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◆番外編◆ それぞれの未来へ
#7
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私をいつものようにお姫様抱っこした要さんは、バスルームの壁の近くに私の身体をそうっと下ろしてくれて。
私の身体を壁の方に向かせ、私の両腕を壁につけるように促すと、身体が冷えたりしないように熱めのシャワーが私の身体に降り注ぐように固定してから、声をかけてくれた要さん。
「美菜、疲れたら遠慮なく言うんだぞ?」
「……はい」
要さんは、優しい言葉を甘やかな声音で聞いてはくれるけれど、もう可笑しなスイッチ全開でヤル気も漲っている所為で、今更『イヤだ』なんて言っても聞き入れてくれそうな雰囲気じゃない。
私が仕方なく返事を返した声を聞き届けた要さんが壁に手をついた私の腰をグイッと後ろに引き寄せた刹那。
「美菜、どうした? 足を閉じてじっとしていないと、上手くできないだろう?」
そういって、要さんに注意されてしまったけれど、それは仕方がないことなのだ。
いつもされちゃってるとはいえ、恥ずかしいものは恥ずかしいんだからしょうがない。
だって、足を閉じるだけならまだしも、腰を要さんの居る後ろに突き出すなんて、そんな恥ずかしい体勢、自分からできないんだもん。
まぁ、でも、結局は、見かねた要さんが、
「しょうがないな。でも、確かに恥ずかしがり屋の美菜にはちょっと酷かもしれないなぁ」
なんて、いつものように独り言ちながら、私の腰を掴んで後ろの自分の方へと引き寄せてくれるんだけど。
そんな要さんに対して、私が胸の内でこっそりと、『だったら初めから言わなきゃいいのに』と毒づいているなんて夢にも思っていないんだろう。
そんないつものやりとりを踏まえて、後ろの要さんの腰のあたりに腰を引き寄せられて、私の閉じた足の隙間に、要さんのもうすっかり元気になって我が物顔で反り返ってしまっている熱い猛々しい昂ぶりを押し進められて。
さっき要さんの意地悪な手によって充分に解されている秘所は蕾と仲良く、溢れかえった蜜で濡れそぼっていて、泥濘になってしまっている。
「……あっ……んぅ……ヤンッ」
お陰で要さんの昂ぶりが気持ちいいところを擦りながら滑っていくから、えもいわれぬ甘やかな愉悦に襲われた私の身体がビクンビクンと跳ね上がり、甘やかな嬌声までが跳ね上がった。
要さんから次々にもたらされる愉悦の波に漂っているうち、壁に両手をついている所為で要さんの顔が見えないことが、無性に寂しくもある。
けれど、後ろから要さんの身体にすっぽりと覆い被さるようにして背後から抱きしめられているから。要さんの暖かでしっとりとした湿り気を帯びた肌が密着しているし、興奮している要さんの荒くなった熱い息遣いが弾むたびに耳元を掠めていく。
聞いているうちにだんだん、まるで要さん自身で、本当に後ろから貫かれているような気がしてくる。
そう思うと、ますます気持ちが昂ってきてしまう。なんだか妙な気持ちになってきて。
そこばっかりじゃなくて、もっともっと違うところも、要さんに触れてほしい。いっぱい可愛がって欲しい。
さっきまで要さんにあんなに文句を言ってたクセに、もうそんなことなどどうでもよくなってきて、変わりに妙な思考に偏ってしまっていた。
それに伴うようにして、溢れかえった夥しい蜜に塗れた蕾と泥濘を厭らしい音を響かせつつ、前後を繰り返す要さんの腰の動きまでが加速するから堪らない。
「……あっ……やぁん……激しくしちゃ……やっ……だっめぇ」
それなのに、要さんからは、
「ダメじゃないだろう? こんなに腰を揺らして強請ってるのに。それとも、こっちも可愛がってほしいのか?」
まるで私の頭の中を覗いたんじゃないかってくらい、思ってしまってた恥ずかしいことを言い当てるような、意地悪な言葉が返ってきてしまい。
羞恥まで煽られてしまった私の身体がカッと熱せられていく。
そこへ、意地悪な言葉通り、後ろから私の胸の膨らみを包み込むようにして揉みしだき始めた要さんの手によってもたらされた甘やかな快感に、口から零れ落ちていく嬌声の糖度と興奮とが高まっていく。
もう恥ずかしいなんて思っているような余裕さえもどこかへ吹き飛んでしまっていた。
「……はぁん……んぅ……あんっ……やぁ……はぁん」
やがて、グチャぐちゅっという派手な水音に交じって、もうすっかり興奮して息の上がった要さんの熱に浮かされたようななんとも色っぽい声音で、
「……美菜……みなっ……」
何度も何度も愛おしそうに名前を呼ばれるものだから、無性に要さんのことが恋しくなってきて、気づけば後ろの要さんのほうに振り向きざまに、
「……キスが……ほしぃっ」
あんなに乗り気じゃなかったクセに、ちゃっかりキスのおねだりまでしてしまっていた。
私の身体を壁の方に向かせ、私の両腕を壁につけるように促すと、身体が冷えたりしないように熱めのシャワーが私の身体に降り注ぐように固定してから、声をかけてくれた要さん。
「美菜、疲れたら遠慮なく言うんだぞ?」
「……はい」
要さんは、優しい言葉を甘やかな声音で聞いてはくれるけれど、もう可笑しなスイッチ全開でヤル気も漲っている所為で、今更『イヤだ』なんて言っても聞き入れてくれそうな雰囲気じゃない。
私が仕方なく返事を返した声を聞き届けた要さんが壁に手をついた私の腰をグイッと後ろに引き寄せた刹那。
「美菜、どうした? 足を閉じてじっとしていないと、上手くできないだろう?」
そういって、要さんに注意されてしまったけれど、それは仕方がないことなのだ。
いつもされちゃってるとはいえ、恥ずかしいものは恥ずかしいんだからしょうがない。
だって、足を閉じるだけならまだしも、腰を要さんの居る後ろに突き出すなんて、そんな恥ずかしい体勢、自分からできないんだもん。
まぁ、でも、結局は、見かねた要さんが、
「しょうがないな。でも、確かに恥ずかしがり屋の美菜にはちょっと酷かもしれないなぁ」
なんて、いつものように独り言ちながら、私の腰を掴んで後ろの自分の方へと引き寄せてくれるんだけど。
そんな要さんに対して、私が胸の内でこっそりと、『だったら初めから言わなきゃいいのに』と毒づいているなんて夢にも思っていないんだろう。
そんないつものやりとりを踏まえて、後ろの要さんの腰のあたりに腰を引き寄せられて、私の閉じた足の隙間に、要さんのもうすっかり元気になって我が物顔で反り返ってしまっている熱い猛々しい昂ぶりを押し進められて。
さっき要さんの意地悪な手によって充分に解されている秘所は蕾と仲良く、溢れかえった蜜で濡れそぼっていて、泥濘になってしまっている。
「……あっ……んぅ……ヤンッ」
お陰で要さんの昂ぶりが気持ちいいところを擦りながら滑っていくから、えもいわれぬ甘やかな愉悦に襲われた私の身体がビクンビクンと跳ね上がり、甘やかな嬌声までが跳ね上がった。
要さんから次々にもたらされる愉悦の波に漂っているうち、壁に両手をついている所為で要さんの顔が見えないことが、無性に寂しくもある。
けれど、後ろから要さんの身体にすっぽりと覆い被さるようにして背後から抱きしめられているから。要さんの暖かでしっとりとした湿り気を帯びた肌が密着しているし、興奮している要さんの荒くなった熱い息遣いが弾むたびに耳元を掠めていく。
聞いているうちにだんだん、まるで要さん自身で、本当に後ろから貫かれているような気がしてくる。
そう思うと、ますます気持ちが昂ってきてしまう。なんだか妙な気持ちになってきて。
そこばっかりじゃなくて、もっともっと違うところも、要さんに触れてほしい。いっぱい可愛がって欲しい。
さっきまで要さんにあんなに文句を言ってたクセに、もうそんなことなどどうでもよくなってきて、変わりに妙な思考に偏ってしまっていた。
それに伴うようにして、溢れかえった夥しい蜜に塗れた蕾と泥濘を厭らしい音を響かせつつ、前後を繰り返す要さんの腰の動きまでが加速するから堪らない。
「……あっ……やぁん……激しくしちゃ……やっ……だっめぇ」
それなのに、要さんからは、
「ダメじゃないだろう? こんなに腰を揺らして強請ってるのに。それとも、こっちも可愛がってほしいのか?」
まるで私の頭の中を覗いたんじゃないかってくらい、思ってしまってた恥ずかしいことを言い当てるような、意地悪な言葉が返ってきてしまい。
羞恥まで煽られてしまった私の身体がカッと熱せられていく。
そこへ、意地悪な言葉通り、後ろから私の胸の膨らみを包み込むようにして揉みしだき始めた要さんの手によってもたらされた甘やかな快感に、口から零れ落ちていく嬌声の糖度と興奮とが高まっていく。
もう恥ずかしいなんて思っているような余裕さえもどこかへ吹き飛んでしまっていた。
「……はぁん……んぅ……あんっ……やぁ……はぁん」
やがて、グチャぐちゅっという派手な水音に交じって、もうすっかり興奮して息の上がった要さんの熱に浮かされたようななんとも色っぽい声音で、
「……美菜……みなっ……」
何度も何度も愛おしそうに名前を呼ばれるものだから、無性に要さんのことが恋しくなってきて、気づけば後ろの要さんのほうに振り向きざまに、
「……キスが……ほしぃっ」
あんなに乗り気じゃなかったクセに、ちゃっかりキスのおねだりまでしてしまっていた。
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