37 / 105
【1】ちーとにゃんこと世界樹の茶畑ドタバタドラゴン大戦争!
37にゃん
しおりを挟む
ふわふわと、目の前を羽のついた赤い半透明の小さな精霊が飛んでいた。
周囲には同じような一回り小さいのがちらほらと。
シルフィードがそれに近づいていく。
"あれー、サラマンダーじゃないのー! 何でここに居るのー?"
"久しぶりじゃねーかシルフィード。愛し子の激しい怒りに引き寄せられて来ちまった"
"えー? 火の精霊の愛し子って、確かー…"
空中を飛び交う精霊たちを目で追っていると、ふわりと身体が浮き上がった。
驚いて後ろを振り返ると、あの赤い髪の女性である。
「お嬢ちゃん、見えるのね?」
微かな囁き。私はうんと頷いた。
"ん? 俺達の事見えてるのか――って……そ、それは何だお前! 光に闇の祝福、風と地の石――とんでもねぇモン持ってやがる!"
火の精霊――サラマンダーは私の鈴を見て驚愕している。
"へへー、いいでしょー? ニャンコは特別なのー! 言っとくけど、ニャンコは精霊の言葉分かってるからねー?"
"えっ、本当か!?"
こちらを驚いて振り向くサラマンダー。
「本当にゃ、こんばんにゃ!」
手を小さく振って小声で会釈すると、火の精霊王は目をまんまるにした。
「――もしかして、言葉も分かっているのかしら?」
「にゃっ!? お姉さんも分かるのかにゃ?」
"てことはニャンコ、だっけ? あんた、その幼いなりでスカーレット以上の魔力は持ってんだな!"
ん? すると、精霊の声が聞こえる聞こえないは魔力量の関係なのかな?
どちらにせよ、精霊の声が聞こえる人に初めて会ったよ。
その時である。
「あら、ニャンコ……?」
ライオット達がヒュペルト様をげんなりしながらあしらっている最中、マリーシャがこちらに気付くと心配そうに声を掛けてきた。
まあスカーレットさんはヒュペルト様の一味に見られてるからなぁ。
大丈夫だというように明るく手を振ると、ヒュペルト様がこちらに近づいて来た。
「お前~、獣人奴隷の癖に僕のスカーレットに抱っこされていいご身分だね~。しかも、身分不相応な綺麗な鈴を付けているじゃないか~。僕が貰ってあげるよ~」
取り巻きのお姉さん、スカーレットさんに抱っこされているから気に入らなかったらしい。
丁度良い、こいつでアンシェラ様の仕掛けとやらを実験してみる事にする。
「シルフィード、声を届けてお願いにゃ。大丈夫にゃ、何もしないで見ててちょーらいにゃっ」
腕を強張らせるスカーレットさんに囁くと同時に冒険者達にも声を届けてもらう。
冒険者達もハラハラしつつもヒュペルト様を囲むように動いた。
主催者であるマニュエル様は厳しい目つきでこちらを見ているが、決定的にでもならなければ動けないだろう。
貴族特有の関係もあるだろうから。
ヒュペルト様が私に手を伸ばした――緊張の、瞬間。
彼は首輪に手を掛け――るなり、何かに弾かれたように後ろに盛大に倒れた。
突然の惨事に周囲から悲鳴が上がる。
「痛いな、なんだ~、触ったら衝撃が走った~、僕の股間の聖剣を●●●●してよ~!!?」
ヒュペルト様は己が身に起きた異常を感じて口元を押さえた。
「な、な、な…今、僕の口が勝手に~!? 僕の股間の聖剣を●●●●してよ~!」
お、おお…これが……偉大なる闇の神アンシェラ様の御力か……!
私はあまりの事に戦慄を覚えた。体中に震えが走る。
その変態発言が、私のような幼女に向かって発せられているのは…社会的な死を意味している。
しかもヒュペルト様は身分の高い貴族…こんな公衆の面前で、だと……!?
「もしかしてその鈴の所為かい~、僕の股間の聖剣を●●●●してよ~」
ヒュペルト様は真っ青になっている。
その時にはもう、周囲の耳目はほとんどこちらに集まっていた。
(ねえ、あれ…)
(ああ、ギュンター公爵家の馬鹿息子じゃない…?)
(馬鹿だけじゃなくロリペドの変態だったか。どちらにも超が付くが)
(いやあああ、あんな小さな子に! 気持ち悪い!)
(あの剣帯のやり方ってあいつが最初にやり始めたんじゃなかったっけ? そういう意味だったんだな)
ざわ…ざわ…。ひそひそひそ。
「こ、これは違うんだ~、その猫獣人の所為に決まってる! 僕の股間の聖剣を●……」
私はこれ以上ヒュペルト様の傷口を広げてはいけないと焦り、奥の手を使った。
「『ヒュペルトはぎっくり腰になる』にゃ!」
「ぐふぇっ…」
ヒュペルト様は再び崩れ落ちて股間をレイピアの鞘で強打し、白目をむいて気絶した。
仕方なかったんだ…再びぎっくり腰になったのは、時間の問題だったのだから…。
スカーレットさんが他の取り巻きの女性達に近づいて、私がこの子を見てるから後はよろしくねと囁く。
彼女らは頷くと、全員羨ましそうな顔で私の頭を次々と撫でてから動き出した。
マニュエル様が手配した担架を持ってきた伯爵家の使用人達と共に会場を後にする。
"ぎゃーっはっはっはっ、すんげー面白れー!!!"
"ねー? ニャンコは最高でしょー?"
火の精霊が笑い転げている。さっきの不機嫌さもどこへやら。
シルフィードが、"ちなみに、本・日・二・度・目、なのー♪"ときゃらきゃら言うと、それはいよいよ激しくなった。
フロア中の蝋燭の火も、楽しそうにパチパチと音を立てている。
スカーレットさんを振り返ると、百花の王が咲いたような満面の笑み。
やっぱり美人なお姉さんは笑顔が良く似合うと思う。
周囲には同じような一回り小さいのがちらほらと。
シルフィードがそれに近づいていく。
"あれー、サラマンダーじゃないのー! 何でここに居るのー?"
"久しぶりじゃねーかシルフィード。愛し子の激しい怒りに引き寄せられて来ちまった"
"えー? 火の精霊の愛し子って、確かー…"
空中を飛び交う精霊たちを目で追っていると、ふわりと身体が浮き上がった。
驚いて後ろを振り返ると、あの赤い髪の女性である。
「お嬢ちゃん、見えるのね?」
微かな囁き。私はうんと頷いた。
"ん? 俺達の事見えてるのか――って……そ、それは何だお前! 光に闇の祝福、風と地の石――とんでもねぇモン持ってやがる!"
火の精霊――サラマンダーは私の鈴を見て驚愕している。
"へへー、いいでしょー? ニャンコは特別なのー! 言っとくけど、ニャンコは精霊の言葉分かってるからねー?"
"えっ、本当か!?"
こちらを驚いて振り向くサラマンダー。
「本当にゃ、こんばんにゃ!」
手を小さく振って小声で会釈すると、火の精霊王は目をまんまるにした。
「――もしかして、言葉も分かっているのかしら?」
「にゃっ!? お姉さんも分かるのかにゃ?」
"てことはニャンコ、だっけ? あんた、その幼いなりでスカーレット以上の魔力は持ってんだな!"
ん? すると、精霊の声が聞こえる聞こえないは魔力量の関係なのかな?
どちらにせよ、精霊の声が聞こえる人に初めて会ったよ。
その時である。
「あら、ニャンコ……?」
ライオット達がヒュペルト様をげんなりしながらあしらっている最中、マリーシャがこちらに気付くと心配そうに声を掛けてきた。
まあスカーレットさんはヒュペルト様の一味に見られてるからなぁ。
大丈夫だというように明るく手を振ると、ヒュペルト様がこちらに近づいて来た。
「お前~、獣人奴隷の癖に僕のスカーレットに抱っこされていいご身分だね~。しかも、身分不相応な綺麗な鈴を付けているじゃないか~。僕が貰ってあげるよ~」
取り巻きのお姉さん、スカーレットさんに抱っこされているから気に入らなかったらしい。
丁度良い、こいつでアンシェラ様の仕掛けとやらを実験してみる事にする。
「シルフィード、声を届けてお願いにゃ。大丈夫にゃ、何もしないで見ててちょーらいにゃっ」
腕を強張らせるスカーレットさんに囁くと同時に冒険者達にも声を届けてもらう。
冒険者達もハラハラしつつもヒュペルト様を囲むように動いた。
主催者であるマニュエル様は厳しい目つきでこちらを見ているが、決定的にでもならなければ動けないだろう。
貴族特有の関係もあるだろうから。
ヒュペルト様が私に手を伸ばした――緊張の、瞬間。
彼は首輪に手を掛け――るなり、何かに弾かれたように後ろに盛大に倒れた。
突然の惨事に周囲から悲鳴が上がる。
「痛いな、なんだ~、触ったら衝撃が走った~、僕の股間の聖剣を●●●●してよ~!!?」
ヒュペルト様は己が身に起きた異常を感じて口元を押さえた。
「な、な、な…今、僕の口が勝手に~!? 僕の股間の聖剣を●●●●してよ~!」
お、おお…これが……偉大なる闇の神アンシェラ様の御力か……!
私はあまりの事に戦慄を覚えた。体中に震えが走る。
その変態発言が、私のような幼女に向かって発せられているのは…社会的な死を意味している。
しかもヒュペルト様は身分の高い貴族…こんな公衆の面前で、だと……!?
「もしかしてその鈴の所為かい~、僕の股間の聖剣を●●●●してよ~」
ヒュペルト様は真っ青になっている。
その時にはもう、周囲の耳目はほとんどこちらに集まっていた。
(ねえ、あれ…)
(ああ、ギュンター公爵家の馬鹿息子じゃない…?)
(馬鹿だけじゃなくロリペドの変態だったか。どちらにも超が付くが)
(いやあああ、あんな小さな子に! 気持ち悪い!)
(あの剣帯のやり方ってあいつが最初にやり始めたんじゃなかったっけ? そういう意味だったんだな)
ざわ…ざわ…。ひそひそひそ。
「こ、これは違うんだ~、その猫獣人の所為に決まってる! 僕の股間の聖剣を●……」
私はこれ以上ヒュペルト様の傷口を広げてはいけないと焦り、奥の手を使った。
「『ヒュペルトはぎっくり腰になる』にゃ!」
「ぐふぇっ…」
ヒュペルト様は再び崩れ落ちて股間をレイピアの鞘で強打し、白目をむいて気絶した。
仕方なかったんだ…再びぎっくり腰になったのは、時間の問題だったのだから…。
スカーレットさんが他の取り巻きの女性達に近づいて、私がこの子を見てるから後はよろしくねと囁く。
彼女らは頷くと、全員羨ましそうな顔で私の頭を次々と撫でてから動き出した。
マニュエル様が手配した担架を持ってきた伯爵家の使用人達と共に会場を後にする。
"ぎゃーっはっはっはっ、すんげー面白れー!!!"
"ねー? ニャンコは最高でしょー?"
火の精霊が笑い転げている。さっきの不機嫌さもどこへやら。
シルフィードが、"ちなみに、本・日・二・度・目、なのー♪"ときゃらきゃら言うと、それはいよいよ激しくなった。
フロア中の蝋燭の火も、楽しそうにパチパチと音を立てている。
スカーレットさんを振り返ると、百花の王が咲いたような満面の笑み。
やっぱり美人なお姉さんは笑顔が良く似合うと思う。
1
お気に入りに追加
167
あなたにおすすめの小説
引きこもり転生エルフ、仕方なく旅に出る
Greis
ファンタジー
旧題:引きこもり転生エルフ、強制的に旅に出される
・2021/10/29 第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞 こちらの賞をアルファポリス様から頂く事が出来ました。
実家暮らし、25歳のぽっちゃり会社員の俺は、日ごろの不摂生がたたり、読書中に死亡。転生先は、剣と魔法の世界の一種族、エルフだ。一分一秒も無駄にできない前世に比べると、だいぶのんびりしている今世の生活の方が、自分に合っていた。次第に、兄や姉、友人などが、見分のために外に出ていくのを見送る俺を、心配しだす両親や師匠たち。そしてついに、(強制的に)旅に出ることになりました。
※のんびり進むので、戦闘に関しては、話数が進んでからになりますので、ご注意ください。
転生したらチートすぎて逆に怖い
至宝里清
ファンタジー
前世は苦労性のお姉ちゃん
愛されることを望んでいた…
神様のミスで刺されて転生!
運命の番と出会って…?
貰った能力は努力次第でスーパーチート!
番と幸せになるために無双します!
溺愛する家族もだいすき!
恋愛です!
無事1章完結しました!
公爵家長男はゴミスキルだったので廃嫡後冒険者になる(美味しいモノが狩れるなら文句はない)
音爽(ネソウ)
ファンタジー
記憶持ち転生者は元定食屋の息子。
魔法ありファンタジー異世界に転生した。彼は将軍を父に持つエリートの公爵家の嫡男に生まれかわる。
だが授かった職業スキルが「パンツもぐもぐ」という謎ゴミスキルだった。そんな彼に聖騎士の弟以外家族は冷たい。
見習い騎士にさえなれそうもない長男レオニードは廃嫡後は冒険者として生き抜く決意をする。
「ゴミスキルでも美味しい物を狩れれば満足だ」そんな彼は前世の料理で敵味方の胃袋を掴んで魅了しまくるグルメギャグ。
転生王子の異世界無双
海凪
ファンタジー
幼い頃から病弱だった俺、柊 悠馬は、ある日神様のミスで死んでしまう。
特別に転生させてもらえることになったんだけど、神様に全部お任せしたら……
魔族とエルフのハーフっていう超ハイスペック王子、エミルとして生まれていた!
