美男美女があふれるヨーロッパの街へ行ってきた。

まいすけ

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7　帰ってから

ネタ出しに困った話

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帰ってから一冊のノートに旅行をまとめることにした。

「いつか、特別なことを書こう」
と決めてとっておいた薄手のノートである。

しかし、このノート作りが意外と難航した。
なぜなら、職場で先輩の退職と被ったからである。

引き継ぎ作業に脳みそを取られて書く余力がない。
（ただ引き継ぐだけでなく、
苦手作業をエクセル様で作り込んで効率化していたため、
頭が関数脳になって文字が出てこないのが一番の原因）

記憶が薄れていくことに焦りを感じる日々。
一生に一度しかないこの体験を
このまま忘れてしまうのは本当に嫌だった。

頭の中では毎週のように国外を旅行するさとちゃんの顔がちらつく。
「そんな特別なことにせんでも…」
なんて言いそうだが、（言わなくても思ってそうだが←被害妄想）
こちらは、少ない贅沢をめいいっぱい有効利用したい人間なのだ。

そんな焦りと不安の中、やっと引き継ぎが一段落し、
本格的にノート作りを再開した。

記憶を取り戻すのに、文明の機器は大いに役に立った。

一番役に立ったのは、
Googleマップのストリートビュー
である。

この機能は、
Googleマップの無料で使えるサービスで、
パノラマ写真を使って町並みを歩けるというものだ。

有名な使い方としては、
「家にいながら旅行ができる」というものである。

普段の使い方としては、
新居を探すときに住所を打ち込んで
家にいながら周囲を歩いてみるというのが
私のオススメの使い方だ。

パソコンを持っているなら、ぜひ試して欲しい。

話は逸れたが、このGoogleマップのストリートビューには
大変お世話になった。
町並みだけではなく、建物内部まで写真を残してくれているからである。

旅行記から思い出そうと調べたのだが、
見所を紹介する記事はあるが、
旅行をした気になる文章がなかなか見つからなかった。

アフェリエイトをする人が増えすぎて、
便利ですぐに内容が分かってお金になりやすい
同じような記事が上になっているようである。

旅行の個人感想のような文章を見つけることが
本当に困難だった。

そんなこんなで写真とにらめっこしながらノートを作成し、
思い出のアルバムのようにしまい込んでしまおうと思っていたが、
ちょっといろいろ欲が出てこの文章を書いている。

この文章は、ノートのメモを膨らませて書いている。

一人でもいい。
このシリーズを楽しんでくれたら幸いである。