天寿を全うしたら美少女閻魔大王に異世界に転生を薦められました～戦国時代から宇宙へ～

佐々木小次郎

新人にもう一人、兵士から関心の声があがる人物がいた

　「遠慮はいらぬ、かかってきなさい」

　一礼して、構える…

　一撃…
　「カン！カン！」

　一撃と思ったら二撃の音が鳴り響く

　龍之介は一撃目の追撃の二撃目も小太刀で受け止めたのだ
　その二撃目は素早かった
　打ち込みは強いわけではなかったが、素早い

　龍之介の直属の兵士でも二撃目の早さに驚きが出た

　「お～～」

　「流石に関白殿下！二撃目をとらえた者など初めてにございます 我が剣は二撃目を受けたとなれば私には勝ち目はありません ましてや関白殿下が太刀を使えば負けは確実 参りました」

　「名前はなんと申す？」

　「佐々木小次郎にございます」

　「さようか！なかなかの腕、二撃目の早さが良い！武蔵共々良い働きを期待しておる、励め」

　「お誉めの言葉ありがとうございます」

　佐々木小次郎30歳

　龍之介の家臣に加わった

　
　今回の鍛練は新人の腕を見る物であった

　目に留まったのは「宮本武蔵」「佐々木小次郎」だった