美少女かと思ったらおっさんで、イケメンかと思ったら仏像モドキで、異世界かと思ったら俺の家が異世界みたいになってた。

おはようございます

　「リヒトイタガキです！不安で眠れないんです！今は…朝ですね…おはようございます…」
　「おはようございます。」


　「話しかけたのに来るのが遅かったですね…どうせ…」
　「そうね！急に家にやってきて、色々要求してくる恋人気取りの女みたいね！トイレくらい行くわよね！トイレットペーパーくらい…ネ申くらい遣うわよね…造物主だから…用件は何かしら？リヒトイタガキよ！」
　「リヒトイタガキが混ざってしまったのだわ！リヒトイタガキです…リヒトイタガキが喋るわ！そうね！どうしたらいいのかしら？！いきなり電話かけてきて、死んでやる！って困らせる女みたいね…何がしたいか分からん、と。」
　「ヨーデルの人が喋るわ！ヨーデルの人だって説明が上手くないのよ…今、わけのわからない内容に感情を混ぜたイメージを送ったわ。どうかしら？」
　「ＨＤＤに別々に書き込む感じ？」
　「そうね！そんな感じね！」
　「書き込んだのは本人ではない？」
　「そうだわ。」
　「子供の感情を読み込んで…」
　「感情だけ読み込む事も出来るわ。そうね…どうやってかしら？」
　「ちょっとだけ、敵が俺の偽物になる？」
　「合ってるわ！」
　「情報のやり取りをする場合と、結婚なんかで価値観が同じになる場合、相手に心を預ける意思があれば、その分、染まる、相手に書き込まれる事になる…俺と情報の…」
　「結婚するみたいな意思があるわ！」
　「…その感情の部分だけ、分体にしてるんだろうか？」
　「合ってるわ！」
　「思考力がないんだと思うけど…思考力がない、俺に染まりたいと思っている部分の本人の心、霊魂に、偽物の磁石が近づくと引き寄せられて、心を預けた分、偽物がわけのわからない書き込みをして…それが、俺に届く途中でされてる？」
　「そうなんだわ！」
　「電波ジャックみたいなもん？」
　「合ってるわ！」
　「宇木先生が言うには…同一周波数の電波を同一のフォーマットに準じて発射することで乗っ取れる…送信側と受信側の周波数が同じなら、電波ジャックが出来るってことかな、宇木先生？」
　「合ってる、宇木先生！それ書いた本人です！送信側は同じ周波数である必要は無いです…宇木先生も頑張ります！霊魂でそんなことが起こってたなんて…詳しいから役に立てます！」
　「頼もしい…基本的に電気でやってる事と全部同じだと思う。敵は…いや、医療関係者とかも居るんだよな…賢い奴も…」
　「今は居ないわ！ワクチンも…何か疑問を持ってるわ…親に言われてやってるけど、いいのかって…チョココロネウイルスじゃなくて、何でスパイクタンパク質なのかって思ってるわ…仲間に出来るかしら…？やってみるわ…」
　「頼もしい…」
　「そうね！」
　「偽物が近づいた時に誤認識が起こってる…思考力が無いのは…心の傷がある部分…偽物の磁石っていうのは、対応する、プラスだったら、マイナスの周波数…それが、俺より強い、都合がいいから引かれる？」
　「合ってるわ！調べるわ！」
　


　「リヒトイタガキです！何か今！俺のこと…」
　「そうね、造物主が四十からを見てて…」　　
　「こんな人にセクハラして大丈夫かなって心配になった…造物主です！」
　「本当ですね！」
　「きっと本人じゃないから大丈夫。四十から見てくる…何か言って！くれない…見てくる…」


　「四十からの夫が新しい女を作って、お金騙し取られそうになってた…！」
　「あれが偽物ね！貴方よりいいと思わせるのよ…」
　「どうやって？」
　「分からないのね…！純粋なんだわ！」
　「四十から見てくる…続きが気になる…」

　’第六感ー気付きの能力’

　「偽物はステーキだけ食べられる？」
　「合ってるわ！」
　「だから、造物主の場合だと…」
　「世渡りの話だわ。相手が悪意が無いから正義が通るって騙すのよ…馬鹿だろ！リヒトイタガキが混ざりました…」
　「その、騙された事が分けられてる？」
　「本当だわ。」　　
　「嫌がらせをされてるのに、悪意が無いと認識してて、本当は苦しい思いをしている…それで、造物主のアドバイス通りにしたけど、痛い目に合ったという気持ちだけが、造物主への不信感に…」
　「そうよね…調べるわ。」　　
　


　「こんなに話してるのに、何で連絡しないのか…」
　「抗体が馬鹿なのよ。」
　「ジュリアナ！東京！に夢中になってるのか…」
　「そんな感じね…」
　「恐怖が消えない…嫌がらせをされてるのに、悪意が無いと認識してて、本当は苦しい思いをしている…だから、現実の恐怖が無くならないから、抗体…生存本能が優先される…」
　「本当だわ！」


　「何で偽物にそんな惹かれるのか…」
　「三すくみになってるのよ。」
　「恐怖…から逃れる為の…」
　「自転車の車輪を見るやつね！」
　「思考力のない分体が、恐怖から逃れる、許される為に、現実には役に立たない、生き残れる方法をとる…」
　「偽物が、その人間の現実の権力者なのだわ…造物主が言ったことを造物主が言ったと認識していない分体が居るのだわ…調べるわ…」


　「分かったわ…バグだったわ…何か言って欲しいのだわ。」
　「分体に分かれている…心に傷がある…人間はハードがないパソコンだから、その安定は、本人の意思で保たれてる。正しい認識が出来るという心理状態が、安定して動作出来るパソコンになる。心に傷がある部分は、ストレスで正しい認識が出来ない。だから、情報が混乱…電気が無秩序…不安定…」
　「合ってるわ…」
　「だから、弱い電気でも、簡単に書き込みなどが出来る…卑怯な気持ちがあれば、どんな奴でもバグになれる。」
　「バグの内容はどうかしら？」
　「ファン心理？」
　「合ってるわ！私の方がいいでしょってやつね！馬鹿馬鹿しい！リヒトイタガキが混ざりました…」
　「権力者に霊魂を預けていて、その時点で、プロトコルが書き換えられてる？」
　「合ってるわ…気に入られたいから、言いなりになってるのね…ガッカリしたわ…これはヨーデルの人よ。」
　「例えるなら、社長の娘とお見合いをするように社長から言われて断われないみたいな感じ？」
　「本当だわ…それで…調べるわ。」


　「分かったわ。社長の娘からは…やっぱり、その社長に取り入りたいから、少しくらい、いいと軽く考えて…」
　「女の相手をするくらいって思って…あれか…先生をお母さんと呼んでしまう…片手間で簡単に女くらいあしらえると思っていたのに、やり慣れている事たから、誤認識をしてしまった？」
　「合ってるわ！ややこしい…！誤認識を訂正する思考力がないんだと思います！リヒトイタガキです！何か分かってきました！調べます！」


　「そんな状態でもいい、偽物に違和感を覚えない…ハレーションになっているから、ぼやける…？」　　
　「本当だわ！」
　「ジュリアナ！東京！って、恍惚状態になってる…？」
　「合ってるわ！だから、浮かれてそれで上手くいってると思ってるのよ！馬鹿ね…」