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鶏蛇竜のカール。
鶏蛇竜は暁を待つ。【19】
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「これから殿にご挨拶をしに行くぞ」
時期外れでやってきたことだし、他に新人も居ない。なのでカールの場合は個別に殿にお目通りが叶うらしい。
食事を終えて食堂を出たカールは、ジルベリクに連れられて殿――サイモン・キャンディ伯爵のいる執務室へと向かった。
「新人の庭師が参りました。お目通りを願います」
ジルベリクがノックをして名乗り、用件を告げると入室が許可される。
ジルベリクに続いて室内に足を踏み入れたカールの目を惹き付けたのは、一人の人物だった。
蜜色の髪と瞳。豪奢な衣服を身に纏った、鷹を思わせるような鋭い眼差しの壮年の貴族。
隣に政務官長バルナールが控えていることから、恐らくその人が主君であるサイモン・キャンディ伯爵なのだろう。
カールは跪いて恭しく頭を垂れ、騎士の礼を取った。
「本日付けで見習いとなりました蛇ノ庄、鶏蛇竜のカール・リザヒルにございます。お目通りが叶い、望外の喜びにございます」
「キャンディ伯爵家当主、サイモンである。面を上げよ」
「ははっ」
そっと顔を上げると、サイモン様と視線が交錯する。
こうしてまじまじと見ると、領地で合った大殿と比べて殿は正に太陽神を思わせる風貌だった。ただ、修道士が説くような慈愛に満ちたそれではなく、まるで罪人に裁きを与えるような厳めしさ。
ひた、とカールを見据えたまま、サイモン様の口が開かれる。
「カール・リザヒル。ふむ……良き面構えだ。蛇ノ庄からの定期報告によれば、既に見習い以上の実力があるとか」
「恐れ入ります」
自分が化け物だと看破され、断罪される幻――全てを見透かされる恐れを抱いたカールは、内面を覆い隠すべくにこりと微笑んだ。
「サイモン様、カール・リザヒルは薬草の扱いにおいて蛇ノ庄で一二を争うほど長けているとか」
バルナールの声が降ってくる。
ほう? と感心したようなサイモン様の声。
――これは、自分を売り込む好機かも知れない。
「ならば薬草園を任せるのに適任だな」
「カール」
「はい、薬草の栽培と管理に関しましては多少の心得がございます」
主君より信頼を得る第一歩。
ジルベリクに促されたカールの答えに、サイモン様は興味をそそられたようだった。
「素晴らしい……ジルベリク」
「ははっ、そのように手配致しましょう」
「鶏蛇竜、カール・リザヒルよ」
カツン、カツン……と響かせながら近づいて来る上等な革靴。
カールが短く返事をすると、室内の灯りに照り返されて黄金に輝く双眼がこちらを見下ろして笑っている。
「そなたがキャンディ伯爵家に篤き忠義を捧げ仕えてくれることは私の喜びであり、宝である。今後の働きに期待しているぞ」
「……ありがたき幸せ」
心にずしりとかかる重み。
――裏切らず、失望させるな。
称賛と期待が込められていた筈の言葉だが、カールにはそのように聞こえてならなかった。
***
カールが主君への目通りと挨拶を終えた半刻程後――執務室にある隠し扉が開かれ、隠密騎士筆頭のジルベリクが姿を現した。
気付いた政務官長バルナールがお疲れ様です、と労いの言葉を掛ける。
「カール・リザヒルは」
「神狼に任せて来ました。屋敷を案内させています」
「執務も丁度終わった。ソファーで話をしよう。そなたも掛けるがいい、ジルベリク」
キャンディ伯爵当主サイモンは伸びをするとソファーに座り込む。ジルベリクも断って対面に座った。
バルナールがベルを鳴らすと、扉から侍女頭のマリエッテ・メレンが数人の侍女と共に入室して来る。マリアージュ姫が作り出したという麦茶と焼き菓子を給仕すると、一礼して出て行った。
「それで、報告を聞こうか」
麦茶で唇を湿らせたサイモンが促すと、ジルベリクははい、と頷く。
「カール・リザヒルは、少なくともヘルムのような気性ではないかと。蛇ノ庄で修行中の若者達を容赦無く叩きのめして戦闘不能にしたという噂もあって身構えていたのですが、拍子抜けするほどです。
食事時にヘルムと因縁のある馬兄弟の隣に座るように仕向けて観察してみましたが、積極的に喧嘩を売るようなことはありませんでした。ヘルムのことでの怨みのようなものはないと思われますが、ただ、何がしかのわだかまりがあるように見受けられました」
「わだかまり?」
「はい。功を立てることなくマリー様の専属に抜擢された、という事に関して嫌味を言っておりました」
その程度であれば何もカール・リザヒルに限った事では無かった。
馬兄弟を娘の遊び相手兼護衛に命じた当主であるサイモン自身、馬兄弟をやっかむ者がいるとジルベリクより報告を受けている。もっとも、馬兄弟が雪山の手練れの傭兵を下すという功を立て実力を示してからはそれは鳴りを潜めたが。
「だが、どうにも引っかかる……話だけを聞けば出世欲はあるようだが、それにしては」
「殿?」
「奇妙な違和感を感じる」
希望、欲望――そう言ったものの光や熱をカール・リザヒルの瞳からは全く感じなかった。寧ろ真逆のような――
サイモンが眉根を寄せてそう言うと、菓子を飲み込んだバルナールが思案気に口を開いた。
「出世欲というよりも、早く功を立て蛇ノ庄の信頼を取り戻さねばという思いの方が強いのでは。怪我を負っているにも関わらず、蛇ノ庄を出奔して登城する程ですし」
「待ってくれ、バルナール殿。出奔とは? 薬草のような匂いがすると思っていたが、カールは怪我をしていたのか?」
ぎょっとしたように問い質すジルベリク。バルナールは首を傾げた。
「彼が持って来た手紙には、カール・リザヒルが蛇ノ庄を出奔する形で登城してきたようだ、とありました。
怪我の程度は分かりませんが……本人申告では少し休めば問題無いと言っていたと」
「……確かめておこう」
表情を硬くしたジルベリクがそう言うと、サイモンが立ち上がって執務机の上にある一通の手紙を取り上げる。カールが屋敷に来る前に届けられた、蛇ノ庄当主代替わりの報告。
「代替わりする蛇ノ庄当主はイーヴォ・リザヒル。カールの父だという。場合によっては召喚せねばなるまいな」
主君の呟きに、二人の忠実な臣下は頷いた。
時期外れでやってきたことだし、他に新人も居ない。なのでカールの場合は個別に殿にお目通りが叶うらしい。
食事を終えて食堂を出たカールは、ジルベリクに連れられて殿――サイモン・キャンディ伯爵のいる執務室へと向かった。
「新人の庭師が参りました。お目通りを願います」
ジルベリクがノックをして名乗り、用件を告げると入室が許可される。
ジルベリクに続いて室内に足を踏み入れたカールの目を惹き付けたのは、一人の人物だった。
蜜色の髪と瞳。豪奢な衣服を身に纏った、鷹を思わせるような鋭い眼差しの壮年の貴族。
隣に政務官長バルナールが控えていることから、恐らくその人が主君であるサイモン・キャンディ伯爵なのだろう。
カールは跪いて恭しく頭を垂れ、騎士の礼を取った。
「本日付けで見習いとなりました蛇ノ庄、鶏蛇竜のカール・リザヒルにございます。お目通りが叶い、望外の喜びにございます」
「キャンディ伯爵家当主、サイモンである。面を上げよ」
「ははっ」
そっと顔を上げると、サイモン様と視線が交錯する。
こうしてまじまじと見ると、領地で合った大殿と比べて殿は正に太陽神を思わせる風貌だった。ただ、修道士が説くような慈愛に満ちたそれではなく、まるで罪人に裁きを与えるような厳めしさ。
ひた、とカールを見据えたまま、サイモン様の口が開かれる。
「カール・リザヒル。ふむ……良き面構えだ。蛇ノ庄からの定期報告によれば、既に見習い以上の実力があるとか」
「恐れ入ります」
自分が化け物だと看破され、断罪される幻――全てを見透かされる恐れを抱いたカールは、内面を覆い隠すべくにこりと微笑んだ。
「サイモン様、カール・リザヒルは薬草の扱いにおいて蛇ノ庄で一二を争うほど長けているとか」
バルナールの声が降ってくる。
ほう? と感心したようなサイモン様の声。
――これは、自分を売り込む好機かも知れない。
「ならば薬草園を任せるのに適任だな」
「カール」
「はい、薬草の栽培と管理に関しましては多少の心得がございます」
主君より信頼を得る第一歩。
ジルベリクに促されたカールの答えに、サイモン様は興味をそそられたようだった。
「素晴らしい……ジルベリク」
「ははっ、そのように手配致しましょう」
「鶏蛇竜、カール・リザヒルよ」
カツン、カツン……と響かせながら近づいて来る上等な革靴。
カールが短く返事をすると、室内の灯りに照り返されて黄金に輝く双眼がこちらを見下ろして笑っている。
「そなたがキャンディ伯爵家に篤き忠義を捧げ仕えてくれることは私の喜びであり、宝である。今後の働きに期待しているぞ」
「……ありがたき幸せ」
心にずしりとかかる重み。
――裏切らず、失望させるな。
称賛と期待が込められていた筈の言葉だが、カールにはそのように聞こえてならなかった。
***
カールが主君への目通りと挨拶を終えた半刻程後――執務室にある隠し扉が開かれ、隠密騎士筆頭のジルベリクが姿を現した。
気付いた政務官長バルナールがお疲れ様です、と労いの言葉を掛ける。
「カール・リザヒルは」
「神狼に任せて来ました。屋敷を案内させています」
「執務も丁度終わった。ソファーで話をしよう。そなたも掛けるがいい、ジルベリク」
キャンディ伯爵当主サイモンは伸びをするとソファーに座り込む。ジルベリクも断って対面に座った。
バルナールがベルを鳴らすと、扉から侍女頭のマリエッテ・メレンが数人の侍女と共に入室して来る。マリアージュ姫が作り出したという麦茶と焼き菓子を給仕すると、一礼して出て行った。
「それで、報告を聞こうか」
麦茶で唇を湿らせたサイモンが促すと、ジルベリクははい、と頷く。
「カール・リザヒルは、少なくともヘルムのような気性ではないかと。蛇ノ庄で修行中の若者達を容赦無く叩きのめして戦闘不能にしたという噂もあって身構えていたのですが、拍子抜けするほどです。
食事時にヘルムと因縁のある馬兄弟の隣に座るように仕向けて観察してみましたが、積極的に喧嘩を売るようなことはありませんでした。ヘルムのことでの怨みのようなものはないと思われますが、ただ、何がしかのわだかまりがあるように見受けられました」
「わだかまり?」
「はい。功を立てることなくマリー様の専属に抜擢された、という事に関して嫌味を言っておりました」
その程度であれば何もカール・リザヒルに限った事では無かった。
馬兄弟を娘の遊び相手兼護衛に命じた当主であるサイモン自身、馬兄弟をやっかむ者がいるとジルベリクより報告を受けている。もっとも、馬兄弟が雪山の手練れの傭兵を下すという功を立て実力を示してからはそれは鳴りを潜めたが。
「だが、どうにも引っかかる……話だけを聞けば出世欲はあるようだが、それにしては」
「殿?」
「奇妙な違和感を感じる」
希望、欲望――そう言ったものの光や熱をカール・リザヒルの瞳からは全く感じなかった。寧ろ真逆のような――
サイモンが眉根を寄せてそう言うと、菓子を飲み込んだバルナールが思案気に口を開いた。
「出世欲というよりも、早く功を立て蛇ノ庄の信頼を取り戻さねばという思いの方が強いのでは。怪我を負っているにも関わらず、蛇ノ庄を出奔して登城する程ですし」
「待ってくれ、バルナール殿。出奔とは? 薬草のような匂いがすると思っていたが、カールは怪我をしていたのか?」
ぎょっとしたように問い質すジルベリク。バルナールは首を傾げた。
「彼が持って来た手紙には、カール・リザヒルが蛇ノ庄を出奔する形で登城してきたようだ、とありました。
怪我の程度は分かりませんが……本人申告では少し休めば問題無いと言っていたと」
「……確かめておこう」
表情を硬くしたジルベリクがそう言うと、サイモンが立ち上がって執務机の上にある一通の手紙を取り上げる。カールが屋敷に来る前に届けられた、蛇ノ庄当主代替わりの報告。
「代替わりする蛇ノ庄当主はイーヴォ・リザヒル。カールの父だという。場合によっては召喚せねばなるまいな」
主君の呟きに、二人の忠実な臣下は頷いた。
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