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7.実践して、実践されて
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「最初は抱き締めるところからだったな」
そう口にしてそっと肩を抱き寄せられる。
彼の胸元に顔を埋めると、がっしりとした体躯に包まれ落ち着かないのに安心感があった。
“前回言ったことを覚えてくださっているのね”
まるで初日を振り返るようにぎゅうっと抱き締められ、思わずほうっと息を吐く。
前回の通りならばこの後は胸への愛撫を教えたのだが。
「耳、か……」
「!」
甘く掠れた声色が私の鼓膜をくすぐりドキリとした。
「サシャが書いてくれた指南書には耳へ舌を入れるとあったが、どういった効果があるんだ?」
「そ、れは」
「あぁ、いい。実践で試させて貰おう」
そう告げた彼の唇が耳朶を食み、そしてくちゅりと舌が耳穴へと入れられる。
ちゅぷちゅぷと淫靡な水音が直接響き、ゾクリとした。
「ん、あ……っ」
「ふむ、確かに気持ち良さそうだな」
「ひゃっ」
私の反応を確かめながら緩急つけて耳が舐められる。
たまに歯を立てて耳が甘噛みされたり、浅いところや奥の方を彼の舌が蠢くとその度にゾクゾクとした快感が私を襲った。
“こんな感覚だったなんて!”
私の知識は全て覗き見て学んだもの。
お姉様たちがお客様へしていることや、お客様にされて声をあげていることを思い出し書き留めたのだ。
だからこそ、『自分がされたら』どうなるかを彼からの愛撫で知る。
“私が翻弄されている場合じゃないのに……!”
このままでは主導権を全て取られる。
そう焦った私は、ビクビクと反応する体を無理やり引き剥がし彼の顔をキッと見上げた。
「次は私が耳攻めをします!」
「何故だ? 令嬢たちはそんなことしないのではないのか」
「もしする令嬢がいて、ルミール様があんあん言ったらその、えっと……き、興醒めだからです!」
「なに? 俺はサシャがあんあん言えば楽しくなると思うのだが」
「あんあんなんて言う人間はおりません!!」
「おい、言ってることが違……、ッ」
私の主張に怪訝な顔をしたルミール様を無視し、彼の肩へと両腕を置いて身を寄せた私はそのまま彼の太股へと跨がり左の耳へと顔を寄せる。
先ほどされたことを思い出し、耳朶を甘噛みするとルミール様が息を詰めたことに気が付いた。
“感じてくれた、のかしら?”
なんだかそのことを嬉しく思い、調子に乗った私ははむはむとゆっくり耳を縁取るように唇を動かし耳輪を唇で強く挟む。
そのまま舌で先ほど唇でなぞったところを伝いつつ、ふっと耳へ息を吹き掛けた。
「そ、そんなやり方は指南書に書いていなかった!」
「実践とは時に発展するものです、どうぞお書き足しください!」
「くっ、指南書が不完全とは聞いてないぞ……!」
「早くしないと次の刺激に移りますよ」
後から追記するよう私へ命令すればいいのに、私の言葉に従いベッドに置かれていた指南書へと手を伸ばす。そんな彼を追い詰めるように、くちゅりと耳穴へと舌を入れると彼の体がビクリと跳ねた。
「くっ、……ん」
“た、楽しいかも……!”
興醒めだなんて言ったのはもちろん口から出た適当な誤魔化しだったが、確かに耳への愛撫は何が楽しいのだろうと本音では少し思っていた。
胸への愛撫はわかりやすく尖ったりして反応を楽しめるが、耳にはそういった変化はない。
だが実際にやってみると、私の舌の動きに反応し身を捩る彼を見るのが堪らなく楽しい。
“これ、他の部分もしたらどんな反応をするのかしら……!”
くちゅくちゅと耳を攻めながら意識するのはもちろん先日私が弄られはしたない声をあげてしまった胸の先端だ。
今こそ彼の閨係として師の技を見せ意趣返しする時ではないだろうか。
“そうよ、今しかないわ!”
思わずごくりと唾を呑んだ私は、耳から離れる。
そして愛撫が一区切りしたことでホッとした表情になったルミール様の夜着へと手を伸ばし、大きく左右に服を開いた。
「!?」
「男性だからって胸に触れられないとは限りません」
そう断言して彼の胸へと手を伸ばす。
おっかなびっくり彼の乳首をカリッと指先で引っ掻くと、「んっ」と僅かに彼の口から声が漏れる。
“可愛い”
悪徳公爵相手に可愛いなんて最も不釣り合いな言葉だが、可愛く見えて仕方ないのだと高鳴る鼓動が証明しているようだった。
もっとしたい。もっと反応を見たいし声を聞きたい。
子供みたいだから、と戸惑う気持ちもわからなくはないが、今まで見た客たちがお姉様の胸を必死に吸っていた気持ちを改めて理解する。
“口付けたらどんな反応をするのかしら”
その答えが知りたくて彼の胸へと唇を寄せると、一際大きく体を跳ねさせたルミール様が顔を反らして息を詰めた。
彼の表情を伺うように見上げながら先端に触れないように舌を動かす。
「焦らすのも手法のひとつです。こうやってもどかしさを与えて……、そして突然刺激を与えることは効果的です」
「……んくっ!」
説明を交えながら、触れないように注意していた乳首を思い切り舌で弾くと呻き声が漏れて、私の下腹部がきゅんと反応した。
「くそ、次は俺の番だ!」
「ひゃあっ!?」
黒曜石のような瞳を僅かに赤く滲ませたルミール様が自身の胸から私を引き剥がすように肩を押しそのまま組み敷かれる。
先日の夜着とは違い今日の夜着は前開きではないため、裾を掴み一気にたくしあげられぷるんと胸が露になる。
「待っ、腕が……!」
頭の上まで引き上げられた夜着は最後まで脱がされなかった為、頭の上で腕に絡まり私から自由を奪う。
外気に触れた素肌が少し肌寒いが、彼の熱い手のひらがそっと腹部を撫でながら上がり私の胸を手のひら全体で包むように揉んだ。
「先端には触れないように焦らす、だな」
「ふ、ぁあっ」
むにゅむにゅと柔らかさを確かめるように両手で揉みながら私を見下ろす彼の瞳に劣情が揺れ、ドキリと心臓が痛いくらい反応する。
“そんな瞳で見ないでよ”
彼の欲望のまま全て奪って欲しくなるから。
「サシャは舌で焦らしていたな」
「んんっ」
まるで一人言のようにそう呟きながら彼が胸元へ顔を近付ける。
指先と舌で乳輪をなぞられると、触れて欲しい部分に触れられない、けれど快感を伴うその行為に腰が甘く痺れた。
早く触れて欲しい、その思考に段々と支配され快感が蓄積されていく。
そして。
「――弾く、か?」
「ひんッ!」
固くすぼめた舌が突然乳首を弾き、反対の乳首は彼の指先がギュッと摘まむ。
待っていた、だがその強すぎる刺激に私は思い切り背を仰け反らせた。
「なるほど、確かに可愛いな」
「あっ、や、あぁんっ」
私が彼に実践した時は一回の刺激で引き剥がしたくせに、私への実践では一回では止めないつもりらしく彼の口内で乳首が何度も弾かれる。
時に強く吸い、舌先で押し込んだと思ったら優しく舐めあげられると私から嬌声が溢れた。
指先で摘ままれた方の乳首はそのまま人差し指と親指で摘ままれたままクリクリと捏ねられ、たまに引っ張られる。
そして人差し指の腹が先端を擦り、また摘まむを繰り返された。
左右違う愛撫を一度に与えられると、もう教えるどころではなくただただ私は甲高い声をあげながら快感に耐えるしか出来ない。
「あ、だめっ、やぁ……ん」
「ダメ? 痛いのか?」
「ちが、気持ち、い……からっ、だからぁ」
「ふむ、これが拒絶の言葉で『もっと』とねだるというやつか」
“なんでそんなことは知ってるのよ!?”
しかしあながち間違いではないので訂正することも出来ず、そして私が訂正しないことに嬉しそうな笑顔をしたルミール様は胸への愛撫を続行した。
そう口にしてそっと肩を抱き寄せられる。
彼の胸元に顔を埋めると、がっしりとした体躯に包まれ落ち着かないのに安心感があった。
“前回言ったことを覚えてくださっているのね”
まるで初日を振り返るようにぎゅうっと抱き締められ、思わずほうっと息を吐く。
前回の通りならばこの後は胸への愛撫を教えたのだが。
「耳、か……」
「!」
甘く掠れた声色が私の鼓膜をくすぐりドキリとした。
「サシャが書いてくれた指南書には耳へ舌を入れるとあったが、どういった効果があるんだ?」
「そ、れは」
「あぁ、いい。実践で試させて貰おう」
そう告げた彼の唇が耳朶を食み、そしてくちゅりと舌が耳穴へと入れられる。
ちゅぷちゅぷと淫靡な水音が直接響き、ゾクリとした。
「ん、あ……っ」
「ふむ、確かに気持ち良さそうだな」
「ひゃっ」
私の反応を確かめながら緩急つけて耳が舐められる。
たまに歯を立てて耳が甘噛みされたり、浅いところや奥の方を彼の舌が蠢くとその度にゾクゾクとした快感が私を襲った。
“こんな感覚だったなんて!”
私の知識は全て覗き見て学んだもの。
お姉様たちがお客様へしていることや、お客様にされて声をあげていることを思い出し書き留めたのだ。
だからこそ、『自分がされたら』どうなるかを彼からの愛撫で知る。
“私が翻弄されている場合じゃないのに……!”
このままでは主導権を全て取られる。
そう焦った私は、ビクビクと反応する体を無理やり引き剥がし彼の顔をキッと見上げた。
「次は私が耳攻めをします!」
「何故だ? 令嬢たちはそんなことしないのではないのか」
「もしする令嬢がいて、ルミール様があんあん言ったらその、えっと……き、興醒めだからです!」
「なに? 俺はサシャがあんあん言えば楽しくなると思うのだが」
「あんあんなんて言う人間はおりません!!」
「おい、言ってることが違……、ッ」
私の主張に怪訝な顔をしたルミール様を無視し、彼の肩へと両腕を置いて身を寄せた私はそのまま彼の太股へと跨がり左の耳へと顔を寄せる。
先ほどされたことを思い出し、耳朶を甘噛みするとルミール様が息を詰めたことに気が付いた。
“感じてくれた、のかしら?”
なんだかそのことを嬉しく思い、調子に乗った私ははむはむとゆっくり耳を縁取るように唇を動かし耳輪を唇で強く挟む。
そのまま舌で先ほど唇でなぞったところを伝いつつ、ふっと耳へ息を吹き掛けた。
「そ、そんなやり方は指南書に書いていなかった!」
「実践とは時に発展するものです、どうぞお書き足しください!」
「くっ、指南書が不完全とは聞いてないぞ……!」
「早くしないと次の刺激に移りますよ」
後から追記するよう私へ命令すればいいのに、私の言葉に従いベッドに置かれていた指南書へと手を伸ばす。そんな彼を追い詰めるように、くちゅりと耳穴へと舌を入れると彼の体がビクリと跳ねた。
「くっ、……ん」
“た、楽しいかも……!”
興醒めだなんて言ったのはもちろん口から出た適当な誤魔化しだったが、確かに耳への愛撫は何が楽しいのだろうと本音では少し思っていた。
胸への愛撫はわかりやすく尖ったりして反応を楽しめるが、耳にはそういった変化はない。
だが実際にやってみると、私の舌の動きに反応し身を捩る彼を見るのが堪らなく楽しい。
“これ、他の部分もしたらどんな反応をするのかしら……!”
くちゅくちゅと耳を攻めながら意識するのはもちろん先日私が弄られはしたない声をあげてしまった胸の先端だ。
今こそ彼の閨係として師の技を見せ意趣返しする時ではないだろうか。
“そうよ、今しかないわ!”
思わずごくりと唾を呑んだ私は、耳から離れる。
そして愛撫が一区切りしたことでホッとした表情になったルミール様の夜着へと手を伸ばし、大きく左右に服を開いた。
「!?」
「男性だからって胸に触れられないとは限りません」
そう断言して彼の胸へと手を伸ばす。
おっかなびっくり彼の乳首をカリッと指先で引っ掻くと、「んっ」と僅かに彼の口から声が漏れる。
“可愛い”
悪徳公爵相手に可愛いなんて最も不釣り合いな言葉だが、可愛く見えて仕方ないのだと高鳴る鼓動が証明しているようだった。
もっとしたい。もっと反応を見たいし声を聞きたい。
子供みたいだから、と戸惑う気持ちもわからなくはないが、今まで見た客たちがお姉様の胸を必死に吸っていた気持ちを改めて理解する。
“口付けたらどんな反応をするのかしら”
その答えが知りたくて彼の胸へと唇を寄せると、一際大きく体を跳ねさせたルミール様が顔を反らして息を詰めた。
彼の表情を伺うように見上げながら先端に触れないように舌を動かす。
「焦らすのも手法のひとつです。こうやってもどかしさを与えて……、そして突然刺激を与えることは効果的です」
「……んくっ!」
説明を交えながら、触れないように注意していた乳首を思い切り舌で弾くと呻き声が漏れて、私の下腹部がきゅんと反応した。
「くそ、次は俺の番だ!」
「ひゃあっ!?」
黒曜石のような瞳を僅かに赤く滲ませたルミール様が自身の胸から私を引き剥がすように肩を押しそのまま組み敷かれる。
先日の夜着とは違い今日の夜着は前開きではないため、裾を掴み一気にたくしあげられぷるんと胸が露になる。
「待っ、腕が……!」
頭の上まで引き上げられた夜着は最後まで脱がされなかった為、頭の上で腕に絡まり私から自由を奪う。
外気に触れた素肌が少し肌寒いが、彼の熱い手のひらがそっと腹部を撫でながら上がり私の胸を手のひら全体で包むように揉んだ。
「先端には触れないように焦らす、だな」
「ふ、ぁあっ」
むにゅむにゅと柔らかさを確かめるように両手で揉みながら私を見下ろす彼の瞳に劣情が揺れ、ドキリと心臓が痛いくらい反応する。
“そんな瞳で見ないでよ”
彼の欲望のまま全て奪って欲しくなるから。
「サシャは舌で焦らしていたな」
「んんっ」
まるで一人言のようにそう呟きながら彼が胸元へ顔を近付ける。
指先と舌で乳輪をなぞられると、触れて欲しい部分に触れられない、けれど快感を伴うその行為に腰が甘く痺れた。
早く触れて欲しい、その思考に段々と支配され快感が蓄積されていく。
そして。
「――弾く、か?」
「ひんッ!」
固くすぼめた舌が突然乳首を弾き、反対の乳首は彼の指先がギュッと摘まむ。
待っていた、だがその強すぎる刺激に私は思い切り背を仰け反らせた。
「なるほど、確かに可愛いな」
「あっ、や、あぁんっ」
私が彼に実践した時は一回の刺激で引き剥がしたくせに、私への実践では一回では止めないつもりらしく彼の口内で乳首が何度も弾かれる。
時に強く吸い、舌先で押し込んだと思ったら優しく舐めあげられると私から嬌声が溢れた。
指先で摘ままれた方の乳首はそのまま人差し指と親指で摘ままれたままクリクリと捏ねられ、たまに引っ張られる。
そして人差し指の腹が先端を擦り、また摘まむを繰り返された。
左右違う愛撫を一度に与えられると、もう教えるどころではなくただただ私は甲高い声をあげながら快感に耐えるしか出来ない。
「あ、だめっ、やぁ……ん」
「ダメ? 痛いのか?」
「ちが、気持ち、い……からっ、だからぁ」
「ふむ、これが拒絶の言葉で『もっと』とねだるというやつか」
“なんでそんなことは知ってるのよ!?”
しかしあながち間違いではないので訂正することも出来ず、そして私が訂正しないことに嬉しそうな笑顔をしたルミール様は胸への愛撫を続行した。
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