6 / 57
第1章 通信販売、始めました
第6話 次の撮影は?
しおりを挟む
『この動画の概要欄に、商品の購入ページリンクを貼っておくシカ!』
先日撮影した販促広告動画を、俺たちは冒険者ギルドの大画面モニターで見ていた。
動画配信は、毎回冒険のダイジェストを1時間ほど放送し、その中で15分おきに短い販促コーナーを挟んでいる。
ここは、城塞都市スチールフロントの冒険者ギルド本部。第20回の記念配信を関係者で見ようと、シャイル・セナが無銭飲食を要求してきたのだ。まあよかろうということで、社長のブレンと技術顧問のアニエスを伴って、ギルド2階の特等席を確保した。
半個室のテラス席からは階下の酒場を見渡すことができ、その向こうの壁に設置されている特大のモニターも鑑賞可能だ。なおこのモニターは、俺たちの冒険配信に合わせて貸与・設置させたものだ。権力者バンザイ。
『今回の万能丸底鍋、気になるお値段は398ゴルド!398ゴルドと大変お買い得になっています!限定1000個にて売り切れ御免!』
『安いっ!これはもうパーティにひとつ買っておくシカ!?』
今の相場で、1ゴルドは概ね地球の100円くらいだ。その100分の1のカパという通貨単位もある。串焼きなら1本70カパ程度。ちょっと豪華な夕食をとると15ゴルドくらい支払うイメージ。
「うんうん、お客さんの反応は上々みたいね」
階下を見渡したシャイルは満足そうに麦酒のジョッキを仰いだ。手足が長くスタイルの良い彼女は、シンプルな半袖のシャツと七分丈のパンツを綺麗に着こなしている。
シャイルにつられて階下に目をやると、ぱっと見でもわかるくらいの冒険者が、実際に自分のカードから鍋の商品紹介ページにアクセスしていた。仲間内で買うかどうかの相談をしている様子も伺える。
「ねープロデューサー、次の冒険はどうするのでシカ?セナ的には、屋外探索もいいかなって」
ドルイドであるセナは、原野や森林で役に立つ技術や魔法を修めている。一方、今挑んでいるダンジョンは”堕落の逆塔”と呼ばれる落とし穴だらけの地下ダンジョンで、出てくる魔物もアンデッドばかりである。ここを踏破できれば中級冒険者の仲間入り、といったレベル感のダンジョンを選んだ結果ではあるが、セナとしてはもっと特技をアピールしたいのだろう。
撮影中はドルイドの正装をアレンジしたローブ姿であることが多いのだが、今日は水色のワンピースに白いサンダルというお嬢様スタイルだった。
「視聴者に『あのシカ回復しかしてない』とか言われるのが許せないシカ。ドルイドの沽券に関わるシカ」
「いやいやいやいや、せっかく第6層まで辿り着いたんだもの、最後まで行っちゃおうよ。確か、第7層の大聖堂が最深地なのよね?」
「シャイルは簡単に敵を倒しすぎでシカ!二人の成長物語という基本コンセプトを忘れすぎでシカ?」
セナの主張にも、一理はある。
実は、二人の実力は上級冒険者と言っていいレベルにある。デビューが決まって以来、俺やアニエスと一緒に特別訓練をした成果もあり、”堕落の逆塔”程度のダンジョンならば簡単に踏破できてしまうだろう。
「そうだなあ、確かにシャイルはもっと苦戦してる感を出してほしいかな。初級冒険者から見ると『頑張れば手が届く』くらいでがちょうど良いし、中級以上の冒険者には気持ちよく上から目線のコメントを貰いたい」
冒険者は上に行けば行くほど数が減るが、その分金を稼ぐ。この都市だけでも1万人を優に超える初級冒険者には二人を憧れの偶像として盛り上げていただき、中上級には可愛いお嬢さんとして気前よく応援していただけるのが理想だ。「俺が教えてやろう」と勘違いしてもらえるような振る舞いを意識しようと、当初から二人とも話していた。おじさんという生き物は、上から目線で語るのが好きで好きでたまらないのだから。
「えー、私そういうあざといの苦手だよ?もっとこう、かっこいい所を見てほしいな」
「おめーはアイドルとしての自覚を持つシカ!セナなんてこの間ド格下のシャーマンおじさんに『セナちゃん攻撃魔法教えてあげようか』とか声かけられたシカ!その場で暴れなかったセナを褒めてほしいシカ!」
とはいえ、この振る舞いによって溜まるストレスも無視できなさそうだ。この辺りのケアは真面目に考えよう。
シャイルは模擬戦の相手をしてやればだいたいOKとして、セナは個人的に褒めたりご褒美をあげたりするのが良いだろうか……とか考えていると、アニエスが助け舟を出してくれた。
