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HONEY BUNNY
HONEY BUNNY<CCLXV>
しおりを挟む「……少し言葉が足りないか。『怖い』以外にも思ってること、あるんじゃない?♡♡ きみの『怖い』は『気持ちいい』なんだってこと、俺、知ってるんだけどなぁ……♡ 隠してないで、全部教えてよ♡♡」
彼が腰を引くごとに纏わりついた襞まで持っていかれそうで、なるほどわたしの本音はここにあったのかと思う。
「…………今日だけって決めてたのに、なんかもう嫌になってきちゃった……♡♡ ほんとは今日だけじゃやだ♡♡ これからもぜんぶ、ここにほしいの♡♡ だめかなぁ……?♡」
彼のモノを咥え込んで涎を垂らし続けるそこに視線を落とし、訴えかける。
度重なる要求を先送りにされ、わたしはとうに限界を超えていた。
「…………ちょっと一旦落ち着こうか♡ いまのきみはいつものきみじゃない。お酒はさすがに抜けてると思うけど、めちゃくちゃ興奮しちゃってて、自分でも半分くらいなに言ってるかわかってないんじゃないかって気がするんだよね。こっちはその分冷静でいないといけないっていうのに、ひとの気も知らないで……。相手が俺じゃなかったらどうなってたか……♡♡」
この期に及んで平静を保とうと必死な彼が、ぺらぺらと言葉を並べたから。
「わかってるよ?♡」
「どうかなぁ♡ だってきみ、赤ちゃん作ることしか頭にないでしょ?♡♡」
「そうだけど、だめ?♡♡ ……っていうか、あなた……ひとのこと言えるの?♡ 急にこんなかっこさせて……♡♡ 奥まで流し込んで、わたしのこと妊娠させようとしてるくせに……♡♡」
荒ぶる本能に振り回されているのはあなたも同じはずだと、さりげなく下腹部に力を込めた。
「ぅ……っ♡ ダメじゃないし、いちばん奥で気持ち良くなろうとしてるのも合ってるよ♡ でも、早まらないでってば♡♡ せっかちなの、きみにまで移っちゃったかな……♡ それか、一回出されたら……ちょっとは楽になりそう?♡♡」
髪がへばりつくほど汗を滴らせた彼に見惚れる。
このひとの体液を吸い尽くしてしまいたい。
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