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第1幕『半人半蛇(蛇人間)』【表】
第2話『蛇~(Heavy)な彼女は✕✕✕がお好き』
しおりを挟む「いい……! よかった……!! 今回のはかなり当たりだったなぁ。二匹ともお顔ちょー可愛いし、柄が綺麗だから美しいのなんのって。さすが神の使い……。あれ、神の使いは白蛇だけだっけか?」
動画視聴後、勢い余ってブラウザを閉じてしまった。予期せぬ動作をしてしまうという感極まったオタクあるあるをこんなところで発動させてしまうとは。
しかし、そのままネットサーフィンに移行していたら、感動も早々に薄れてしまっていただろう。だから、ちょうどよかった。そう思っておこう。
「しっかし、情熱的だったわ~。あんな風にされたら、なんとも思ってないオトコでも気になってきちゃうかも?」
動画の余韻に浸りつつ、人生で最高に幸せだったセックスの記憶を辿る。
大学二年から三年にかけて付き合っていた年上社会人カレシと温泉旅行に行ったときに布団の上でした、ほろ酔いセックス。
排卵日と重なっていたこともあって文句なしに気持ちよかったし、付き合って三ヶ月というラブラブ絶頂期だったことも関係しているのだろう。
カレがいつも以上に丁寧に前戯してくれて、最終的には一晩でコンドームをひと箱開けてしまうくらい盛り上がったのだった。
ただし、最も印象に残っている測位(……と総プレイ時間)が蛇の交尾を連想させるから思いっきり美化されている――なんて可能性がなきにしもあらず。
だって、正常位とかに比べたら……ねぇ? 測位って省エネ体位じゃない?
「……いや~。あたしに限って、それはないか! ひと晩中ならイケるけど、一日中とか途中でぶっ倒れるって。てか、二年も三年も体内でサバイブする精子怖すぎ! いつデキちゃうかハラハラしながら過ごすとか生きた心地しねぇ~。人間もそうだったら、もっと強力な避妊法とか開発されてたんかな? まぁ関係ないけど」
いつのまにか蛇とのセックスに思考がスライドしてしまっていたが、していそうでしたことのなかった妄想にもう少し興じておくのも悪くない選択だろう。――だって、これは妄想の中でも実現するはずのないゾーンに属するものなのだから。
「でも、ヘミペはいいなぁ……。好きなオトコにちんぽ二本ついてたら、片方しごきながら片方咥えられるし♡ いや、でもhemi-って『半分』だかって意味だっけ? 厳密にはふたつで一本みたいな扱いなのかな? それでも左右に一本ずつ持てたら嬉しいし、交互に舐めてもいいわけでしょ?」
しごきながら咥えるなんて芸当は女性に優しすぎるサイズでもない限り、一本でもできなくはない(というか、手と口同時に使ったほうが圧倒的に楽だ。特に目的がイかせることなら)が――――。
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