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第一章
15.
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学校の用意をし
「行ってきます」
「お邪魔しました」
青葉と共に向かう学校。
って、ヤバイ。俺昨日凛茉にも三浦にも連絡してない。
絶対青葉と一緒に現れたら凛茉びっくりする。
つか、青葉電車に乗せて良いのか?
スッゴイ人多いぞ?
高級車に乗る様な高貴な人間をあんなギュウギュウ詰めの車内に乗せて良いワケない。
「えっと青葉、俺電車だけど大丈夫か?」
不安で尋ねたが
「何心配してるんですか?よく利用してますよ電車もバスも地下鉄も」
どうやら高級車ばかり使用しているワケではない様だ。
「なら大丈夫だな」
安心して2人で駅に向かった。
LINEを開くと沢山来ていたメッセージ。
全部凛茉と三浦からだった。
大丈夫か?今何処だ?
かずちゃん大丈夫?逢いたいよ。
2人共俺を心配してくれていた。
ありがとう、送信する。
嬉しくて笑顔になると
「先輩。俺と一緒の時は他の人の事考えるの禁止です」
青葉が拗ねたからiPhoneを鞄に直した。
何だコイツ。スッゲェ可愛い。
背伸びをし、ヨシヨシ頭を撫でると
「……っ」
チュッ、奪われた唇。
瞬時に真っ赤になった。
バカ、此処外だぞ。他に人居るんだぞ。
恥ずかしくて下を向いたが、キスは嫌じゃなかった。
そのまま青葉の制服の裾を軽く掴み歩いた。
扉を背に抱き締められる形で乗った電車。
青葉のお陰で潰されずに済んだが、物凄く恥ずかしかった。
あと、スッゴクドキドキした。
改札口を出ると
「かずちゃんっ」
駆け寄って来た凛茉。
嗚呼、今日も俺の天使は世界一可愛い。
「おはよ」
「おはよう」
笑顔で挨拶を交わすと
「え?青葉くん?」
青葉の存在に気付いた凛茉が目を見開いていた。
「おはようございます、白水先輩」
「……おはよ」
なんだろう?
なんか不穏な空気を感じるぞ?
「行こ?かずちゃん」
「え、ちょっ、凛茉?!」
凛茉は青葉を振り切り俺の手を繋いで歩き出した。
珍しい事もあるものだ。
可愛く拗ねる事はあるが、基本怒らない凛茉が初めて見せる苛つき。
ヤキモチ、かな?
「凛茉?」
名前を呼ぶと
「かずちゃんは僕のだもん」
可愛く口を尖らせた。
教室に入るなり
「鳴海っ!!」
走り寄ってきた三浦。
「おはよ」
挨拶すると
「良かったぁ」
三浦は俺を抱き締め、大きく息を吐いた。
「LINE既読付かないし、家にも居ないし、スッゴク心配したんだからな?」
あ~LINE見たの電車に乗る前だもんな。
昨日は全く見る余裕なかったし。
って、何思い出してんだよ俺。
慌てて脳内に甦った青葉との行為を打ち消す為、左右に首を振った。
「鳴海?ほんっと大丈夫か?無理してない?」
「かずちゃん保健室行く?それとも屋上か中庭の空気吸いに行く?」
昨日あのまま早退した上に連絡取れなかったからだろう。
2人は本気で心配してくれている。
「ありがとう。なら屋上行きたい、かも」
「よし。ならみうちゃんかずちゃん抱っこして?」
「了解」
三浦に抱き上げられ、凛茉と一緒に屋上に向かった。
凛茉に膝枕され、寝転ぶ。
日陰を選んでくれたお陰で日差しもなく心地良い風が吹き、気持ち良い。
2人に頭を撫でられ、ウトウト微睡んだ。
目を開けると太陽は先程より登っていて、日差しから俺を守る様に三浦が目の前に居た。
「おはよ、かずちゃん」
優しく名前を呼びながら髪を梳かれ
「ごめん。俺寝てた」
慌てて謝る。
「気分少しは良くなったか?」
スッキリ寝たお陰か、かなり楽になっていた。
寧ろ天使パワー充電でいつもより元気になった気がする。
「うん」
笑顔で返すと
「良かったぁ」
「戻るか?教室に」
2人は優しく微笑んだ。
その後の授業は頑張った。
昨日も今日もサボったから遅れを取り戻さねば。
まぁ、簡単だから苦労はしないけどね。
昼休みになったと同時に
「せ~んぱいっ」
青葉が教室に来た。
「一緒にお昼食べませんか?」
嬉しそうに誘われるが
「だぁ~め。かずちゃんは僕と食べるの」
「そうそう。鳴海は俺達と食べるから邪魔者は帰れ帰れ」
「え~?みうちゃんも邪魔だよぉ」
凛茉と三浦に阻止された。
「……先輩…」
あ~なんか泣きそうな顔してる。
「一緒に居たいです先輩」
……ぅっ、か、可愛い。
「…………ダ…メ、ですか?」
ダメ、じゃない。
全然ダメじゃない。
けれど
「しつこい男は嫌われるよ?青葉くん」
「そうそう。潔く身ぃ引きな?」
どうやら鉄壁のガードが発動した様だ。
この2人ほんっと最近過保護だよなぁ。
甘やかされるのは嫌じゃないんだけど、余り心配しなくても大丈夫だって。
シッシッ追い払われるも
「せんぱ~い」
泣きそうな顔と声で諦めない青葉。
なんかこれじゃ埒が明かない。
「あ~もぉ、しゃ~ねぇ~な」
「今日だけだからね?」
諦めたのは凛茉と三浦。
「ありがとうございます」
青葉は上機嫌な声を出した。
仲良く皆で食べる昼食。
楽しい筈なのに、何だコレ?
俺は頭を抱えた。
理由は何故か俺の座る場所について、争いが起こっているからだ。
凛茉に手を繋がれて向かった空き教室。
普段全く使用されていないが、掃除の時間は学校内全てを清掃する為、ゴミ1つ落ちていない。
机をくっ付けて食べるか、好きな席に座れば良いのに、何故か俺は凛茉の命令により三浦の膝上に座らされた。
「先輩。三浦先輩より俺の方が座り心地良いですよ?」
おいで?手を広げる青葉に
「ダメ!!青葉くんはなんかヤダ。みうちゃんかずちゃん取られないようギュッってしてて」
シャーッ!猫の様に威嚇する凛茉。
「あのさ、1人で座っちゃ……ダメ?」
沢山机も椅子もあるんだ。
何も膝上に座らなくても良い気がする。
「みうちゃんが降ろしたら絶対スグ青葉くんがかずちゃん抱っこするでしょ?」
「しますね。折角先輩と一緒なんですから密着させて下さい」
「はぁ?かずちゃんは僕のなの。青葉くんには渡さないよ」
えっと、あの、2人とも、ご飯食べませんか?
無駄に過ぎていく時間。
「……………………お腹…空いた」
ポツリ呟くと
「ごめんね?」
「すみません」
謝られ、漸くお昼ご飯タイムが始まった。
「行ってきます」
「お邪魔しました」
青葉と共に向かう学校。
って、ヤバイ。俺昨日凛茉にも三浦にも連絡してない。
絶対青葉と一緒に現れたら凛茉びっくりする。
つか、青葉電車に乗せて良いのか?
スッゴイ人多いぞ?
高級車に乗る様な高貴な人間をあんなギュウギュウ詰めの車内に乗せて良いワケない。
「えっと青葉、俺電車だけど大丈夫か?」
不安で尋ねたが
「何心配してるんですか?よく利用してますよ電車もバスも地下鉄も」
どうやら高級車ばかり使用しているワケではない様だ。
「なら大丈夫だな」
安心して2人で駅に向かった。
LINEを開くと沢山来ていたメッセージ。
全部凛茉と三浦からだった。
大丈夫か?今何処だ?
かずちゃん大丈夫?逢いたいよ。
2人共俺を心配してくれていた。
ありがとう、送信する。
嬉しくて笑顔になると
「先輩。俺と一緒の時は他の人の事考えるの禁止です」
青葉が拗ねたからiPhoneを鞄に直した。
何だコイツ。スッゲェ可愛い。
背伸びをし、ヨシヨシ頭を撫でると
「……っ」
チュッ、奪われた唇。
瞬時に真っ赤になった。
バカ、此処外だぞ。他に人居るんだぞ。
恥ずかしくて下を向いたが、キスは嫌じゃなかった。
そのまま青葉の制服の裾を軽く掴み歩いた。
扉を背に抱き締められる形で乗った電車。
青葉のお陰で潰されずに済んだが、物凄く恥ずかしかった。
あと、スッゴクドキドキした。
改札口を出ると
「かずちゃんっ」
駆け寄って来た凛茉。
嗚呼、今日も俺の天使は世界一可愛い。
「おはよ」
「おはよう」
笑顔で挨拶を交わすと
「え?青葉くん?」
青葉の存在に気付いた凛茉が目を見開いていた。
「おはようございます、白水先輩」
「……おはよ」
なんだろう?
なんか不穏な空気を感じるぞ?
「行こ?かずちゃん」
「え、ちょっ、凛茉?!」
凛茉は青葉を振り切り俺の手を繋いで歩き出した。
珍しい事もあるものだ。
可愛く拗ねる事はあるが、基本怒らない凛茉が初めて見せる苛つき。
ヤキモチ、かな?
「凛茉?」
名前を呼ぶと
「かずちゃんは僕のだもん」
可愛く口を尖らせた。
教室に入るなり
「鳴海っ!!」
走り寄ってきた三浦。
「おはよ」
挨拶すると
「良かったぁ」
三浦は俺を抱き締め、大きく息を吐いた。
「LINE既読付かないし、家にも居ないし、スッゴク心配したんだからな?」
あ~LINE見たの電車に乗る前だもんな。
昨日は全く見る余裕なかったし。
って、何思い出してんだよ俺。
慌てて脳内に甦った青葉との行為を打ち消す為、左右に首を振った。
「鳴海?ほんっと大丈夫か?無理してない?」
「かずちゃん保健室行く?それとも屋上か中庭の空気吸いに行く?」
昨日あのまま早退した上に連絡取れなかったからだろう。
2人は本気で心配してくれている。
「ありがとう。なら屋上行きたい、かも」
「よし。ならみうちゃんかずちゃん抱っこして?」
「了解」
三浦に抱き上げられ、凛茉と一緒に屋上に向かった。
凛茉に膝枕され、寝転ぶ。
日陰を選んでくれたお陰で日差しもなく心地良い風が吹き、気持ち良い。
2人に頭を撫でられ、ウトウト微睡んだ。
目を開けると太陽は先程より登っていて、日差しから俺を守る様に三浦が目の前に居た。
「おはよ、かずちゃん」
優しく名前を呼びながら髪を梳かれ
「ごめん。俺寝てた」
慌てて謝る。
「気分少しは良くなったか?」
スッキリ寝たお陰か、かなり楽になっていた。
寧ろ天使パワー充電でいつもより元気になった気がする。
「うん」
笑顔で返すと
「良かったぁ」
「戻るか?教室に」
2人は優しく微笑んだ。
その後の授業は頑張った。
昨日も今日もサボったから遅れを取り戻さねば。
まぁ、簡単だから苦労はしないけどね。
昼休みになったと同時に
「せ~んぱいっ」
青葉が教室に来た。
「一緒にお昼食べませんか?」
嬉しそうに誘われるが
「だぁ~め。かずちゃんは僕と食べるの」
「そうそう。鳴海は俺達と食べるから邪魔者は帰れ帰れ」
「え~?みうちゃんも邪魔だよぉ」
凛茉と三浦に阻止された。
「……先輩…」
あ~なんか泣きそうな顔してる。
「一緒に居たいです先輩」
……ぅっ、か、可愛い。
「…………ダ…メ、ですか?」
ダメ、じゃない。
全然ダメじゃない。
けれど
「しつこい男は嫌われるよ?青葉くん」
「そうそう。潔く身ぃ引きな?」
どうやら鉄壁のガードが発動した様だ。
この2人ほんっと最近過保護だよなぁ。
甘やかされるのは嫌じゃないんだけど、余り心配しなくても大丈夫だって。
シッシッ追い払われるも
「せんぱ~い」
泣きそうな顔と声で諦めない青葉。
なんかこれじゃ埒が明かない。
「あ~もぉ、しゃ~ねぇ~な」
「今日だけだからね?」
諦めたのは凛茉と三浦。
「ありがとうございます」
青葉は上機嫌な声を出した。
仲良く皆で食べる昼食。
楽しい筈なのに、何だコレ?
俺は頭を抱えた。
理由は何故か俺の座る場所について、争いが起こっているからだ。
凛茉に手を繋がれて向かった空き教室。
普段全く使用されていないが、掃除の時間は学校内全てを清掃する為、ゴミ1つ落ちていない。
机をくっ付けて食べるか、好きな席に座れば良いのに、何故か俺は凛茉の命令により三浦の膝上に座らされた。
「先輩。三浦先輩より俺の方が座り心地良いですよ?」
おいで?手を広げる青葉に
「ダメ!!青葉くんはなんかヤダ。みうちゃんかずちゃん取られないようギュッってしてて」
シャーッ!猫の様に威嚇する凛茉。
「あのさ、1人で座っちゃ……ダメ?」
沢山机も椅子もあるんだ。
何も膝上に座らなくても良い気がする。
「みうちゃんが降ろしたら絶対スグ青葉くんがかずちゃん抱っこするでしょ?」
「しますね。折角先輩と一緒なんですから密着させて下さい」
「はぁ?かずちゃんは僕のなの。青葉くんには渡さないよ」
えっと、あの、2人とも、ご飯食べませんか?
無駄に過ぎていく時間。
「……………………お腹…空いた」
ポツリ呟くと
「ごめんね?」
「すみません」
謝られ、漸くお昼ご飯タイムが始まった。
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