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八章 湖畔の村の子供たち

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 小さな協力者たちの手を借りたおかげで、洗濯物はすぐに片付いた。ルイは海馬車と海馬車のあいだに連なる洗濯物を見て、ふと思いついた。

「なあ、ちょっとその棒借りていい?」

 ルイは一人の少年が持っている長い木の棒を指さして言った。

「なんで?」
「俺は魔導師なんだ。その棒を使って魔導を見せてあげるよ」
「えっ、魔導師?」
「そう。だから貸してくれる? すぐに返すよ」
「うーん……ちょっとだけだよ」

 少年は木の棒を大事そうにルイに差し出した。ルイはそれを受け取って洗濯物のほうを向き、木の棒を剣に見立てて横に振った。鈍い風が起こり、原っぱを吹き抜けて洗濯物をはためかせた。

「すごい!」
「空気が動いた!」

 子供たちは大興奮で風をつかもうと空に手を伸ばした。

「もう一回やって!」
「はっはっは、いいだろう」

 ルイはもったいぶって棒を掲げ、もう一度振って風を起こした。子供たちは嬌声をあげてその辺を跳ね回った。

「もう一回!」
「しょうがないなあ」

 ルイは子供たちにせっつかれ、にこにこして何度も風を起こした。子供たちを喜ばせるのは気分がよかった。

「こりゃよく乾きそうだ……」

 少し離れたところに座ったジェルコが言った。

 しばらくして、くたびれたルイが木の棒を持ち主に返そうとすると、もう返すのかと文句を言われてしまった。もっともっとと風をせがむ子供たちに囲まれ、ルイは困ってしまった。

 子供たちに両手をぐいぐい引っ張られているところに、村長が様子を見にやってきた。

「ああっ、これはどうもすみません……これディン、失礼な真似はよしなさい」
「あ、じいちゃん」

 一番背の高いリーダー格らしき少年が村長に駆け寄った。村長はルイに丁寧に頭を下げた。

「子供たちが失礼しました」
「いえいえ、全然平気ですよ」
「よろしければこちらをどうぞ。皆さんでお召し上がりください。先ほどうちの畑でとれたものです」

 村長はジャガイモのつまった麻袋をルイに差し出した。

「ありがとうございます」

 ルイはずっしり重たい袋を受け取った。ジェルコもやってきて、袋の中をのぞきこんだ。

「おっ、こりゃすごい。今夜の飯にはマッシュポテトを添えられるな。悪いな村長さん。こんなによくしてもらって、助かるよ」
「いえいえ。うちの孫たちと遊んでいただいたお礼ですよ」

 村長はディンの頭にぽんと手のひらを置いた。

「大人たちは畑にかかりっきりなものですから、子供たちと遊んでくれる人がいないのです。よかったらこの子らの相手をしてやってください」
「お、おう……」

 ジェルコは視線をさまよわせ、ルイと目が合うとにかっと笑った。

「ルイ、昼飯の支度は俺がやっておくから、お前遊んでやれ」
「また俺かよ」
「ジャガイモの下ごしらえもやっとくからさ」

 ジェルコはルイからジャガイモの袋を奪い、天幕の中に引っこんでしまった。村長も村に戻っていき、ルイは仕方なく子供たちの遊び相手をすることになった。

「もう風は終わりだよ」
「えーっ」
「あれはとても疲れるんだ。今日はもう無理」
「なんだあ……」
「つまんなーい」
「別の遊びをすればいいじゃないか。ここに来る前はきみたちだけで遊んでたんだろ?」
「うん、そうだよ。大人の邪魔にならないところで遊べって言われてるから、湖のほうに行くところだったんだ」
「えっ、ここには湖があるのか?」

 ルイが目を丸くすると、ディンが得意げにうなずいた。

「そうだよ! 湖の近くに秘密基地があるんだ。村の大人には内緒なんだけど、連れていってあげようか」
「海の中の湖ってどんな感じなんだろう……昼食の前に戻れるのなら、行ってみようかな」
「そこまで遠くないから平気だよ。こっち!」

 ディンはルイの腕を引っ張った。ルイはジェルコに一声かけてから、子供たちと一緒に湖に向かった。

 湖は村の奥に広がっていて、遠くからでもよく見えた。ディンの話では、村ができる前からある古い湖らしい。湖から村まで川を伸ばし、畑に使っているのだそうだ。

 さざ波一つたたない青い湖は鏡のようだった。水温が高いのか白いもやが立ちこめていて、湖の遠くのほうがかすんでいる。湖を囲む森の背の高い木々が湖面に反射して、湖の中にもそびえているように見える。上のエラスム泡から見える海の青に比べ、湖の青のほうが深い色だった。