それに神様の祝福が凄すぎて俺、強すぎじゃない?どうやら世界に危機が訪れるらしいけど、チートを駆使して俺が救ってみせる!
おばさん、異世界転生して無双する(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆オラオラオラオラ
Crosis
ファンタジー
新たな世界で新たな人生を_(:3 」∠)_
【残酷な描写タグ等は一応保険の為です】
後悔ばかりの人生だった高柳美里(40歳)は、ある日突然唯一の趣味と言って良いVRMMOのゲームデータを引き継いだ状態で異世界へと転移する。
目の前には心血とお金と時間を捧げて作り育てたCPUキャラクター達。
そして若返った自分の身体。
美男美女、様々な種族の|子供達《CPUキャラクター》とアイテムに天空城。
これでワクワクしない方が嘘である。
そして転移した世界が異世界であると気付いた高柳美里は今度こそ後悔しない人生を謳歌すると決意するのであった。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
前世は最悪だったのに神の世界に行ったら神々全員&転生先の家族から溺愛されて幸せ!?しかも最強➕契約した者、創られた者は過保護すぎ!他者も!?
a.m.
ファンタジー
主人公柳沢 尊(やなぎさわ たける)は最悪な人生だった・・耐えられず心が壊れ自殺してしまう。
気が付くと神の世界にいた。
そして目の前には、多数の神々いて「柳沢尊よ、幸せに出来なくてすまなかった転生の前に前の人生で壊れてしまった心を一緒に治そう」
そうして神々たちとの生活が始まるのだった...
もちろん転生もします
神の逆鱗は、尊を傷つけること。
神「我々の子、愛し子を傷つける者は何であろうと容赦しない!」
神々&転生先の家族から溺愛!
成長速度は遅いです。
じっくり成長させようと思います。
一年一年丁寧に書いていきます。
二年後等とはしません。
今のところ。
前世で味わえなかった幸せを!
家族との思い出を大切に。
現在転生後···· 0歳
1章物語の要点······神々との出会い
1章②物語の要点······家族&神々の愛情
現在1章③物語の要点······?
想像力が9/25日から爆発しまして増えたための変えました。
学校編&冒険編はもう少し進んでから
―――編、―――編―――編まだまだ色んなのを書く予定―――は秘密
処女作なのでお手柔らかにお願いします。文章を書くのが下手なので誤字脱字や比例していたらコメントに書いていただけたらすぐに直しますのでお願いします。(背景などの細かいところはまだ全く書けないのですいません。)主人公以外の目線は、お気に入り100になり次第別に書きますのでそちらの方もよろしくお願いします。(詳細は200)
感想お願いいたします。
❕只今話を繋げ中なためしおりの方は注意❕
目線、詳細は本編の間に入れました
2020年9月毎日投稿予定(何もなければ)
頑張ります
(心の中で読んでくださる皆さんに物語の何か案があれば教えてほしい~~🙏)と思ってしまいました。人物、魔物、物語の流れなど何でも、皆さんの理想に追いつくために!
旧 転生したら最強だったし幸せだった
私は聖女ではないですか。じゃあ勝手にするので放っといてください。
アーエル
ファンタジー
旧題:私は『聖女ではない』ですか。そうですか。帰ることも出来ませんか。じゃあ『勝手にする』ので放っといて下さい。
【 聖女?そんなもん知るか。報復?復讐?しますよ。当たり前でしょう?当然の権利です! 】
地震を知らせるアラームがなると同時に知らない世界の床に座り込んでいた。
同じ状況の少女と共に。
そして現れた『オレ様』な青年が、この国の第二王子!?
怯える少女と睨みつける私。
オレ様王子は少女を『聖女』として選び、私の存在を拒否して城から追い出した。
だったら『勝手にする』から放っておいて!
同時公開
☆カクヨム さん
✻アルファポリスさんにて書籍化されました🎉
タイトルは【 私は聖女ではないですか。じゃあ勝手にするので放っといてください 】です。
そして番外編もはじめました。
相変わらず不定期です。
皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます🙇💕
これからもよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる