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清国・明国降伏 第一次世界大戦の終結

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ロシア帝国の降伏により、龍之介は飛行船艦「雷神」により中国大陸・哈爾浜に移動したのであった

哈爾浜は、最上義康により占領されていた
そして、明国・降伏交渉全権大使がつめていたのであった

「明国は玉林での出来事には関与していないのだな」

「はい、そのことには関与していません」

「殿下、こちらでも調べましたが関与の証拠は見当たりませんでした」

「さようか、では降伏条件を言い渡す明国・神宗万暦帝皇の皇帝は済州島に島送りとして帝国は解体を命じる、また領土は大陸内陸部のモンゴル平原を領土として平和維持連合管理のもと民主主義国家の設立を命じる、これが降伏の条件である」

「全条件を受け入れます」

これにより、明国は解体され「モンゴル中華民主主義国」が建国宣言された
明国皇帝・神宗万暦帝皇は済州島で幽閉され最後を閉じたのだった

「義康、モンゴル中華民主主義国の監督官を頼んだぞ」

「かしこまりました」

龍之介は南京にいる清国・降伏交渉全権大使のもとに向かったのであった

南京は黒山影鷹により占領されていた

龍之介は清国・降伏交渉全権大使に会うなり

「清国・愛新覚羅弩爾哈赤皇帝の首は持ってきたのだな?」

「そ、それは・・・」

「明国の降伏条件はヌルハチ・愛新覚羅弩爾哈赤皇帝の首か身柄の引き渡しである」

「それは、できません」

「では、停戦は本日をもって無効として総攻撃を開始する」

「関白殿下・・・」

「わしを嘗めるなよ 総攻撃を開始する「雷神」「黒龍」をチョンチンに出撃する わしも乗船し攻撃に参加する 影鷹すぐに攻撃開始せよ 狙うはヌルハチの首である」

「は!準備は整っております すぐに出撃を」

龍之介は清国・降伏交渉全権大使との交渉は形だけであった
はじめっからそのつもりであった

「わかりました愛新覚羅弩爾哈赤皇帝を引き渡します、引き渡すので総攻撃だけは許してください」

「そうか、期限は一週間そして連れてくるに当たっての条件は、縛り上げて馬に乗せ世間に罪人としてさらしながら南京に連れてくることとする 影武者や身代わりを連れてきたら清国は火の海となると思え」

「・・・すべて関白殿下の仰せのままに・・・」

こうして、ヌルハチ・愛新覚羅弩爾哈赤皇帝は南京に罪人として運ばれてきたのであった

南京に連れてこられたヌルハチ・愛新覚羅弩爾哈赤皇帝は龍之介の前にひざまずかされていた

「ヌルハチ、そのほうは我が命を狙った罪として斬首とする」

「・・・」

ヌルハチは何も答えなかったのである

1618年8月15日

南京城の広場でヌルハチは身なりを整え座らせられていた

「ヌルハチ、そちの斬首はわしが自ら行う」

炎天下の広場には人だかりができていた

龍之介は帝から承った「黒漆糸巻太刀獅子王大和物」が手にされていた

「ヌルハチ覚悟!」

「シュパッ!」

龍之介の見えぬ本気の抜刀術が放たれた

そして・・・暫くして首が落ちたのであった

これにより、第一次世界大戦は終わったのであった

ヌルハチ・愛新覚羅弩爾哈赤皇帝の斬首により清国は解体され

チベット高原を中心とした「チベット中華民主主義国」が建国宣言されたのであった
勿論、平和維持連合に加盟・黒山影鷹が監督官に任命された

「モンゴル中華民主主義国」「チベット中華民主主義国」以外の中国大陸は日本国統治下に置かれたのであった

「日本国はとても大きな国になりましたね」

「なってしまったな・・・」

第一次世界大戦の結果、ロシア大陸・中国大陸の大半が日本国領になったのだった
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