45 / 105
【1】ちーとにゃんこと世界樹の茶畑ドタバタドラゴン大戦争!
45にゃん
しおりを挟む
トラ、三毛、クロ、サバトラ…色んなケット・シーがいるものだ。
数百対の瞳が私に突き刺さる。
夕食時――私は大勢のケット・シー達が並ぶ食堂で、エアルベスさんにより紹介をされていた。
「今日からこの施設の新しい仲間になった、ニャンコ=コネコさんです。皆さん、仲良くしてあげてくださいね」
水の愛し子がエアルベスさんだと聞いてすぐ夕食の鐘がなってしまったので、そこで一時中断となった。
ウンディーネが道を教えてくれたので、食堂まですんなり来れたのは良かったと思う。
「ニャンコ=コネコですにゃ。よろしくお願いしますにゃ」
ぺこりと頭を下げる。
ケット・シー達からパチパチと拍手が起こった。
「今日は新しい仲間が増えたお祝いに、デザートにケーキが出ます」
エアルベスさんがそう言うなり、ざわめきが起こる。
「にゃっ! ケーキ!!!」
「やったにゃー! 嬉しいにゃっ!」
「ニャンコのおかげにゃー!」
どうやらケット・シー達にとって、ケーキは特別なものであるようだ。
「ここがニャンコの席です」
案内されたのは隅っこの席である。
隣には俗に言うハチワレの、斜め前にはサバトラの耳が垂れたケット・シーが居た。
「かわいいこねこにゃん、ぼくはハチクロにゃ。しばらくキミのお世話をすることになったからよろしくにゃ!」
ハチワレがスッと手を差し出してきた。
「かわいいこねこにゃん」に一瞬、は? と思うものの、握手に応じる。
すると、斜め前のサバトラが「おいおい、ヌケガケかにゃー?」と頬杖をついて流し目をしてきた。
「ニャンコと言ったっけにゃ? カワイイ名前だにゃ…おれはタレミミにゃ。世界樹の葉摘みでは誰にも負けたことがないにゃ! 仲良くして欲しいにゃー」
お、おう…。
そういえばおかわりの時呼ばれていたな。
ふっと前髪をかき上げる仕草をするタレミミ。勿論前髪はない。
この自信満々の様子…ケット・シーの間では彼はイケメンかもしれないが、いかんせん私はケット・シーの美醜がさっぱり分からない。
よくわからない冷や汗をかきながら「よろしくお願いしますにゃ」と言うので精一杯である。
とりあえずスルーしてご飯を食べていると、ふと明かりが翳った。
気配に顔を上げると、フリフリの服を着た白いペルシャ猫タイプのもっふもっふのケット・シーが、後ろに数人引き連れて立っている。
「わたくちはミミといいましゅのにゃ。あにゃた、言っておくけどタレミミしゃまはわたくちのヒアンセなのにゃっ! イロメをちゅかわないでほちいにゃっ!」
ビシッと指差された一方的な宣言に、後ろのケット・シー達もそーにゃそーにゃと同意する。
ああ、女の子だったんだ。
ケット・シーの性別は股間でも見ない限り良く分からん。
それにしても、ヒアンセ…フィアンセか。
「ミミ…おれにはよりおおくの花をめでるギムがあるのにゃ…」
「しょんな…タレミミしゃま……」
「――タレミミ。ヒアンセがいるのにほかの子にイロメを使うにゃんて関心しにゃいにゃ。ニャンコにゃん、こんな奴ほうっておくにゃ」
「おまえらは何のコシバイをしているのにゃ?」
思わずつっこんでしまった。
一体私は何に巻き込まれているのだろう。
神はこのケット・シーの楽園で、元人間の私にケット・シー相手の乙女ゲーをプレイしろとでも言っているのだろうか?
種族的には正しいかも知れないが、精神的には無理ゲーである。
ケット・シーをかわいいとは思っても、素敵だとトキメキはしない。一体誰得なのだろう?
せめて人間バージョンイラストが欲しい。
ミミはさしずめ典型的な悪役令嬢か…。攻略対象? は何人いるのだろう。
彼らの会話を聞き続ける事を耳が拒絶したので、黙々とご飯を再会する。
ミミが私に何か捲し立てていたようだが、そうこうする内に彼女のご飯が他のケット・シーに奪われてしまったらしく。
ミミは悲鳴を上げながら「今日はこれぐらいでカンベンしてあげましゅにゃっ!」と言い捨てて戻って行った。
ほとんどを聞き流してしまったが、何かのフラグを回収してしまったのだろうか。
個人的にはミミ友情エンドが無難かもしれない。
……というか、ここにいる限り、いつかはケット・シー同士で結婚しなきゃいけないのかな?
ケット・シーが絶滅危惧種なら、増やそうって思われてるよね、絶対。
私は今更ながら、今更な事に気付いて青くなってしまった。
いやー、ないわ。無理無理。
エアルベスさんには悪いけど、ドラゴンを無事に返したら脱走したい。
出来ればまたライオット達のところへ戻りたい。
そうなったらまた迷惑かけるけど無理なものは無理!
私は愛されマスコットのような存在でいたいんだ!
