美男美女があふれるヨーロッパの街へ行ってきた。

５−４ ルーブル美術館

聖闘士星矢からはじまるギリシャ愛～ルーブル美術館余談～

気づいたら、妖精と女神と神話が好きでした。
家には誰かが譲ってくれた中古の「星のひみつ」という学習漫画があって、暇なときはぼんやり見てました。
そこには、星座にちなんだ神話が紹介されていたのです。

ふと、「どこでギリシャ神話を知ったんだろう」と考えたことがあります。
記憶が全くなかったので、「聖闘士星矢」かなあ、と推測してみたり。
ただ、大人になって聖闘士星矢を読み返してみたら、女の子が神話を好きになる要素がどこにもなかったので違うかもしれません。

気づいたら好きなものというのは、「前世と関わりがあるもの」という人もいるので、古代ギリシャに生きている前世持ってるといいなあ、なんて思ったり。
小さい頃一度は、バスタオルで「古代ギリシャ人ごっこ」をしませんでしたか？
サトちゃん曰く
「今、下の子がやってる」んだそうです。

「君はノルン」小山田いく
という漫画がさらに神話好きを助長してくれました。
高校生が怪奇現象を調査するバイトをしている話なんですが、神話がベースになっていておもしろかったです。
烏が元は白くて、浮気現場をチクったら八つ当たりで黒くされた神話をここで知りました。

ギリシャ神話って、現代の感覚で見るとロマンティックでもなんでもなく、攫ったり、嫉妬したり、横暴だったりとモラルがない世界です。
それでも、神話をベースにした彫刻を見るとその美しさが全てを吹き飛ばしてしくのです。
ギリシャコーナーを見ながら、神話好きを再度確認しました。