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一難去ったその後で
#13
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その声の余韻が耳から消えてしまう前、私の腰の括れに手を回していた要さんが動くような気配がして、すぐ、バスローブが腰元辺りまでたくし上げられてしまっていた。
つい先ほどまで着けていた下着も、いつの間にやら太腿までずらされていて、たった今足首から器用に、するりと抜き取られてしまったようだ。
途端に、空気に晒されてしまった解放感と一緒に、要さんに全てを見られているのかと思うと、沸き起こる羞恥でおかしくなってしまいそうだ。
それなのに、ただ視線を向けられていると思うだけで、下腹部がキュンと疼いてしまう。
まるで、早くそこへ触れてほしいと言っているように、また蜜が沁みてきて、蜜口が泥濘んでいくのが嫌でも分かる。
その様の一部始終を要さんに見られているんだと思うと、また新たな蜜が沁みてくる。
それを要さんに、見透かしたように、
「どうした? 美菜、まだ触れてもいないのに、こんなに濡らして。そんなに俺に触れてほしいのか?」
意地悪な口調で指摘され、余計に羞恥が煽られる。
四つん這いになっている太腿がそれに耐えかねたようにぷるぷる震えてしまう。
そこをなおも、可笑しなスイッチ全開の要さんに、泥濘んだそこを確かめるようにして、お尻の膨らみを掴んで広げられてしまった。
もうそれだけで、泥濘んだそこが、早く触れてほしいと言わんばかりに、自分の意思とは関係なく、ひくついてしまうから堪らない。
「美菜が何も答えないから、美菜のピンク色で綺麗なナカがしびれを切らして、早く俺に触れてほしそうにひくついて、蜜を垂らしてるぞ? 美菜、どうなんだ? なんとか言ってみろ?」
要さんの言葉は、追い討ちをかけるように、ますます意地悪さを増していく。
「////」
いくら恥ずかしいとはいえ、このまま黙っていたら、もっと恥ずかしいことになりそうだ。
さっきおあいことか言ってたけど、こんなの、全然おあいこなんかじゃないし。
堪り兼ねた私は、
「は、早く触れてくださいっ!」
言い逃げるようにして放つと、仕返しとばかりに、目の前で悩ましく揺らめく要さんの元気な昂ぶりを、喉奥まで一気に口に含ませた。
たちまち、「……うっ」と、悩ましく艶かしい要さんの呻くような声が耳に届いた。
そのことで、立て続けに浴びせられていた羞恥が薄れたかのように、可笑しなスイッチが全開になってしまったらしい私は、意地悪で余裕綽々だった要さんへの反撃を開始するかのように。
滾るように熱い昂りの根本を手で押さえ、すぼめた唇で上下に抜き挿しを繰り返し、一心不乱に攻め立てた。
要さんの余裕なさげな吐息が漏れ聞こえてくるたび……
もっと、気持ちよくしてあげたい、余裕でなんか居られなくなればいい、そんな想いで、頭の中が埋め尽くされてゆく。
そんな私に、余裕をなくしかけていた要さんが、応戦するかのように、私の濡れそぼった花芯へと熱い舌を這わせて、舌先で巧みになぶるように攻め立ててくる。
同時に、泥濘んだそこへ中指を挿し入れられ、忙しなく何度も絶え間なく掻き混ぜられてしまえば……。
「――んっ!? あぁっ、んんっ」
ただでさえ大きな昂ぶりを口に含んでしまっている私は、苦しいほどの愉悦に襲われ、喘ぎ声が喉につっかえてしまうため、息も絶え絶えだ。
目には涙が滲み、その膜が膨らんで、徐々に視界が歪んでゆく。
つい先ほどまで着けていた下着も、いつの間にやら太腿までずらされていて、たった今足首から器用に、するりと抜き取られてしまったようだ。
途端に、空気に晒されてしまった解放感と一緒に、要さんに全てを見られているのかと思うと、沸き起こる羞恥でおかしくなってしまいそうだ。
それなのに、ただ視線を向けられていると思うだけで、下腹部がキュンと疼いてしまう。
まるで、早くそこへ触れてほしいと言っているように、また蜜が沁みてきて、蜜口が泥濘んでいくのが嫌でも分かる。
その様の一部始終を要さんに見られているんだと思うと、また新たな蜜が沁みてくる。
それを要さんに、見透かしたように、
「どうした? 美菜、まだ触れてもいないのに、こんなに濡らして。そんなに俺に触れてほしいのか?」
意地悪な口調で指摘され、余計に羞恥が煽られる。
四つん這いになっている太腿がそれに耐えかねたようにぷるぷる震えてしまう。
そこをなおも、可笑しなスイッチ全開の要さんに、泥濘んだそこを確かめるようにして、お尻の膨らみを掴んで広げられてしまった。
もうそれだけで、泥濘んだそこが、早く触れてほしいと言わんばかりに、自分の意思とは関係なく、ひくついてしまうから堪らない。
「美菜が何も答えないから、美菜のピンク色で綺麗なナカがしびれを切らして、早く俺に触れてほしそうにひくついて、蜜を垂らしてるぞ? 美菜、どうなんだ? なんとか言ってみろ?」
要さんの言葉は、追い討ちをかけるように、ますます意地悪さを増していく。
「////」
いくら恥ずかしいとはいえ、このまま黙っていたら、もっと恥ずかしいことになりそうだ。
さっきおあいことか言ってたけど、こんなの、全然おあいこなんかじゃないし。
堪り兼ねた私は、
「は、早く触れてくださいっ!」
言い逃げるようにして放つと、仕返しとばかりに、目の前で悩ましく揺らめく要さんの元気な昂ぶりを、喉奥まで一気に口に含ませた。
たちまち、「……うっ」と、悩ましく艶かしい要さんの呻くような声が耳に届いた。
そのことで、立て続けに浴びせられていた羞恥が薄れたかのように、可笑しなスイッチが全開になってしまったらしい私は、意地悪で余裕綽々だった要さんへの反撃を開始するかのように。
滾るように熱い昂りの根本を手で押さえ、すぼめた唇で上下に抜き挿しを繰り返し、一心不乱に攻め立てた。
要さんの余裕なさげな吐息が漏れ聞こえてくるたび……
もっと、気持ちよくしてあげたい、余裕でなんか居られなくなればいい、そんな想いで、頭の中が埋め尽くされてゆく。
そんな私に、余裕をなくしかけていた要さんが、応戦するかのように、私の濡れそぼった花芯へと熱い舌を這わせて、舌先で巧みになぶるように攻め立ててくる。
同時に、泥濘んだそこへ中指を挿し入れられ、忙しなく何度も絶え間なく掻き混ぜられてしまえば……。
「――んっ!? あぁっ、んんっ」
ただでさえ大きな昂ぶりを口に含んでしまっている私は、苦しいほどの愉悦に襲われ、喘ぎ声が喉につっかえてしまうため、息も絶え絶えだ。
目には涙が滲み、その膜が膨らんで、徐々に視界が歪んでゆく。
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