しかし脱走するにしても、あまり迷惑が掛からない、すべて丸く収まるような方法を考えなきゃなぁ……。
数百対の瞳が私に突き刺さる。
夕食時――私は大勢のケット・シー達が並ぶ食堂で、エアルベスさんにより紹介をされていた。
「今日からこの施設の新しい仲間になった、ニャンコ=コネコさんです。皆さん、仲良くしてあげてくださいね」
水の愛し子がエアルベスさんだと聞いてすぐ夕食の鐘がなってしまったので、そこで一時中断となった。
ウンディーネが道を教えてくれたので、食堂まですんなり来れたのは良かったと思う。
「ニャンコ=コネコですにゃ。よろしくお願いしますにゃ」
ぺこりと頭を下げる。
ケット・シー達からパチパチと拍手が起こった。
「今日は新しい仲間が増えたお祝いに、デザートにケーキが出ます」
エアルベスさんがそう言うなり、ざわめきが起こる。
「にゃっ! ケーキ!!!」
「やったにゃー! 嬉しいにゃっ!」
「ニャンコのおかげにゃー!」
どうやらケット・シー達にとって、ケーキは特別なものであるようだ。
「ここがニャンコの席です」
案内されたのは隅っこの席である。
隣には俗に言うハチワレの、斜め前にはサバトラの耳が垂れたケット・シーが居た。
「かわいいこねこにゃん、ぼくはハチクロにゃ。しばらくキミのお世話をすることになったからよろしくにゃ!」
ハチワレがスッと手を差し出してきた。
「かわいいこねこにゃん」に一瞬、は? と思うものの、握手に応じる。
すると、斜め前のサバトラが「おいおい、ヌケガケかにゃー?」と頬杖をついて流し目をしてきた。
「ニャンコと言ったっけにゃ? カワイイ名前だにゃ…おれはタレミミにゃ。世界樹の葉摘みでは誰にも負けたことがないにゃ! 仲良くして欲しいにゃー」
お、おう…。
そういえばおかわりの時呼ばれていたな。
ふっと前髪をかき上げる仕草をするタレミミ。勿論前髪はない。
この自信満々の様子…ケット・シーの間では彼はイケメンかもしれないが、いかんせん私はケット・シーの美醜がさっぱり分からない。
よくわからない冷や汗をかきながら「よろしくお願いしますにゃ」と言うので精一杯である。
とりあえずスルーしてご飯を食べていると、ふと明かりが翳った。
気配に顔を上げると、フリフリの服を着た白いペルシャ猫タイプのもっふもっふのケット・シーが、後ろに数人引き連れて立っている。
「わたくちはミミといいましゅのにゃ。あにゃた、言っておくけどタレミミしゃまはわたくちのヒアンセなのにゃっ! イロメをちゅかわないでほちいにゃっ!」
ビシッと指差された一方的な宣言に、後ろのケット・シー達もそーにゃそーにゃと同意する。
ああ、女の子だったんだ。
ケット・シーの性別は股間でも見ない限り良く分からん。
それにしても、ヒアンセ…フィアンセか。
「ミミ…おれにはよりおおくの花をめでるギムがあるのにゃ…」
「しょんな…タレミミしゃま……」
「――タレミミ。ヒアンセがいるのにほかの子にイロメを使うにゃんて関心しにゃいにゃ。ニャンコにゃん、こんな奴ほうっておくにゃ」
「おまえらは何のコシバイをしているのにゃ?」
思わずつっこんでしまった。
一体私は何に巻き込まれているのだろう。
神はこのケット・シーの楽園で、元人間の私にケット・シー相手の乙女ゲーをプレイしろとでも言っているのだろうか?
種族的には正しいかも知れないが、精神的には無理ゲーである。
ケット・シーをかわいいとは思っても、素敵だとトキメキはしない。一体誰得なのだろう?
せめて人間バージョンイラストが欲しい。
ミミはさしずめ典型的な悪役令嬢か…。攻略対象? は何人いるのだろう。
彼らの会話を聞き続ける事を耳が拒絶したので、黙々とご飯を再会する。
ミミが私に何か捲し立てていたようだが、そうこうする内に彼女のご飯が他のケット・シーに奪われてしまったらしく。
ミミは悲鳴を上げながら「今日はこれぐらいでカンベンしてあげましゅにゃっ!」と言い捨てて戻って行った。
ほとんどを聞き流してしまったが、何かのフラグを回収してしまったのだろうか。
個人的にはミミ友情エンドが無難かもしれない。
……というか、ここにいる限り、いつかはケット・シー同士で結婚しなきゃいけないのかな?
ケット・シーが絶滅危惧種なら、増やそうって思われてるよね、絶対。
私は今更ながら、今更な事に気付いて青くなってしまった。
いやー、ないわ。無理無理。
エアルベスさんには悪いけど、ドラゴンを無事に返したら脱走したい。
出来ればまたライオット達のところへ戻りたい。
そうなったらまた迷惑かけるけど無理なものは無理!
私は愛されマスコットのような存在でいたいんだ!
しかし脱走するにしても、あまり迷惑が掛からない、すべて丸く収まるような方法を考えなきゃなぁ……。
1
お気に入りに追加
167
あなたにおすすめの小説
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
転生したらチートすぎて逆に怖い
至宝里清
ファンタジー
前世は苦労性のお姉ちゃん
愛されることを望んでいた…
神様のミスで刺されて転生!
運命の番と出会って…?
貰った能力は努力次第でスーパーチート!
番と幸せになるために無双します!
溺愛する家族もだいすき!
恋愛です!
無事1章完結しました!
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
アラヒフおばさんのゆるゆる異世界生活
ゼウママ
ファンタジー
50歳目前、突然異世界生活が始まる事に。原因は良く聞く神様のミス。私の身にこんな事が起こるなんて…。
「ごめんなさい!もう戻る事も出来ないから、この世界で楽しく過ごして下さい。」と、言われたのでゆっくり生活をする事にした。
現役看護婦の私のゆっくりとしたどたばた異世界生活が始まった。
ゆっくり更新です。はじめての投稿です。
誤字、脱字等有りましたらご指摘下さい。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍2巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる