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#9 純愛ラプソディ。
#18
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ただただ窪塚の逞しい腕の中で、必死になって背中にしがみついていることしかできない。
そんな私のことを激しく揺さぶるようにして、興奮状態の窪塚が突き上げてきて、次々に襲いくる凄まじい快感に身悶えつつ声の限りに喘がされている。
「あっ……はぁ、んぅッ……」
今にも狂ってしまいそうなほどに気持ちいい。
少しでも気を抜けば、綺麗サッパリ意識を手放してしまいそうだ。
そうこうしているうち、眼前にチカチカと閃光がチラつき始めた。
それに伴い、意識が薄ぼんやりと白んでいく。
そろそろ終わりが近づいているようだ。
もう、終わっちゃうんだ。嫌だな。
このままもっともっと窪塚のことを近くで感じていたいな。
もういっそ、このまま窪塚と一緒に溶け合ってひとつになれたらいいのに。
窪塚の逞しい腕の中で、言いようのない寂しさと名残惜しさを感じつつ、私は強烈な快感に翻弄されていた。
そしてふと気づくのだ。
もしかしたら、あの、『なんだ、思ってたより早かったね』発言は、こういう気持ちの表れだったんじゃないのかと。
自分では気づいていなかっただけで、ずっと窪塚のことを好きだった訳だし。
そういう心情から、無意識に放った言葉だったと考えた方がしっくりくる。
といっても、記憶が残っていないので、確証など持てはしないのだが。
それにしても、処女のクセに、そんなこと言ってたなんて、私ってば、もう、本当に呆れてしまう。
でも、どうせ恥ずかしい想いをするんだったら、あの夜のことだけは、ちゃんと覚えておきたかったな。
何かのきっかけで、思い出せればいいのに。
恐ろしくタフで絶倫な窪塚によって繰り出される強烈な快感のお陰で、夢うつつ状態の私は、いつしかそんなことを思っていた。
すると、私のことを欲望にまみれた獣と化してしまっている窪塚がぎゅうぎゅうに抱きしめてきて。
「……鈴のナカ、気持ちよすぎてヤバいッ」
やっぱり余裕なく、そんなことを言ってきて、窪塚は私のことをそのままベッドに押し倒し、覆い被さるようにしてのしかかってくる。
そうして、独り言ちるように呟きを落とした。
「これなら、まだ保ちそうだ」
余裕がないなら、私もソロソロ限界だし、無理せずそのまま終わってくれてもいいのに。
でもきっと、あの夜の私の発言が今も引っかかっているからなんだろうな。
窪塚の呟きを拾った私が、考えに耽っていた刹那。
窪塚が私の胸元に顔を埋めてきて、尚もぎゅぎゅっと抱きついてきた。
どうやらこのままなんとか達してしまわないように耐えしのごうという算段のようだ。
蕩けた頭でそんなことを思っていると、窪塚が胸の膨らみを両手で鷲掴んできて、熟れて敏感になっている乳首にむしゃぶりついてきた。
一瞬、意識が途絶えそうなほどの衝撃波と快感とに見舞われ、身体が大きく跳ね上がる。
けれど息をつく暇も与えないというように、腰を引いた窪塚が滾りに滾って、もはや剛直と化した肉棒で膣壁を抉るようにズブズブと激しく攻め立ててくる。
「ーーあっ、ヤッ、あああぁんッ!?」
一際大きな快感の波に一気に頂点まで押し上げられてしまった私は、今日一番の高い嬌声を放ってしまっていた。
自分の放った嬌声を意識の片隅で捉えつつ、私の身体を力強く抱き込んだ窪塚が胴震いしながら激しく吐精する感覚に尚も感じ入る。
痙攣した身体がふわふわしていて、このままぷかぷかと浮遊して、今にも昇天してしまいそうだ。
そんななんとも幸せな心地のなか私は意識を手放してしまうのだった。
ハッキリと覚えてないが、数分ほど意識を手放してしまっていたらしい。
その時に、完全になくしてしたと思っていたあの夜の記憶の断片を思い出していたようだ。
というより、記憶の断片を映像としてチラッとだけ垣間見たと言った方が正しいかもしれない。
✧✦✧
『鈴、好きだ。りんッ……りん』
つい今しがた、私が絶頂を迎える寸前と同じように、映像の中の窪塚は、一心不乱に激しい抽挿を繰り出していた。
そして熱に浮かされたように私の名前と愛を紡ぎ出している。
それに対して私は、窪塚の腕の中で背中に腕を回して、必死にしがみついていたようだ。
そんな私のことを余裕がないながらも、やっぱり窪塚は気遣わしげに、私の顔や身体に優しい甘やかな口づけを降らし続けていたようだった。
✧✦✧
窪塚がちゃんと好きだと言ってくれていたこともそうだが。
その時に、無数のキスの雨を降らせていたはずの痕跡が、一つとして残っていなかったことにも驚いた。
おそらく、窪塚のことを嫌っていた私のことを気遣ってのことだったのだろう。
窪塚のことだから、私とこうして想いが通じ合っていなかったら、ずっとそのまま本当のことは話さずにいたかもしれない。
否、絶対にそうしていたに違いない。
そんなにも想っていてくれたんだと、嬉しい反面。
窪塚の心情を想うと、胸が締め付けられる心地がする。
なんとかすぐに意識を取り戻せたものの、あの夜の記憶の断片のせいで、また後悔の念に囚われそうになっていた。
そこに、窪塚のとても心配そうな声音が意識に割り込んできて。
「鈴……」
その声でようやく現実世界に引き戻されることになった。
声に導かれた私が目を向けると、声音同様に不安にくれる窪塚の端正な顔が視界に映し出された、その瞬間。
感極まってしまった私は窪塚の胸にぎゅっと抱きついてしまっていた。
そんな私のことを逞しい腕にふわりと包み込むようにして抱きしめてくれた窪塚は、まるで全部理解してくれているかように、黙って背中を擦ってくれている。
実際には、達した直後なので、身体を気遣ってくれているのだろう。
窪塚はいつもいつも私のことを優先してくれていた。
こうやってこれまでのことを想い返すたびに、窪塚の想いに気づかされる。
これからだってきっとそうに違いない。
そのたびに、窪塚のことをもっともっと好きになっていくんだろう。
私がそうであるように、窪塚にとってもそうでありたい。
だからもう絶対に後悔なんてしない。
あの夜があったお陰で、今こうして窪塚と一緒にいられるのだから。
再び後悔の念に囚われそうだったけど、窪塚のお陰で、軌道修正することができた。
私は、もう前だけを見据えるために、今一度、一歩踏み出すつもりで声を紡いだ。
「もう、そんなに心配しなくても平気だってばッ。ほら、この通り。ね?」
「否、けど、俺、理性見失ってたし。本当に大丈夫なのか?」
ようやく想いが通じ合えた窪塚と身も心も固い絆で結ばれてーーこの幸せをまだまだ一緒に分かちあっていたい。
その想いに突き動かされて、お強請りを炸裂させれば……。
「多少は怠いけど、大丈夫だってば。そんなことより、まだまだ窪塚のこと傍で感じてたいの。だからお願い。ね?」
「そんな可愛いお強請りされたら、ヤバいだろ」
「ーーええッ!? うっそ。復活、早すぎない?」
「鈴が可愛いことばっか言ってくるからだろ。こんなにも俺のこと煽ったんだからさ、ちゃんと責任とってくれねーと」
「////……えっ、あっ……ひゃんッ!?」
私の想いが通じたのか、窪塚の分身が驚異的な復活を遂げてしまった。
同時に、窪塚もヤル気を漲らせているようだ。
どうやら恋から愛へと進化を遂げた私と窪塚の互いを想い合う気持ちには、途轍もないパワーを秘めているらしい。
そんな私と窪塚の甘やかなひと時は、まだまだはじまったばかりのようだ。
そんな私のことを激しく揺さぶるようにして、興奮状態の窪塚が突き上げてきて、次々に襲いくる凄まじい快感に身悶えつつ声の限りに喘がされている。
「あっ……はぁ、んぅッ……」
今にも狂ってしまいそうなほどに気持ちいい。
少しでも気を抜けば、綺麗サッパリ意識を手放してしまいそうだ。
そうこうしているうち、眼前にチカチカと閃光がチラつき始めた。
それに伴い、意識が薄ぼんやりと白んでいく。
そろそろ終わりが近づいているようだ。
もう、終わっちゃうんだ。嫌だな。
このままもっともっと窪塚のことを近くで感じていたいな。
もういっそ、このまま窪塚と一緒に溶け合ってひとつになれたらいいのに。
窪塚の逞しい腕の中で、言いようのない寂しさと名残惜しさを感じつつ、私は強烈な快感に翻弄されていた。
そしてふと気づくのだ。
もしかしたら、あの、『なんだ、思ってたより早かったね』発言は、こういう気持ちの表れだったんじゃないのかと。
自分では気づいていなかっただけで、ずっと窪塚のことを好きだった訳だし。
そういう心情から、無意識に放った言葉だったと考えた方がしっくりくる。
といっても、記憶が残っていないので、確証など持てはしないのだが。
それにしても、処女のクセに、そんなこと言ってたなんて、私ってば、もう、本当に呆れてしまう。
でも、どうせ恥ずかしい想いをするんだったら、あの夜のことだけは、ちゃんと覚えておきたかったな。
何かのきっかけで、思い出せればいいのに。
恐ろしくタフで絶倫な窪塚によって繰り出される強烈な快感のお陰で、夢うつつ状態の私は、いつしかそんなことを思っていた。
すると、私のことを欲望にまみれた獣と化してしまっている窪塚がぎゅうぎゅうに抱きしめてきて。
「……鈴のナカ、気持ちよすぎてヤバいッ」
やっぱり余裕なく、そんなことを言ってきて、窪塚は私のことをそのままベッドに押し倒し、覆い被さるようにしてのしかかってくる。
そうして、独り言ちるように呟きを落とした。
「これなら、まだ保ちそうだ」
余裕がないなら、私もソロソロ限界だし、無理せずそのまま終わってくれてもいいのに。
でもきっと、あの夜の私の発言が今も引っかかっているからなんだろうな。
窪塚の呟きを拾った私が、考えに耽っていた刹那。
窪塚が私の胸元に顔を埋めてきて、尚もぎゅぎゅっと抱きついてきた。
どうやらこのままなんとか達してしまわないように耐えしのごうという算段のようだ。
蕩けた頭でそんなことを思っていると、窪塚が胸の膨らみを両手で鷲掴んできて、熟れて敏感になっている乳首にむしゃぶりついてきた。
一瞬、意識が途絶えそうなほどの衝撃波と快感とに見舞われ、身体が大きく跳ね上がる。
けれど息をつく暇も与えないというように、腰を引いた窪塚が滾りに滾って、もはや剛直と化した肉棒で膣壁を抉るようにズブズブと激しく攻め立ててくる。
「ーーあっ、ヤッ、あああぁんッ!?」
一際大きな快感の波に一気に頂点まで押し上げられてしまった私は、今日一番の高い嬌声を放ってしまっていた。
自分の放った嬌声を意識の片隅で捉えつつ、私の身体を力強く抱き込んだ窪塚が胴震いしながら激しく吐精する感覚に尚も感じ入る。
痙攣した身体がふわふわしていて、このままぷかぷかと浮遊して、今にも昇天してしまいそうだ。
そんななんとも幸せな心地のなか私は意識を手放してしまうのだった。
ハッキリと覚えてないが、数分ほど意識を手放してしまっていたらしい。
その時に、完全になくしてしたと思っていたあの夜の記憶の断片を思い出していたようだ。
というより、記憶の断片を映像としてチラッとだけ垣間見たと言った方が正しいかもしれない。
✧✦✧
『鈴、好きだ。りんッ……りん』
つい今しがた、私が絶頂を迎える寸前と同じように、映像の中の窪塚は、一心不乱に激しい抽挿を繰り出していた。
そして熱に浮かされたように私の名前と愛を紡ぎ出している。
それに対して私は、窪塚の腕の中で背中に腕を回して、必死にしがみついていたようだ。
そんな私のことを余裕がないながらも、やっぱり窪塚は気遣わしげに、私の顔や身体に優しい甘やかな口づけを降らし続けていたようだった。
✧✦✧
窪塚がちゃんと好きだと言ってくれていたこともそうだが。
その時に、無数のキスの雨を降らせていたはずの痕跡が、一つとして残っていなかったことにも驚いた。
おそらく、窪塚のことを嫌っていた私のことを気遣ってのことだったのだろう。
窪塚のことだから、私とこうして想いが通じ合っていなかったら、ずっとそのまま本当のことは話さずにいたかもしれない。
否、絶対にそうしていたに違いない。
そんなにも想っていてくれたんだと、嬉しい反面。
窪塚の心情を想うと、胸が締め付けられる心地がする。
なんとかすぐに意識を取り戻せたものの、あの夜の記憶の断片のせいで、また後悔の念に囚われそうになっていた。
そこに、窪塚のとても心配そうな声音が意識に割り込んできて。
「鈴……」
その声でようやく現実世界に引き戻されることになった。
声に導かれた私が目を向けると、声音同様に不安にくれる窪塚の端正な顔が視界に映し出された、その瞬間。
感極まってしまった私は窪塚の胸にぎゅっと抱きついてしまっていた。
そんな私のことを逞しい腕にふわりと包み込むようにして抱きしめてくれた窪塚は、まるで全部理解してくれているかように、黙って背中を擦ってくれている。
実際には、達した直後なので、身体を気遣ってくれているのだろう。
窪塚はいつもいつも私のことを優先してくれていた。
こうやってこれまでのことを想い返すたびに、窪塚の想いに気づかされる。
これからだってきっとそうに違いない。
そのたびに、窪塚のことをもっともっと好きになっていくんだろう。
私がそうであるように、窪塚にとってもそうでありたい。
だからもう絶対に後悔なんてしない。
あの夜があったお陰で、今こうして窪塚と一緒にいられるのだから。
再び後悔の念に囚われそうだったけど、窪塚のお陰で、軌道修正することができた。
私は、もう前だけを見据えるために、今一度、一歩踏み出すつもりで声を紡いだ。
「もう、そんなに心配しなくても平気だってばッ。ほら、この通り。ね?」
「否、けど、俺、理性見失ってたし。本当に大丈夫なのか?」
ようやく想いが通じ合えた窪塚と身も心も固い絆で結ばれてーーこの幸せをまだまだ一緒に分かちあっていたい。
その想いに突き動かされて、お強請りを炸裂させれば……。
「多少は怠いけど、大丈夫だってば。そんなことより、まだまだ窪塚のこと傍で感じてたいの。だからお願い。ね?」
「そんな可愛いお強請りされたら、ヤバいだろ」
「ーーええッ!? うっそ。復活、早すぎない?」
「鈴が可愛いことばっか言ってくるからだろ。こんなにも俺のこと煽ったんだからさ、ちゃんと責任とってくれねーと」
「////……えっ、あっ……ひゃんッ!?」
私の想いが通じたのか、窪塚の分身が驚異的な復活を遂げてしまった。
同時に、窪塚もヤル気を漲らせているようだ。
どうやら恋から愛へと進化を遂げた私と窪塚の互いを想い合う気持ちには、途轍もないパワーを秘めているらしい。
そんな私と窪塚の甘やかなひと時は、まだまだはじまったばかりのようだ。
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