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【1】ちーとにゃんこと世界樹の茶畑ドタバタドラゴン大戦争!
41にゃん
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穏やかな時間は過ぎていく。
とうとう、見学も終わり、お別れの時間になってしまった。
「ライオットしゃん、サミュエルしゃん、マリーシャしゃん、スィルしゃん…ここまで連れてきてくれて、ありがとうにゃ!」
「ニャンコ、元気で暮らせよ!」
「健康にはくれぐれも気をつけて」
「……また、会いに来ますから」
「ニャンコ…ううっ…」
ライオットもサミュエルも、そしてマリーシャも寂しさを隠して笑ってくれた。
スィルは素直に悲しんでくれている。
私は明るく振舞った。
ケット・シーの顔で笑顔なんて分からないかもしれないけど、頑張って笑顔を作った。
それが色々世話を焼いてくれた彼らへのお礼だと思ったからだ。
「ありがとう、しゃようなら…また、会いに来てちょーらいにゃっ!」
涙を堪えて手を振って四人を見送る。
しかし、一人だけ、そこに残っている人物が居た。
ダークエルフである。
ティリオンは物言いたげに私をじっと見下ろしていた。
「――ティリオンも、色々ありがとうにゃ」
ペコリ、と頭を下げる。
しかし礼を言っても、返事がない。
「……どうしたのにゃ?」
頭を上げると、ティリオンは暫くこちらを見詰めていたが、やがてふっと目を逸らすと右手で額を覆い、溜息を吐く。
「まさか、お前がケット・シーだったとはな…猫獣人のあの姿に慣れていた所為か、今でもその姿を見ると違和感が半端無い」
そう言えばティリオンと合流して保護区まで連れてってもらって、そこで私がケット・シーだと初めて打ち明けたんだ。
彼は驚きはしたものの、猫獣人の姿だったしその時点では信じきれてはいなかったのだろう。
今の私の姿は幼女の猫獣人ではなく、真っ白なケット・シーに戻っている。
保護区に居る以上、もう誤魔化す必要はない。
「しかし、本当にお前は良かったのか、これで」
私は俯いて地面を見た。
「……仕方ないにゃ。ケット・シーは弱い生き物だというし、希少種族だから狙われるにゃ。だから、ライオットしゃん達に付いて行ったら迷惑なのにゃ……」
「反対に言えば、もし迷惑ではなかったら。もしケット・シーが弱くもなく、希少種族でもなかったら。お前はあいつらに付いていくのか?」
上から容赦なく揺さぶりをかけてくるティリオンの問い。
私は黙ったまま、それには答えなかった。
本当の気持ちを答えてしまうと、涙が零れてしまう。
黙ったままの私に、ティリオンはよく考えろ、と言って踵を返す。
ゆっくりと遠ざかっていく足音に自分の未練を見せ付けられているようで、私は「『ティリオンは尿意を催す』にゃ」と呟いた。
***
ケット・シー保護区を出た後、泣き続けるスィルを慰めつつ冒険者達は酒場に向かった。
ニャンコ――あの可愛らしい生き物と別れて悲しいのは皆同じなのだ。
こうして手放してみると、胸にぽっかり穴が開いたようになった。
飲まないと、今日は悲しみを持て余して眠れそうにない。
テーブルを囲み、酒とつまみを注文する。
ニャンコと過ごした時間を語り合っていると、ふとライオットが酒場の新たな客に気付いた。
「あれ――ティリオンじゃないか」
「――お前達、まだ日は沈みきっていないというのに酒か?」
「う、うるさいわね…あんたには関係ないんだし放っといてよ」
スィルが力なく言い返す。
ティリオンは冷ややかな目をした。
「お前、あのケット・シーが保護区に居て本当に幸せになると思うか?」
「な、なるに決まってるわよ! 同じ仲間が沢山いる場所の方がニャンコだって――」
「馬鹿か、お前は。ケット・シー達の愛らしさに思考を放棄したのか?
自身の身に置き換えて良く考えてみろ。
エルフは絶滅危惧種だの言われて人間共に追われ、捕まってエルフ保護区へ入れられる。
そこにはエルフが沢山暮らしているが、所詮人間共の慈悲の下で生かされているだけだ。
人間共はエルフの絶滅を回避するために何を要求すると思う?
簡単な話だ。番え、生め、増えろ。家畜のようにな!」
最後は怒鳴るようなティリオンの剣幕と言葉の内容に、皆衝撃を受けて目を見開き愕然とする。
「特にケット・シーは愛玩目的で追われてきた種族だ。
あの施設を見る限り今は保護が優先されているようだが。数が増えてきて絶滅が完全に回避されたら今度は人間共は何をするだろうかな。
また昔のように愛玩奴隷として売り飛ばされる想像しか俺にはつかんが。
他国への外交手段としても格好の材料だろうよ」
お前らの能天気さに反吐が出る――ティリオンはそう吐き捨て、背を向けた。
「……そうそう、あそこのケット・シー保護区を支援している貴族はギュンター公爵だそうだ。あまりいい噂は聞かんな」
そのまま酒場を後にするダークエルフ。
冒険者達は青ざめ、沈黙したまま見送る事しか出来なかった。
とうとう、見学も終わり、お別れの時間になってしまった。
「ライオットしゃん、サミュエルしゃん、マリーシャしゃん、スィルしゃん…ここまで連れてきてくれて、ありがとうにゃ!」
「ニャンコ、元気で暮らせよ!」
「健康にはくれぐれも気をつけて」
「……また、会いに来ますから」
「ニャンコ…ううっ…」
ライオットもサミュエルも、そしてマリーシャも寂しさを隠して笑ってくれた。
スィルは素直に悲しんでくれている。
私は明るく振舞った。
ケット・シーの顔で笑顔なんて分からないかもしれないけど、頑張って笑顔を作った。
それが色々世話を焼いてくれた彼らへのお礼だと思ったからだ。
「ありがとう、しゃようなら…また、会いに来てちょーらいにゃっ!」
涙を堪えて手を振って四人を見送る。
しかし、一人だけ、そこに残っている人物が居た。
ダークエルフである。
ティリオンは物言いたげに私をじっと見下ろしていた。
「――ティリオンも、色々ありがとうにゃ」
ペコリ、と頭を下げる。
しかし礼を言っても、返事がない。
「……どうしたのにゃ?」
頭を上げると、ティリオンは暫くこちらを見詰めていたが、やがてふっと目を逸らすと右手で額を覆い、溜息を吐く。
「まさか、お前がケット・シーだったとはな…猫獣人のあの姿に慣れていた所為か、今でもその姿を見ると違和感が半端無い」
そう言えばティリオンと合流して保護区まで連れてってもらって、そこで私がケット・シーだと初めて打ち明けたんだ。
彼は驚きはしたものの、猫獣人の姿だったしその時点では信じきれてはいなかったのだろう。
今の私の姿は幼女の猫獣人ではなく、真っ白なケット・シーに戻っている。
保護区に居る以上、もう誤魔化す必要はない。
「しかし、本当にお前は良かったのか、これで」
私は俯いて地面を見た。
「……仕方ないにゃ。ケット・シーは弱い生き物だというし、希少種族だから狙われるにゃ。だから、ライオットしゃん達に付いて行ったら迷惑なのにゃ……」
「反対に言えば、もし迷惑ではなかったら。もしケット・シーが弱くもなく、希少種族でもなかったら。お前はあいつらに付いていくのか?」
上から容赦なく揺さぶりをかけてくるティリオンの問い。
私は黙ったまま、それには答えなかった。
本当の気持ちを答えてしまうと、涙が零れてしまう。
黙ったままの私に、ティリオンはよく考えろ、と言って踵を返す。
ゆっくりと遠ざかっていく足音に自分の未練を見せ付けられているようで、私は「『ティリオンは尿意を催す』にゃ」と呟いた。
***
ケット・シー保護区を出た後、泣き続けるスィルを慰めつつ冒険者達は酒場に向かった。
ニャンコ――あの可愛らしい生き物と別れて悲しいのは皆同じなのだ。
こうして手放してみると、胸にぽっかり穴が開いたようになった。
飲まないと、今日は悲しみを持て余して眠れそうにない。
テーブルを囲み、酒とつまみを注文する。
ニャンコと過ごした時間を語り合っていると、ふとライオットが酒場の新たな客に気付いた。
「あれ――ティリオンじゃないか」
「――お前達、まだ日は沈みきっていないというのに酒か?」
「う、うるさいわね…あんたには関係ないんだし放っといてよ」
スィルが力なく言い返す。
ティリオンは冷ややかな目をした。
「お前、あのケット・シーが保護区に居て本当に幸せになると思うか?」
「な、なるに決まってるわよ! 同じ仲間が沢山いる場所の方がニャンコだって――」
「馬鹿か、お前は。ケット・シー達の愛らしさに思考を放棄したのか?
自身の身に置き換えて良く考えてみろ。
エルフは絶滅危惧種だの言われて人間共に追われ、捕まってエルフ保護区へ入れられる。
そこにはエルフが沢山暮らしているが、所詮人間共の慈悲の下で生かされているだけだ。
人間共はエルフの絶滅を回避するために何を要求すると思う?
簡単な話だ。番え、生め、増えろ。家畜のようにな!」
最後は怒鳴るようなティリオンの剣幕と言葉の内容に、皆衝撃を受けて目を見開き愕然とする。
「特にケット・シーは愛玩目的で追われてきた種族だ。
あの施設を見る限り今は保護が優先されているようだが。数が増えてきて絶滅が完全に回避されたら今度は人間共は何をするだろうかな。
また昔のように愛玩奴隷として売り飛ばされる想像しか俺にはつかんが。
他国への外交手段としても格好の材料だろうよ」
お前らの能天気さに反吐が出る――ティリオンはそう吐き捨て、背を向けた。
「……そうそう、あそこのケット・シー保護区を支援している貴族はギュンター公爵だそうだ。あまりいい噂は聞かんな」
そのまま酒場を後にするダークエルフ。
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