Cotton Candy

いちご

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第一章

12.

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俺のアレを戒めたまま再開された愛撫。
胸元に舌を這わせたまま、指先が絶対に触って欲しくない箇所に移動する。

「此処触った事あります?」
あるワケない。
ブンブンブンブン左右に大きく首を振った。
其処は出口であり入口ではない。
凛茉のは俺専用の天国への入口なのだが、俺のは唯の排泄器官。

クニクニ穴の入口付近を触られ
「いや無理だから。其処汚いから止めて?」
激しく焦った。

「やはり白水先輩とでは攻めだったんですね。良かった。なら先輩はまだ清らかな処女のままですね」
あのさ青葉、男に処女は止めて?

「ならスグには出来ませんね。残念ですが今日はココ以外で楽しませて頂きますね」
どうやら後ろは守られた様だ。
だが、まだ外されないアレの装着物。

「ちょっ、ヤダ、外してっ、嫌。や、やぁーーーっつ」
全身を舐められ吸われ、弄られ、時には擽られ、何度もイキかけるのに
「ひぅっ、ぅああ」
締め付けられるだけで達せれない。
ある意味拷問だ。
激しく息が乱れ、頭の中はグチャグチャで何も考えられない。
身体が熱くて苦しくて堪らない。
助けて?

「……お願…い、あお……ば。イかせて?」
涙でぼやける視界。
「苦…しいよ。青葉ぁ……」
強請る様に甘くなる声。
嗚呼、イキたくて堪らない。
限界を超えたアレからポツポツ雫が零れる。
まるで泣いている様だ。

「…………分かりました」
え?良いの?
これで漸く楽になれる。
嬉しくてヤッタァ喜んだのに
「なら移動しましょうね?」
何故か青葉は俺の手首を解放すると制服を着させた。

あの、青葉?
コレ外してくれない、のか?

鍵を胸ポケットに直すと、再び俺を姫抱きした青葉。
片手で何処かに電話をすると、そのまま職員室に向かい、俺と自分の早退を告げ、学校を後にした。

ちょっと青葉、何勝手に俺迄早退させてんだよ?
頭悪くないけど、サボったら聞けないだろ?授業。
「青葉っ!」
少しキツめに名前を呼ぶと
「早く外したいんでしょ?アレ」
アレとはあの装着物の事だろう。
聞かれ
「……外して…下さい」
小さな声でお願いした。

「本当は俺がしてさしあげたいんですが、絶対嫌われちゃうので専門の所に予約入れました」
専門?


着いたのは大きな病院。
着替えさせられて診察室に入れられた。

で『青葉、お前一体何考えてんだよっ!!』俺は何度も心の中で青葉を罵った。

なんと医療機関で俺、腸内洗浄されちゃいました。
最強気持ち悪かったけれど、スッキリしたから結果的には良いのだが、その間も外されなかったアレ。
洗浄も恥ずかしいし、装着物を見られんのも恥ずかしいしで、何度も消えたくなりました。

「綺麗になりましたし、外してあげますよソレ」
本当か?今度こそ本当だろうな?
疑わしかったが
「頼む」
頼れるのは青葉しか居ない。
俺は青葉にお願いした。

って、何処だ?此処。
連れて来られたのは高級ホテルの最上階。
部屋に入るなり抱き上げられ、ベッドに降ろされた。
全て脱がされる服。
抵抗したかったが、外して貰う為グッと堪えた。

パサリ落ちる上着。
初めて見る青葉の上半身は綺麗に引き締まっていて筋肉も付いていて、男らしさの溢れる魅力的な身体付きをしていた。
綺麗だ。
肌着に手を掛けた途端勢いよく飛び出した青葉の物。
俺のとは比べ物にならない位逞しくて大きくて長かった。

……負けた。
いや、俺のだって通常より少し大きめで凛茉みたいに小さくないから勝ち負けなんてないのだけれど、やはり敗北感に襲われた。
全てにおいて勝ち目がない。

ていうか、勝てる奴居んのか?
金持ちで顔も身体も全て完璧な美形に。
多分コイツ最強なんじゃね?

「取り敢えず今日は慣らすだけにしますね。いきなり全部は無理でしょうから」
慣らすって、一体どこ迄すんだよ?
洗浄したって事は使うからだよな?ソコ。
不安で揺れる瞳。
ジッと見つめると
「大丈夫です。優しくしますから」
ふわり頭を撫でられた。
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