魔法少女は華麗に舞い散る

Cecil

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幸せの期限

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明里と二人での夕食は、初めてではない。
 明里の両親が単身赴任でいないので、七海は一人で食べるのは、絶対に寂しいからと週に何度かは、明里の家で明里と食事をしている。
 七海が小学生の時からであり、この時から七海は明里の事が好きだった。
 初恋であり、七海はその初恋をずっと大切にしてきたのだ。
 初恋は基本実らないと言われているし、七海も周りの女の子達の噂話や、雑誌に書いてあった初恋は、ほぼ実らないなんて噂話を半分信じていた。
 
半分は信じて、半分は疑っていた。
 世の中には、初恋が実った人も沢山いるし、初恋の相手と見事にゴールインしたカップルもいるのだから、きっと自分の初恋も実るよね?
 でも、自分が恋した人は年上のお姉さんだから、恋人が居てもおかしくはない。
 その事が不安だった。不安で仕方なかったが、明里に恋人はいるの? とはずっと怖くて聞けずにいた。
 聞いて、いるよと言われてしまったら、その時点で自分の恋は終わりを告げてしまうから、もっと恋する気持ちを味わっていたいから、だから聞けなかった。

明里に恋をしてから、ずっとずっと何年も恋をしているだけで、進展はなかった。
 明里と恋仲になりたい。
 でも告白して、振られるのが怖い。
 振られて、明里との仲がギクシャクしてしまうのが怖い。
 だから言えなかった。

でも勇気を出して告白して良かったと、本当に良かったと、七海はベッドの上で明里に自分の生まれたままの姿を見られながら、この日を迎えられて良かったと、心から思っていた。

「七海綺麗。本当に雪の様に綺麗な肌をしてるね」
「あ、ありがとう」
 小さい頃から何度も一緒にお風呂に入っていたから、見られる事には慣れていたつもりだったのだが、こうしていざ見られてると意識すると、緊張が半端ない。
 七海が緊張している事に気づいたのか、明里は力を抜いてと言うと、一度ソフトに口付けをする。
「七海愛してる」
「わ、私も明里が大好き」
 七海の言葉を確認すると、今度は激しくキスをする。

クチュクチュと、音を立てながら明里は自分の舌を七海の舌に絡めて、激しく口腔内を犯していく。
 初めての感覚に、七海は戸惑いながらも気持ち良さで、身体の力が抜けていく。
 七海の口腔内を犯しながら、明里は七海のたわわな胸を軽く揉みながら、ゆっくりと乳首を転がし始めた。
「ふわっ! あっ、そ、それヤバイ!」
 七海は、既に感じ初めていた。
「もっと気持ち良くしてあげる」
 そう言うと、今度は片方の乳首を指でもう片方を口に含むと、舌で乳首を転がしていく。

七海は、恥ずかしさから必死に声を抑えていたが、それも限界で喘ぎ声を発しながら気持ちいい! と何度も連呼する。
 既に七海の乳首は硬く尖って、その存在を主張していた。
 舌と指で乳首を犯しながら、明里は空いた手をゆっくりと、下ろしていく。
 胸からお腹へと、そして七海の叢を掻き分けて、鼠蹊部をゆっくりと撫で回しながら徐々に七海のアソコへと指を這わせながら下降していく。
「あっ、あぁ! き、気持ちいい! でも恥ずかしい」
 とうとう明里の指が自分の大事な所に辿り着いた事に気付いた七海は、恥ずかしいと言いながら脚を閉じようとする。

「閉じないの。これからもっと気持ち良くしてあげるから」
 明里は、七海の胸から口ともう片方の手を離すと、両手で七海をM字開脚にしてゆっくりと七海のアソコを眺めている。
「は、恥ずかしいよ」
 七海は、顔を真っ赤にしながら、そんなにじっくりと見ないでと、顔を手で覆ってしまった。
「七海可愛い。七海のアソコ凄く綺麗」
 明里は、我慢の限界に来たのか指で器用にアソコを広げると、舌をゆっくりと這わせてアソコを舐め始めた。
「あ、あぁ! な、何この感覚。気持ち良すぎておかしかなりそう!」
 初めて味わう感覚に、アソコを舐められる快感に七海は、驚きを隠せない。

「ひゃから、いっられしょ。ひょと気持ちひょくしてあげるって」
 舐めながら話したので、変な感じになったが、明里はゆっくりと丁寧に七海のアソコを舐めて、七海を快感の渦へと誘って行く。
 初めてでイクのは難しいかもしれないが、沢山気持ち良くなって欲しい。
 気持ち良くなってもらって、最後に七海の処女を貰いたい。
 自分が気持ち良くなる事なんて、今の明里の頭の中にはなかった。
 ただ愛する人に気持ち良くなって欲しい。少しでも、処女を失う痛みが少なくなって欲しいと、明里は沢山の愛を込めて七海のアソコを舐めながら、指でクリトリスを弄り始める。

「ひゃっ! そ、そこヤバイよ! あ、明里も、もっと弄って!」
 身体に電流が走った感覚を覚えた。
 女の子が一番感じる場所であるとは、知識としては知っていたのだが、初めて愛する人に触られて、あまりの快感に身体が仰け反ってしまう。
「あ、あぁぁぁー! ぎ、ぎもぢいい!」
 七海の反応にもしかしたら、このまま続けたら絶頂を迎えるのでは?
 自慰の経験はあるのだが、クリトリスだけは怖くて触った事がなかった。
 クラスメートから、クリトリスはヤバイと気持ち良過ぎて、本当にヤバイよと聞いていたので、触ってみたかったけど結局は触れなかったし、自慰の経験があるとは言え、軽くアソコに触れる程度で、ちゃんと最後までした経験もなかった。
 だから七海はエクスタシーを絶頂を迎えた経験はない。

「あ、明里……わ、わたしおかしくなりそうなの……身体の中から何かが」
「い、イッてもいいのよ」
「こ、怖い。い、イった事ないの」
 やっぱりと、七海が軽く弄った事はあると話していたが、反応から最後まではないとふんでいた。
 明里は、七海に絶頂の快感を知って貰いたいと、今まで以上に激しく舐めながら、指でクリトリスを刺激する。
 クチュ、グチュっと卑猥な音と、ビチャ、ピチャと愛液が溢れる水音とが、七海のアソコから絶え間なく漏れる。
「あ、あぁぁぁぁぁー! 何かき、きちゃうぅぅぅぅ! だ、ダメぇぇぇぇえ!」
 七海は、今までで一番大きな喘ぎ声を上げると、びくんびくんと身体を何度も大きく震わせて、初めての絶頂を迎えた。

ハァハァと荒い息を繰り返す七海に、頑張ったねと明里は優しくキスをする。
「あ、明里、わ、私い、イったの?」
「そうよ。気持ち良かったでしょ?」
 七海は大きく頷くと、私の初めてを貰ってくださいと明里にお願いする。
「七海、力を抜いてね」
 緊張からか、無意識に力が入ってしまう。
 それでなくても、初めてで狭いのに七海が力を入れているので、指一本でも中々挿入出来ない。
「七海、大丈夫よ」
 七海を安心させようと、明里は七海にキスをする。
 キスで、少し緊張が解れたのか七海が力を緩めた。
 その瞬間を逃さずに、七海行くよと言うと指を一気に挿入した。
 
ブチっと処女膜を貫通した感覚があった。
「ひ、ひぐっ!」
 強烈な痛みに七海は、声を上げない様にと必死に我慢する。
 七海のアソコから指を引き抜いた明里は、本当に頑張ったねと、舌で七海のアソコから垂れている鮮血を優しく舐め取っていく。
「あ、明里、私嬉しい」
 両目に大粒の涙を浮かれながら、七海は本当に嬉しそうな笑顔を、明里に向ける。
 明里も嬉しさから、七海に最高の笑顔をプレゼントしていた。
 そんな明里の優しさに感謝しながら、愛する人と結ばれた事が、愛する人に初めてを捧げられた事が本当に嬉しかった。

七海が今度は私がと言ったのだが、明里は今日はこれで充分よと、無理はしないって約束でしょと言って、七海にキスをすると優しく頭を撫でてくれた。

隣りで安心したのか、眠りについた七海を見つめながら、この幸せがいつまでも続いて欲しいと願わずにはいられない。
 七海は魔法少女だから、いつ命を落とすかもしれない。
 自分は、来てほしくはないが、絶対に来てほしくはないけれど、その覚悟も必要なんだよねと、明里は七海を見つめながら覚悟を決めた。
 この娘がもし死んでしまったとしても、私は泣いてばかりいないで、笑顔で毎日を過ごそうと、七海との幸せな時間を胸に抱いて、しっかりと前を向いて歩いていかなくてはいけない。
 そうじゃないと、私が辛いもんねとあって欲しくはないが、ありえる悲しい未来も想像して、しっかりと前を向くと頑張ると心に誓った。

明里との初エッチ以降、七海はほぼ毎日の様に求める様になった。
 生き急ぐかの様に。
 自分は、いつ何があるかわからないから、少しでも多く経験しておきたい。
 愛する人を絶頂に導く悦びも、二人で一緒に絶頂する悦びも知りたい。
 七海は、明里から教わりながら、明里を気持ち良くさせれるまでに、成長していた。

そんな二人の幸せは、悲しい事に長くは続かない。
 二人にとって最高に幸せな時間は、刻一刻と終わりを刻み始めていた。

愛し合う二人には、終わりがすぐ近くまで忍び寄っている事に気付く筈もなく、ただお互いを求めて激しく愛し合っていた。

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