蚤「のみ」
蚤「のみ」とは兼備で美しい。最小なる者のように、最小なる意見を齎「もたら」し、寡黙に生き、その生活様式は無様「ぶざま」であり、その思考回路は、握り潰せば、この世に居なかったような、経緯「いきさつ」を消燈「しょうとう」する。自分とは蚤「のみ」であり、尊重すべき生涯が何ものもなく、ただただ、防波堤に打ち付けるべく、さざなみのように、花は咲かず、実は絶え、踏み潰されては、生きる雑草に似ている。惨状のように嘆き、慈しみを求めるが救われない。理解を求めるが、計算し尽くされたような我「が」は、自我の芽生えのように、全ての曲解を尊ぶようである。何を受けても「ありがとう」や「ごめんなさい」を忘却し、その思考は常に、・・・・・・。のようであり、生きることに鈍く、生活は貧しく、何を受けても、喜怒哀楽もなし。と・・・・・・。鈍い感覚が整頓された・・・・・・そのような一室にて言葉巧みに、敗残すべきことを思ふのである。
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(2019/2/22 追記)
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文章は硬派と呼ばれるもの/三人称一人視点が多め
生物学や医学などの専門的な知識をふんだんに使ったSFを書きたくて始めました
◼︎追記(第6話投稿時)
たくさんの方に閲覧していただきました。
お気に入り登録などしてくださった方、ツイッターでRTしてくださった方も有難うございます!
今後は、参考にした論文などとともに、気の向くままに書きたかったシーンを書いていこうと思います。
2019年で更新を終える予定です。
作者が楽しいだけの話を書こう!から始まりましたが、多くの方から反応が頂けた作品となりました。
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本当にありがとうございました!今後もよろしくお願いします!
◆さらに追記(2020年)
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