王子の苦悩

忍野木しか

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最終章

夜の片隅

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 ひた、ひた、と夜の校舎に痩せた女の影が落ちる。その表情は虚ろで、瞳は深い水に薄れる墨のようで、ただ寒い、と女は両手で肩を押さえていた。記憶の檻に終わりはなく、永遠の夜に底はない。女はいつものように幽々と夜の校舎に影をなぞっていった。
 女の瞳に小柄な少年の姿が映る。すると墨色の楕円が微かに形を変える。
 およそ十七年前の校舎を少年は歩いていた。女のように細身の少年である。ふわりと髪が柔らかそうで、その目付きは野性の狼のように鋭くて、右手には黒い拳銃が握られている。少年の表情には何処か影があり、それが女にはとても懐かしく愛おしく思え、少年の顔と息子の顔をそっと重ね合わせた女はやっと嬉しそうな寂しそうな笑みを浮かべた。ただ一人、終わりのない夜の片隅で、女は孤独に微笑んでいた。
 夜の校舎は記憶だった。その為、痩せた女はその場を動かずとも校舎の全てを見渡すことができた。ただ記憶を思い返すようにして、戦前から彼女が生きる今この時までの、校舎の端から端までを、じっと覗き込むことができた。夜の校舎においてヤナギの霊に死角などなかったのだ。夜の校舎はヤナギの木の精神であり、ヤナギの霊の記憶だった。本来ならば死角などなかった。そう、本来ならば。
 時折、青い光に邪魔をされた。見たいと思う光景が青い光に遮られた。いったい何処から現れるのか分からない。いいや、その光の正体は分かっていた。分かっていたが為に女は戸惑った。怯えた。嘆いた。苦しんだ。
 何故ならそれはあり得ないことだから──。
 それを認めてしまえば、自分という存在が崩壊してしまうから──。
 痩せた女は慌てて目を閉じた。青い光が強くなったのだ。
 愛する息子の表情が薄れると、愛する少年の姿までもが消えてしまう。女はまた凍えるような寒気を感じた。だが、どうしても目は開けられなかった。それほどまでに強い光だった。今までのいつの時代のものよりも。記憶にないほどの眩しい光だった。まるで晴天の空に太陽が三つ浮かび上がったかのような。それは明らかに一人によるものではなかった。おそらくは白髪の老婆と、あの許されざる女、そして、もう一人──。
 ひた、ひた、と痩せた女の影が夜の校舎を蠢いた。青い光に向かって、八年後の四階の校舎に向かって、吉田真智子は一歩一歩、記憶の檻に魂をなぞっていった。


 四階の西側は白い布に覆われていた。天井から垂れ下がる布はまるで幾重にも張り巡らされた蜘蛛の巣のようで、生徒会室へと続く廊下の先が見えない。トランプタワーのように積まれていた机の山はすでに跡形もなく、懐中電灯の光も消されている。白い布からつっと垂れる水滴のみがほんのりと薄い月の光に煌めいていた。
 水口誠也はジャングルの奥地を猪突猛進する冒険家のように白い布を掻き分けると、生徒会室の滑らかな絨毯にヘッドスライディングした。疲労困憊の様子で、全身が水浸しである。ただ廊下に水を撒くという作業が白い布のジャングルでは困難で、気が付けばバケツの行方すらも分からなくなっていた。それでも誠也は大切なリコーダーを手放すことなく、からくも生還を果たしたのである。
 生徒会室は混み合っていた。両袖デスクの隣では三原麗奈が膝を抱えており、深紅の絨毯に黒い足を投げ出すようにして山本千代子が座り込んでいる。そんな彼女の短い髪にいそいそと櫛を入れる姫宮玲華は今にも大声で笑い出しそうなほどに朗らかな表情で、玲華の祖母である姫宮詩乃は泰然として空色の瞳を真下に向けている。
「あはは! もー千代ちゃんってば、頭動かさないでよー!」
 大声で笑い出してしまった。まるで草原を走り転げる少女のように、玲華の笑い声は静寂によく響いた。いやいやと短い髪を振る千代子は何処か不機嫌な様子である。それが可笑しいのか、玲華の笑い声は一向に止まらなかった。
 水口誠也はギョッと肩を縮めた。三原麗奈は膝を抱えたままで、姫宮詩乃もまた上空から獲物を探す鷹のように絨毯を見下ろしたまま動かない。両者ともに顔付きが険しく、それがここでは当たり前の表情のように思えた。
 玲華の笑い声が恐ろしかった。彼女の表情が、態度が、行動が、異様に思えた。あまりにも自然体だった。
 夜に慣れている慣れていないの問題ではない。まるで血と硝煙に真っ暗な戦場に落ちた一枚の家族写真のように、この夜の校舎において、姫宮玲華という少女ただ一人だけ、色が違った。一人だけ異なった世界にいるようだった。
 一人目のヤナギの霊である山本千代子は完全なる亡霊だった。服装も髪型も古ぼけた写真に写る戦前の少女そのもので、黒く煤けた肌や制服が痛々しい。まさに校舎を彷徨う亡霊といった存在で、その為か、この場においての千代子の存在には特に違和感がなかった。ただ、警戒はした。よく見れば座敷わらしのような愛嬌があり、ともすると心を許してしまいそうで、それでも誠也は千代子に対する警戒を怠らなかった。千代子は本物の幽霊だったのだ。その為、警戒した。ヤナギの霊と呼ばれる亡霊であるという理由で、誠也は千代子を危険な存在だと思っていた。
 だが、玲華は違った。彼女は人間だった。いいや、或いは普通の少女ではないのかもしれない。それでも人間だった。だのに、この夜の校舎を彷徨う者たちの中で、ただ一人だけ色が違った。それが恐ろしかった。誠也が彼女に対して抱いた感情は得体の知れない恐怖だった。
「あ、千代ちゃ……じゃなかった、真智子ちゃんだ!」
 玲華の視線が動く。赤い唇が煌めく。
「来たか」
 一言。白髪の老婆の青い瞳は動かない。ただジッと深紅の絨毯の一点を見つめている。
 水口誠也は慌てたように前転すると、生徒会室の窓辺にどっしりと鎮座する両袖デスクの裏に転がり込んだ。
「ど、どうしよ……。もしこっちに来たら……」
 山本千代子がのそりと立ち上がる。千代子の煤けた頰が暗い廊下に向けられる。そんなおかっぱ頭の少女の前で、姫宮玲華はほっそりとした腰に手を当てた。
「あたしが行ってくるから、千代ちゃんはここで待ってて」
 そう胸を張り、コキコキと指を鳴らす仕草をした。何やら好戦的な玲華である。「ねぇ」と三原麗奈の声が落ちると、水口誠也は小鼠のように体を震わせつつもデスクの下から這い出て、そうして玲華の腕を掴んだ。
「ちょっと玲華ちゃん、出てっちゃダメだってば!」
「じゃあ君が行ってくれるの?」
「だ、誰も行かないよ! ここで籠城するって作戦じゃないか!」
「籠城なんてしてどーすんの! そんなの何の解決にもならないじゃん!」 
 玲華は長い髪を振り乱した。ついでに誠也の頬をピシャリと叩く。
「立ち向かわないとダメなの! 大丈夫だよ、あたしたちには王子がついてるから! だからほら大砲を用意して、全軍突撃だよ!」
「お、落ち着いてよ玲華ちゃん! 大砲なんてないし、僕たち五人しかいないよ?」
「そういう気概で立ち向かうの! そうやってあたしたちは戦争に勝ったんだから!」
「いや、負けてるよ! 全軍万歳突撃でボコボコにやられたじゃん!」
 やーやーと声が大きくなっていく。互いに憤然とした様子である。
「日本の話じゃないもん! フランスの話だもん!」
「フランス?」
「あたしはドンヘミ生まれなの!」
「えっと玲華ちゃん、大丈夫?」
「どういう意味かな?」
「いや頭大丈夫かなって……」
「もういいもん!」
 わっと玲華は駆け出した。そんな彼女の肢体にスッと白い布が巻き付く。千代子の視線の先でふわりと宙吊りになると、今度はメソメソと泣き出してしまった。
「うぅ……。王子ぃ……」
「玲華ちゃん、そうとう参ってるみたいだね」
「魔女だもん……。あたしは戦争を経験した女だもん……」
「魔女か。そういえば荻野さんもそんな話をしてたような」
「あたしは何百年と生きる老獪な魔女なの!」
「へぇ、そう」
「ドンヘミにいた頃のあたしなら君なんてケチョンケチョンのプーぺなんだから!」
「プーぺって。ああ、そう言えば玲華ちゃんってフランス語を……ドンヘミ……Domrémy? え、ちょっと待って、玲華ちゃんってなんて名前だったの……?」
「姫宮玲華!」
「違うって! フランスの、ドンヘミにいた頃だよ!」
「Domrémy? Jeanne d'Arc!」
「ジャ……ジャンヌダルク……?」
「J'étais le plus fort une puissante Sorciére d'Orléans!」
「えぇ……?」
 くるくると白い布に吊られた黒髪の魔女が宙を回る。
 水口誠也は呆然と肩を落とした。


 吉田障子はそろりと自分の額に手を当てた。夏休みの校舎は異様なほど静かで、昼下がりの旧校舎は吹き込む風に心地良い。
 大野木紗夜の姿はすでになかった。人形のように整った顔をした彼女は凛とした声を上げると、涼しげな笑みを目元に浮かべながら立ち去ってしまった。その後ろ姿に憂いは感じられず、ただ、急いでいるようだった。
 紗夜の姿が見えなくなると、障子はまた見知らぬ土地に迷い込んだような寂しさを覚えてしまう。それでも額には彼女の温もりが残ったままで、前を向いた障子はトコトコと自分の道を歩き始めた。取り敢えず生徒会室にでも向かおうかと校舎の四階を目指す。旧校舎からの風に背中を押される。猫っ毛の天パが前に揺れる。
 生徒会室には誰もいなかった。焦げたように薄汚れた絨毯が不透明な窓ガラスの陽にどんよりと照らされている。いつものように生徒会長の足田太志がいるものとばかり思っていた障子は少し落胆した。だが、自分がもはや三原麗奈ではないことを思い出して、少しホッとした。
 ふぅと額の汗を拭った障子はまたトボトボと歩き出した。


「門扉も壊しておけ」
 抑揚のない声が睦月花子に向けられる。花子は腰に手を当てると、まばらに集まってくるパトカーのサイレンに耳を傾けながら、清水狂介の右腕のタトゥーを睨んだ。
「なーんか、あんま騒ぎになってなくない?」
「徐々になるさ」
「徐々に?」 
 首が横に倒れる。先ほどから花子は怪訝そうに眉を顰めたままである。
「私らってようは意識のない三人を人質に学校に立て籠ってるわけよね? 普通はもっと大騒ぎになるんじゃないの?」
「情報がまだ伝わってないのだろう。中にいる二人の警官は意識がない。集団失踪事件の現場だけあってか、教師側もヤナギの霊の問題については半信半疑の様子だ。そもそも既に通報しているが故に、重複する通報を躊躇っている節がある。錯乱する通報に警察側が手一杯の可能性もある。救急車が入れないというトラブルが起こってはいるだろうが、あの臼田という教師がその対応に回っているのであれば、騒ぎとなるまでにもう少し時間が掛かるだろう。情報がないのであれば、よもや壁の内側で警察相手に暴走族が立て籠っているなどと、世間の誰も思うまい」
「ふーん。なら取り敢えず安心ってわけ」
 花子は退屈そうに欠伸をすると、ガコンと回転扉の鉄軸を手前にズラした。
「いいや」
 清水狂介は校舎を見上げた。
「遅い」
 同時に、すぐ側にいた“火龍炎”のメンバーに軽く指示を出す。長谷部幸平は先ほどからずっと憮然とした表情で、“火龍炎”の総長である鴨川新九郎と何かを話し込んでいる。“苦獰天”の総長である野洲孝之助もまた険しい表情で、スマホを片手に花壇の前で仁王立ちしていた。
「おい野洲孝之助、お前たちは裏の階段前だ。錯乱のために“苦獰天”のメンバー十人ほどを学校の周りに走らせておけ」
「貴様に指示される筋合いなどないわ! ここで最後の花を咲かせると決めたからには俺の指示できっちりと守らせてもらう!」
 野洲孝之助は肩を怒らせた。純白の特攻服が夏風にはためく。狂介は頷くと、幸平に向かって人差し指を向けた。
「ここは任せたぞ」
 狂介はすでに歩き出していた。その後を幸平と新九郎が追い掛ける。
「ねぇ狂介、ちょっと待ってよ? 本当の本当にこのままここで籠城するつもりなの?」
「ああ。幸平には城壁の内側を警固して貰いたい」
「城壁の内側って、警察が乗り越えて来ないよう見張ってろってこと?」
「そうだ。門扉を中心に隅から隅まで頼む」
「無理だよ! 城壁って言ったってそんなに高い壁じゃないし、梯子なんかを持って来られたらすぐに破られちゃうよ!」
 狂介はスマホに耳を傾けた。昇降口の前である。その視線は学校を囲む壁の上に向けられている。徐々に騒がしくなっていく空色に何やら満足げな表情だった。
「いいや無理ではない。警察側もそれほど人数は動かせまい。完全なる騒ぎとなった後、上の指示を仰ぎ有刺鉄線を外し壁を乗り越えるまでに、少なくとも数十分の時間を要する筈だ。そこにお前たちの邪魔が入ればさらに時間が掛かる。人質がいるとなれば尚更だ。俺たちは十分に籠城出来る」
「それでどうなるってのさ! 結局、最後には破られちゃうでしょ!」
「時間さえ稼げればいいんだ」
「俺ぁ狂介を信じてるぜ。なぁ幸平、ここまで来たらもうやっちまうしかねぇだろ?」
 そう言って新九郎が親指を立てた。幸平は様々な感情と葛藤するようにガシガシと髪を掻き上げる。そんな彼らの真後ろには片方の眉を吊り上げた鬼が立っていた。
「ちょっとアンタ」
 花子の声が放射線状に昇降口の窓を貫く。だが、狂介はすでに校舎の中だった。花子は額に青筋を浮かべると、彼の背中を追って校舎に飛び込んでいった。
 校舎の中は時が止まっているかのような静けさだった。白い陽に照らされた埃がしずしずと廊下を漂っている。外とは完全に隔絶されてしまっているようで、声や足音がやけに大きく響く。
「おいコラ! 止まれっつの!」
 鬼の手が白い日差しを掻き分ける。だが、狂介はひらりひらりと舞う蝶のようで、安易には捕えられない。やっと彼の腰にしがみ付けたのは体育館の前で、渡り廊下から吹き上がる微かな砂埃がいやに鼻に付いた。花子は「ふん」と腕に青黒い血管を浮かべると、それでも前に進もうとする狂介の体を宙に持ち上げてしまった。
「おい。死ぬぞ。俺が」
 至って冷静ではあるものの、息は途切れ途切れである。やれやれと腰を離してやった花子は代わりに彼の額を片手でホールドした。
「生きるも死ぬもアンタ次第よ」
「もう死にかけてるが」
「はん。生きたいってんなら全て吐きなさい」
「何の話だ?」
「さっきから腹黒モブウサギの匂いがプンプンすんのよ! どーせ何か企らんでんでしょ!」
「何も企んでなどいない。全ては目的を果たすためだ」
「はあん? 警察相手に学校に立て篭もって、それで一体どんな目的が果たせるってのよ!」
「ヤナギの霊を誘き出せる」
 花子は思わず手の力を緩めた。
 柔らかな風が二人の髪を撫でる。

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