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48.密か※(アルベルト)
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◇
「んっ、・・・っぐぅ、アル、はぁダメっ。あぁ!んっふぅ」
「ナオト・・・、声抑えれるか?」
医務室の中にあるベッドが軋む。上から俺に声を降らせるのはアルベルトだ。鍛錬後の少し汗ばんだ香りが興奮を昂らせる。高揚した顔を向けると瞑色の瞳がすぐそこにある。
「ふぇ? はぁぁ、あっ、むりぃ・・・、んぅ」
こんなところで何やってんだろ・・・。今日の鍛錬は全部終わってるけど、誰が来るか分からないのに。
医務室の片付けを一人でしていたら、鍛錬終わりのアルベルトが俺の様子を見にやってきた。そうかと思ったのに、次の瞬間にはアルベルトが室内の電気を消しベッドの方に連れていかれて押し倒されていた。
医務室の一番奥の個室、俺の仕事場所でもあるのに、ダメなのに、そんな罪悪感は快楽を助長させることしかできない。
「んん、うぁっ・・・ダメ、んふぅ、あっ、待ってなんか・・・」
遠くから声と足音が聞こえる気がする。それでも動きをやめようとしない、アルベルトが俺の口を躊躇いの残る力で塞いだ。お互いに衣類をはだけさせ、俺から見える肌は滑らかで、細身だが筋肉質の身体をなぞる。アルベルトも緩やかに律動を始め、指の間から吐息が漏れる。
「ナオト、愛してる、待ちきれない。早くナオトに触りたかったんだ。」
「あっ、ちょ・・・まってぇ。んんんぐぅ、はぁ、ん。」
さっきまでうっすら聞こえていた声と足音が近づいてくる。涙目になった目で訴えるがなかなか止まってくれない。動き自体はゆっくりだけど、どうしても気持ちよくて声が漏れてしまいそうだ。
「おい、もうさすがに居ないだろ。そのくらいの怪我ほっとけよ。」
「いやー、最近はこのくらいの時間までいるぞ。神子様が片付けしてたりするし。」
「あーいいよな、俺も治癒されてぇー。ん?でも電気消えてね?ほら、もう帰ろうぜ。」
コツコツと二人分の足音が離れていく。帰った・・・?安堵に胸をなでおろしているとアルベルトが腰の動きを早めた。まだ、そんな遠くに入ってないはずだから声抑えなきゃいけないのに。口を塞いでいたアルベルトの手は今、俺の手を握っている。
「あっ!ふぅ、ぐぅぅぅ。あ″ぁ!アルっダメッ、んん!」
「・・・っ、はぁ、ナオトっあんまり締め付けるな」
「ごめっ・・・。はぁアルベルト、好き、大好きだよ」
「私もだ、愛してる。もう、・・・はぁ」
「っ、いいよ、んっ・・・もぉ、俺も、あぁっ!うっあぁぁ!」
喪失感とも取れる感覚と同時に幸福感が溢れる。薄暗がりの中、目の前に広がるのは本当の夜空よりも何倍も綺麗なアルベルトの瞳だった。整った顔に手を添える。
「最近、一緒に寝れなくて寂しかった?」
俺がアルベルトに問うと、アルベルトは目を流す。照れてるようにも見えて可愛いいと思ってしまう。
「・・・すまない、がっついてしまった。」
「いいよ、俺もアルベルトに触って欲しかった。・・・部屋帰ろっか。」
爽籟が背中を押しながら二人で部屋に帰る。
「んっ、・・・っぐぅ、アル、はぁダメっ。あぁ!んっふぅ」
「ナオト・・・、声抑えれるか?」
医務室の中にあるベッドが軋む。上から俺に声を降らせるのはアルベルトだ。鍛錬後の少し汗ばんだ香りが興奮を昂らせる。高揚した顔を向けると瞑色の瞳がすぐそこにある。
「ふぇ? はぁぁ、あっ、むりぃ・・・、んぅ」
こんなところで何やってんだろ・・・。今日の鍛錬は全部終わってるけど、誰が来るか分からないのに。
医務室の片付けを一人でしていたら、鍛錬終わりのアルベルトが俺の様子を見にやってきた。そうかと思ったのに、次の瞬間にはアルベルトが室内の電気を消しベッドの方に連れていかれて押し倒されていた。
医務室の一番奥の個室、俺の仕事場所でもあるのに、ダメなのに、そんな罪悪感は快楽を助長させることしかできない。
「んん、うぁっ・・・ダメ、んふぅ、あっ、待ってなんか・・・」
遠くから声と足音が聞こえる気がする。それでも動きをやめようとしない、アルベルトが俺の口を躊躇いの残る力で塞いだ。お互いに衣類をはだけさせ、俺から見える肌は滑らかで、細身だが筋肉質の身体をなぞる。アルベルトも緩やかに律動を始め、指の間から吐息が漏れる。
「ナオト、愛してる、待ちきれない。早くナオトに触りたかったんだ。」
「あっ、ちょ・・・まってぇ。んんんぐぅ、はぁ、ん。」
さっきまでうっすら聞こえていた声と足音が近づいてくる。涙目になった目で訴えるがなかなか止まってくれない。動き自体はゆっくりだけど、どうしても気持ちよくて声が漏れてしまいそうだ。
「おい、もうさすがに居ないだろ。そのくらいの怪我ほっとけよ。」
「いやー、最近はこのくらいの時間までいるぞ。神子様が片付けしてたりするし。」
「あーいいよな、俺も治癒されてぇー。ん?でも電気消えてね?ほら、もう帰ろうぜ。」
コツコツと二人分の足音が離れていく。帰った・・・?安堵に胸をなでおろしているとアルベルトが腰の動きを早めた。まだ、そんな遠くに入ってないはずだから声抑えなきゃいけないのに。口を塞いでいたアルベルトの手は今、俺の手を握っている。
「あっ!ふぅ、ぐぅぅぅ。あ″ぁ!アルっダメッ、んん!」
「・・・っ、はぁ、ナオトっあんまり締め付けるな」
「ごめっ・・・。はぁアルベルト、好き、大好きだよ」
「私もだ、愛してる。もう、・・・はぁ」
「っ、いいよ、んっ・・・もぉ、俺も、あぁっ!うっあぁぁ!」
喪失感とも取れる感覚と同時に幸福感が溢れる。薄暗がりの中、目の前に広がるのは本当の夜空よりも何倍も綺麗なアルベルトの瞳だった。整った顔に手を添える。
「最近、一緒に寝れなくて寂しかった?」
俺がアルベルトに問うと、アルベルトは目を流す。照れてるようにも見えて可愛いいと思ってしまう。
「・・・すまない、がっついてしまった。」
「いいよ、俺もアルベルトに触って欲しかった。・・・部屋帰ろっか。」
爽籟が背中を押しながら二人で部屋に帰る。
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