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野心家
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暴走モード突入。亀頭が身震いをしながら、先端は圧し折れた亀の子のような頭だ。いかがわしい肉棒が素知らぬ顔をしながら躊躇いだ。その湿気は自惚れた亀頭のようだ。先端からぬめぬめとした先走り汁を迸る。その誹りが生み出すものは政治的腐敗だった。政治の名を翳した「アソウ」の文字が嘲弄跋扈する。それらは短い時を知る政治的生命のようだ。その文字とは「アッソウ」とも読める。場所は六本木銀座と飛翔する。女々しくも女を抱きしその素手は、亡き者にしようとする廃棄物のようである。その廃棄物とは異臭を放つ。それは養老の体臭に似た何かだ。体臭は汚染された日本という外野に染み付き離れない。その形が政治思想と相連なる。相連なりながら私は肉体を貫かれたようだ。その思想が初心な傷心を貫き孕ませる。孕んだ端から殴り捨てるかのようである。子供は捨てられて、「アソウ」とも「アッソウ」とも呼べるその名前が刻まれた。しかし、その名前は名乗れないのだ。その子孫は端女のように命乞いをする。そうすることでのみ 肉棒 は 差し 引き抜かれる。許された小鹿のようになる。子羊のような羽毛を黄昏時へと伝う。その伝道コケシのような異物は何度も挿入しては腸を覆す。それはまるで、社会性を織り成す憐れな子羊のようである。伝道コケシは震えている。数度陰挺を甞めるとそのまま鈍い音を立てて小さな穴へと吸収された。今は涎という名前の快感が身を捩りながら身悶えする。肉体は蝕み、その赤子は孕む度に、憂い子のような産声を上げた。憂い子は憐れかな。全て死滅してその政治生命に同じくである。回転するかのような木馬が犇き合いながら小さな穴を責め苛んだ。肉芯を揺るがす度に、涎が垂れるその思想を思い返しながら、慕い求めるものは何時もアソコという場違いな穴である。浸透する海馬が記憶を紡ぐ。紡ぎながら快感が押し寄せる。津波のように寶かに微笑が間別を与える。その感覚の端端で貴重な種子を生み出し穿ける。衣服は謀れたようになる。肌蹴た身体が身震いを起こした。厚いトパスを体内に子宮へと射られる度に、肉体はこずえ梢に掃ける。異端審問の夜が過ぎ去る。日に七度の子を宿した。苦心するように肉棒に煽られ、苦汁を飲むかのようにその腐敗を嚥下する。労廃棄物を喉へと通らせる度に黴臭い蝗のような味がする。苦虫を噛み潰したようなその味は、ソーセージに調味料をブッカケテ瀬戸内レモン汁を更に降り掛けたような味がした。上下する顔は肉棒を包み込み。時々吐き出しては、亀頭から全身を嘗め尽くした。裏筋から亀頭をレロレロと責めることにより齎される快楽は十数倍に復元した。大きくなっては萎みを繰り返す中でも大人としての異性と老齢としての寄る年波を著した。それでも皺皴になった切り株はでっかくなると口から食み出すほどに大きくなる。巨根の大きさは、根元からしゃぶる度に太く野太く、両手で抱えてもはみだす。瀬戸内レモンの汁が迸る先端を丁寧にしゃぶり尽くすと大きな先端が噴火した。どばどばと噴火しながら、もったいないと言わんばかりに口を先端へと近づける。カリ首にキスするように口元を強く押し当てる。根元を玉しゃぶりの格好で扱く。四万石ともいうべき巨根が息衝く。口元はあっという間にベタベタになる。押し広げられた切っ先へ舌先をチロチロと這わせる。シャブリ採るようにしながら、根こそぎ性を奪い去った。シナシナとなり、収縮する。縮こまるとまたしゃぶり揚げ、甞め揚げ、亀頭は元気よく復興する。その時、ニュースから復興支援が叫ばれた。ふるさと納税の政治的キャロルだった。顔面がおぼろげに光る。裏打ちされたように、長く伸びた舌先がいやらしく外套に照らされたようだ。クリスマスキャロルが流れる。ころには♪・・・。とつなげるように言葉を歌う。強かに絡めとられた肉汁は分厚いまでの手広くザーメンを吐き出した。それを残さず飲み干すと、やっと一息着けた。髪の毛を掻き揚げながら、ダッチワイフを撫でる姿は、相当いかれており、無様で不恰好に投げ出された素足は、色めき立つ。ウィーンという音を立てながら、アソコを絡め取っていた肉棒の電源を止める。電池で動く肉棒には溜息しか出ない。役立たずが・・・・・・。吐き捨てるように呟くと、肉棒を口へと放り込み、その肉棒を食い千切った。あいたたたた……。テレビから流れるおじさんの声が重なった。不恰好に引き千切れた肉棒の破片が、口元に垂れ下がっている。私の顔をテレビの明かりだけが煌々と照らし出していた。
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