何を書いても、綺麗ごとにしか聞こえない

 親の死が、……。ずうーっと許してきたつもりだったけど、母は片親で、……。

 私は、しったかして……。人の死も生もわかったつもりでした。

 私の人生とは、しったかの連続でした。世界は小さくて。

 私を理解できる人間など、いないと高をくくっていました。

 理解しようとしなかったのは、こちらの方でした。

 今は何を聞いても、何を書いても、記憶がない浮浪者のようだ。

 それを受け入れて、……。

 気がついたら、ごめんさい、
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