燃料です(人*´∀`)。*゜+
皆様の愛を真摯に受け止めております(_ _)←多分。
9/18 HOT女性1位獲得シマシタ。応援ありがとうございますッヽ(*゚ー゚*)ノ
婚約者が病弱な妹に恋をしたので、私は家を出ます。どうか、探さないでください。
待鳥園子
恋愛
婚約者が病弱な妹を見掛けて一目惚れし、私と婚約者を交換できないかと両親に聞いたらしい。
妹は清楚で可愛くて、しかも性格も良くて素直で可愛い。私が男でも、私よりもあの子が良いと、きっと思ってしまうはず。
……これは、二人は悪くない。仕方ないこと。
けど、二人の邪魔者になるくらいなら、私が家出します!
自覚のない純粋培養貴族令嬢が腹黒策士な護衛騎士に囚われて何があっても抜け出せないほどに溺愛される話。
お幸せに、婚約者様。私も私で、幸せになりますので。
ごろごろみかん。
恋愛
仕事と私、どっちが大切なの?
……なんて、本気で思う日が来るとは思わなかった。
彼は、王族に仕える近衛騎士だ。そして、婚約者の私より護衛対象である王女を優先する。彼は、「王女殿下とは何も無い」と言うけれど、彼女の方はそうでもないみたいですよ?
婚約を解消しろ、と王女殿下にあまりに迫られるので──全て、手放すことにしました。
お幸せに、婚約者様。
私も私で、幸せになりますので。
所(世界)変われば品(常識)変わる
章槻雅希
恋愛
前世の記憶を持って転生したのは乙女ゲームの悪役令嬢。王太子の婚約者であり、ヒロインが彼のルートでハッピーエンドを迎えれば身の破滅が待っている。修道院送りという名の道中での襲撃暗殺END。
それを避けるために周囲の環境を整え家族と婚約者とその家族という理解者も得ていよいよゲームスタート。
予想通り、ヒロインも転生者だった。しかもお花畑乙女ゲーム脳。でも地頭は悪くなさそう?
ならば、ヒロインに現実を突きつけましょう。思い込みを矯正すれば多分有能な女官になれそうですし。
完結まで予約投稿済み。
全21話。
【完結】あなたに従う必要がないのに、命令なんて聞くわけないでしょう。当然でしょう?
チカフジ ユキ
恋愛
伯爵令嬢のアメルは、公爵令嬢である従姉のリディアに使用人のように扱われていた。
そんなアメルは、様々な理由から十五の頃に海を挟んだ大国アーバント帝国へ留学する。
約一年後、リディアから離れ友人にも恵まれ日々を暮らしていたそこに、従姉が留学してくると知る。
しかし、アメルは以前とは違いリディアに対して毅然と立ち向かう。
もう、リディアに従う必要がどこにもなかったから。
リディアは知らなかった。
自分の立場が自国でどうなっているのかを。
幼馴染に振られたので薬学魔法士目指す
MIRICO
恋愛
オレリアは幼馴染に失恋したのを機に、薬学魔法士になるため、都の学院に通うことにした。
卒院の単位取得のために王宮の薬学研究所で働くことになったが、幼馴染が騎士として働いていた。しかも、幼馴染の恋人も侍女として王宮にいる。
二人が一緒にいるのを見るのはつらい。しかし、幼馴染はオレリアをやたら構ってくる。そのせいか、恋人同士を邪魔する嫌な女と噂された。その上、オレリアが案内した植物園で、相手の子が怪我をしてしまい、殺そうとしたまで言われてしまう。
私は何もしていないのに。
そんなオレリアを助けてくれたのは、ボサボサ頭と髭面の、薬学研究所の局長。実は王の甥で、第二継承権を持った、美丈夫で、女性たちから大人気と言われる人だった。
ブックマーク・いいね・ご感想等、ありがとうございます。
お返事ネタバレになりそうなので、申し訳ありませんが控えさせていただきます。
ちゃんと読んでおります。ありがとうございます。
【完結】婚約者の義妹と恋に落ちたので婚約破棄した処、「妃教育の修了」を条件に結婚が許されたが結果が芳しくない。何故だ?同じ高位貴族だろう?
つくも茄子
恋愛
国王唯一の王子エドワード。
彼は婚約者の公爵令嬢であるキャサリンを公の場所で婚約破棄を宣言した。
次の婚約者は恋人であるアリス。
アリスはキャサリンの義妹。
愛するアリスと結婚するには「妃教育を修了させること」だった。
同じ高位貴族。
少し頑張ればアリスは直ぐに妃教育を終了させると踏んでいたが散々な結果で終わる。
八番目の教育係も辞めていく。
王妃腹でないエドワードは立太子が遠のく事に困ってしまう。
だが、エドワードは知らなかった事がある。
彼が事実を知るのは何時になるのか……それは誰も知らない。
他サイトにも公開中。
運命の番?棄てたのは貴方です
ひよこ1号
恋愛
竜人族の侯爵令嬢エデュラには愛する番が居た。二人は幼い頃に出会い、婚約していたが、番である第一王子エリンギルは、新たに番と名乗り出たリリアーデと婚約する。邪魔になったエデュラとの婚約を解消し、番を引き裂いた大罪人として追放するが……。一方で幼い頃に出会った侯爵令嬢を忘れられない帝国の皇子は、男爵令息と身分を偽り竜人国へと留学していた。
番との運命の出会いと別離の物語。番でない人々の貫く愛。
※自己設定満載ですので気を付けてください。
※性描写はないですが、一線を越える個所もあります
※多少の残酷表現あります。
以上2点からセルフレイティング
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる