18 / 79
15
しおりを挟む
本日は、学園がお休みなのでアイラはゆっくりしていると思っている皆様!
違いますよ?
今日は、朝からトワイエ公爵家に招かれているのです!
普通、お茶会ってお昼すぎからですよね?
それが何故か朝からお茶会が開催されるようで…
アイラは、早朝からエリ率いる侍女達から磨かれているのだ。
「私は目立ちたくないから、メイクも服も適当でいいの!」って宣言したはずなのに…
解せない…と呟きながらもアロマオイルを使った全身マッサージに癒され寝落ちするアイラだった。
寝ながらも、アロマオイルを使ったリラクゼーションサロンを王都にオープンしたいなぁ…
試しに今日のお茶会でハンドマッサージのデモンストレーションやろうかな?
などと、新規事業について考えるアイラである。
マッサージが得意な侍女をお茶会に同行させるのは決定したようだ。
パルミラ様は、王太子との結婚にあまり乗り気ではないと聞いているけれど、私としては面識がある方が未来の王妃になるのは有難い事だよねぇ。
在学中から、うちのお得意様になってもらえば最高よね!
パルミラ様は最近、自慢の黒髪がスッキリまとまらなくて悩んでいるとの情報が入っているけど本当かしらね?
お土産に、うちで人気のヘヤケア商品のサンプルを入れてみるか。
今日は、王太子派のご令嬢が集まるはずよね…
宰相の子飼いと言われてるブルマン家、ノエル家、ハイネス家あたりの令嬢が招かれているのかしら?
ハイネス家のモニカ様は同じクラスだから間違いなく参加しているわよね?
半分眠りながらも、色々と考えるアイラ。
王太子の婚約者からお茶会に招待されても、めんどくさいと思っただけで、一切ビビらないアイラは相当に根性が座っていると認識しておけば間違いないのだ。
見た目は、儚げな令嬢なのだが…中身はやり手の商人なのだ。
これを理解していない者はアイラの言動に唖然とするので、読者の皆様はアイラの外見に騙されないようにして下さいね!
「アイラ様!
そろそろ起きて仕上げに入りますよ?」
微睡んでいたアイラは、エリに体を揺さぶられ無理やり起こされた。
「もうちょっと寝たかったなぁ…」
アイラは、諦めたらしくエリに着ていく服とメイクの指示を出した。
今日は、新作の全身に使える日焼け止めクリームをアピールしたいので袖が短いラベンダー色のグラデーションのドレスを着用するのだ。
日焼け止めを塗った腕と塗らない腕を比べて見てもらわないとね!
あとは、姉様の新作と…
髪をゆる巻きにしてもらいながら、持っていく物を採取確認するアイラ。
トワイエ公爵家のお茶会で太客をゲット出来るとよいね。
違いますよ?
今日は、朝からトワイエ公爵家に招かれているのです!
普通、お茶会ってお昼すぎからですよね?
それが何故か朝からお茶会が開催されるようで…
アイラは、早朝からエリ率いる侍女達から磨かれているのだ。
「私は目立ちたくないから、メイクも服も適当でいいの!」って宣言したはずなのに…
解せない…と呟きながらもアロマオイルを使った全身マッサージに癒され寝落ちするアイラだった。
寝ながらも、アロマオイルを使ったリラクゼーションサロンを王都にオープンしたいなぁ…
試しに今日のお茶会でハンドマッサージのデモンストレーションやろうかな?
などと、新規事業について考えるアイラである。
マッサージが得意な侍女をお茶会に同行させるのは決定したようだ。
パルミラ様は、王太子との結婚にあまり乗り気ではないと聞いているけれど、私としては面識がある方が未来の王妃になるのは有難い事だよねぇ。
在学中から、うちのお得意様になってもらえば最高よね!
パルミラ様は最近、自慢の黒髪がスッキリまとまらなくて悩んでいるとの情報が入っているけど本当かしらね?
お土産に、うちで人気のヘヤケア商品のサンプルを入れてみるか。
今日は、王太子派のご令嬢が集まるはずよね…
宰相の子飼いと言われてるブルマン家、ノエル家、ハイネス家あたりの令嬢が招かれているのかしら?
ハイネス家のモニカ様は同じクラスだから間違いなく参加しているわよね?
半分眠りながらも、色々と考えるアイラ。
王太子の婚約者からお茶会に招待されても、めんどくさいと思っただけで、一切ビビらないアイラは相当に根性が座っていると認識しておけば間違いないのだ。
見た目は、儚げな令嬢なのだが…中身はやり手の商人なのだ。
これを理解していない者はアイラの言動に唖然とするので、読者の皆様はアイラの外見に騙されないようにして下さいね!
「アイラ様!
そろそろ起きて仕上げに入りますよ?」
微睡んでいたアイラは、エリに体を揺さぶられ無理やり起こされた。
「もうちょっと寝たかったなぁ…」
アイラは、諦めたらしくエリに着ていく服とメイクの指示を出した。
今日は、新作の全身に使える日焼け止めクリームをアピールしたいので袖が短いラベンダー色のグラデーションのドレスを着用するのだ。
日焼け止めを塗った腕と塗らない腕を比べて見てもらわないとね!
あとは、姉様の新作と…
髪をゆる巻きにしてもらいながら、持っていく物を採取確認するアイラ。
トワイエ公爵家のお茶会で太客をゲット出来るとよいね。
0
お気に入りに追加
149
あなたにおすすめの小説
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
酷い扱いを受けていたと気付いたので黙って家を出たら、家族が大変なことになったみたいです
柚木ゆず
恋愛
――わたしは、家族に尽くすために生まれてきた存在――。
子爵家の次女ベネディクトは幼い頃から家族にそう思い込まされていて、父と母と姉の幸せのために身を削る日々を送っていました。
ですがひょんなことからベネディクトは『思い込まれている』と気付き、こんな場所に居てはいけないとコッソリお屋敷を去りました。
それによって、ベネディクトは幸せな人生を歩み始めることになり――反対に3人は、不幸に満ちた人生を歩み始めることとなるのでした。
悪妃の愛娘
りーさん
恋愛
私の名前はリリー。五歳のかわいい盛りの王女である。私は、前世の記憶を持っていて、父子家庭で育ったからか、母親には特別な思いがあった。
その心残りからか、転生を果たした私は、母親の王妃にそれはもう可愛がられている。
そんなある日、そんな母が父である国王に怒鳴られていて、泣いているのを見たときに、私は誓った。私がお母さまを幸せにして見せると!
いろいろ調べてみると、母親が悪妃と呼ばれていたり、腹違いの弟妹がひどい扱いを受けていたりと、お城は問題だらけ!
こうなったら、私が全部解決してみせるといろいろやっていたら、なんでか父親に構われだした。
あんたなんてどうでもいいからほっといてくれ!
[連載中]蔑ろにされた王妃様〜25歳の王妃は王と決別し、幸せになる〜
コマメコノカ@異世界恋愛ざまぁ連載
恋愛
王妃として国のトップに君臨している元侯爵令嬢であるユーミア王妃(25)は夫で王であるバルコニー王(25)が、愛人のミセス(21)に入り浸り、王としての仕事を放置し遊んでいることに辟易していた。
そして、ある日ユーミアは、彼と決別することを決意する。
【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
「君の為の時間は取れない」と告げた旦那様の意図を私はちゃんと理解しています。
あおくん
恋愛
憧れの人であった旦那様は初夜が終わったあと私にこう告げた。
「君の為の時間は取れない」と。
それでも私は幸せだった。だから、旦那様を支えられるような妻になりたいと願った。
そして騎士団長でもある旦那様は次の日から家を空け、旦那様と入れ違いにやって来たのは旦那様の母親と見知らぬ女性。
旦那様の告げた「君の為の時間は取れない」という言葉はお二人には別の意味で伝わったようだ。
あなたは愛されていない。愛してもらうためには必要なことだと過度な労働を強いた結果、過労で倒れた私は記憶喪失になる。
そして帰ってきた旦那様は、全てを忘れていた私に困惑する。
※35〜37話くらいで終わります。
私のことを追い出したいらしいので、お望み通り出て行って差し上げますわ
榎夜
恋愛
私の婚約も勉強も、常に邪魔をしてくるおバカさんたちにはもうウンザリですの!
私は私で好き勝手やらせてもらうので、そちらもどうぞ自滅してくださいませ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる