224 / 371
【第五部:聖なる村】第五章
ジュノレとテュリス~盗難事件の推理②
しおりを挟む
書類に目を落としたまま動かないジュノレに、テュリスが投げかけた。ジュノレは首を横に振った。
「いや……彼は、私には何も話さないからね。自分の使命については……」
テュリスは鼻を鳴らした。
「愛する女に負担はかけたくない、とでも?」
「そうじゃない。もともとの性格だろう」
ジュノレは表情を変えずにそういうと、再び沈黙した。テュリスは面白くなさそうに肩をすくめると、別の人相図の書類を取り出した。
「で、確保できた残りの四人のうち、ジャン・ガール以外は、全員紋章の運搬に関わったことをすぐ認めた。しかし、いずれもアルマニアへの護送中に正体不明の集団に襲われ、殺害された……。つくづく、大失態だな」
最後は吐き捨てるようにいう。ジュノレも、その件は聞いていた。いずれも恐らく七、八人の集団に待ち伏せされたようで、護衛の人数を上回っていた。護送中の犯人だけでなく宮殿側の人間も死傷し、警吏部の威信にかけて捜査が行われたが、武装集団の手がかりはまったくつかめないまま、もう数か月が経過しようとしている。
「……明らかに、口封じだな。それも、異なる場所でこの人数だ、背後にあるのは相当な組織のはずだが、過去の資料にも、それらしい犯罪組織の存在は見当たらない……」
ジュノレの言葉に、テュリスはうなずいた。
「それともうひとつ、話をややこしくしているのが、ジャン・ガールの襲撃だ。これはほかの三人のときとはちょっと違う。まず、警備の人間が全員金縛りにあったかのように動けなくなり、その直後ジャン・ガールが逃走。さらにそのあと、ほど遠くない場所で彼はめった刺しにされて死んでいた……と。謎は、二つある。警備が全員身動きとれなくなるなんていうことがあるのか? 俺の知る限り、赤魔術でもあり得ない。そして……ジャン・ガールが逃走を図った直後、待ち伏せしていた例の武装集団に口封じされた可能性があるが、なぜめった刺しにする必要があったのか? ほかのやられた三人は、いずれも致命傷以外に大した傷はなかった」
「つまり、ジャン・ガールだけは、違う人間や別の目的で殺された可能性があるというわけだ。そして、その人間かあるいはジャン・ガール本人が、何か未知の能力や魔術を使った可能性がある。ほかには……内部に裏切り者がいれば、護送中の人間全員に、体が一時的に麻痺するような毒を盛ることもできたかもしれない。現実的には、裏切り者の可能性が高いか……?」
そもそも王族の中に裏切り者がいるらしいのだ。警備の人間に仲間がいたって、何ら不思議ではない。あとは……。
「未知の力……これも、あり得ない話じゃないぞ」
テュリスが意味ありげにジュノレの顔を下から覗き込んだ。
「俺は、この目で見たからな……。悪魔と契約した人間が、思いのままに人を操るのを」
ジュノレは一瞬息を呑んだ。ずっと考えないようにしていたひとりの人物の顔が、頭の中で形を成そうとしている。その輪郭がまだ不鮮明なうちに、ジュノレは影を振り払うかのようにかぶりを振った。
「悪魔と契約……可能性がないとはいわない。だが、話が突飛すぎる……」
「俺もそう思ったがな」
話の腰を折るようにテュリスがいった。
「ここで、面白い話がある。さっき、確保できたのは六人といったな。関係者と目される七人のうち、残るひとりは確保すらできなかった。どういうわけだと思う? 確保する前に、バラバラ死体で見つかったんだ」
そして一枚の書類を机に置いた。人相図が描いてある。栗色の髪を肩まで伸ばした若い男の顔だ。鼻筋の通った整った顔立ちをしている。
「名前はティルセロ・ファリアス。エルスライの郊外で、たまたま見つかった死体だ。発見当時、したいとわからないほど切り刻まれていた。見つけたのは通りがかりの旅人だが、臭いや虫がたかっている様子を見て、はじめは誰かが動物の餌か糞かを捨てていったのかと思ったらしい。だが、近づいてみると、人間の髪の毛や衣服らしいものを見つけ、あわてて通報したというわけだ」
「それだけの状況で、よく人物が特定できたな」
「聞き込みの成果さ。エルスライの酒場に、最近突然いなくなった栗色の髪の青年が出入りしていた。長いことそこに勤めていた歌い手だという。そいつが最後に出勤したときの服装が、死体と一致した。そういうことだ」
「つまり、仕事帰りに殺された、と?」
「そういうことになるな。そいつと組んで働いていた楽器担当の男が証言している。その日もいつものように仕事を終え、二人は同時に店を出た。いつものようにその場で別れ、翌晩出勤するはずが、来なかった、と」
ジュノレはしばらく黙り込んだ。テュリスは面白い話と冗談めかしていうが、これは話が余計複雑になっているのではないか。
「おまえは、ティルセロ・ファリアスが掴まる前に口封じされたと考えているわけだな? ジャン・ガールと同じ手口で。だが、この件だけ別の事件である可能性も大いにある。普通は、その組んでいた同僚を疑う」
テュリスはうなずいた。
「もちろん、同僚のコクトーは調べた。こいつは確かに怪しい。二年もつるんだ相棒のことを、なにひとつ知らないという。何か隠している臭いはするが、だからといって逃げる様子もない。話が聞きたければ酒場に来い、ってね。実際、今でも酒場で楽器の弾き手を続けている。それに、奴には動機もなかった。むしろ、二年前に路上で歌っているファリアスと知り合い、組んでからは、彼は安定した収入を得るようになった。彼にしてみれば、ファリアスはむしろいてもらわなくちゃならない大事な仲間だった。ならばいったい、奴は何を隠したがっているんだ……そんな捜査をしている中、ファリアスが手配中の七人のうちのひとりだったことや、ジャン・ガールが似た手口で殺されたことで、口封じの可能性が高くなり、コクトーの捜査は打ち切られた、とうことだ」
「ファリアスは夜の仕事だけか……。日中に運び屋の仕事をしていたとしても不思議ではないな。それなら、コクトーに自分のことを秘密にしていたのもうなずける」
ジュノレは整理するようにいった。
「あとは、殺しの手口だが……。ジャン・ガール以上に、めった刺しにされてるな。殺された五人のうち、三人は致命傷以外に目だった傷はなく、二人は惨殺。……どう考えても、謎だな」
テュリスがうなずく。
「最大の謎だ。ただの口封じなら、なぜ二人は惨殺されなければならない? 違う意味があるのなら、逆にあとの三人は何のために殺された? この三人と二人を別件として扱うには、紋章事件の容疑者という共通点が大きすぎて無視できない。どこをどう捉えても、謎が解けないんだ」
ジュノレもしばらく考えたが、画期的な推理は特に思い浮かばなかった。
「それで」
テュリスの声の調子が変わったので、ジュノレは目を上げた。
「思い出したんだ。以前エルシャがいっていた、突拍子もない話をね」
「いや……彼は、私には何も話さないからね。自分の使命については……」
テュリスは鼻を鳴らした。
「愛する女に負担はかけたくない、とでも?」
「そうじゃない。もともとの性格だろう」
ジュノレは表情を変えずにそういうと、再び沈黙した。テュリスは面白くなさそうに肩をすくめると、別の人相図の書類を取り出した。
「で、確保できた残りの四人のうち、ジャン・ガール以外は、全員紋章の運搬に関わったことをすぐ認めた。しかし、いずれもアルマニアへの護送中に正体不明の集団に襲われ、殺害された……。つくづく、大失態だな」
最後は吐き捨てるようにいう。ジュノレも、その件は聞いていた。いずれも恐らく七、八人の集団に待ち伏せされたようで、護衛の人数を上回っていた。護送中の犯人だけでなく宮殿側の人間も死傷し、警吏部の威信にかけて捜査が行われたが、武装集団の手がかりはまったくつかめないまま、もう数か月が経過しようとしている。
「……明らかに、口封じだな。それも、異なる場所でこの人数だ、背後にあるのは相当な組織のはずだが、過去の資料にも、それらしい犯罪組織の存在は見当たらない……」
ジュノレの言葉に、テュリスはうなずいた。
「それともうひとつ、話をややこしくしているのが、ジャン・ガールの襲撃だ。これはほかの三人のときとはちょっと違う。まず、警備の人間が全員金縛りにあったかのように動けなくなり、その直後ジャン・ガールが逃走。さらにそのあと、ほど遠くない場所で彼はめった刺しにされて死んでいた……と。謎は、二つある。警備が全員身動きとれなくなるなんていうことがあるのか? 俺の知る限り、赤魔術でもあり得ない。そして……ジャン・ガールが逃走を図った直後、待ち伏せしていた例の武装集団に口封じされた可能性があるが、なぜめった刺しにする必要があったのか? ほかのやられた三人は、いずれも致命傷以外に大した傷はなかった」
「つまり、ジャン・ガールだけは、違う人間や別の目的で殺された可能性があるというわけだ。そして、その人間かあるいはジャン・ガール本人が、何か未知の能力や魔術を使った可能性がある。ほかには……内部に裏切り者がいれば、護送中の人間全員に、体が一時的に麻痺するような毒を盛ることもできたかもしれない。現実的には、裏切り者の可能性が高いか……?」
そもそも王族の中に裏切り者がいるらしいのだ。警備の人間に仲間がいたって、何ら不思議ではない。あとは……。
「未知の力……これも、あり得ない話じゃないぞ」
テュリスが意味ありげにジュノレの顔を下から覗き込んだ。
「俺は、この目で見たからな……。悪魔と契約した人間が、思いのままに人を操るのを」
ジュノレは一瞬息を呑んだ。ずっと考えないようにしていたひとりの人物の顔が、頭の中で形を成そうとしている。その輪郭がまだ不鮮明なうちに、ジュノレは影を振り払うかのようにかぶりを振った。
「悪魔と契約……可能性がないとはいわない。だが、話が突飛すぎる……」
「俺もそう思ったがな」
話の腰を折るようにテュリスがいった。
「ここで、面白い話がある。さっき、確保できたのは六人といったな。関係者と目される七人のうち、残るひとりは確保すらできなかった。どういうわけだと思う? 確保する前に、バラバラ死体で見つかったんだ」
そして一枚の書類を机に置いた。人相図が描いてある。栗色の髪を肩まで伸ばした若い男の顔だ。鼻筋の通った整った顔立ちをしている。
「名前はティルセロ・ファリアス。エルスライの郊外で、たまたま見つかった死体だ。発見当時、したいとわからないほど切り刻まれていた。見つけたのは通りがかりの旅人だが、臭いや虫がたかっている様子を見て、はじめは誰かが動物の餌か糞かを捨てていったのかと思ったらしい。だが、近づいてみると、人間の髪の毛や衣服らしいものを見つけ、あわてて通報したというわけだ」
「それだけの状況で、よく人物が特定できたな」
「聞き込みの成果さ。エルスライの酒場に、最近突然いなくなった栗色の髪の青年が出入りしていた。長いことそこに勤めていた歌い手だという。そいつが最後に出勤したときの服装が、死体と一致した。そういうことだ」
「つまり、仕事帰りに殺された、と?」
「そういうことになるな。そいつと組んで働いていた楽器担当の男が証言している。その日もいつものように仕事を終え、二人は同時に店を出た。いつものようにその場で別れ、翌晩出勤するはずが、来なかった、と」
ジュノレはしばらく黙り込んだ。テュリスは面白い話と冗談めかしていうが、これは話が余計複雑になっているのではないか。
「おまえは、ティルセロ・ファリアスが掴まる前に口封じされたと考えているわけだな? ジャン・ガールと同じ手口で。だが、この件だけ別の事件である可能性も大いにある。普通は、その組んでいた同僚を疑う」
テュリスはうなずいた。
「もちろん、同僚のコクトーは調べた。こいつは確かに怪しい。二年もつるんだ相棒のことを、なにひとつ知らないという。何か隠している臭いはするが、だからといって逃げる様子もない。話が聞きたければ酒場に来い、ってね。実際、今でも酒場で楽器の弾き手を続けている。それに、奴には動機もなかった。むしろ、二年前に路上で歌っているファリアスと知り合い、組んでからは、彼は安定した収入を得るようになった。彼にしてみれば、ファリアスはむしろいてもらわなくちゃならない大事な仲間だった。ならばいったい、奴は何を隠したがっているんだ……そんな捜査をしている中、ファリアスが手配中の七人のうちのひとりだったことや、ジャン・ガールが似た手口で殺されたことで、口封じの可能性が高くなり、コクトーの捜査は打ち切られた、とうことだ」
「ファリアスは夜の仕事だけか……。日中に運び屋の仕事をしていたとしても不思議ではないな。それなら、コクトーに自分のことを秘密にしていたのもうなずける」
ジュノレは整理するようにいった。
「あとは、殺しの手口だが……。ジャン・ガール以上に、めった刺しにされてるな。殺された五人のうち、三人は致命傷以外に目だった傷はなく、二人は惨殺。……どう考えても、謎だな」
テュリスがうなずく。
「最大の謎だ。ただの口封じなら、なぜ二人は惨殺されなければならない? 違う意味があるのなら、逆にあとの三人は何のために殺された? この三人と二人を別件として扱うには、紋章事件の容疑者という共通点が大きすぎて無視できない。どこをどう捉えても、謎が解けないんだ」
ジュノレもしばらく考えたが、画期的な推理は特に思い浮かばなかった。
「それで」
テュリスの声の調子が変わったので、ジュノレは目を上げた。
「思い出したんだ。以前エルシャがいっていた、突拍子もない話をね」
0
お気に入りに追加
41
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
仲の良かったはずの婚約者に一年無視され続け、婚約解消を決意しましたが
ゆらゆらぎ
恋愛
エルヴィラ・ランヴァルドは第二王子アランの幼い頃からの婚約者である。仲睦まじいと評判だったふたりは、今では社交界でも有名な冷えきった仲となっていた。
定例であるはずの茶会もなく、婚約者の義務であるはずのファーストダンスも踊らない
そんな日々が一年と続いたエルヴィラは遂に解消を決意するが──
婚約者の浮気相手が子を授かったので
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ファンヌはリヴァス王国王太子クラウスの婚約者である。
ある日、クラウスが想いを寄せている女性――アデラが子を授かったと言う。
アデラと一緒になりたいクラウスは、ファンヌに婚約解消を迫る。
ファンヌはそれを受け入れ、さっさと手続きを済ませてしまった。
自由になった彼女は学校へと戻り、大好きな薬草や茶葉の『研究』に没頭する予定だった。
しかし、師であるエルランドが学校を辞めて自国へ戻ると言い出す。
彼は自然豊かな国ベロテニア王国の出身であった。
ベロテニア王国は、薬草や茶葉の生育に力を入れているし、何よりも獣人の血を引く者も数多くいるという魅力的な国である。
まだまだエルランドと共に茶葉や薬草の『研究』を続けたいファンヌは、エルランドと共にベロテニア王国へと向かうのだが――。
※表紙イラストはタイトルから「お絵描きばりぐっどくん」に作成してもらいました。
※完結しました
選ばれたのは美人の親友
杉本凪咲
恋愛
侯爵令息ルドガーの妻となったエルは、良き妻になろうと奮闘していた。しかし突然にルドガーはエルに離婚を宣言し、あろうことかエルの親友であるレベッカと関係を持った。悔しさと怒りで泣き叫ぶエルだが、最後には離婚を決意して縁を切る。程なくして、そんな彼女に新しい縁談が舞い込んできたが、縁を切ったはずのレベッカが現れる。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる