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第二章
結果報告~家族会話~
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<結果報告~家族会話~>
予定より遅く、父さんが帰ってきたので、食堂に集合して夕食を取る。
内では、必ず食事前に「いただきます」という掛け声をすることになっている。前に、父さんに理由を聞いたが、曖昧な答えしか返ってこなかった。つまり、分かってないということよと後で、エレナ母さんから教えてもらった。それ以上は追及をするのはしていない。
今日の夕食の献立は、大根と菜っ葉類の煮しめ、鳥の塩胡椒炒め、スープの三種類、ご飯となっている。これらの材料は二〇〇年前の勇者がもたらしたもので、一気に食糧事情が良くなったらしい。
らしいというのは、野菜類は二〇〇前以上からほとんど変わっていないのだが、ご飯とパンの原料だけは、勇者によってもたらされたからで、冬場で食料がなく飢える人が減ったかららしいので、人口は極端に増えもしないが減ることもなくなったとのこと、特にご飯の素となる米の耕作ついては、召喚されたがこの世界に残った勇者が住民に教えそれを教えて回ったので、各地で耕作が始まったとのことらしい、また、パンの原料である小麦は元々あったのを効率よく量を増やす方法や美味しくできる焼き方を教えたとのことらしい。元々無かった物をこの世界に持ち込めたのは、やはり勇者のおかげで、米が食べたいと召喚された勇者の全員が言い出したので、アタック神様が願いを聞き届けてくれたためと教えて貰った。
用意されたおかずが無くなり、ご飯も食べ終わり皆なお茶を飲みつつ一息つく、一息ついたところで、拓馬が利久に聞いてくる。
「利久、今日の特性の結果はどうだったんだ?」
「そうね~、今日の夕食の時に~教えてね~と言ってから話してね~。」
「特性次第では訓練内容を考えるから言いなさい。」
エレナ母さん及びゆうな母さんの二人からも催促される。それに、蒼空兄さんも混ざってくる。
「受付だけで、その後の事は知らないから、知りたいね。」
そのような中で、海姉さんは知っているので、どや顔で
「ふふん、私は知ってるし~、余裕よね。」というと、
「な、海が知ってて僕が知らないとはなんか納得がいかない。」
蒼空兄さんの顔が不貞腐れたような顔になる。
「まあまあ、兄さん海姉さんはその場にいたから知ってるんだから仕方ないよ。」と、フォローをいれる。
「むぅ、そうだったのか、海にだけ教えていたら、カンチョー攻撃をしようと思っていた。」
「なに、カンチョー攻撃?名前からして嫌な感じだね。」
「結構、痛い攻撃だぞ、強い人でも悶絶するらしい。僕はまだされたことないけどな。ただ、女の子にしたら大ひんしゅくを買うけどね。」
「蒼空兄さん、何を馬鹿な事を教えてるのよ、それに、そんな攻撃したらひんしゅく買うに決まってるっじゃない。」
「え、海姉さんもカンチョー攻撃って知ってるの?」
「そりゃ知ってるわよ、攻撃方法はね、両手を合わせて、人差し指と中指のみを伸ばしたまま、お尻の穴に突き刺す攻撃なの、しかも、うまく当たった時は、かなりの激痛があるようなの。だから、女の子にしたら大ひんしゅくを買うこと間違いないし、白い目で見られるわね。」
兄弟でカンチョー攻撃の話題で盛り上がってしまったいたので、拓馬はにやりとしながらお茶をすすりつつ聞いている。エレナとゆうなは夕食の皿等を片づけをしている。
「そうなんだ、でも、海姉さんすっごく詳しいけど、したことあるの?」
素朴な疑問を投げかける。
「そりゃ、あるから、ただ指でじゃなく、掃除道具の柄の方でだけどね。」
「あ、もしかして、あの時水木君が泣いていたのはその攻撃をしたから?」
「そうよ、だって、掃除の邪魔ばかりするし、まったくやらないから、頭にきて攻撃したの。」
「そりゃ痛かっただろうな…」
「ふふん、蒼空兄さんも気を付けておくことね。いつ、私のカンチョー攻撃が炸裂するかもしれないわよ。」
その言葉に、蒼空兄さんに俺は手をお尻にしてしまう。
大体の話が終わったと思ったのか、
「話は済んだか、そろそろ、本題の利久の特性について話をして貰おうかな。」
拓馬が問いかけてくる。
「あ、ごめんなさい、父さん、全く違う話をして。」
「いやいや、気にするな。お前達の学校での生活ぶりを垣間見た気がするから、おもしろかったぞ。」
ハハハ、と笑って言ってくる。
「んで、利久、特性はどうだったんだ?」
「うん、まずは武器関係の特性なんだけど、剣と槍が光ったよ。ただ、詳しくは学校が始まってからかな。それと、亮は剣と弓が光って、沙羅は槍と弓が光ってたよ。」
「ほほ、剣と槍か、剣は刀だと思うが、槍はいまいちわからんな。というのは、お父さんとゆうな母さんは二人共槍の特性を持っているが、実際の武器となると違うからな。」
「そうなの?そういや、父さんは十の字の形をした槍で、ゆうな母さんは先が刀みたいな形をしたやつだよね?」
見たことのある二人の武器について聞くと、ゆうな母さんが自分の武器について教えてくれる。
「利久、お母さんの使っている武器は薙刀という武器よ。そして、お父さんのが本当に槍ね。だから、槍を教えるには、学校で詳しく調べてから教えることになるわ。武器の攻撃方法が変わってくるからね。」
「そうなんだ、じゃあ、沙羅と俺も違う可能性もあるってことになるのかな?」
「そうね、その通りよ。それまでは、今までの訓練をすべきね。」
ゆうな母さんの説明に、蒼空兄さんに海姉さんもうんうんと頷いている。それを聞いて今度はエレナ母さんが言ってくる。
「弓はなかったのね~。残念だわ~。でも、この間話があってたように~、特性が無くても使えるようになるといいから~、訓練しましょうね~。」
「そうだね、弓なら、エレナ母さんが教えれないときでも、僕が教えれるからね。」
「そうだったね、兄さんは弓の特性があったんだったね。じゃあ、よろしくね。」
「ふふ、任せておけ、みっちりと教えてやるぞ。」
エッヘンといった感じで胸をそらせて答えていると、エレナ母さんが、
「じゃあ~、その時は蒼空がちゃんと教えるのよ~。でも、その前に~、蒼空が訓練が先ね~、最近サボってるようだし~」
その言葉を聞いた蒼空兄さんは、しまった~といった顔をしたが、時すでに遅しのようであった。
そこでゆうな母さんもその言葉に便乗するように、
「そうだね、最近、蒼空に海は訓練で見かけないからいいかもしれないね。」
海もげげっといった顔になる。そして、蒼空の方を見て、あんたのせいよ!といった冷たい目線を送る。
「まぁ、蒼空に海、もう一度初心に帰るのもいいことだぞ。」
その様子を見ながら、琢磨は告げると、しばしの沈黙が場を支配する。
そして、ずずずとお茶をすする音だけがするが、やはり沈黙を破ったのは、琢磨で、
「ふぅ、ま、武器の特性は分かったんで、次は術の特性だな。何が出たんだ?」
と、聞いてくる。
「うーん、えっとね、言いにくいんだけど…」
やはり、言いにくそうにしていると、海姉さんがあっさりと言ってしまう。
「何ためらってるのかわからないけど、利久の術特性は全部だったのよ。」
「へえ~、全部ね。」「全部なのね~。」「全部か。」「全部だったんだ。」
海と自分以外は、それぞれに全部の言葉を含めた言葉を発すると、ここでも、沈黙する。
今度は、ゆうながお茶を一口含むと、琢磨に向かって、ブーとお茶を吹き出す。
「うわ、きたね、なんだよ、いきなり。」
「いや、あんた達、利久の特性が全部ってどう意味か、分かったの?」
「ああ、術全部だろ、それがどうし…」
ゆうな母さんの言葉に、琢磨にエレナ、蒼空の三人が俺の方を驚愕の顔で見る。そして、
「海は、全部光ったことを知っていたから、さっきの言葉がだったんだな。」
「そうよ、言ったじゃない、私は知っていると。」またもや、どや顔になる。
「そうなんだ、なぜか、全部光ったんだ、半分ずつね。」
「半分ずつ?ということは、無も使えるってことなのね?」ゆうな母さんが、聞いてくる。
「うん、そう習ったけど、実感がないから…」
「そういやそうね、術については一切教えていないからね。」
そう言うと、お茶を飲む。その続きはエレナが引き継いだ形で、言う。
「術全部ってすごいじゃな~い。じゃあ、術については~私が教えてあげるわ~、やっと出番ね~」
嬉しそうに、話してくる。
「はは、エレナ母さん、お手柔らかにね」
「だいじょうぶよ~、まかせときなさ~い」
「ま、これからの訓練の方法は、二人に任せるけど、きちんと、特性の詳細が分かってから、組むんだぞ。」
やはり、グダグダになりそうなのを、びしっと決める。
「わかったわ」「は~い」ゆうなにエレナが答える。そして
「おし、それじゃ、大まかながら特性も分かったしことだし、明日に備えて解散だ。風呂に入って寝ろ。」
「「「はい」」」俺達三人は返事をして、部屋から出て行く。
三人が出て行ったのを確認し、
「しかし、術全部とはな~、恐れ入ったぜ」とつぶやくと、
「そうね」「そうですね~」妻二人も、相槌を打ってくる。
「ま、これからどう成長するかは、本人の頑張り次第だな。つー、ことで、俺も部屋に戻って、子供達が上がったの見計らって、風呂行って休むわ。おやすみ。」
「おやすみ」「おやすみなさ~い」
そう言いつつ、部屋を出て行き、ゆっくりしに行く。
予定より遅く、父さんが帰ってきたので、食堂に集合して夕食を取る。
内では、必ず食事前に「いただきます」という掛け声をすることになっている。前に、父さんに理由を聞いたが、曖昧な答えしか返ってこなかった。つまり、分かってないということよと後で、エレナ母さんから教えてもらった。それ以上は追及をするのはしていない。
今日の夕食の献立は、大根と菜っ葉類の煮しめ、鳥の塩胡椒炒め、スープの三種類、ご飯となっている。これらの材料は二〇〇年前の勇者がもたらしたもので、一気に食糧事情が良くなったらしい。
らしいというのは、野菜類は二〇〇前以上からほとんど変わっていないのだが、ご飯とパンの原料だけは、勇者によってもたらされたからで、冬場で食料がなく飢える人が減ったかららしいので、人口は極端に増えもしないが減ることもなくなったとのこと、特にご飯の素となる米の耕作ついては、召喚されたがこの世界に残った勇者が住民に教えそれを教えて回ったので、各地で耕作が始まったとのことらしい、また、パンの原料である小麦は元々あったのを効率よく量を増やす方法や美味しくできる焼き方を教えたとのことらしい。元々無かった物をこの世界に持ち込めたのは、やはり勇者のおかげで、米が食べたいと召喚された勇者の全員が言い出したので、アタック神様が願いを聞き届けてくれたためと教えて貰った。
用意されたおかずが無くなり、ご飯も食べ終わり皆なお茶を飲みつつ一息つく、一息ついたところで、拓馬が利久に聞いてくる。
「利久、今日の特性の結果はどうだったんだ?」
「そうね~、今日の夕食の時に~教えてね~と言ってから話してね~。」
「特性次第では訓練内容を考えるから言いなさい。」
エレナ母さん及びゆうな母さんの二人からも催促される。それに、蒼空兄さんも混ざってくる。
「受付だけで、その後の事は知らないから、知りたいね。」
そのような中で、海姉さんは知っているので、どや顔で
「ふふん、私は知ってるし~、余裕よね。」というと、
「な、海が知ってて僕が知らないとはなんか納得がいかない。」
蒼空兄さんの顔が不貞腐れたような顔になる。
「まあまあ、兄さん海姉さんはその場にいたから知ってるんだから仕方ないよ。」と、フォローをいれる。
「むぅ、そうだったのか、海にだけ教えていたら、カンチョー攻撃をしようと思っていた。」
「なに、カンチョー攻撃?名前からして嫌な感じだね。」
「結構、痛い攻撃だぞ、強い人でも悶絶するらしい。僕はまだされたことないけどな。ただ、女の子にしたら大ひんしゅくを買うけどね。」
「蒼空兄さん、何を馬鹿な事を教えてるのよ、それに、そんな攻撃したらひんしゅく買うに決まってるっじゃない。」
「え、海姉さんもカンチョー攻撃って知ってるの?」
「そりゃ知ってるわよ、攻撃方法はね、両手を合わせて、人差し指と中指のみを伸ばしたまま、お尻の穴に突き刺す攻撃なの、しかも、うまく当たった時は、かなりの激痛があるようなの。だから、女の子にしたら大ひんしゅくを買うこと間違いないし、白い目で見られるわね。」
兄弟でカンチョー攻撃の話題で盛り上がってしまったいたので、拓馬はにやりとしながらお茶をすすりつつ聞いている。エレナとゆうなは夕食の皿等を片づけをしている。
「そうなんだ、でも、海姉さんすっごく詳しいけど、したことあるの?」
素朴な疑問を投げかける。
「そりゃ、あるから、ただ指でじゃなく、掃除道具の柄の方でだけどね。」
「あ、もしかして、あの時水木君が泣いていたのはその攻撃をしたから?」
「そうよ、だって、掃除の邪魔ばかりするし、まったくやらないから、頭にきて攻撃したの。」
「そりゃ痛かっただろうな…」
「ふふん、蒼空兄さんも気を付けておくことね。いつ、私のカンチョー攻撃が炸裂するかもしれないわよ。」
その言葉に、蒼空兄さんに俺は手をお尻にしてしまう。
大体の話が終わったと思ったのか、
「話は済んだか、そろそろ、本題の利久の特性について話をして貰おうかな。」
拓馬が問いかけてくる。
「あ、ごめんなさい、父さん、全く違う話をして。」
「いやいや、気にするな。お前達の学校での生活ぶりを垣間見た気がするから、おもしろかったぞ。」
ハハハ、と笑って言ってくる。
「んで、利久、特性はどうだったんだ?」
「うん、まずは武器関係の特性なんだけど、剣と槍が光ったよ。ただ、詳しくは学校が始まってからかな。それと、亮は剣と弓が光って、沙羅は槍と弓が光ってたよ。」
「ほほ、剣と槍か、剣は刀だと思うが、槍はいまいちわからんな。というのは、お父さんとゆうな母さんは二人共槍の特性を持っているが、実際の武器となると違うからな。」
「そうなの?そういや、父さんは十の字の形をした槍で、ゆうな母さんは先が刀みたいな形をしたやつだよね?」
見たことのある二人の武器について聞くと、ゆうな母さんが自分の武器について教えてくれる。
「利久、お母さんの使っている武器は薙刀という武器よ。そして、お父さんのが本当に槍ね。だから、槍を教えるには、学校で詳しく調べてから教えることになるわ。武器の攻撃方法が変わってくるからね。」
「そうなんだ、じゃあ、沙羅と俺も違う可能性もあるってことになるのかな?」
「そうね、その通りよ。それまでは、今までの訓練をすべきね。」
ゆうな母さんの説明に、蒼空兄さんに海姉さんもうんうんと頷いている。それを聞いて今度はエレナ母さんが言ってくる。
「弓はなかったのね~。残念だわ~。でも、この間話があってたように~、特性が無くても使えるようになるといいから~、訓練しましょうね~。」
「そうだね、弓なら、エレナ母さんが教えれないときでも、僕が教えれるからね。」
「そうだったね、兄さんは弓の特性があったんだったね。じゃあ、よろしくね。」
「ふふ、任せておけ、みっちりと教えてやるぞ。」
エッヘンといった感じで胸をそらせて答えていると、エレナ母さんが、
「じゃあ~、その時は蒼空がちゃんと教えるのよ~。でも、その前に~、蒼空が訓練が先ね~、最近サボってるようだし~」
その言葉を聞いた蒼空兄さんは、しまった~といった顔をしたが、時すでに遅しのようであった。
そこでゆうな母さんもその言葉に便乗するように、
「そうだね、最近、蒼空に海は訓練で見かけないからいいかもしれないね。」
海もげげっといった顔になる。そして、蒼空の方を見て、あんたのせいよ!といった冷たい目線を送る。
「まぁ、蒼空に海、もう一度初心に帰るのもいいことだぞ。」
その様子を見ながら、琢磨は告げると、しばしの沈黙が場を支配する。
そして、ずずずとお茶をすする音だけがするが、やはり沈黙を破ったのは、琢磨で、
「ふぅ、ま、武器の特性は分かったんで、次は術の特性だな。何が出たんだ?」
と、聞いてくる。
「うーん、えっとね、言いにくいんだけど…」
やはり、言いにくそうにしていると、海姉さんがあっさりと言ってしまう。
「何ためらってるのかわからないけど、利久の術特性は全部だったのよ。」
「へえ~、全部ね。」「全部なのね~。」「全部か。」「全部だったんだ。」
海と自分以外は、それぞれに全部の言葉を含めた言葉を発すると、ここでも、沈黙する。
今度は、ゆうながお茶を一口含むと、琢磨に向かって、ブーとお茶を吹き出す。
「うわ、きたね、なんだよ、いきなり。」
「いや、あんた達、利久の特性が全部ってどう意味か、分かったの?」
「ああ、術全部だろ、それがどうし…」
ゆうな母さんの言葉に、琢磨にエレナ、蒼空の三人が俺の方を驚愕の顔で見る。そして、
「海は、全部光ったことを知っていたから、さっきの言葉がだったんだな。」
「そうよ、言ったじゃない、私は知っていると。」またもや、どや顔になる。
「そうなんだ、なぜか、全部光ったんだ、半分ずつね。」
「半分ずつ?ということは、無も使えるってことなのね?」ゆうな母さんが、聞いてくる。
「うん、そう習ったけど、実感がないから…」
「そういやそうね、術については一切教えていないからね。」
そう言うと、お茶を飲む。その続きはエレナが引き継いだ形で、言う。
「術全部ってすごいじゃな~い。じゃあ、術については~私が教えてあげるわ~、やっと出番ね~」
嬉しそうに、話してくる。
「はは、エレナ母さん、お手柔らかにね」
「だいじょうぶよ~、まかせときなさ~い」
「ま、これからの訓練の方法は、二人に任せるけど、きちんと、特性の詳細が分かってから、組むんだぞ。」
やはり、グダグダになりそうなのを、びしっと決める。
「わかったわ」「は~い」ゆうなにエレナが答える。そして
「おし、それじゃ、大まかながら特性も分かったしことだし、明日に備えて解散だ。風呂に入って寝ろ。」
「「「はい」」」俺達三人は返事をして、部屋から出て行く。
三人が出て行ったのを確認し、
「しかし、術全部とはな~、恐れ入ったぜ」とつぶやくと、
「そうね」「そうですね~」妻二人も、相槌を打ってくる。
「ま、これからどう成長するかは、本人の頑張り次第だな。つー、ことで、俺も部屋に戻って、子供達が上がったの見計らって、風呂行って休むわ。おやすみ。」
「おやすみ」「おやすみなさ~い」
そう言いつつ、部屋を出て行き、ゆっくりしに行く。
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