「なんてきれいなところなんだ……」

 ルイは美しい湖畔の景色に見とれた。だが見慣れている子供たちは景色などそっちのけで、ルイの腕をぐいぐいと引っ張った。

「なにして遊ぶ?」

 子供たちに聞かれ、ルイはそうだなと考えた。

「絵を描くのはどうだ? こんなにすばらしい景色なんだから、絵画にして残しておくべきだ。でも、この湖を描くには青い顔料がたくさんいりそうだ……さすがに無理か」
「絵? 絵なら地面に描けるよ」
「そうなるよな……じゃあ、詩はどうだ? 紙と鉛筆があれば誰でも書けるぞ。こんな風光明媚なところにいたらクラメーレにも負けない詩が書ける気がする」
「なにそれ?」
「リーゲンスの詩人だよ。彼の放浪記は本当にすばらしくて……」

 うっとりと湖を眺めていたルイは、子供たちがぽかんとしていることに気づいて口を閉じた。ルイは咳払いをし、正直に打ち明けた。

「あの……俺は子供の頃友達がいなかったから、どうやって遊べばいいのかわからないんだ」
「えっ、友達がいなかったの?」
「うん」
「一人も?」
「……うん」
「え……かわいそう……」

 子供たちの中で唯一の女の子が背伸びをしてルイの頭をなでた。

「じゃあ私たちが遊んであげるね」
「ありがとう……」

 ディンは兵士と盗賊ごっこをしようと提案した。ほかの子たちも賛成した。ディンはてきぱきと子供たちを兵士役と盗賊役に分けた。ルイとディンともう二人が兵士役で、残りの四人が盗賊役になった。

「秘密基地まで盗賊の誰かが逃げ切ったら盗賊の勝ち、全員兵士に捕まったら兵士の勝ちな」

 ディンがルイに説明した。

「わかった」
「よし、じゃあ十数えるぞ!」

 ディンが言うと、盗賊役の四人は森の方角へ一目散に走っていった。兵士役の子供たちとルイは、十を数えたあとに走りだした。

「待てー!」

 ディンは叫びながら先を走る盗賊たちを追いかけていく。ディンは足が速く、どんどん彼らとの距離を詰めていった。

 ルイはディンの背中を追いかけながら、気分が高揚していくのを感じた。野原を走るだけのことがこんなに楽しいとは思わなかった。

「この国は本当に、俺の知らないことばかりだな……」

 ルイはとてもすがすがしい気分だった。

 ディンは三人を捕まえたが、残りの一人はディンの手をかいくぐって森まで走り抜け、ひときわ大きい木の太い幹に両手をついた。

「やった! ディンに勝った!」

 逃げ切った少年はぴょんぴょん飛び跳ねて喜んだ。

「くそ……」

 ディンははあはあと息を切らせて悔しそうに地面を蹴った。

「はは……惜しかったな」

 ルイが言った。

「ここがきみたちの秘密基地なのか?」
「そうだよ」

 ディンが上を向いたのでルイも上を向いた。ただの巨大な木だと思っていたが、ルイの頭上はるか高くの太い枝と枝の股に、板張りの小屋が乗っていた。葉が生い茂っている中に埋もれているせいで、真下に来るまでまったく気づかなかった。

「秘密基地ってあれ!?」
「そう。すごいだろ」
「す、すごい……」

 ルイは口をあんぐり開けて立派な秘密基地を見上げた。角材で土台が組まれて木の上にしっかり固定され、窓と三角屋根のついたれっきとした家だった。

「こんな職人技の代物だとは思わなかった……でもどうやって上がるんだ?」
「こっちにはしごがあるんだ」

 ディンは木の裏側にまわりこんだ。そこには太い縄と木の板でできた長い縄はしごがかけられている。ルイはその出来映えに舌を巻いた。

「これはすごすぎる……」
「だろ?」
「秘密基地ってきみたちで作ったものかと思ってたけど、そういうわけじゃないんだね」
「え? 俺たちで作ったんだよ」

 ディンはこともなげに言った。ほかの子供たちもうんうんとうなずいている。

「いや、いくらなんでも子供の手であんな頑丈な小屋を作るのは無理だろ……。あんな高さに作れるんだから、よっぽど腕のいい大工がこの村にいるんじゃないのか?」
「なに言ってんの? 村の大人に知られたら秘密基地にならないじゃないか」
「ええ……?」

 ルイは丈夫なはしごを触りながら首をかしげた。
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