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◆番外編◆ 夫婦になって初めての☓☓☓
#16
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どれくらいの時間そうしていただろうか、緩やかな快楽のさざ波のなかで募りに募った快楽の火種がじわじわと広がってきて。
まるで、熱くなった互いの身体が快感に包み込まれているようで、心地良くもあり、もどかしくもあり。
そんな私に、愛おしい要さんからは、身体の至るところに優しいキスのが雨が絶え間なく降りそそいでいて。
そんなちょっとした刺激を受けただけでも、なんとも甘やかな快感がじわじわと押し寄せてくるようだ。
まるでそこを狙ったかのような絶妙なタイミングで、ぎゅっと強く抱き寄せてくれた要さんに巧みな腰遣いで何度か軽く突き上げられてしまっただけで。
募りに募った火種が弾けて、ふたり繋がりあったところから、互いの熱く火照ってしまった身体に、甘さと威力を増した快感が駆け抜けてゆく。
「……かな……めっ……さん……あっ……ヤッ……ぁあああっ!?」
「こらっ、また、そんなに締め付けられたら……あっ……くっ……ぁあああっ!」
堪らず、抱き寄せてくれている要さんの身体に絡めていた腕を尚も引き寄せ、ぎゅっとしがみついていることしかできないでいる。
どうやら、それは、要さんも同じだったようで、昇りつめてしまった私が要さんにしがみついた途端に、要さんからも絶頂を迎えた、なんとも切なげな余裕ない呻き声が聞こえてきて。
ようやく、私と要さんは、ほぼ同じタイミングで仲良く昇りつめたようだった。
ずっと緩やかだった快感の火種が募りに募っていた所為だろうか、昇りつめた身体が弛緩してもなお、ずっとぷるぷると小刻みに打ち震えていて、快感から抜け出す気配が一向に見受けられない。
こういうことの知識が乏しくてよく分からないけれど、要さん曰く、どうやら私は、イキっぱなしの境地に達したらしかった。
そんな私は、要さんに強く抱き寄せただけでも、ビクンッと身体を跳ね上げらせてしまい、要さんの昂ぶりを、無意識にぎゅっと強く締め付け、うねりにうねった襞が喰らいつくようにして強く咥えこんでいて。
それが刺激になってしまったのか、たった今絶頂を迎えたばかりだというのに、要さん自身もすっかり元気を取り戻し、存在感マシマシでヤル気を取り戻してしまっているようだった。
その所為で、互いに繋がり合ったままの状態で互いを仲良く刺激し合ってしまっているから堪らない。
少しの刺激でも大袈裟なくらい反応してしまうのが恥ずかしくて堪らないのに、もうどうすることできずに、ただただ要さんにしがみついて、甘すぎる快感に身を委ねていることしかできないでいる。
「あっ……ダメぇ……ひゃうッ!?」
「あぁ、そんなに締め付けられたら……くっ……ぅッ……はぁ……はぁ」
「かっ……要さん、もう、おかしくなっちゃ……はぅッ!?」
「みっ……みなっ……あっ……ぁあああッ!?」
「かっ……な、めぇッ……ひゃああああんッ!?」
気づけば、愛おしい要さんの腕の中に優しくしっかりと包み込まれながら、ふたり仲良く二度目の絶頂を迎えていたのだった。
その後も、ゆっくりと流れるふたりだけの幸せな時間の中で、飽きることなく、ふたり仲良く寄り添いあって。
何度も何度も、互いの愛を確かめ合っているうち、二十四時間なんてあっというまに過ぎ去ってしまっていた。
こうして、結婚して初めての熱くて甘いふたりだけのめくるめく一時を過ごすことができた私たちの絆は、より一層深くて強いものになったに違いない。
~END~
【少しあっけなく終わりすぎていた気がして少し加筆修正しました。すみませんでした。
次回から、新年を迎えて訪れた神宮寺家でのエピソードをお送りしたいと思います。不定期になるかと思いますが、興味のある方はお付き合い頂けると幸いです。未熟な作者ですがよろしくお願いいたします。羽村美海】
まるで、熱くなった互いの身体が快感に包み込まれているようで、心地良くもあり、もどかしくもあり。
そんな私に、愛おしい要さんからは、身体の至るところに優しいキスのが雨が絶え間なく降りそそいでいて。
そんなちょっとした刺激を受けただけでも、なんとも甘やかな快感がじわじわと押し寄せてくるようだ。
まるでそこを狙ったかのような絶妙なタイミングで、ぎゅっと強く抱き寄せてくれた要さんに巧みな腰遣いで何度か軽く突き上げられてしまっただけで。
募りに募った火種が弾けて、ふたり繋がりあったところから、互いの熱く火照ってしまった身体に、甘さと威力を増した快感が駆け抜けてゆく。
「……かな……めっ……さん……あっ……ヤッ……ぁあああっ!?」
「こらっ、また、そんなに締め付けられたら……あっ……くっ……ぁあああっ!」
堪らず、抱き寄せてくれている要さんの身体に絡めていた腕を尚も引き寄せ、ぎゅっとしがみついていることしかできないでいる。
どうやら、それは、要さんも同じだったようで、昇りつめてしまった私が要さんにしがみついた途端に、要さんからも絶頂を迎えた、なんとも切なげな余裕ない呻き声が聞こえてきて。
ようやく、私と要さんは、ほぼ同じタイミングで仲良く昇りつめたようだった。
ずっと緩やかだった快感の火種が募りに募っていた所為だろうか、昇りつめた身体が弛緩してもなお、ずっとぷるぷると小刻みに打ち震えていて、快感から抜け出す気配が一向に見受けられない。
こういうことの知識が乏しくてよく分からないけれど、要さん曰く、どうやら私は、イキっぱなしの境地に達したらしかった。
そんな私は、要さんに強く抱き寄せただけでも、ビクンッと身体を跳ね上げらせてしまい、要さんの昂ぶりを、無意識にぎゅっと強く締め付け、うねりにうねった襞が喰らいつくようにして強く咥えこんでいて。
それが刺激になってしまったのか、たった今絶頂を迎えたばかりだというのに、要さん自身もすっかり元気を取り戻し、存在感マシマシでヤル気を取り戻してしまっているようだった。
その所為で、互いに繋がり合ったままの状態で互いを仲良く刺激し合ってしまっているから堪らない。
少しの刺激でも大袈裟なくらい反応してしまうのが恥ずかしくて堪らないのに、もうどうすることできずに、ただただ要さんにしがみついて、甘すぎる快感に身を委ねていることしかできないでいる。
「あっ……ダメぇ……ひゃうッ!?」
「あぁ、そんなに締め付けられたら……くっ……ぅッ……はぁ……はぁ」
「かっ……要さん、もう、おかしくなっちゃ……はぅッ!?」
「みっ……みなっ……あっ……ぁあああッ!?」
「かっ……な、めぇッ……ひゃああああんッ!?」
気づけば、愛おしい要さんの腕の中に優しくしっかりと包み込まれながら、ふたり仲良く二度目の絶頂を迎えていたのだった。
その後も、ゆっくりと流れるふたりだけの幸せな時間の中で、飽きることなく、ふたり仲良く寄り添いあって。
何度も何度も、互いの愛を確かめ合っているうち、二十四時間なんてあっというまに過ぎ去ってしまっていた。
こうして、結婚して初めての熱くて甘いふたりだけのめくるめく一時を過ごすことができた私たちの絆は、より一層深くて強いものになったに違いない。
~END~
【少しあっけなく終わりすぎていた気がして少し加筆修正しました。すみませんでした。
次回から、新年を迎えて訪れた神宮寺家でのエピソードをお送りしたいと思います。不定期になるかと思いますが、興味のある方はお付き合い頂けると幸いです。未熟な作者ですがよろしくお願いいたします。羽村美海】
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