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湯だや

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 「今、皆の、まあ、皆でいいわね。メタ発言ってどこまでいいのかわからないのよ!やるわ!か、可愛い…違うの!ヒロインだから、頑張るの!貴方が笑うから、上手く出来ないのよ!そうね、何で切りすとになったのか、説明して欲しいのだけれど!後は、ほら、言いなさい…!」
 「ヨーデルの人に怒られた。俺もお前ではなく、貴方と言うようにと。そんなだから、思い上がった妄想が止められないのだと。言われて、そう思った。確かにそうだ。後はそうだな、フナキと呼ばれると思い上がってしまうようだ。まだヤマキの方が、マシだ。…何と言っていいか分からん。メタ発言って何処までいいんだ…造物主が笑っているから、落ち着かない…」
 何か、天然ってこういうのを言うんかな…
 意外とこういう所が人気あって、隠れファンとか多くて気付いてないとか。
 危なっかしいな…ハラハラする。
 大丈夫なんかな。
 「捻くれる必要はないけど、もうちょっと冷静で客観的、穿った物事の見方とかしろよ、二人共…憎めなくて苦労したんだろうな、俺…で、ヤマキってのも、今生きてる分体なのか?」
 「そうだな…ホルモン屋の店長をしてる。」
 何がしたいのか分からん…
 「これでも、世の中の為と生きて来たんだ!馬鹿だった…!」
 「話を戻すわ!何で切りすとになったかよ!」 
 「…ありがとう…」
 「感謝しなくていいわ!」
 モテるタイプのツンデレみたいになってる。
 「全てはっきり分かるわけじゃないが、一番は、人類の軌道修正だ。ヨーロッパの人間中心に傲慢になっていたのは分かっていた。その主たる原因は、湯だや教だと思って…宇木先生が言っていた。イエス・切りすとが、湯だや教の聖書を書き直したと…」
 「都合の悪いものは、チョココロネウイルスが流行した頃から、ネットから、消され始めたの。今はもう、そのような記述をネットでは確認出来ないわ。でも、知ってる人はいるみたい。おかしいと思っていたみたいよ。」
 「以前、宇木先生が言ってたのは確か、切りすとが書き直した聖書を、旧約聖書として、湯だや教の聖典にして、切りすと教の聖典は、使徒が書いた新約聖書とした。そして、切りすとを神の子として、神は、湯だや教、切りすと教、椅子らむ教で唯一神だと。切りすとの功績を全て奪って殺したんだろう?俺は、自分で救世主とも言ってない。人類の罪を背負って、十字架に掛かったわけでもない。周りが全て敵になって、囲まれて逃げられなかった。チョココロネウイルスを流行させる前、早く人類を救わない俺が悪いと責める分体がいた。今も。馬鹿じゃないのか。2000年前の二の舞は御免だ。この世界を救うなんて事は、俺の義務じゃない。言うなれば、人類は勝手にこの地球を使っている家賃滞納者だ。今となっては、一人の方がマシだったんじゃないのかと悩んでるが、このまま好き勝手されて終わるつもりはない。」
 「そうね。これを読んでおかしいと思ってる人間は、早く協力すべきね!これくらい言ってもいいわ!だ、だって!か、可愛い、金髪碧眼の美少女ヒロインだから!」
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