41 / 51
第42話 宗教
しおりを挟む
宗教的価値観が強い者ほど、遺伝子に手を加えることに反発するだろう。
先進国にすら、輸血を拒否をする宗教も存在するほどだ。
文化を重んじる国では、外の文化との交流を最低限にし、自給自足で服装なども昔からの教えを守っている厳格な宗派も存在する。
聖戦と称して自身の体に爆弾を巻いて突撃したり、可燃物を積んで自動車で突撃する妄信的宗教もある。
それを否定するわけではない。
そのすべての人がそれぞれの考えを持って行動しているのだから。
しかし、死を目前にしたとき、それを守る事は大切なのだろうか?
神はなんと言っているのだろうか?
最後の一時まで生きることに執着しろと言うのではないだろうか?
それがただ、遺伝子を組み換えるという行為に過ぎず、魂を汚す行為ではないのではないだろうか?
魂さえ信念さえ『人間』であり続けるなら、器である身体がどのような形でも『人間』なのではないだろうか?
それを選ぶ権利は、国や宗教や政治や会社や学校が様々な団体が口を出すべき事ではないのではないだろうか?
先進国では当然の如く行われている脳死者からの臓器提供。
これを宗教的概念から見たとき、間違った行為ではないのだろうか?
生きているとは、生物学的に心臓が動いている。細胞がまだ活動している。
それが『生』ではないのだろうか?
都合良く解釈し『脳死』を人の死としている。
とある研究で、『魂に重さがある』と結果が出ている実験も存在する。
死の間際、外部環境の影響を受けない重量計に乗ったまま、亡くなった者が21グラム減ったと言う。
魂を科学的に証明した研究者もいたが、それを『似非科学』だと否定している。
しかし、それを本当に否定していいのだろうか?
ただ都合に合わせているだけではないのだろうか?
大昔は、腹を開けることだって禁忌とされていた。
近代、臓器移植、機械装着、それらが発展した。
昔の価値観で見るなら間違いなく『神の領域』だろう。
未来に目を向けたとき『遺伝子操作治療』が『神の領域』と、言われ続けるのだろうか?
ただ人間は未知の新技術に宗教的概念で、そう名付けたいだけなのではないだろうか?
恐れるあまりに。
先進国にすら、輸血を拒否をする宗教も存在するほどだ。
文化を重んじる国では、外の文化との交流を最低限にし、自給自足で服装なども昔からの教えを守っている厳格な宗派も存在する。
聖戦と称して自身の体に爆弾を巻いて突撃したり、可燃物を積んで自動車で突撃する妄信的宗教もある。
それを否定するわけではない。
そのすべての人がそれぞれの考えを持って行動しているのだから。
しかし、死を目前にしたとき、それを守る事は大切なのだろうか?
神はなんと言っているのだろうか?
最後の一時まで生きることに執着しろと言うのではないだろうか?
それがただ、遺伝子を組み換えるという行為に過ぎず、魂を汚す行為ではないのではないだろうか?
魂さえ信念さえ『人間』であり続けるなら、器である身体がどのような形でも『人間』なのではないだろうか?
それを選ぶ権利は、国や宗教や政治や会社や学校が様々な団体が口を出すべき事ではないのではないだろうか?
先進国では当然の如く行われている脳死者からの臓器提供。
これを宗教的概念から見たとき、間違った行為ではないのだろうか?
生きているとは、生物学的に心臓が動いている。細胞がまだ活動している。
それが『生』ではないのだろうか?
都合良く解釈し『脳死』を人の死としている。
とある研究で、『魂に重さがある』と結果が出ている実験も存在する。
死の間際、外部環境の影響を受けない重量計に乗ったまま、亡くなった者が21グラム減ったと言う。
魂を科学的に証明した研究者もいたが、それを『似非科学』だと否定している。
しかし、それを本当に否定していいのだろうか?
ただ都合に合わせているだけではないのだろうか?
大昔は、腹を開けることだって禁忌とされていた。
近代、臓器移植、機械装着、それらが発展した。
昔の価値観で見るなら間違いなく『神の領域』だろう。
未来に目を向けたとき『遺伝子操作治療』が『神の領域』と、言われ続けるのだろうか?
ただ人間は未知の新技術に宗教的概念で、そう名付けたいだけなのではないだろうか?
恐れるあまりに。
0
お気に入りに追加
19
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。


古代兵器の少女チハルはおっさんに拾われ、人間のフリをする
うみ
ファンタジー
様々なアーティファクトが眠る古代遺跡。イブロは日銭を稼ぐため古代遺跡を訪れていた。
そこで彼はこれまで見たことのない通路を発見し、感情をまるで持たない少女に出会う。
彼女は左目を探すため旅に出ることとなり、イブロも彼女の旅に付き合うことになった。
少女は言う「左目が無ければ、火の海になる」と。
旅を続けていくうちに少女は様々な人に出会い、人間らしくなっていき次第に古代兵器としての「ワタシ」と少女としての「わたし」に悩むことになる。
一方のイブロは少女を通じて、過去の自分を見つめなおし再び生きる活力を取り戻していく。
左目を装着した少女は世界の破滅を救うため……。
※ギルドの小さな看板娘さん~実はモンスターを完全回避できちゃいます。夢はたくさんのもふもふ幻獣と暮らすことです~
の主人公チハルのスピンオフ元作品となります!
こちらはシリアスですが、最後にちょっとじんわりできるようなおはなしになっております。両作品ともどもよろしくお願いいたします!
完結保証。
MASK 〜黒衣の薬売り〜
天瀬純
キャラ文芸
【薬売り“黒衣 漆黒”による現代ファンタジー】
黒い布マスクに黒いスーツ姿の彼“薬売り”が紹介する奇妙な薬たち…。
いくつもの短編を通して、薬売りとの交流を“あらゆる人物視点”で綴られる現代ファンタジー。
ぜひ、お立ち寄りください。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる