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【1】大魔術師
10.戦い
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「くっ!」
ゼーウェンは唇をかみ締め、敵を睨み付けた。じゃり、と砂を手に握り、投げつける。
――負けてなるものか。
フォーは砂礫にうっと怯んだ、その一瞬の隙を突いてゼーウェンは体勢を立て直す。
同時にその左腕に走る鋭い痛みに呻く。投擲ナイフが刺さっていたのだ。
「あんた……魔術の腕は良いが身のこなしはまだまだだな」
言いながら、男はやられた目を拭っている。
「ぐっ……術の巧拙は関係ない。ただ、それを如何に用いるかだ」
ゼーウェンは痛みに耐えながら言い返した。今抜くのは出血が酷くなるから得策では無いだろう。
利き腕でなかったのは幸いだった、と思う。
「そうか、そうだな」
ゆっくりと上げたフォーの顔にふと暗い笑みが浮かんだ。
次の瞬間――ゼーウェンは目を瞠る。
短剣――マナの喉元に!
フォーは陣の中に入るとマナの背後にまわった。
マナは相変わらず動けずにいたが、その目に驚愕の色が浮かんでいる。
「さあて、形勢逆転だな。これならどうする? 大切な妹なんだろう?」
「卑怯な……」
「俺に正義でも求めていたのか? とんだお門違いだったな。お前、甘すぎるんだよ」
ゼーウェンは自身の体内で、暗く青白く、冷たい炎が渦巻き始めたのを感じた。
怒りのあまり、心は逆に静かになった。
驚くほど周囲が鮮明に見える。ゼーウェンは目を細め、人質をとっている男、フォーを見据えた。
「――マナを殺してみろ、その時は貴様も殺してやる」
ゼーウェンは自身の声が二重になって聞こえてくるように感じていた。目頭が熱を帯びてくる。
「この娘が死んでも構わないのか?」
茶化すような声。
「私は!」
ゼーウェンは目を閉じる。
自分を否定してはいけない。
――本当の事じゃないか。
思い出す――『魔術師たる者、何を以って最大の敵とするか』。
遠い子供の頃に読んだ魔術書の、『師と弟子の問答編』の一節に記されていた言葉。
「真の名において真実を言う。私はまだまだ未熟だ。確かにマナを置き去りにした。それは否定しない。
あらゆる可能性も考慮に入れずに行動した。術師としての初歩の心構えすら忘れていた。
愚かだった。私は魔術師の資格を失ったも同然だ」
目を開けると彼らを真っ直ぐ見つめた。マナの大きな瞳が夜の森の湖のように光を反射してこちらに向けられている。
ゼーウェンは意志を込めて見つめ返しながら言葉を紡いだ。
「――だが、己の失態は償う誇りぐらいはある。たとえ、それが命を差し出す事になってもだ!」
「へえ、お前の誇りが守られる為に人一人の命が犠牲になるというわけだ」
「違う」
「違わないね」
ゼーウェンはそれに答えず、ある呪文を唱え始めた。湾曲刀の切っ先を自分の胸へ向ける。
「『我ここに天地を統べる全ての神々に請う、我が魂、我が命、我が真の名をかけて祈り求める。我が存在と引き換えにこの者を敵から守り、慈しみ給え』」
それは自らの命と引き換えにした召還呪文。
己の魂を強大な守護の魔獣の核と成し、刀を胸に突き立て契約と召還の血を捧げれば成就する。
召還陣も必要は無い呪詛――術者が最後に願ったことが果たされるまで生まれ出た魔獣は死ぬ事が無く契約を実行する。
フォーは半眼になって視線を足元に彷徨わせると暫く黙っていた。
「ふーん、そうくるか」
そう呟き、短剣をマナから離す。
ついでに彼女にかけていた術も解いたようで、マナはそのままへたへたと座り込んでしまった。恐らく長い事痺れていたせいで体に力が入らないのだ。
「判ったよ――そこまでやるんなら仕方ない」
フォーは短剣をしまうとこちらを見た。肩を竦めておどけるように口を開く。
「俺だって命は惜しい。さすがにそれは金よりも大事なんでね」
俺も真の名において、と続ける。
「あんたがどんだけ本気で向かってくるか見てみたかったんだ。
この娘は俺に見つからなかったら間違いなく野垂れ死んでいた。そんな目に追いやった奴が妹だの何だのと嘘までついてのこのこ現れたもんだから正直言って腹が立ったんでね」
「……嘘だって知ってたのか?」
相手の豹変に戸惑いつつもゼーウェンは問い返す。フォーはおや、とした表情になる。
「いくら流浪の民の中で育ったからって通じる言葉の一つくらい出来るぞ、普通。たとえそれが遠国だったとしても、だ。
それに俺はいろんな国をまわった事があるから異国語も多少はこなせるし」
あんたがあまり旅慣れていないことは直ぐに判ったよ、と続ける。
「経験が無いから仕方ないとは思う部分もあるとは言え、事情は大体分ったところでやっぱり許せねえって思ったね。
魔術師ってもんはあんたも言ったとおりあらゆる可能性を考慮に入れて行動しなければならない。
己の心一つ制御出来ずに短慮を起こしたあんたは確かに術師として失格だな」
突然短剣を再び引き抜くとこちらに振り下ろしてきた。私も咄嗟に湾曲刀を一閃させる。
飛び散った火花の向こうに、フォーの口元がふっと笑みを作るのが見えた。
「でも、その覚悟だけは本物だ。それに免じて恋人は返してやるよ」
「なっ!?」
「……じゃあな」
額にかかった金の髪を軽く掻き上げ、フォーは剣を鞘に収め、荷物を取ると歩き出し――思い出したように止まる。こちらにいくつかの物を投げてよこした。
一括りにされた草色の布の塊と、布袋が一つ。
「やるよ。マナの服と――少しだが食料と薬だ。受け取れ。あんたと違って女の子なんだから少しは気を使ってやれよ?」
それだけを言い終わるとフォーは今度こそ外へと出て行く。程無くして聞こえてきた竜の羽音はやがて、遠ざかっていった。
ゼーウェンは唇をかみ締め、敵を睨み付けた。じゃり、と砂を手に握り、投げつける。
――負けてなるものか。
フォーは砂礫にうっと怯んだ、その一瞬の隙を突いてゼーウェンは体勢を立て直す。
同時にその左腕に走る鋭い痛みに呻く。投擲ナイフが刺さっていたのだ。
「あんた……魔術の腕は良いが身のこなしはまだまだだな」
言いながら、男はやられた目を拭っている。
「ぐっ……術の巧拙は関係ない。ただ、それを如何に用いるかだ」
ゼーウェンは痛みに耐えながら言い返した。今抜くのは出血が酷くなるから得策では無いだろう。
利き腕でなかったのは幸いだった、と思う。
「そうか、そうだな」
ゆっくりと上げたフォーの顔にふと暗い笑みが浮かんだ。
次の瞬間――ゼーウェンは目を瞠る。
短剣――マナの喉元に!
フォーは陣の中に入るとマナの背後にまわった。
マナは相変わらず動けずにいたが、その目に驚愕の色が浮かんでいる。
「さあて、形勢逆転だな。これならどうする? 大切な妹なんだろう?」
「卑怯な……」
「俺に正義でも求めていたのか? とんだお門違いだったな。お前、甘すぎるんだよ」
ゼーウェンは自身の体内で、暗く青白く、冷たい炎が渦巻き始めたのを感じた。
怒りのあまり、心は逆に静かになった。
驚くほど周囲が鮮明に見える。ゼーウェンは目を細め、人質をとっている男、フォーを見据えた。
「――マナを殺してみろ、その時は貴様も殺してやる」
ゼーウェンは自身の声が二重になって聞こえてくるように感じていた。目頭が熱を帯びてくる。
「この娘が死んでも構わないのか?」
茶化すような声。
「私は!」
ゼーウェンは目を閉じる。
自分を否定してはいけない。
――本当の事じゃないか。
思い出す――『魔術師たる者、何を以って最大の敵とするか』。
遠い子供の頃に読んだ魔術書の、『師と弟子の問答編』の一節に記されていた言葉。
「真の名において真実を言う。私はまだまだ未熟だ。確かにマナを置き去りにした。それは否定しない。
あらゆる可能性も考慮に入れずに行動した。術師としての初歩の心構えすら忘れていた。
愚かだった。私は魔術師の資格を失ったも同然だ」
目を開けると彼らを真っ直ぐ見つめた。マナの大きな瞳が夜の森の湖のように光を反射してこちらに向けられている。
ゼーウェンは意志を込めて見つめ返しながら言葉を紡いだ。
「――だが、己の失態は償う誇りぐらいはある。たとえ、それが命を差し出す事になってもだ!」
「へえ、お前の誇りが守られる為に人一人の命が犠牲になるというわけだ」
「違う」
「違わないね」
ゼーウェンはそれに答えず、ある呪文を唱え始めた。湾曲刀の切っ先を自分の胸へ向ける。
「『我ここに天地を統べる全ての神々に請う、我が魂、我が命、我が真の名をかけて祈り求める。我が存在と引き換えにこの者を敵から守り、慈しみ給え』」
それは自らの命と引き換えにした召還呪文。
己の魂を強大な守護の魔獣の核と成し、刀を胸に突き立て契約と召還の血を捧げれば成就する。
召還陣も必要は無い呪詛――術者が最後に願ったことが果たされるまで生まれ出た魔獣は死ぬ事が無く契約を実行する。
フォーは半眼になって視線を足元に彷徨わせると暫く黙っていた。
「ふーん、そうくるか」
そう呟き、短剣をマナから離す。
ついでに彼女にかけていた術も解いたようで、マナはそのままへたへたと座り込んでしまった。恐らく長い事痺れていたせいで体に力が入らないのだ。
「判ったよ――そこまでやるんなら仕方ない」
フォーは短剣をしまうとこちらを見た。肩を竦めておどけるように口を開く。
「俺だって命は惜しい。さすがにそれは金よりも大事なんでね」
俺も真の名において、と続ける。
「あんたがどんだけ本気で向かってくるか見てみたかったんだ。
この娘は俺に見つからなかったら間違いなく野垂れ死んでいた。そんな目に追いやった奴が妹だの何だのと嘘までついてのこのこ現れたもんだから正直言って腹が立ったんでね」
「……嘘だって知ってたのか?」
相手の豹変に戸惑いつつもゼーウェンは問い返す。フォーはおや、とした表情になる。
「いくら流浪の民の中で育ったからって通じる言葉の一つくらい出来るぞ、普通。たとえそれが遠国だったとしても、だ。
それに俺はいろんな国をまわった事があるから異国語も多少はこなせるし」
あんたがあまり旅慣れていないことは直ぐに判ったよ、と続ける。
「経験が無いから仕方ないとは思う部分もあるとは言え、事情は大体分ったところでやっぱり許せねえって思ったね。
魔術師ってもんはあんたも言ったとおりあらゆる可能性を考慮に入れて行動しなければならない。
己の心一つ制御出来ずに短慮を起こしたあんたは確かに術師として失格だな」
突然短剣を再び引き抜くとこちらに振り下ろしてきた。私も咄嗟に湾曲刀を一閃させる。
飛び散った火花の向こうに、フォーの口元がふっと笑みを作るのが見えた。
「でも、その覚悟だけは本物だ。それに免じて恋人は返してやるよ」
「なっ!?」
「……じゃあな」
額にかかった金の髪を軽く掻き上げ、フォーは剣を鞘に収め、荷物を取ると歩き出し――思い出したように止まる。こちらにいくつかの物を投げてよこした。
一括りにされた草色の布の塊と、布袋が一つ。
「やるよ。マナの服と――少しだが食料と薬だ。受け取れ。あんたと違って女の子なんだから少しは気を使ってやれよ?」
それだけを言い終わるとフォーは今度こそ外へと出て行く。程無くして聞こえてきた竜の羽音はやがて、遠ざかっていった。
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