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捕らわれた檻のなかで
#10
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もう、恥ずかしくて堪らなくって、なんとかして、せめて顔だけでも、副社長から見えないようにしたくって。
副社長の居ない方へ身を捩《よじ》って顔を隠しかけた、次の瞬間。
「どうした? 逃げる気か?」
そういって、何故か今度は、ゴロンとそのまま転がされて、うつ伏せの体勢にさせられてしまった。
これで、顔だけでも逃げ切ることができたと、安堵したのも束の間。
フンと軽く鼻で笑った副社長に「無駄だ」と言われてすぐに、副社長に背中から、まるで獣が獲物を仕留める時のような体勢で、覆い被されてしまった私は、その予告通りにされてしまうのだった。
帯と着物を剥《は》ぎ取られて、肌襦袢だけになってしまった私は、拘束された手首もそのままに、手首で纏《まと》められた着物ごと一緒に前へと伏せられたまま。
その体勢で、副社長の片方の手では私の胸の片方を鷲掴みにされて、もう片方の手では、太腿を割って茂みに隠れたソコをそっと優しく撫でらてしまってて。
副社長の脚では、両脚は閉じることもできなくされてしまっている。
「こん、なっ…、……ヤ、あんっ……」
もう、完全に逃げ場を失ってしまった私は、副社長に絶え間なく与えられる、身悶えるような快感にもう、なんにも考えることなんてできない。
それなのに、焦らされているのか、なんなのか、一向に意識が飛んではくれなくて。
胸を後ろから、厭らしくまさぐりつつも、敏感になってしまってる尖りにも、時折、指で摘まんだりしながら捏《こ》ね繰り返される。
濡れそぼってしまってるアソコも浅く指で混ぜるようにして抉られるし。
もう、そろそろ、いつもなら、真っ白な世界に逃げることができているはずなのに……。
あと一歩、というところで、わざと焦らされてしまっているようで。
焦れったくて、焦れったくて、もうどうにかなってしまいそうだ。
なのに、
「もう、イキそうなんだろ? まだ、イカせない」
なんて、副社長が意地悪なことを言ってくるから、
「……ン、ふっ、く……しゃ……っちょ…んぁ」
副社長に向けて、訴えるように声を出すも、うまく言葉を紡ぐことができない。
それを、副社長は、呼ばれたと思ったのか……。
そんな私の顎を後ろから捉えて、クイと持ち上げながら、項《うなじ》に、熱い口づけを落としながら、
「……美菜」
弾む吐息と一緒に、甘く艶っぽく囁かれて。
副社長に掻き混ぜられて、グチャグチャニなって、潤んだその最奥がキュンと甘く疼くから……。
もう、それだけで、狂いそうになるぐらいの甘い痺れに全部持っていかれそうになる。
ーーこのまま、副社長と一緒に、溶けてなくなってしまいたいなんて思ってしまう……。
……そんなことを思ってしまう自分が、なんだか不憫で、悲しくて、苦しくて、どうしようもなくって。
けど、どうすることもできない私の頬を、ただ熱い透明な雫が零れ落ちてゆく。
そんな私の様子を見た副社長が、何を勘違いしたのか、
「そんなに、イキたいのなら、イカせてやる」
そう熱い吐息と一緒に囁いてくる。
そうして、ゆっくりと、私の身体から離れたと思ったら……。
またまたゴロンと転がされた私は、仰向けの状態へと戻されてしまってて。
今度は、どういう訳か、私の脚の間に身体を屈めて、跪《ひざまず》いてくると、あっという間に両脚を副社長に抱え込まれてしまっていた。
そのあり得ない光景に、私が驚いて固まってしまっている合間に、なんと、濡れそぼったソコに顔を埋めてしまった副社長。
そしてそのまま、窄《すぼ》めた唇で、熟《う》れた尖《とが》りを、一気にキツく吸い上げられて。
それだけじゃなく、その割れ目の奥の泥濘《ぬかるみ》の方へも、指をズクンと一気に根元まで沈み込まされてしまった。
副社長の唇には、尖りを吸ったり舐めたりを繰り返されながら。
指では、何度も、深く、深く、抉られてしまったのだった。
「……ぃやぁあああんッ」
当然、麗しの副社長によって、そんなことを立て続けにお見舞いされた私が、一瞬にして白い世界へと旅立ったことは言うまでもないだろう……。
この直後、あの夜よりも良い反応を示したものの、不発に終わってしまった自身のアレを嘆いて、副社長が、ガックリと肩を落としていたことなんて、私には、知る由もなかった。
こうして、麗しい副社長のお陰で、刺激的なめくるめく夜を過ごさせていただいた私は、朝まで一度も目覚めることはなかったのだが……。
そんな私に、あることが待ち受けているのだった。
副社長の居ない方へ身を捩《よじ》って顔を隠しかけた、次の瞬間。
「どうした? 逃げる気か?」
そういって、何故か今度は、ゴロンとそのまま転がされて、うつ伏せの体勢にさせられてしまった。
これで、顔だけでも逃げ切ることができたと、安堵したのも束の間。
フンと軽く鼻で笑った副社長に「無駄だ」と言われてすぐに、副社長に背中から、まるで獣が獲物を仕留める時のような体勢で、覆い被されてしまった私は、その予告通りにされてしまうのだった。
帯と着物を剥《は》ぎ取られて、肌襦袢だけになってしまった私は、拘束された手首もそのままに、手首で纏《まと》められた着物ごと一緒に前へと伏せられたまま。
その体勢で、副社長の片方の手では私の胸の片方を鷲掴みにされて、もう片方の手では、太腿を割って茂みに隠れたソコをそっと優しく撫でらてしまってて。
副社長の脚では、両脚は閉じることもできなくされてしまっている。
「こん、なっ…、……ヤ、あんっ……」
もう、完全に逃げ場を失ってしまった私は、副社長に絶え間なく与えられる、身悶えるような快感にもう、なんにも考えることなんてできない。
それなのに、焦らされているのか、なんなのか、一向に意識が飛んではくれなくて。
胸を後ろから、厭らしくまさぐりつつも、敏感になってしまってる尖りにも、時折、指で摘まんだりしながら捏《こ》ね繰り返される。
濡れそぼってしまってるアソコも浅く指で混ぜるようにして抉られるし。
もう、そろそろ、いつもなら、真っ白な世界に逃げることができているはずなのに……。
あと一歩、というところで、わざと焦らされてしまっているようで。
焦れったくて、焦れったくて、もうどうにかなってしまいそうだ。
なのに、
「もう、イキそうなんだろ? まだ、イカせない」
なんて、副社長が意地悪なことを言ってくるから、
「……ン、ふっ、く……しゃ……っちょ…んぁ」
副社長に向けて、訴えるように声を出すも、うまく言葉を紡ぐことができない。
それを、副社長は、呼ばれたと思ったのか……。
そんな私の顎を後ろから捉えて、クイと持ち上げながら、項《うなじ》に、熱い口づけを落としながら、
「……美菜」
弾む吐息と一緒に、甘く艶っぽく囁かれて。
副社長に掻き混ぜられて、グチャグチャニなって、潤んだその最奥がキュンと甘く疼くから……。
もう、それだけで、狂いそうになるぐらいの甘い痺れに全部持っていかれそうになる。
ーーこのまま、副社長と一緒に、溶けてなくなってしまいたいなんて思ってしまう……。
……そんなことを思ってしまう自分が、なんだか不憫で、悲しくて、苦しくて、どうしようもなくって。
けど、どうすることもできない私の頬を、ただ熱い透明な雫が零れ落ちてゆく。
そんな私の様子を見た副社長が、何を勘違いしたのか、
「そんなに、イキたいのなら、イカせてやる」
そう熱い吐息と一緒に囁いてくる。
そうして、ゆっくりと、私の身体から離れたと思ったら……。
またまたゴロンと転がされた私は、仰向けの状態へと戻されてしまってて。
今度は、どういう訳か、私の脚の間に身体を屈めて、跪《ひざまず》いてくると、あっという間に両脚を副社長に抱え込まれてしまっていた。
そのあり得ない光景に、私が驚いて固まってしまっている合間に、なんと、濡れそぼったソコに顔を埋めてしまった副社長。
そしてそのまま、窄《すぼ》めた唇で、熟《う》れた尖《とが》りを、一気にキツく吸い上げられて。
それだけじゃなく、その割れ目の奥の泥濘《ぬかるみ》の方へも、指をズクンと一気に根元まで沈み込まされてしまった。
副社長の唇には、尖りを吸ったり舐めたりを繰り返されながら。
指では、何度も、深く、深く、抉られてしまったのだった。
「……ぃやぁあああんッ」
当然、麗しの副社長によって、そんなことを立て続けにお見舞いされた私が、一瞬にして白い世界へと旅立ったことは言うまでもないだろう……。
この直後、あの夜よりも良い反応を示したものの、不発に終わってしまった自身のアレを嘆いて、副社長が、ガックリと肩を落としていたことなんて、私には、知る由もなかった。
こうして、麗しい副社長のお陰で、刺激的なめくるめく夜を過ごさせていただいた私は、朝まで一度も目覚めることはなかったのだが……。
そんな私に、あることが待ち受けているのだった。
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