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小学生高学年編
二人きりの夏休み(R15
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ついに、待望の夏休みがやってきた! 律が毎日のように泊まりに来てくれる。
俺の夏休みも同じくらいから始まるから、律とたくさんイチャイチャできる。
……まあ、俺の夏休みは随分と早く終わっちゃうんだけどさ。
あまりに浮かれすぎていて、職場のOLさんたちからは、いいわね、デート、なんてからかわれたりした。
もちろん、はいって言っておいたけど。
週末はほぼ泊まりに来てくれているんだから今更かもしれないけど、それでも一週間連続で律がいることが嬉しくて、すきやきの材料を買って帰った。
鍋系統は不器用な俺でもそれなりの味に仕上がるから助かる。
夏に鍋。暑いかもしれないが、それがいい。律の汗の匂いたくさん感じられるし。
こんなに浮かれてるのは俺だけかなと思ったけど、そうでもないみたいで……。家に帰った途端、待ち受けていた律が抱きついてキスしてきた。
ああ、可愛い……。スーパーのビニール袋を床に置いて、律の身体を持ち上げてぎゅうっとする。頬ずりすると、待ち望んでいた律の匂いがした。
「お帰りなさい」
「ただいま」
新婚みたい。半ズボンからすらりと伸びる足が悩ましい。エロイ。触りたい……。
と思って、つい隙間から指を差し入れてしまった。律が少しずつ大きくなって、最近禁忌感が薄れてきてる。まだ小学生なんだぞ、と何度も自分に言い聞かせてブレーキをかけるけど、そろそろ耐えられなくなりそうだ。
「やっ……。もう、お兄ちゃんのエッチ」
「律だってエッチなくせに」
「だって男の子だもん」
そのまま深いキスをかわして、玄関先でペッティング。壁に押し付けて野獣のように貪ると、律が熱い息を漏らした。
「どうしたの、なんか今日激しい……」
「一週間律がお泊まりだと思うと嬉しくて」
「……うん、僕も、嬉しい。ずっとお兄ちゃんと一緒にいられるの」
「っ……」
ズボンの中を探られて、触られてすぐに出た。いくらなんでも早すぎて恥ずかしい。凄い興奮してたから、仕方ないかもしれないけど。
律もさすがに驚いて、白濁にまみれた指先を見ている。
「その……。もう、帰り道から、ずっと欲しくて仕方なかったから」
「可愛い」
ちゅっとキスをされた。可愛いのは律なのに。あー、でもここはちょっと可愛くなくなってきたよな。そう思いながら、律のズボンの中を探る。
剥いてやろうと思ってたのにいつの間にか剥けてたし、このままここも育っていくんだろうか。凄くいい形してる。くわえたい。
先端の辺りを中心にすりすりすると、律はびくりと身体を震わせて、俺の首にしがみついてきた。
「あ、あっ……お兄ちゃ……っ」
可愛い。薄着になって肌とか露出してるし。袖のこのあたりとか、ズボンの裾からいくらでも指先侵入させられるし。
なんか暑くて頭が煮えてきた……。
「律……」
「っん」
尻を撫で上げてから、狭間を指先できゅうっと強くズボンの上から押し上げてみた。
その刺激が良かったのか、手の平に律が熱を吐き出して、俺はハッと我に返る。
何やろうとしてるんだ。そっちはまだ弄っちゃダメだろ、俺。
「今の……凄い、良かった」
律がそんなことを言いながら口付けてくるものだから、ますますやりたくなってしまう。
あまり刺激しないで欲しい。いつも鋼の理性で耐えているけれど本当にギリギリなんだ。
「もっとお兄ちゃんに近付きたい……」
そう言われて、とにかく強く抱き締め合った。ぎゅうぎゅう抱き締めるのも、凄く近付けたって気がする。
本当は中に入りたかった。最後までしたいけど、我慢した。
楽しい一週間は、地獄の一週間でもあった。薄着で棒アイスなんて食べられた日にはそのままガーッといきたくなる。
しかもここには俺と律の二人きり。誰にもばれない。防音がきくところを選んである。
小学生の男の子を毎回連れ込んでいたら問題あるかもしれないけど、幸い律は弟だ。俺が捕まることはない。
言うなれば俺のモラルの問題だ。その垣根を跳び越えて、襲うか、我慢するか……。
俺は、律が大切だから、我慢する方を選んだ、それだけ。
例え律が望んでもそこまではやっちゃいけないと思ってる。
最後の一線は越えない。手でするだけ。舐める……ことに関しては、律も中学校に上がったらなんてことを言っていたので安心だ。
クーラーつけずに水風呂へ一緒に入ってイチャイチャしたり、夜はベッドに入って扱き合ったり。結局やってることはいつもと変わりないんだけど、明日もこうできるって判っているのが幸せ。
最後まではできないけど、律と性的な触れ合いをできるってだけでも、充分だ。
楽しくて、ちょっぴり辛い一週間が過ぎて、俺は夢のような世界から現実へ戻る。明日からは仕事だ。
でも律の夏休みはまだ続くから、二日ほど家に帰ってまた来てくれるらしい。
「家でご飯作って待って、お兄ちゃんを出迎えてあげる」
そんな可愛らしい台詞付きで、ちゅっとキスをくれる。愛しい律。
今年も恋人同士の夏休みを過ごせることが、どれだけ嬉しいか。
また、夏祭りにも行こう。背が少し伸びて格好良くなった君と、手を繋いで歩くんだ。今年はどんな表情を見せてくれるかな。
さすがにもう、道の真ん中でちゅっは勘弁して欲しいけどね。
俺の夏休みも同じくらいから始まるから、律とたくさんイチャイチャできる。
……まあ、俺の夏休みは随分と早く終わっちゃうんだけどさ。
あまりに浮かれすぎていて、職場のOLさんたちからは、いいわね、デート、なんてからかわれたりした。
もちろん、はいって言っておいたけど。
週末はほぼ泊まりに来てくれているんだから今更かもしれないけど、それでも一週間連続で律がいることが嬉しくて、すきやきの材料を買って帰った。
鍋系統は不器用な俺でもそれなりの味に仕上がるから助かる。
夏に鍋。暑いかもしれないが、それがいい。律の汗の匂いたくさん感じられるし。
こんなに浮かれてるのは俺だけかなと思ったけど、そうでもないみたいで……。家に帰った途端、待ち受けていた律が抱きついてキスしてきた。
ああ、可愛い……。スーパーのビニール袋を床に置いて、律の身体を持ち上げてぎゅうっとする。頬ずりすると、待ち望んでいた律の匂いがした。
「お帰りなさい」
「ただいま」
新婚みたい。半ズボンからすらりと伸びる足が悩ましい。エロイ。触りたい……。
と思って、つい隙間から指を差し入れてしまった。律が少しずつ大きくなって、最近禁忌感が薄れてきてる。まだ小学生なんだぞ、と何度も自分に言い聞かせてブレーキをかけるけど、そろそろ耐えられなくなりそうだ。
「やっ……。もう、お兄ちゃんのエッチ」
「律だってエッチなくせに」
「だって男の子だもん」
そのまま深いキスをかわして、玄関先でペッティング。壁に押し付けて野獣のように貪ると、律が熱い息を漏らした。
「どうしたの、なんか今日激しい……」
「一週間律がお泊まりだと思うと嬉しくて」
「……うん、僕も、嬉しい。ずっとお兄ちゃんと一緒にいられるの」
「っ……」
ズボンの中を探られて、触られてすぐに出た。いくらなんでも早すぎて恥ずかしい。凄い興奮してたから、仕方ないかもしれないけど。
律もさすがに驚いて、白濁にまみれた指先を見ている。
「その……。もう、帰り道から、ずっと欲しくて仕方なかったから」
「可愛い」
ちゅっとキスをされた。可愛いのは律なのに。あー、でもここはちょっと可愛くなくなってきたよな。そう思いながら、律のズボンの中を探る。
剥いてやろうと思ってたのにいつの間にか剥けてたし、このままここも育っていくんだろうか。凄くいい形してる。くわえたい。
先端の辺りを中心にすりすりすると、律はびくりと身体を震わせて、俺の首にしがみついてきた。
「あ、あっ……お兄ちゃ……っ」
可愛い。薄着になって肌とか露出してるし。袖のこのあたりとか、ズボンの裾からいくらでも指先侵入させられるし。
なんか暑くて頭が煮えてきた……。
「律……」
「っん」
尻を撫で上げてから、狭間を指先できゅうっと強くズボンの上から押し上げてみた。
その刺激が良かったのか、手の平に律が熱を吐き出して、俺はハッと我に返る。
何やろうとしてるんだ。そっちはまだ弄っちゃダメだろ、俺。
「今の……凄い、良かった」
律がそんなことを言いながら口付けてくるものだから、ますますやりたくなってしまう。
あまり刺激しないで欲しい。いつも鋼の理性で耐えているけれど本当にギリギリなんだ。
「もっとお兄ちゃんに近付きたい……」
そう言われて、とにかく強く抱き締め合った。ぎゅうぎゅう抱き締めるのも、凄く近付けたって気がする。
本当は中に入りたかった。最後までしたいけど、我慢した。
楽しい一週間は、地獄の一週間でもあった。薄着で棒アイスなんて食べられた日にはそのままガーッといきたくなる。
しかもここには俺と律の二人きり。誰にもばれない。防音がきくところを選んである。
小学生の男の子を毎回連れ込んでいたら問題あるかもしれないけど、幸い律は弟だ。俺が捕まることはない。
言うなれば俺のモラルの問題だ。その垣根を跳び越えて、襲うか、我慢するか……。
俺は、律が大切だから、我慢する方を選んだ、それだけ。
例え律が望んでもそこまではやっちゃいけないと思ってる。
最後の一線は越えない。手でするだけ。舐める……ことに関しては、律も中学校に上がったらなんてことを言っていたので安心だ。
クーラーつけずに水風呂へ一緒に入ってイチャイチャしたり、夜はベッドに入って扱き合ったり。結局やってることはいつもと変わりないんだけど、明日もこうできるって判っているのが幸せ。
最後まではできないけど、律と性的な触れ合いをできるってだけでも、充分だ。
楽しくて、ちょっぴり辛い一週間が過ぎて、俺は夢のような世界から現実へ戻る。明日からは仕事だ。
でも律の夏休みはまだ続くから、二日ほど家に帰ってまた来てくれるらしい。
「家でご飯作って待って、お兄ちゃんを出迎えてあげる」
そんな可愛らしい台詞付きで、ちゅっとキスをくれる。愛しい律。
今年も恋人同士の夏休みを過ごせることが、どれだけ嬉しいか。
また、夏祭りにも行こう。背が少し伸びて格好良くなった君と、手を繋いで歩くんだ。今年はどんな表情を見せてくれるかな。
さすがにもう、道の真ん中でちゅっは勘弁して欲しいけどね。
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