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護るよ!
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額にひんやりとしたモノが押し当てられて心地良さに意識を取り戻す。
まだ頭はぼんやりとしつつ目を開くが視界もぼやけてうまく見えない。
「サラっ!!聞こえるか!?」
だが、声はしっかり耳に届いた。
どうしてリューラが?
わからず声がした方に顔を向けると、凄い勢いで抱き締められた。
「は!?っ……ちょ……苦し……」
強過ぎるその力が苦しくて呻くと、リューラは慌てて力を緩める。
「ごめん」
しょぼくれたその声。
だが、まだ力は緩められても抱き寄せられていてその表情は見えない。
そもそも俺は城の中庭に居たはずで、リューラは姫や令嬢たちに囲まれて居たはずでは?
何とか思考を試みて状況を整理する。
「あっ!!ドラモントっ!」
叫ぶと、リューラはパッと体を離して俺の両肩を持って顔を覗き込んできた。
「起きて最初に呼ぶ名前が他の男とか妬けるんだけど?」
「は?くだんねぇこと言ってんな!つか、男同士でくっつくとかうぜぇだろ!早く離……」
ムッとされて暑苦しいその胸を押したのに、また体はピタリとくっついてしまう。
「はぁ!?何……」
「今日俺の誕生日だよ?」
どうしてそんな必死で切ない声を出すのか?
「だから何だよ?つか、何?もう日付変わったのかよ?」
顔を動かして時計を探すがリューラが離してくれなくて天井しか見えない。
「つか邪魔。退け、クソが」
男に抱きつかれる趣味もなくて吐き捨てると、体を離した切ない顔のリューラが近づいてきて唇が重なった。
まだ頭はぼんやりとしつつ目を開くが視界もぼやけてうまく見えない。
「サラっ!!聞こえるか!?」
だが、声はしっかり耳に届いた。
どうしてリューラが?
わからず声がした方に顔を向けると、凄い勢いで抱き締められた。
「は!?っ……ちょ……苦し……」
強過ぎるその力が苦しくて呻くと、リューラは慌てて力を緩める。
「ごめん」
しょぼくれたその声。
だが、まだ力は緩められても抱き寄せられていてその表情は見えない。
そもそも俺は城の中庭に居たはずで、リューラは姫や令嬢たちに囲まれて居たはずでは?
何とか思考を試みて状況を整理する。
「あっ!!ドラモントっ!」
叫ぶと、リューラはパッと体を離して俺の両肩を持って顔を覗き込んできた。
「起きて最初に呼ぶ名前が他の男とか妬けるんだけど?」
「は?くだんねぇこと言ってんな!つか、男同士でくっつくとかうぜぇだろ!早く離……」
ムッとされて暑苦しいその胸を押したのに、また体はピタリとくっついてしまう。
「はぁ!?何……」
「今日俺の誕生日だよ?」
どうしてそんな必死で切ない声を出すのか?
「だから何だよ?つか、何?もう日付変わったのかよ?」
顔を動かして時計を探すがリューラが離してくれなくて天井しか見えない。
「つか邪魔。退け、クソが」
男に抱きつかれる趣味もなくて吐き捨てると、体を離した切ない顔のリューラが近づいてきて唇が重なった。
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