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ぐるり……ギギキと音を立てながら、椅子の台座が回転する。
「私は……そうだな。嫉妬かなぁ、あはは。でも裏切った訳じゃなくて、一方的に堕とした。別にね、こっちとしては大したことじゃないの。でも相手からしたら結構なことだったみたいで。ふふふっ……恨まれちゃってるから困るよー。イジメなんて、そんな大袈裟なことにしないでくれるかなぁ。だってあたし暴力ふるった訳でもないし、たださ……アイツがあんな奴の肩もつから、悪いんだよ」
アイツ妊娠したってマジ? 誰の子よ。
それがさ……。
……っ! 嘘でしょ、そんな……。
弱い可哀想な自分を武器にして、気を引いたんだよ。最低だよね。
赤ちゃんがいるんだってね、オメデトウ。
どうしてここにいるの……。
あたしがいちゃいけない?
……私もう学校辞めたんだからいいでしょ。コレ以上、何を邪魔するつもりよ!
うるさいな……。
女子高生が階段から突き落とされる事件が、この近くであったんだってね。落とされた子妊娠してたっぽいけど、流産したらしいよ。
うわぁ……マジ?
でもその子噂なんだけど……浮気相手だったんだって! 本命の彼女がいるのに、擦り寄ったのかな。
何それ、自業自得じゃね? わざと妊娠させて、離れないようにしたんじゃない。
もしかしてそれも想像妊娠だったりして。
ハハッそれ、きつーい。
「血のついた手紙とかもあったよ。気持ち悪いよねぇ。こんなことしても何にもならないのに、本当馬鹿な奴。こんな奴の子供なんか、この世に生まれてきちゃった時点で相当不幸なんだからさぁ……あたしが防いであげたこと、感謝してもいいぐらいなのにね。うーん……やっぱりあたしが悪いのかなぁ?」
「貴方には『堕落』を表す、堕の文字を贈っておきましょう」
ぐるり、ギギギ……。
「くだらない」
「……はい?」
「何これ、懺悔でもしろというの? 私は無いわよ。何をしていたとしても、それは全て私が選んだことだし、後悔もしてないわ」
「貴方は……へぇ、どうしてかからなかったのでしょうか」
「あんただって相当汚れてるくせに!」
仮面の中の一人が叫んだ。
「あんたみたいにスカしてる女って本当大っ嫌い! 自分は何にも感じてないみたいな顔して……あはは! まぁ言えないかぁ父親としてたなんてねぇ」
「……」
「あたしたちが知らないとでも思ったぁ? 夜のお店で働いてることも知ってるし、何なら店の名前も言ってあげましょーかー?」
「別に、構わないけど」
「ふぅん……汚い汚い本当汚い! あんただけ傷ついてない綺麗な顔しちゃってさ! いつだって上から人のこと見下して……っ」
「その声、凛ね……まだ許せないの? 貴方の父親が、母と私と浮気していたこと」
「……っ!」
「あんな何年も前の話……ただ体を重ねただけじゃない。そんな意味の無い行為に、貴方は何をそこまでこだわっているの。ああ……バレてお父様クビになったんでしたっけ? それは大変だったでしょうね」
「……っ殺す……お前だけはっ! あの後どれだけ私達が苦しめられたか分かるの! 早くコレっ外してよ!」
ガチャガチャと、椅子に固定されている手錠を鳴らした。
「貴方達には『汚』と『愚』をそれぞれに」
仮面の一人がまだ叫ぶ中、新たな懺悔が行われる。
「あたしはぁ……そうだなぁー……なーんにもしてないのが罪なのかなー、あははっなんてねー……あ! そうだー思い出したよー。私大好きな人がいるの。でもいつも困らせちゃうの。なんでだろ? やりすぎちゃうのかな……でもいっぱいライバルがいるから仕方ないの。あたしにもっと気づいて欲しいのにぃ……」
うわ、またやられてる。ちょっとこれで何度目よ? 本当気持ち悪い……そろそろ警察に言った方がいいよ……。
5月28日
最近パンが多いね。ダメだよちゃんと食べなくちゃ。そうだなぁ煮物とかおひたしとか……アレ? お婆ちゃんぽい? やだぁ! 一生懸命考えてるのにぃ。うん、でもたまにはいいよね。
あーあ、お弁当作り慣れてきたと思ったのに、まだまだだなぁ……。早く好きな味が作れるように頑張るね!
それと靴紐だけどね、その色はやめてほしいなぁ。もっと似合う色があると思うの。封筒に入れておいたから変えておいてね。
弁当とか気持ち悪……もちろん捨てるでしょ? しかもこの手紙超長いし! 十五枚とか引くんだけど。
6月3日
いい加減つきまとわれてるのうざいよね? なんでいつも貴方の側にいるんだろ。迷惑だって気づいてないのかな……。でも大丈夫、あたしに任せておいて。貴方の悩みとか全部全部、あたしが一つずつ消してあげるから。だから大好きなサッカーに集中してていいよ。
あ、そうだ! 今度大会あるよね。凄いなぁ……ますます人気でちゃうけど……ううん、しょうがない。二人の将来の為だもんね、なんて! あたしったら気が早いなぁ……笑。いーっぱい応援してるから。勝てるようにお守りも一緒に入れておくね!
8月12日
誰あの子? なんで一緒に海行ったの? 二人きりだったよね? どうして? あ、あたしに見せつけようとしてるの? そんなことしなくても大丈夫なのに……そんなにあたしのこと信じられないの?もしかして嫉妬してほしかったのかな? でもね、あれはダメだよ。だって……抱き合ったりもしてたでしょ? なんであんなブスと? 貴方には似合わないよ、何考えてるの?
……ごめんね一方的に怒っちゃって。何か理由があるんだよね? あたし悪いことしちゃったかなぁ? 直すよ。何だって直すから……だからお願い。もうあんなことしないで! あたしがいるじゃない! ねぇっ! ねぇってば!
9月15日
許さない。あたしの気持ち弄んで最低。許さない。大好きだったから許せないの。あんなに楽しかったのに……信じられないよ。
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない以外略
「でもね、そうそう! あたし、過去にはこだわらない主義なの。乙女はいつも恋してるのが鉄則だしね……ふふっ、気づいてくれてるかな? 今もあたしの目の前にいるよね? 恥ずかしがり屋だけど、そんなところが可愛いの……」
「……『狂』を贈っておきますね」
ぐるり、ギギギ……。
「私……傍観ばかりで何もしてこなかった……自分の中に塞ぎ込んで、何の努力もせずに……っ、ずっと一緒にいたのに、皆のこと何も知らなかった! こんなに苦しんでいたのを知ってたらもっと、できたことが……っ」
「ふふ……そうですね。この中では一番聖女に近しい存在なのかもしれません。彼女は空欄にしておきましょう」
嘘、裏、堕、狂、愚、汚、背徳、〔 〕
残り一人。最後の椅子が回った。
「私の罪を告白する前に、とある人物の罪を話したいです」
「ほう……いいですよ」
「投票の際、森下君に入れるように生徒を誘導しろと私を脅した。私は彼の言った通り、脅迫紛いのメールを皆に送った……。彼に言われたの、ここから出してやるって。お前みたいな価値の無い人間選んでやったんだから、裏切ることなんて考えるなよって」
「あらぁー最低な人ですねぇ。で、その彼の名は?」
「……篠宮君。ううん……篠宮ハク、彼です」
「えっ……ちょっと待て。篠宮がそんな……」
「誰かに言った瞬間に落とすって言われたから、私怖くて言えなかったけど……! だったら健太も竹内も落ちることなかった! 貴方がこんなこと計画しなければ……もう限界よ。貴方なんかの為に黙ってるなんてもう嫌! だって貴方が裏切り者なんだから!」
「あーあ……バレてしまいましたね。上手くやっていたんじゃなかったんですか? 見事に飼い犬に噛まれてしまいましたねぇ。ふふ、大丈夫ですか? ハク……坊ちゃん」
「お前がその名前で、俺を呼ぶな!」
篠宮は今まで見たことがない、鬼のような形相でジョーカーを睨んだ。それと対照的に、ジョーカーは静かに微笑を浮かべていた。
「私は……そうだな。嫉妬かなぁ、あはは。でも裏切った訳じゃなくて、一方的に堕とした。別にね、こっちとしては大したことじゃないの。でも相手からしたら結構なことだったみたいで。ふふふっ……恨まれちゃってるから困るよー。イジメなんて、そんな大袈裟なことにしないでくれるかなぁ。だってあたし暴力ふるった訳でもないし、たださ……アイツがあんな奴の肩もつから、悪いんだよ」
アイツ妊娠したってマジ? 誰の子よ。
それがさ……。
……っ! 嘘でしょ、そんな……。
弱い可哀想な自分を武器にして、気を引いたんだよ。最低だよね。
赤ちゃんがいるんだってね、オメデトウ。
どうしてここにいるの……。
あたしがいちゃいけない?
……私もう学校辞めたんだからいいでしょ。コレ以上、何を邪魔するつもりよ!
うるさいな……。
女子高生が階段から突き落とされる事件が、この近くであったんだってね。落とされた子妊娠してたっぽいけど、流産したらしいよ。
うわぁ……マジ?
でもその子噂なんだけど……浮気相手だったんだって! 本命の彼女がいるのに、擦り寄ったのかな。
何それ、自業自得じゃね? わざと妊娠させて、離れないようにしたんじゃない。
もしかしてそれも想像妊娠だったりして。
ハハッそれ、きつーい。
「血のついた手紙とかもあったよ。気持ち悪いよねぇ。こんなことしても何にもならないのに、本当馬鹿な奴。こんな奴の子供なんか、この世に生まれてきちゃった時点で相当不幸なんだからさぁ……あたしが防いであげたこと、感謝してもいいぐらいなのにね。うーん……やっぱりあたしが悪いのかなぁ?」
「貴方には『堕落』を表す、堕の文字を贈っておきましょう」
ぐるり、ギギギ……。
「くだらない」
「……はい?」
「何これ、懺悔でもしろというの? 私は無いわよ。何をしていたとしても、それは全て私が選んだことだし、後悔もしてないわ」
「貴方は……へぇ、どうしてかからなかったのでしょうか」
「あんただって相当汚れてるくせに!」
仮面の中の一人が叫んだ。
「あんたみたいにスカしてる女って本当大っ嫌い! 自分は何にも感じてないみたいな顔して……あはは! まぁ言えないかぁ父親としてたなんてねぇ」
「……」
「あたしたちが知らないとでも思ったぁ? 夜のお店で働いてることも知ってるし、何なら店の名前も言ってあげましょーかー?」
「別に、構わないけど」
「ふぅん……汚い汚い本当汚い! あんただけ傷ついてない綺麗な顔しちゃってさ! いつだって上から人のこと見下して……っ」
「その声、凛ね……まだ許せないの? 貴方の父親が、母と私と浮気していたこと」
「……っ!」
「あんな何年も前の話……ただ体を重ねただけじゃない。そんな意味の無い行為に、貴方は何をそこまでこだわっているの。ああ……バレてお父様クビになったんでしたっけ? それは大変だったでしょうね」
「……っ殺す……お前だけはっ! あの後どれだけ私達が苦しめられたか分かるの! 早くコレっ外してよ!」
ガチャガチャと、椅子に固定されている手錠を鳴らした。
「貴方達には『汚』と『愚』をそれぞれに」
仮面の一人がまだ叫ぶ中、新たな懺悔が行われる。
「あたしはぁ……そうだなぁー……なーんにもしてないのが罪なのかなー、あははっなんてねー……あ! そうだー思い出したよー。私大好きな人がいるの。でもいつも困らせちゃうの。なんでだろ? やりすぎちゃうのかな……でもいっぱいライバルがいるから仕方ないの。あたしにもっと気づいて欲しいのにぃ……」
うわ、またやられてる。ちょっとこれで何度目よ? 本当気持ち悪い……そろそろ警察に言った方がいいよ……。
5月28日
最近パンが多いね。ダメだよちゃんと食べなくちゃ。そうだなぁ煮物とかおひたしとか……アレ? お婆ちゃんぽい? やだぁ! 一生懸命考えてるのにぃ。うん、でもたまにはいいよね。
あーあ、お弁当作り慣れてきたと思ったのに、まだまだだなぁ……。早く好きな味が作れるように頑張るね!
それと靴紐だけどね、その色はやめてほしいなぁ。もっと似合う色があると思うの。封筒に入れておいたから変えておいてね。
弁当とか気持ち悪……もちろん捨てるでしょ? しかもこの手紙超長いし! 十五枚とか引くんだけど。
6月3日
いい加減つきまとわれてるのうざいよね? なんでいつも貴方の側にいるんだろ。迷惑だって気づいてないのかな……。でも大丈夫、あたしに任せておいて。貴方の悩みとか全部全部、あたしが一つずつ消してあげるから。だから大好きなサッカーに集中してていいよ。
あ、そうだ! 今度大会あるよね。凄いなぁ……ますます人気でちゃうけど……ううん、しょうがない。二人の将来の為だもんね、なんて! あたしったら気が早いなぁ……笑。いーっぱい応援してるから。勝てるようにお守りも一緒に入れておくね!
8月12日
誰あの子? なんで一緒に海行ったの? 二人きりだったよね? どうして? あ、あたしに見せつけようとしてるの? そんなことしなくても大丈夫なのに……そんなにあたしのこと信じられないの?もしかして嫉妬してほしかったのかな? でもね、あれはダメだよ。だって……抱き合ったりもしてたでしょ? なんであんなブスと? 貴方には似合わないよ、何考えてるの?
……ごめんね一方的に怒っちゃって。何か理由があるんだよね? あたし悪いことしちゃったかなぁ? 直すよ。何だって直すから……だからお願い。もうあんなことしないで! あたしがいるじゃない! ねぇっ! ねぇってば!
9月15日
許さない。あたしの気持ち弄んで最低。許さない。大好きだったから許せないの。あんなに楽しかったのに……信じられないよ。
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない以外略
「でもね、そうそう! あたし、過去にはこだわらない主義なの。乙女はいつも恋してるのが鉄則だしね……ふふっ、気づいてくれてるかな? 今もあたしの目の前にいるよね? 恥ずかしがり屋だけど、そんなところが可愛いの……」
「……『狂』を贈っておきますね」
ぐるり、ギギギ……。
「私……傍観ばかりで何もしてこなかった……自分の中に塞ぎ込んで、何の努力もせずに……っ、ずっと一緒にいたのに、皆のこと何も知らなかった! こんなに苦しんでいたのを知ってたらもっと、できたことが……っ」
「ふふ……そうですね。この中では一番聖女に近しい存在なのかもしれません。彼女は空欄にしておきましょう」
嘘、裏、堕、狂、愚、汚、背徳、〔 〕
残り一人。最後の椅子が回った。
「私の罪を告白する前に、とある人物の罪を話したいです」
「ほう……いいですよ」
「投票の際、森下君に入れるように生徒を誘導しろと私を脅した。私は彼の言った通り、脅迫紛いのメールを皆に送った……。彼に言われたの、ここから出してやるって。お前みたいな価値の無い人間選んでやったんだから、裏切ることなんて考えるなよって」
「あらぁー最低な人ですねぇ。で、その彼の名は?」
「……篠宮君。ううん……篠宮ハク、彼です」
「えっ……ちょっと待て。篠宮がそんな……」
「誰かに言った瞬間に落とすって言われたから、私怖くて言えなかったけど……! だったら健太も竹内も落ちることなかった! 貴方がこんなこと計画しなければ……もう限界よ。貴方なんかの為に黙ってるなんてもう嫌! だって貴方が裏切り者なんだから!」
「あーあ……バレてしまいましたね。上手くやっていたんじゃなかったんですか? 見事に飼い犬に噛まれてしまいましたねぇ。ふふ、大丈夫ですか? ハク……坊ちゃん」
「お前がその名前で、俺を呼ぶな!」
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