さよならは明日のために

結城慎二
「さよなら」
そう、たった一言を言い残して、彼女は去って行った。
あれは中学三年生の、最後の春の一日だった。

時は流れて大学受験の合格発表の日、僕は彼女に再会した。
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恋愛 ハッピーエンド 青春

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