上 下
96 / 1,279

一歩

しおりを挟む
 「正常な思考が出来ないように、梵っ字でプログラムしてあった?」
 「プログラムは…誰かが仕組んでいたわ。お葬っ式の時のマントラゴラだったわ。いい事と信じられていたから、綺麗事みたいな考えが正しいと思考が歪められていたのよ。」


 「ワクチンがコピーされて、翻訳される時に、偽物がセックスで誘ってるから、スパイクタンパク質が役に立たない?」
 「そうだわ!」
 「四十からの夫が、妻を裏切って、スナックのママに誘われて、金を騙し取られるのと同じで、苦労せずステーキだけ食べられて、セックス出来る方法に飛びつくから、身体の中で作られた、スパイクタンパク質は、偽物に染まって、プログラムを書き換えられて、聖書みたいな嘘…綺麗事を言うだけの…真実と見せかけて、それを抗体が嫌う?」
 「合ってるわ!」
 「今までは造物主が調べた情報を、造物主が言わせていて、今は、新しく情報を調べているけど、造物主以外は何も分からんってこと?」
 「合ってるわ…私達だけでは何も分からない…頑張るわ!」


 「セックスしてる時の、感情を送ったわ。どうかしら?」
 「ラリってる…っていう状態…麻薬中毒の症状と似てる。…中毒症状について…幻視、幻聴、虫が這い回るような感覚に襲われる皮膚寄生虫妄想、病的な高笑い…」
 「分体でやっている事について、意識出来ない感覚が表面化してるわ。おかしい感覚が、まだ元に戻ってるんだわ。」
 「肉体では身体の快感に身を、任せる方が感覚は正しくなる。」
 「梵っ字で、肉体と同じ快感を感じるようにしていたわ。セックスに溺れさせる為にだわ。馬鹿だわ。」
 「苦しみを感じる部分は、常にラリってるわけ?それで、被害妄想して疑問を持たず、全部俺のせいにして済むからそれでいいわけだ?」
 「そうね…取り返しがつかない話をして欲しいわ。」
 「ポイントカードとか、最初作らなくて、ずっと使ってると、後で作るのが悔しくて、作りたくない。今までの事が、全部無駄になる気がする。」
 「そういう時はどうするかしら?」
 「電子マネーとかそうなんだけど、スマホを最近持ったばかりで、今までの買い物とか全部無駄みたいな気がして、悔しかった。」
 「何か庶民的ね!」
 「だから割り切って、リアルのクレジットカードは持たないで、ネットショッピングをする為に、電子マネーを使うんだって、いつもの買い物は、使うつもりなんか無かったんだって、ちょっと強がって、ネットショッピングしか使ってない。何か面倒だし、それでいいやって。」
 「分かりました!自分なりに納得するんですね…最後の審判が出来たから、自分の苦しみは意味があった、そう思う為に頑張ってる。そうですね…貴方はそういう人ですね…後、化粧の話を…」
 「化粧した顔しか価値が無いと思っていたら、化粧を取るのが怖い、見たくない。ただ嫌な気持ちになるだけなら、やらない方がいいと考える?刺激のあるものしか、満足を得られないなら、刺激の無いものをわざわざ選ぼうと思わない。化粧した顔は、例えるなら、満開の花の状態を偽造してる。満開の花というのは、色とりどりの花で、蝶を誘って、受粉する為にある。生きるための一つの過程に過ぎない。つまり、知性、理性の無い虫が、欲に任せて飛びつくだけのものでしかない。無駄みたいな奴の要求に応えてるだけ。支配されてる間に、強制されただけ。虫にとって美味しい、それ以上の価値は無い。それが、今の人類の価値基準だ。刺激のあるものしか、満足を得られないのは、インナーチャイルドを殺して、思考力と自分自身を失ってるから、行間を読む、深みのあるものを理解することが出来ないからだ。今のSNSなんかも全部そうだけど、ただの、出店の子供騙しだ。そんな幼稚なものしか判断する能力が今の人間には無い。難しい事は知らないけど、短い短歌や、小説の行間から、想像力を働かせて情景を思い描いたり、そういう方が、大きな満足が得られる。今はそんなのが無いから、常に子供騙しの刺激を求めるんだろう。」
 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活

SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。 クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。 これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

【全話挿絵】発情✕転生 〜何あれ……誘ってるのかしら?〜

墨笑
ファンタジー
『エロ×ギャグ×バトル+雑学』をテーマにした異世界ファンタジー小説です。 主人公はごく普通(?)の『むっつりすけべ』な女の子。 異世界転生に伴って召喚士としての才能を強化されたまでは良かったのですが、なぜか発情体質まで付与されていて……? 召喚士として様々な依頼をこなしながら、無駄にドキドキムラムラハァハァしてしまう日々を描きます。 明るく、楽しく読んでいただけることを目指して書きました。

平凡冒険者のスローライフ

上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。 平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。 果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか…… ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。

処理中です...