こちらは普段着ている白衣を脱いだだけの、黒い半袖シャツに地球産デニムパンツという飾り気のない出で立ちだ。
「まあまあ。セナはよくやっているわよ。今ちょっとセナに対するコメントを分析してたんだけど、男女比では男性98%だったわ」
各動画に対するコメントは匿名で投稿できるが、裏ではしっかり冒険者IDと紐付き、その向こうにある年齢性別等級などと紐付いている。このシステムを設計・構築したアニエスならば、データ取得から解析までお手の物だ。
ちなみに個人情報保護という概念は、まだこの世界に根付いていない。
とはいえ、後々問題になるのは間違いないため、情報のアクセス権管理と利用ガイドラインは最初期に細かく定めていた。今回のように、個人を特定せずにデータの塊として属性を分析するのは問題ない範囲だ。
「シャイルは半々といったところね。何度もコメントしてくれてる人は、だいたい若い女性かな」
「うーん、ありがたいこととはいえ、数字を聞くと改めて怖いでシカ」
「私はいい感じね。もっともっと可愛いファンに応援してもらいたいわ」
「改めて言うけど、個人的に外出したい時は必ず俺かアニエスに声かけてくれよ。最優先で護衛するからな」
顔出しで配信している以上、安全管理は最上位事項として置いている。冒険者はモラル意識も様々だ。よからぬことを考える輩の存在は常に意識しなければならない。アニエスも気まぐれに手伝ってくれるが、基本的に護衛は俺の仕事としている。彼女はシステム屋としての本業に加え、配信業のための魔道具開発も行っているからだ。
「儂も手伝えれば良いんじゃが、すまんのう」
「ブレンは領主と社長を兼務しているからなあ」
もともと領主としてある程度の仕事を持っていたブレンは、現在通信販売企業の主として社長業もこなしている。任せられる仕事はどんどん部下に投げていると聞くが、急成長企業の社長がやらなければならない仕事はいくらでもある。
「あー、私ファンの子から聞きましたよ。領主様が有能な人材をどんどん持って行っちゃうから、商業ギルドが人手不足になってるって」
「頭の痛い所じゃが、背に腹は代えられん。人材は鉱山から掘り出せるものではないからのう」
ドワーフらしい言い回しでブレンは顔をしかめた。引き抜いてきた人材には、元の2割から5割増しくらいの給料を支払っているのだ。商業ギルドをはじめ、各ギルドや商会には人材育成を頑張っていただきたい。
「とりあえず、次回の冒険で第7層の聖堂まで行っちゃおうか。記念撮影をしてこのクールの締めとしよう。その次は屋外探索にするから、セナはもうちょっと頑張ってくれ」
「その前に、各工房への営業周りもしないとね。商品紹介依頼は結構来てるから、有力なものを選んでおくわ」
「ファン対応、スポンサーへの営業、冒険と広告の間に自らの鍛錬。すべてやらなきゃならないのがアイドルの辛いとこシカねえ」
「まーたそうやって調子に乗ると、セナがオチ担当の台本書かれるわよ?」
眉を八の字にして、シャイルがツッコんだ。いろいろ言い合っているが、この二人は仲が良い。
先日撮影した販促広告動画を、俺たちは冒険者ギルドの大画面モニターで見ていた。
動画配信は、毎回冒険のダイジェストを1時間ほど放送し、その中で15分おきに短い販促コーナーを挟んでいる。
ここは、城塞都市スチールフロントの冒険者ギルド本部。第20回の記念配信を関係者で見ようと、シャイル・セナが無銭飲食を要求してきたのだ。まあよかろうということで、社長のブレンと技術顧問のアニエスを伴って、ギルド2階の特等席を確保した。
半個室のテラス席からは階下の酒場を見渡すことができ、その向こうの壁に設置されている特大のモニターも鑑賞可能だ。なおこのモニターは、俺たちの冒険配信に合わせて貸与・設置させたものだ。権力者バンザイ。
『今回の万能丸底鍋、気になるお値段は398ゴルド!398ゴルドと大変お買い得になっています!限定1000個にて売り切れ御免!』
『安いっ!これはもうパーティにひとつ買っておくシカ!?』
今の相場で、1ゴルドは概ね地球の100円くらいだ。その100分の1のカパという通貨単位もある。串焼きなら1本70カパ程度。ちょっと豪華な夕食をとると15ゴルドくらい支払うイメージ。
「うんうん、お客さんの反応は上々みたいね」
階下を見渡したシャイルは満足そうに麦酒のジョッキを仰いだ。手足が長くスタイルの良い彼女は、シンプルな半袖のシャツと七分丈のパンツを綺麗に着こなしている。
シャイルにつられて階下に目をやると、ぱっと見でもわかるくらいの冒険者が、実際に自分のカードから鍋の商品紹介ページにアクセスしていた。仲間内で買うかどうかの相談をしている様子も伺える。
「ねープロデューサー、次の冒険はどうするのでシカ?セナ的には、屋外探索もいいかなって」
ドルイドであるセナは、原野や森林で役に立つ技術や魔法を修めている。一方、今挑んでいるダンジョンは”堕落の逆塔”と呼ばれる落とし穴だらけの地下ダンジョンで、出てくる魔物もアンデッドばかりである。ここを踏破できれば中級冒険者の仲間入り、といったレベル感のダンジョンを選んだ結果ではあるが、セナとしてはもっと特技をアピールしたいのだろう。
撮影中はドルイドの正装をアレンジしたローブ姿であることが多いのだが、今日は水色のワンピースに白いサンダルというお嬢様スタイルだった。
「視聴者に『あのシカ回復しかしてない』とか言われるのが許せないシカ。ドルイドの沽券に関わるシカ」
「いやいやいやいや、せっかく第6層まで辿り着いたんだもの、最後まで行っちゃおうよ。確か、第7層の大聖堂が最深地なのよね?」
「シャイルは簡単に敵を倒しすぎでシカ!二人の成長物語という基本コンセプトを忘れすぎでシカ?」
セナの主張にも、一理はある。
実は、二人の実力は上級冒険者と言っていいレベルにある。デビューが決まって以来、俺やアニエスと一緒に特別訓練をした成果もあり、”堕落の逆塔”程度のダンジョンならば簡単に踏破できてしまうだろう。
「そうだなあ、確かにシャイルはもっと苦戦してる感を出してほしいかな。初級冒険者から見ると『頑張れば手が届く』くらいでがちょうど良いし、中級以上の冒険者には気持ちよく上から目線のコメントを貰いたい」
冒険者は上に行けば行くほど数が減るが、その分金を稼ぐ。この都市だけでも1万人を優に超える初級冒険者には二人を憧れの偶像として盛り上げていただき、中上級には可愛いお嬢さんとして気前よく応援していただけるのが理想だ。「俺が教えてやろう」と勘違いしてもらえるような振る舞いを意識しようと、当初から二人とも話していた。おじさんという生き物は、上から目線で語るのが好きで好きでたまらないのだから。
「えー、私そういうあざといの苦手だよ?もっとこう、かっこいい所を見てほしいな」
「おめーはアイドルとしての自覚を持つシカ!セナなんてこの間ド格下のシャーマンおじさんに『セナちゃん攻撃魔法教えてあげようか』とか声かけられたシカ!その場で暴れなかったセナを褒めてほしいシカ!」
とはいえ、この振る舞いによって溜まるストレスも無視できなさそうだ。この辺りのケアは真面目に考えよう。
シャイルは模擬戦の相手をしてやればだいたいOKとして、セナは個人的に褒めたりご褒美をあげたりするのが良いだろうか……とか考えていると、アニエスが助け舟を出してくれた。
こちらは普段着ている白衣を脱いだだけの、黒い半袖シャツに地球産デニムパンツという飾り気のない出で立ちだ。
「まあまあ。セナはよくやっているわよ。今ちょっとセナに対するコメントを分析してたんだけど、男女比では男性98%だったわ」
各動画に対するコメントは匿名で投稿できるが、裏ではしっかり冒険者IDと紐付き、その向こうにある年齢性別等級などと紐付いている。このシステムを設計・構築したアニエスならば、データ取得から解析までお手の物だ。
ちなみに個人情報保護という概念は、まだこの世界に根付いていない。
とはいえ、後々問題になるのは間違いないため、情報のアクセス権管理と利用ガイドラインは最初期に細かく定めていた。今回のように、個人を特定せずにデータの塊として属性を分析するのは問題ない範囲だ。
「シャイルは半々といったところね。何度もコメントしてくれてる人は、だいたい若い女性かな」
「うーん、ありがたいこととはいえ、数字を聞くと改めて怖いでシカ」
「私はいい感じね。もっともっと可愛いファンに応援してもらいたいわ」
「改めて言うけど、個人的に外出したい時は必ず俺かアニエスに声かけてくれよ。最優先で護衛するからな」
顔出しで配信している以上、安全管理は最上位事項として置いている。冒険者はモラル意識も様々だ。よからぬことを考える輩の存在は常に意識しなければならない。アニエスも気まぐれに手伝ってくれるが、基本的に護衛は俺の仕事としている。彼女はシステム屋としての本業に加え、配信業のための魔道具開発も行っているからだ。
「儂も手伝えれば良いんじゃが、すまんのう」
「ブレンは領主と社長を兼務しているからなあ」
もともと領主としてある程度の仕事を持っていたブレンは、現在通信販売企業の主として社長業もこなしている。任せられる仕事はどんどん部下に投げていると聞くが、急成長企業の社長がやらなければならない仕事はいくらでもある。
「あー、私ファンの子から聞きましたよ。領主様が有能な人材をどんどん持って行っちゃうから、商業ギルドが人手不足になってるって」
「頭の痛い所じゃが、背に腹は代えられん。人材は鉱山から掘り出せるものではないからのう」
ドワーフらしい言い回しでブレンは顔をしかめた。引き抜いてきた人材には、元の2割から5割増しくらいの給料を支払っているのだ。商業ギルドをはじめ、各ギルドや商会には人材育成を頑張っていただきたい。
「とりあえず、次回の冒険で第7層の聖堂まで行っちゃおうか。記念撮影をしてこのクールの締めとしよう。その次は屋外探索にするから、セナはもうちょっと頑張ってくれ」
「その前に、各工房への営業周りもしないとね。商品紹介依頼は結構来てるから、有力なものを選んでおくわ」
「ファン対応、スポンサーへの営業、冒険と広告の間に自らの鍛錬。すべてやらなきゃならないのがアイドルの辛いとこシカねえ」
「まーたそうやって調子に乗ると、セナがオチ担当の台本書かれるわよ?」
眉を八の字にして、シャイルがツッコんだ。いろいろ言い合っているが、この二人は仲が良い。
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
超文明日本
点P
ファンタジー
2030年の日本は、憲法改正により国防軍を保有していた。海軍は艦名を漢字表記に変更し、正規空母、原子力潜水艦を保有した。空軍はステルス爆撃機を保有。さらにアメリカからの要求で核兵器も保有していた。世界で1、2を争うほどの軍事力を有する。
そんな日本はある日、列島全域が突如として謎の光に包まれる。光が消えると他国と連絡が取れなくなっていた。
異世界転移ネタなんて何番煎じかわかりませんがとりあえず書きます。この話はフィクションです。実在の人物、団体、地名等とは一切関係ありません。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
物欲センサー発動中?いや、これは当たりかも!
SHO
ファンタジー
地球の表層の裏側に存在するという地下世界《レト・ローラ》
ある日通学途中に起こった地震によって発生した地割れに通勤通学途中の人々が飲み込まれた。飲み込まれた人々はレト・ローラの世界に存在する遺跡へと転移させられてしまう。
状況を飲み込めないまま異形の怪物に襲われる主人公たち。
混乱と恐怖の中で高校生の杏子はクラスメイトのコンタと奇跡的に合流を果たした。
そして2人は宝箱がずらりと並んだ部屋へと迷い込む。その宝箱を開いた時、手にするの希望か絶望か、はたまた安全かトラブルの種か。
凸凹コンビが織りなす恋と魔法とチートアイテムが地底世界を揺るがす一大スペクタクルSFファンタジー!(?)
「俺(あたし)達の明日はどっちですか!?」
王道SFファンタジー突き進みます。テンプレ有り。主人公無双予定。ご都合主義?言わずもがな。
R15は一応保険。
小説家になろうでも公開中
*表紙イラストのコンタとパイナポは巴月のん様より頂きました!
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!
芽狐
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️
ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。
嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる!
転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。
新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか??
更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる